資料4 歯科疾患実態調査・健康づくり実態調査の実施に向けた 歯科口腔保健の課題について <歯科疾患実態調査について> ○実施主体:国 ○背景と目的 昭和 32 年から6年毎に実施されており、前回は平成 23 年度に実施されたが、 「歯科口腔 保健の推進に関する基本的事項」により今後の調査期間を5年毎と定め、平成 28 年度に 実施する ○調査予定項目 ・現在歯の状況 ・喪失歯(抜けた歯)及びその補綴(抜けた歯の治療)状況 ・歯肉の状況 ・歯ブラシの使用状況 ・フッ化物の塗布状況 等 <健康づくり実態調査について> ○実施主体:兵庫県健康増進課 ○目的 平成 25 年4月に策定した「兵庫県健康づくり推進実施計画」の中に 168 指標を設定し、 計画の最終年である平成 29 年度に向けて指標の達成状況を把握するとともに、今後ど のような対策を重点的に行うべきか、平成 30 年度からの次期計画における重点健康指 標を検討し、より効果的な健康施策を展開するための基礎資料とする ○調査予定項目 ・生活習慣病等に関する項目 ・心の健康づくり等に関する項目 ・健康危機管理に関する項目 ・歯及び口腔の健康づくりに関する項目 →(参考)平成 23 年度「健康づくり実態調査の調査項目」 対 象 13 歳、15 歳、18 歳の未成年 3,000 人 1 1日の歯みがき回数について 2 フッ化物配合歯磨き剤の使用状況 3 歯みがきの個人指導の状況 項 目 県内に居住する 20 歳以上 5,000 人 ①歯科健診の受診状況 ②かかりつけ歯科医の有無 3かかりつけ歯科医を決めた理由 ④歯の本数 ⑤8020 達成者 ⑥歯間清掃用器具の使用状況 7フッ化物配合歯磨き剤の使用状況 8咀嚼の状況 ⑨定期的な歯石除去や歯面清掃の 実施状況 10「8020 運動」の認知度 ※○のついている項目は、実際に指標に使われた項目 下線の項目は、平成 27 年度に県民意識調査において調査した項目 ○ 今後の課題として考えられる項目 ライフステージ 妊産婦期 ・妊婦歯科健診の実施市町数 ・妊婦歯科健診の受診率 乳幼児期 ・むし歯がある者の格差、地域の格差 ・歯並びの状況 学齢期 ・噛めない、飲み込めない子どもの増加 ・高校生のむし歯や歯周病の状況 ・歯並びの状況 ・学校における歯みがきの状況 ・学校における健康教育の実施状況 成人期 ・歯周疾患検診の受診率 ・進行した歯周疾患を有する者の割合 ・全身疾患との関連 高齢期 ・後期高齢者歯科健診の実施市町数 ・後期高齢者歯科健診の受診率 ・高齢者におけるオーラルフレイルの増加 特に配慮を要す ・施設等での健診の実施状況 る方 ・訪問歯科診療等を実施する歯科医療機関
© Copyright 2024 ExpyDoc