第180号(2016 年 5 月 1 日号) 発行責任者 編集/発行 事 務 部 長 JR仙 台 病 院 地域医療連携室 TEL 022−266−9671 高度で良質な医療と心のこもった患者サービスで地域社会に貢献し、 調和のとれた企業立病院をめざします。 ∼ 基本方針∼ 1.高度かつ良質な医療を提供し、地域医療機関との機能連携を強化して企業立病院として社会貢献します。 院 是 調 和 当院は医療機能評価の 認定を受けています 2.プライバシーの尊重と最善のアメニティに配慮し、安心と満足が得られる快適な療養環境を整備します。 3.全スタッフが一丸となって心のこもった患者サービスを提供します。 4.日々研鑽に努め、責任を持って仕事に携わる質の高い医療人を育成します。 5.医療環境の変化に対応できる健全な医療経営に努めます。 精神・神経科 みなさんの睡眠時間はどれくらいですか?平成 23 年の総務省の調査によると、日本 秋月 医師 の成人の睡眠時間は、6 時間以上 8 時間未満の人が 6 割を占めていました。しかし、 必要な睡眠時間は個人差が大きく、一般的な基準というものはありません。また、高齢になるほ ど睡眠時間は短くなることが知られています。日中の活動に支障がないのであれば、十分な睡眠 がとれていると考え、睡眠時間にはこだわらないようにしましょう。 とはいえ、慢性的な睡眠不足は精神や身体の健康に大きな影響を与えるため注意が必要です。た とえば、不眠症状が長く続くことにより、うつ病を罹患するリスクが高くなるという研究報告が あります。さらに近年の研究で、不眠が肥満や糖尿病・高血圧といった生活習慣病の罹患リスク を高め症状を悪化させることが明らかになりました。不眠を改善することは生活習慣病の予防や治療においてと ても大切なことなのです。 それでは、快適な睡眠のためには、どんな工夫が有効でしょうか?まず、睡眠薬代わりの寝酒は避け ることが大事です。アルコールは眠りを浅くして眠りの質を下げる性質があるからです。飲酒量の増 加や依存性も問題になります。 寝る前の照明にも工夫をしましょう。寝る直前まで浴びていた照明が睡眠の質に大きく関わっています。特に、 電子機器から発せられる朝日のような青白い光は体内リズムを狂わせてしまいます。寝る前にスマートフォンや パソコン、テレビを見たりすることは避けましょう。寝る前の時間帯は照明をオレンジ系の優しい光に切り替え るのがお勧めです。 寝る前に刺激物を摂取することも避けましょう。夕食以降のカフェイン飲料の摂取、寝る 1 時間 前の喫煙は控えましょう。穏やかな音楽や軽い読書、ぬるめの湯にゆっくり浸かる入浴など、心 身をリラックスさせることがお勧めです。 色々工夫なさっても不眠が続くときは、是非お気軽に医師に御相談ください。 JR仙台病院 ホームページアドレス http://jrsendai-hospital.jp/ JRほすぴたる第 180 号 新 介 紹介 の紹 フの ッフ タッ スタ 療ス 医療 任医 新任 桂 一憲 (かつら かずのり) 外科:医 長 出身地:兵庫県 趣味:特技 星を見に行く 紹 介 :本年4月より当院に赴任させて頂きました。前任地は気仙沼市立病院の外科でした。 消化器疾患を中心に広く対応させて頂きます。 日下 玄(くさか げん) 消化器内科:医 長 出身地:仙台市 趣味:特技 音楽 紹 介 : 前任地東北大学病院。上部消化管疾患を中心とした内視鏡診断治療を行っていま す。 消化器内科一般につきましても広く診療に当たって参りますので宜しくお願い致します。 千本 英一(ちもと えいいち) 整形外科:医 長 出身地:千葉県 趣味:特技: 旅行、卓球 紹 介 :このたび、千葉県こども病院整形外科より異動してまいりました。千本です。 患者さまが将来にわたって健康な生活ができるよう、手術やリハビリテーションさらには 個々の患者さまに適したアドバイスを行っていきたいと思っております。 こどもから大人ま で診療に対応いたします。 中山 紘子(なかやま ひろこ) 健康管理センター:医 長 出身地:福島県 趣味:特技: 旅行 紹 介 :東北労災病院より異動してまいりました。皆様の健康のお役に立てるように頑張っ ていきたいと思います。よろしくお願い致します。 菊地 良宏(きくち よしひろ) 放射線科:主任医療技師 出身地:秋田県 趣味: 美術鑑賞 紹 介 :JR東京総合病院から赴任してきました。少しでも早くJR仙台病院の一員として 貢献できるように頑張ります。また患者さまには安心して検査を受けて頂けるよう努めて 参りますので宜しくお願い致します。 小原 哲史(こはら さとし) 衛生試験室:副主任医療技師 出身地:埼玉県 趣味: 野球 紹 介 :4 月より衛生試験室へ着任しました。健康推進センターで学んだ知識や経験を活 かして頑張りますのでよろしくお願いします。 J 告 報告 の報 会の 流会 交流 ズ交 ンズ レン フレ Jフ 回J 3回 13 第1 科 第 児科 小児 院 小 病院 台病 仙台 R仙 JR 4 月 2 日当院研修室にて 1 型糖尿病のお子さんとご家族の交流会を開催いたしました。当院小児科の西井医師から 「インスリンポンプ療法とカーボカウント」 (カーボンカウントとは食事中の糖質量を把握す ることで食後血糖値を調整する方法)の説明がありました。また意見交換として参加者から は旅行や会食時のインスリン調整の経験を話された方がいて、皆さま参考になっ たようです。その後管理栄養士によるカロリーの話、のり巻きパーティでの食事 会とゲーム「吹き矢遊び」を行い交流会は終了しました。 デュオリサイタル 鈴木美奈子(ピアノ) 植村理一(ヴィオラ) 4 月 15 日当院にてピアノとヴィオラによる演奏会が行われました。曲目はエルガー 作曲:愛の挨拶、シューマン作曲:アラベスクなど数曲を演奏して頂きました。やさし い音色に癒され患者さまやご来場の皆さまから大きな拍手が送られました。演奏者のお 二人は各地でリサイタルを行い活躍されています。また鈴木美奈子さんは、当院医師と 地元仙台の高校でご一緒(同級生)という繋がりがあり快く引き受けて頂きました。
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