長崎県の金融経済概況

2016 年 5 月 11 日
日本銀行長崎支店
Bank of Japan Nagasaki Branch
長崎県の金融経済概況
（2016 年 4 月）
【概況】
長崎県の景気は、全体として緩やかな回復基調を続けている。
最終需要面をみると、公共投資は、弱い動きとなっている。設備投資は、増加し
ている。個人消費は、一部に地震の影響もみられるが、全体として底堅く推移して
いる。観光関連は、予約キャンセルなど地震の影響がみられるものの、基調として
は堅調に推移している。住宅投資は、緩やかに持ち直している。
生産は、横ばい圏内の動きとなっている。また、雇用・所得環境をみると、労働
需給は緩やかな改善が続いており、人手不足感が強まっている。雇用者所得は持ち
直している。消費者物価は、前年比＋０％台半ばで推移している。
この間、中小企業の景況感は、弱めの動きとなっている。
【本件に関する問い合わせ先】
日本銀行長崎支店総務課
850-8645 長崎市炉粕町 32 番地
TEL：095-820-6110
FAX：095-820-0299
本資料は当店ホームページ（http://www3.boj.or.jp/nagasaki/）にも掲載しています。
1
１．経済動向
(1)個人消費
個人消費は、一部に地震の影響もみられるが、全体として底堅く推移している。
主要小売店売上高(３月)は、スーパー・ショッピングセンターや家電で前年を上
回り、全体でも増加した。乗用車の新車登録台数(同)は、軽乗用車を中心に減少し
た。旅行取扱高(同)は、海外旅行は弱めの動きとなっている一方、国内旅行は堅調
に推移している。
【主要小売店売上高】
前年比％
20.0
長崎
全国
15.0
10.0
5.0
p 0.4
p▲ 0.2
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
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15
16
長崎
全国
（資料）経済産業省、日本銀行長崎支店
【乗用車新車登録台数】
前年比%
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
▲ 9.3
▲ 10.1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
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15
16
（資料）日本自動車販売協会連合会、長崎運輸支局、長崎県軽自動車販売店協会
【旅行取扱高】
前年比%
40.0
30.0
20.0
9.3
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
（資料）日本銀行長崎支店
（注）集計対象先の変更により、16/3 月以降の計数は 16/2 月以前とは不連続。
2
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15
16
(2)観光
観光関連は、予約キャンセルなど地震の影響がみられるものの、基調としては堅
調に推移している。
主要観光施設入場者数(３月)および主要ホテル・旅館宿泊者数(同)は、世界遺産
登録効果に加え、国際クルーズ船の寄港増加、各観光施設の集客施策の奏功等を背
景に堅調に推移している。
【県内主要観光施設入場者数】
前年比%
県南地区（寄与度）
70.0
県北地区（寄与度）
前年比
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 0.1
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
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16
（資料）日本銀行長崎支店
（注）集計対象先の見直しにより、14/4 月以降の計数は 14/3 月以前とは不連続。
【県内主要ホテル・旅館宿泊者数】
前年比%
県南地区（寄与度）
40.0
県北地区（寄与度）
前年比
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 6.2
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
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13
（資料）日本銀行長崎支店
3
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16
(3)住宅投資
住宅投資は、緩やかに持ち直している。
新設住宅着工戸数(３月)は、貸家を中心に減少した。
【新設住宅着工戸数】
長崎
前年比%
全国
80.0
60.0
40.0
20.0
8.4
0.0
▲ 20.0
▲ 22.3
▲ 40.0
▲ 60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
（資料）国土交通省
4
14
15
16
(4)公共投資
公共投資は、弱い動きとなっている。
公共工事請負金額(３月)、建設工事出来高(２月)ともに減少した。生コン出荷量
は、県央地区を中心に底堅く推移している。
【公共工事請負金額】
長崎
前年比%
全国
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
5.0
0.0
▲ 16.5
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
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16
（資料）東日本建設業保証他、西日本建設業保証長崎支店
【建設工事出来高】
前年比%
長崎
40.0
全国
30.0
20.0
10.0
0.2
0.0
▲ 5.9
