庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う 民間事業者

庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う
民間事業者公募事業
募
集 要 項
平成 28 年4月 28 日公表
海
南
市
目
次
第1章 公募事業の概要 ........................................................................................................ 1
1.事業者募集の趣旨 ........................................................................................................ 1
2.公募事業の名称 ........................................................................................................... 1
3.事業主催者 ................................................................................................................... 1
4.募集方式 ...................................................................................................................... 1
5.事業用敷地 ................................................................................................................... 1
6.スケジュール ............................................................................................................... 2
7.庁舎跡地活用事業全体の流れ...................................................................................... 2
8.指定管理者の選定・指定 ............................................................................................. 2
9.事務局 .......................................................................................................................... 3
第2章 手続き ...................................................................................................................... 4
1.募集に関する事項 ........................................................................................................ 4
(1)募集要項の公表・配布 ......................................................................................... 4
(2)仮登録 ................................................................................................................... 4
(3)質疑応答 ............................................................................................................... 4
2.応募に関する事項 ........................................................................................................ 5
(1)応募資格 ............................................................................................................... 5
(2)グループ応募 ........................................................................................................ 5
(3)応募できない者 .................................................................................................... 5
(4)提出書類等............................................................................................................ 6
(5)応募書類の受付期間 ............................................................................................. 6
