01EJ652 発達障害学演習 Disability Science for Individuals with Developmental Disabilities : Seminar 授業形態:演習 標準履修年次:1・2年次 授業時間:秋学期Cモジュール応談(1単位) 担当教員:熊谷恵子 目的・ねらい: 発達障害教育,医療,福祉,リハビリテーションにおける今日的課題の観点から,子ど もの観察や支援における問題発見能力や問題解決能力,さらにそれを研究として深め発表 する能力などを身につける。 授業概要: 発達障害児者の学校場面における様子を観察する時のポイントについて学んだ上で、主 に教育相談室に来室した発達障害の子どもの面接(初回面接ならびに学習支援や SST など) に立ち会い、実際に子ども達の様子を観察し、子ども達のニーズを把握するために重要な 観察ポイントを学ぶ。それを踏まえて、論文に書かれている子ども達の実態をイメージで きるようにする。 キーワード:学習障害(症)LD,注意欠如多動性障害(症)ADHD,高機能自閉スペクト ラム症 ASD,発達障害 履修条件:リハビリテーションコースで発達障害学特論を受講した人 成績評価方法:授業への参加状況(討論・議論への参加)により、総合的に評価する。 教材・参考書 発達障害に関して自分で調査した文献 授業計画 第 1 回:発達障害の子どもの発達と実態把握の方法について 第 2 回:小学校における教室・授業観察のポイントと実際 第 3 回:中学校における教室・授業観察のポイントと実際 第 4 回:高等学校における教室・授業観察のポイントと実際 第 5 回:発達障害(LD)の主訴で教育相談室に来談した子どもの相談の観察 第 6 回:発達障害(ADHD)の主訴で教育相談室に来談した子どもの相談の観察中学校にお ける教室・授業観察 第 7 回:発達障害(ASD)の主訴で教育相談室に来談した子どもの相談の観察 第 8 回:発達障害の子どもの教育相談室における学習支援の観察 第 9 回:発達障害の子どもの教育相談室における社会性の支援観察 第 10 回:各学校段階の発達障害の子どもの実態についてのまとめと発表 授業外における学習方法:関連文献講読,教員への個別質問等 その他:欠席の場合は担当教員に事前連絡をする. 60
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