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）国土交通省
【生コンクリート出荷量】
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
前年比%
13.5
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
（資料）長崎県生コンクリート工業組合
12
13
5
14
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16
(5)設備投資
増加している。
建築物着工床面積（３月、民間非居住用）は前年を下回った。
2016 年３月短観では、2015 年度の設備投資は、老朽化設備の更新や能力増強投
資、新規出店等がみられる中、前回調査（12 月）比、上方修正され、前年を上回る
見込みとなった。2016 年度は、現時点では前年を下回る計画となっている。
【短観（長崎県分）・設備投資額】
前年度比%
40.0
30.0
2016年度（計画）
2015年度（見込）
2014年度
2005～2014年度の平均値
20.0
10.0
5.0
0.0
▲ 5.7
▲ 10.0
▲ 1.5
▲ 9.8
▲ 20.0
▲ 20.5
▲ 30.0
▲ 27.6
▲ 40.0
３月調査
６月調査
９月調査
１２月調査
前年度
（資料）日本銀行長崎支店
３月調査
６月調査
（実績）
当該年度
翌年度
(注)2015年3月調査より、調査対象企業の定例見直し（５年ごと）を実施したため、2014年12月調査以降は新ベースの値。
【建築物着工床面積（民間非居住用）】
前年比
前年比%
後方６か月移動平均
200.0
150.0
100.0
50.0
8.4
0.0
▲ 50.0
▲ 64.8
▲ 100.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
（資料）国土交通省
6
14
15
16
(6)生産
横ばい圏内の動きとなっている。
【鉱工業生産指数・季調済】
120.0
(2010年=100)
長崎
全国
100.0
93.2
80.0
73.2
60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）経済産業省、長崎県
【鉱工業生産指数・原指数】
前年比% (2010年=100)
長崎
全国
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
▲ 25.0
▲ 30.0
▲ 1.2
▲ 2.8
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2
11
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13
14
15
16
（資料）経済産業省、長崎県
【大口電力消費量】
前年比%
長崎
10.0
全国
5.0
1.9
0.0
▲ 3.4
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
（資料）電気事業連合会、九州電力長崎支社
7
14
15
16
（業種別生産動向）
業種
大手・中堅造船
造
船
機
械
・
重
電
中小造船
原動機
大・中型モーター
冷熱機器
電子部品等
陶磁器
生産動向
高水準横ばい圏内の動きとなっている。
更新需要等を背景に高水準の受注残となっており、高操業
が続いている。
高水準横ばい圏内で推移している。
生産水準は持ち直しつつある。
車両冷房、冷凍・空調機器ともに横ばい圏内で推移してい
る。
スマートフォン向けを中心に、弱含んでいる。
持ち直している。
【造船生産高】
億円
前年比%
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
▲ 50.0
生産高（右軸）
400
前年比（左軸）
300
200
n.a.
100
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2
11
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13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
【造船月末受注残】
億円
前年比%
30.0
12,000
受注残（右軸）
前年比（左軸）
20.0
10.0
8,000
n.a.
0.0
▲ 10.0
4,000
▲ 20.0
▲ 30.0
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2
11
12
13
（資料）日本銀行長崎支店
8
14
15
16
【機械・重電生産高】
前年比%
億円
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
▲ 50.0
生産高（右軸）
400
前年比（左軸）
300
200
▲ 1.8
100
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
【電子部品等生産高】
前年比%
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
3.1
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
（水産業）
県内主要魚市場の取扱いをみると、取扱量は趨勢的には減少傾向にあるものの、
このところ堅調となっている。
【県内主要魚市場取扱量・取扱高】
前年比%
100.0
取扱量
取扱高
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
0.5
▲ 12.6
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
（資料）日本銀行長崎支店
9
14
15
16
(7)雇用・所得