3.提案に関する事項 ........................................................................................................ 7
(1)基礎提案(必須)................................................................................................. 7
(2)事業手法提案(任意) ....................................................................................... 10
4.審査・選定に関する事項 ............................................................................................11
(1)審査・選定体制 ...................................................................................................11
(2)プレゼンテーション及びヒアリングの実施 .......................................................11
(3)審査・選定対象からの除外 .................................................................................11
(4)提案の審査項目と配点 ....................................................................................... 12
(5)審査手順 ............................................................................................................. 13
(6)選定結果の公表 .................................................................................................. 13
5.選定後の手続き ......................................................................................................... 14
第3章 基本計画の策定 ...................................................................................................... 15
1.基本計画策定の趣旨 .................................................................................................. 15
2.業務に関する事項 ...................................................................................................... 15
(1)業務名 ................................................................................................................. 15
(2)業務契約 ............................................................................................................. 15
(3)業務の目的.......................................................................................................... 15
(4)履行期間 ............................................................................................................. 15
(5)業務内容 ............................................................................................................. 15
(6)成果品 ................................................................................................................. 17
(7)業務規模 ............................................................................................................. 17
その他 ................................................................................................................................... 17
様式 ....................................................................................................................................... 18
事業用敷地 位置図・付近図............................................................................................... 26
海南市庁舎跡地活用基本方針............................................................................................... 27
第1章 公募事業の概要
この要項は、海南市(以下、「市」という。)が、庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)
を進めるに際して、施設整備に係る基本計画の策定から、施設完成後の管理運営まで、一連の手
続きに参画する最も適切な民間事業者を選定するため、必要となる事項を定めたものです。
1.事業者募集の趣旨
市では、市庁舎移転後の跡地を有効に活用し、賑わいの創出へとつなげるため、図書館
機能や公園を備えた市民交流施設の整備について検討を進めており、平成 28 年3月に、施
設整備についての市の基本的な考えを示した「海南市庁舎跡地活用基本方針」
(以下「基本
方針」という。
)を策定しました。
基本方針では、
「市民が集い、にぎわう 交流拠点の創出」を基本理念とし、基本理念に
基づく整備方針や、整備を予定する機能等について、市の考えを示していますが、施設の
整備に向け、民間事業者のノウハウを最大限活用するため、基本方針を具体化する現段階
において、民間事業者の募集を行うものです。
本手続きにより、公募による提案を受け付け、審査を経たうえで、基本計画の策定から、
設計業務への参画、施設の管理運営まで、一連の取り組みに携わる事業者を選定します。
2.公募事業の名称
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
3.事業主催者
海南市
4.募集方式
事業者の募集は、公募型プロポーザル方式により行います。
5.事業用敷地
所在地
面積
所有者
日方 1525 番地 1
1,604.40 ㎡
海南市
日方 1525 番地 2
822.07 ㎡
海南市
日方 1525 番地 3
3018.00 ㎡
海南市
日方 1525 番地 4
1,655.51 ㎡
ながみね農業協同組合
日方 1525 番地 5
1,463.76 ㎡
海南市
日方 1525 番地 6
1,759.57 ㎡
海南市
日方 1525 番地 7
309.31 ㎡
海南市
合計
10,632.62 ㎡
※いずれについても、商業地域(建ぺい率:80%、容積率:400%)となっています。
※日方 1525 番地 4(1,655.51 ㎡)は、平成 29 年度中に取得予定です。
1
6.スケジュール
事業者の募集・選定等は、概ね次のスケジュールで実施します。
①募集要項の公表・配布
平成 28 年 4月 28 日(木)~5月 20 日(金)
②仮登録書の受付
平成 28 年 4月 28 日(木)~5月 25 日(水)
③質疑書の受付
平成 28 年 5月 9日(月)~5月 25 日(水)
④質疑への回答
平成 28 年 6月 3日(金)
⑤応募書類の受付
平成 28 年 6月 27 日(月)~7月 1日(金)
⑥選定委員会 ヒアリング
平成 28 年 7月中旬
⑦選定委員会 審査・選定
平成 28 年 7月中旬 ~ 下旬
⑧選定結果の公表
平成 28 年 8月中旬
⑨業務委託契約締結
平成 28 年 8月下旬
7.庁舎跡地活用事業全体の流れ
市民交流施設整備までの流れについては、以下に示す手続きにより進めることを想定し
ています。
本要項第1章及び第2章に示す内容は、①の手続きに相当し、また、第3章に示す内容
は、②において策定する基本計画に係る業務委託の内容を示したものです。
①基本方針を具体化するにあたり、民間事業者が持つノウハウを最大限に活用
するため、民間事業者の提案を募集します。
②提案等を審査し、民間事業者を選定したうえで、選定された事業者(以下「基
本計画策定事業者」という。)とともに、基本計画を策定します。
③基本・実施設計業務を行います。
④基本・実施設計に際し、基本計画策定事業者は、施設の運営を見据える中で、
市とともに、設計業務に携わるものとします。
⑤建設工事を行います。
⑥指定管理者選定委員会による審査及び市議会での議決を経て、基本計画策定
事業者を指定管理者として指定します。
⑦基本計画策定事業者(=指定管理者)による施設の管理運営を開始します。
8.指定管理者の選定・指定
本募集要項に基づく手続きにより選定された民間事業者が、指定管理者となるには、指
定管理者選定委員会による審査・選定を経て、市議会の議決を得る必要があります。
したがって、今回、本募集要項に基づき選定された民間事業者であっても、指定管理者
選定委員会により選定されない場合や指定管理者としての議決を得られない場合、又は議
決を得るまでの間に、指定管理者に指定することが著しく不適当と認められる事情が生じ
た場合は、当該民間事業者を指定管理者に指定しません。
2
9.事務局
海南市 総務部 企画財政課
〒642-8501
和歌山県海南市日方 1525 番地6 海南市役所本庁4階
電話:073-483-8405
F A X:073-482-0099
E-mail:[email protected]
※この事業に関しては、電話での対応はいたしません。原則として、上記電子メー
ルでの連絡のみとします。
3
第2章 手続き
1.募集に関する事項
(1)募集要項の公表・配布
①配布期間
平成 28 年4月 28 日(木)午前9時から5月 20 日(金)午後5時まで
②配布方法
事務局において配布します。
また、市ホームページ(http://www.city.kainan.lg.jp)においても公表します。
(2)仮登録
この公募事業に関心を持ち、応募を検討する事業者は、仮登録申込書(様式1)を
提出してください。
仮登録を行っていない場合、応募はできません。また、質疑応答をはじめ、事務連
絡など、以後の手続きは、仮登録をした事業者とのみ行います。
①仮登録の期間
平成 28 年4月 28 日(木)から5月 25 日(水)まで
②登録方法
郵送により、仮登録申込書を提出してください。持参を含め、他の方法による提出