雇用・所得環境をみると、労働需給は緩やかな改善が続いており、人手不足感が
強まっている。雇用者所得は持ち直している。
有効求人倍率（３月）は、1.11 倍と 1.1 倍台への上昇がみられた。新規求人倍率
（同）は前月比上昇し、1.5 倍台で推移している。名目賃金が前年比減少したことか
ら、雇用者所得（２月）は減少した。
【有効求人倍率・季調済】
季調済倍
長崎
全国
1.40
1.30
1.20
1.10
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
1.30
1.11
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎労働局
【新規求人倍率・季調済】
季調済倍
長崎
2.40
全国
2.20
2.00
1.90
1.80
1.60
1.58
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎労働局
【新規求人（パート含む）の業種別寄与度】
25.0
前年比％
その他
20.0
医療・
福祉
15.0
飲食・宿泊
10.0
6.2
5.0
卸・小売
0.0
運輸
▲ 5.0
製造業
▲ 10.0
建設業
▲ 15.0
合計
（前年比）
▲ 20.0
1Q
2Q
3Q
2011
4Q
1Q
2Q
3Q
2012
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
2013
1Q
2Q
3Q
2014
（資料）長崎労働局
10
4Q
1Q
2Q
3Q
2015
4Q
1Q
2016
【常用雇用指数】
前年比％
2.5
長崎
全国
2.0
1.9
1.5
1.0
0.5
0.3
0.0
▲ 0.5
▲ 1.0
▲ 1.5
▲ 2.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎県
【一人当たり名目賃金】
前年比％
長崎
15.0
全国
10.0
5.0
0.7
▲ 1.1
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎県
（注）一人当たり名目賃金は、毎月勤労統計調査の「名目賃金指数」
。
【雇用者所得（常用雇用指数×名目賃金指数）
】
15.0
前年比％
常用雇用指数
名目賃金指数
雇用者所得
10.0
5.0
▲ 0.8
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）長崎県
（注）雇用者所得は、事業所規模５人以上の事業所における名目賃金指数と常用雇用指数を乗じて算出。
11
(8)物価
消費者物価指数（３月、生鮮食品を除く総合、長崎市）は、前年比＋０％台半ば
で推移している。
【消費者物価指数（生鮮食品を除く総合）
】
長崎
前年比%
全国
4.0
3.0
2.0
1.0
0.4
0.0
▲ 0.3
▲ 1.0
▲ 2.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）総務省、長崎県
(9)中小企業の動向
中小企業の景況感は、弱めの動きとなっている。
（参考）【中小企業の景況指数】
「好転」－「悪化」・％ポイント
長崎
全国
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 29.0
▲ 31.3
▲ 30.0
▲ 40.0
▲ 50.0
▲ 60.0
▲ 70.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
12
13
14
（資料）全国中小企業団体中央会、長崎県中小企業団体中央会
12
15
16
２．金融事情
(1)預貸金動向
県内主要金融機関（県内所在店舗）の実質預金（３月、含む譲渡性預金）は、法
人・個人預金を中心に、前年比＋１％程度で推移している。
県内主要金融機関（同）の貸出金(同)は、法人向けや個人ローンを中心に、前年
比＋３％程度で推移している。
【実質預金＋譲渡性預金（末残）
】
8.0
前年比（％）
長崎
全国
6.0
4.0
3.3
2.0
1.3
0.0
▲ 2.0
▲ 4.0
▲ 6.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
【貸出金（末残）
】
長崎
前年比（％）
全国
6.0
5.0
4.0
3.1
3.0
2.8
2.0
1.0
0.0
▲ 1.0
▲ 2.0
▲ 3.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
（注）・国内銀行（ゆうちょ銀行等を除く＜以下同じ＞）および信用金庫の県内店舗（全国は、国内銀行のみ）
。
・銀行勘定を集計。ただし、国内銀行については、オフショア勘定を除く。
・実質預金は、預金から切手手形を控除したもの。
・貸出金については、中央政府向け貸出を除く。
13
(2)金利動向
貸出約定平均金利（２月、ストック・総合、地元行ベース）は、緩やかな低下
傾向にある。
【貸出約定平均金利（ストック・総合）】
％
長崎
2.2
全国
2.0
1.8
1.6
1.4
1.227
1.2
1.098
1.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
（注）・国内銀行（ゆうちょ銀行等を除く。長崎は、県内に本店を置く国内銀行。
）の貸出金利を貸出金残
高で加重平均したもの。
(3)倒産
県内企業倒産(３月、負債総額 10 百万円以上)は、落ち着いた動きが続いている。
【企業倒産（件数、負債総額）
】
件
件数（左軸）
15
億円
負債総額（右軸）
120
100
10
80
60
5
40
2
0
20
00
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
14
（資料）東京商工リサーチ長崎支店
（注）・負債総額は億円未満切り捨て。
14
15
16

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