は受け付けません。
また、申込書は、受付期間内必着としてください。
申込書の受領後、申込書に記載の E-mail アドレスに、登録が完了した旨通知します。
(3)質疑応答
①受付期間
平成 28 年5月9日(月)午前9時から 25 日(水)午後5時まで(必着)
②提出方法
質疑書(様式2)にまとめ、電子メールで送付してください。なお、質疑書を提
出できるのは、仮登録を行った事業者のみとします。
※電子メール送信後、着信確認をしてください。
※電話又は口頭による質疑は受け付けません。
③回答日
平成 28 年 6月3日(金)午後5時(予定)
④回答方法
質疑書を提出した事業者だけでなく、仮登録を行った全ての事業者に回答を送付
します。この場合、質問した事業者名は公表しません。
4
2.応募に関する事項
(1)応募資格
応募しようとする者は、次の各号に掲げる要件のいずれも満たす必要があります。
①法人格を有すること。
②市民交流施設整備に係る基本計画の策定から、設計業務への参画、施設の管理
運営までの一連の取り組み(以下「一連の取り組み」という。)を、円滑・計画
的に遂行するための安定的かつ健全な財務能力を有すること。
③一連の取り組みについての実績を有し、効率的・効果的かつ確実に取り組みを
遂行する能力を有すること。
(2)グループ応募
複数の事業者によるグループ応募も可能とします。この場合、グループを構成する
企業から代表事業者を定めてください。諸手続き等の窓口とします。
また、市民交流施設整備に係る一連の手続きにおいて、事業者の一貫性・同一性を
確保するため、今回の応募事業における代表事業者を、以後の手続きにおいて変更す
ることはできません。代表事業者以外の事業者については、変更可能とします。
なお、グループの構成員は、他のグループの構成員となり、又は単独で申請を行う
ことはできません。
(3)応募できない者
次の各号のいずれかに該当する事業者は、応募することができません。
また、当該事業者は、グループの構成員となることもできません。
①庁舎跡地活用事業者選定委員会の委員が所属する事業者
②庁舎跡地活用事業者選定委員会の委員が自ら主宰し、又は役員、顧問等として実質
的に関係する事業者
③地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244 条の2第 11 項の規定により、本市又は
他の地方公共団体から指定を取り消され、その取消しの日から2年を経過しない事
業者
④役員(法人でない団体で代表者又は管理人の定めがあるものの代表者又は管理人を
含む。
)のうち、次に該当する者がいる事業者
ア
イ
破産者で復権を得ない者
禁錮以上の刑に処され、その執行を終わり又は執行を受けることがなくな
った日から2年を経過しない者
ウ 公務員で懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
⑤会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)
による手続きをしている事業者
⑥暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第
2号に掲げる暴力団及びそれらの利益となる活動を行う事業者
⑦法人税又は所得税並びに消費税及び地方消費税の未納がある事業者
⑧公租公課について未納の徴収金がある事業者
5
(4)提出書類等
応募にあたり提出が必要となる書類は、次のとおりです。
なお、使用する言語、通貨及び単位は、日本語、日本国通貨、日本の標準時及び計
量法に定める単位としてください。
①応募申込書(様式3または様式4) 1部
②資格審査資料
正本1部 副本(コピー可)14 部
ア
定款
イ
法人登記簿謄本(交付から3箇月以内のもの)
ウ
印鑑登録証明書(交付から3箇月以内のもの)
エ
法人概要書(会社案内等)
オ
最近期3年間の貸借対照表、損益計算書、営業報告書、利益金処分計算書
カ
最近期の有価証券報告書(上場企業のみ)
キ
最近期の法人税申告書の写し(非上場企業のみ)
ク
納税証明書(最近期のもの、本店所在地のもの)
国税:法人税・消費税
都道府県税:法人事業税
市町村税:法人市町村税・固定資産税・都市計画税
※グループで応募する場合は、グループを構成する全ての事業者について、アからク
の各資料を提出してください。
③基礎提案書
ア
イ
15 部
提案のコンセプト及び取組方針・取組姿勢(A3判片面1枚分以内)
各機能の具体化(A3判片面 10 枚分以内)
ⅰ.図書館機能
ⅱ.市民活動・生涯学習活動の支援機能
ウ
エ
オ
カ
キ
ク
ⅲ.子育て支援機能
ⅳ.飲食スペース
ⅴ.広場
各機能の規模・配置(A3判片面1枚分以内)
同種・類似事業等の実績
基本計画の策定体制(様式5~7)
庁舎跡地整備基本計画策定支援業務 見積書【参考】
庁舎跡地整備基本計画策定支援業務 工程表【参考】
管理運営コスト(様式8)
【参考】
④事業手法提案書
15 部
※該当がある場合のみ
(5)応募書類の受付期間
①受付期間
応募書類の提出期間は、平成 28 年6月 27 日(月)から7月1日(金)までとし
ます。なお、土曜日、日曜日は除きます。
6
②受付時間
受付時間は、午前9時から正午、及び午後1時から午後5時とします。
③提出場所
海南市役所 総務部 企画財政課(市役所本庁4階)
④提出方法
提出時間について、あらかじめ事務局(企画財政課)に電話で予約のうえ、持参
してください。郵送、電子メール等での提出は受け付けません。
⑤応募書類の取扱等
・応募書類提出後は、原則として内容の修正は認めません。
・応募書類にかかる著作権は、各応募者に帰属するものとします。
・応募書類は、既に公表されているものを除き、原則として非公開とします。ただし、
最優秀提案者と優秀提案者の提案は、海南市庁舎跡地活用事業者選定委員会からの
選定結果の報告を受けた後に公開することができるものとし、次点の繰り上げがあ
った場合も同様とします。
・応募にかかる一切の費用については、全て応募者の負担とします。
・受理した提出書類等は、審査結果に関わらず、一切返却しません。
・1事業者もしくは1グループの応募であっても、本要項に定めた審査事項により、
海南市庁舎跡地活用事業者選定委員会において、審査を行うものとします。
3.提案に関する事項
(1)基礎提案(必須)
市では、今回の提案募集など、市民交流施設整備についての基本的な市の考えを示
すため、
「海南市庁舎跡地活用基本方針」を策定しており、その中で、施設整備につい
ての市の基本的な考えを示していますので、本項目における提案は、基本方針の内容
を充分に踏まえた内容としてください。
①設定条件
基本方針の内容を前提に、次のとおり、提案に際しての条件を設定します。これら
の条件を踏まえたうえで、提案を行ってください。
なお、各条件は、提案内容の比較が可能となるよう、設定するもので、実際の整備
及び管理運営の際の条件については、事業の進捗に合わせ、順次決定していくことと
します。したがって、今回提案された内容が、そのまま整備内容(基本計画の内容)
となるものではありません。
ア
年間 15 万人以上の利用が見込める施設の整備を目指すこととします。
イ
公園や駐車場等を含め、敷地のすべての施設の管理を、指定管理者の業務とし
ます。
7
ウ
建物や公園、駐車場等の維持管理費用、また、各施設・機能における人件費な
どの運営費用を含めた、市民交流施設全体の、年間の指定管理料を1億円程度と
仮定します。
エ
指定管理期間を5~10 年とします。
オ
市民交流施設の総延床面積を、4,000 ~ 5,000 ㎡程度とします。
カ
図書館機能は、無料でのサービス提供を基本とします。
キ
子育て支援機能は、有料でのサービス提供を基本としても差し支えありません。
その際の収入については、指定管理者の収入とすることとします。ただし、有料
サービスを行う場合、当該面積分については、市が定める賃借料を、市に納付す
ることとします。また、有料でのサービスを行う場合は、当該スペースの管理運
営費については、指定管理料の対象とはなりません。
ク
飲食スペースは、テナントリースを基本とし、募集などのテナントリーシング
業務については、指定管理者の業務とします。また、テナントリーシングによる
収入については、指定管理者の収入とすることとしますが、市が定める賃借料を、
市に納付することとします。
ケ
市民活動・生涯学習活動の支援機能は、舞台等のホール機能を有する多目的室
(1室)
、会議室(5室)及びギャラリースペース(以下「会議室等」という。)
を市民交流施設内に設置することにより確保することとし、施設の総延床面積の
うち 700 ㎡程度を、当該機能に充てることとします。
コ
会議室等の貸出業務は、指定管理者の業務とします。
サ
会議室等の使用料金は、市が定めるものとし、貸出による収入は、市の収入と
します。
シ
公園は、無料で開放することとします。
ス
駐車場は、想定する利用者見込みとの整合性を保ち、必要台数分を確保するこ
ととします。
②提案内容
「海南市庁舎跡地活用基本方針」に示す内容を前提に、以下に示す項目について、提
案書を作成してください。
様式は特に定めませんが、A3判横型左綴じで製本してください。
なお、提案は、文章での表現を原則として、簡潔に記載してください。ただし、文
章を補完するために必要な範囲において、視覚的表現を使用して差し支えありません。
文字の大きさは、10.5ポイント以上としてください。
ア
提案のコンセプト及び取組方針・取組姿勢【A3判片面1枚分以内】
ⅰ.
今回の提案のコンセプトについて記載してください。また、その中で、
提示するコンセプトが、基本方針に示す「対象用地の立地特性」や「基本
理念」など、市が考える事業の位置付けや方向性と、どのように整合性を
保つものであるかについても、記載してください。
ⅱ.
提案するコンセプトの実現に向けた取組方針・取組姿勢について記載し
8
てください。
ⅲ.
今回整備を行う市民交流施設は、指定管理者による管理運営を想定して
います。管理運営を行うにあたっての方針について、記載してください。
イ
各機能の具体化【A3判片面 10 枚分以内】
基本方針に示した以下の項目について、施設整備の最大の目的である“にぎ
わいの創出”につなげるため、サービス内容や開館時間など、どのように具体
化すべきか、提案してください。また、それぞれが占める概ねの面積及び面積
設定の考え方についても提案してください。
なお、以下の5つの機能について、漏れなく提案してください。
ⅰ.図書館機能
基本方針及び「①設定条件」を踏まえ、提案してください。
ⅱ.市民活動・生涯学習活動の支援機能
基本方針及び「①設定条件」を踏まえ、提案してください。なお、
施設の有効活用の観点から、事業者自らが多目的室や会議室、ギャラ
リースペースを利用し、にぎわいを創出するために実施可能な取り組
みについて、提案してください。
ⅲ.子育て支援機能
基本方針及び「①設定条件」を踏まえ、提案してください。
ⅳ.飲食スペース
基本方針及び「①設定条件」を踏まえ、提案してください。
ⅴ.広場
基本方針及び「①設定条件」を踏まえ、提案してください。
ウ
各機能の規模・配置【A3判片面1枚分以内】
対象用地(10,632.62 ㎡)において、建物、駐車場、公園といった各施設の
それぞれが占める概ねの面積及び位置関係について、提案してください。併せ
て、なぜそのような面積配分・位置関係とするのか、その考え方について提案
してください。
また、建物の総延床面積(4,000 ~ 5,000 ㎡程度)において、図書館機能、
子育て支援機能、カフェ、管理諸室、トイレや通路などの共通部分等のそれぞ
れが占める概ねの面積及び位置関係について、提案してください。併せて、な
ぜそのような面積配分・位置関係とするのか、その考え方について提案してく
ださい。
「イ 各機能の具体化」における提案内容と整合性を保ってください。
9
エ
同種・類似事業等の実績
「イ 各機能の具体化」において提案した各機能について、概ね過去 10 年以
内の、同種・類似事業の管理運営実績を提示してください。
なお、当該実績において、どの機能について、どのような立場で管理運営に携
わったかが分かるように、記載してください。
また、概ね過去 10 年以内の、図書館または図書館を含む複合施設の基本計画
の策定実績を提示してください。
オ
基本計画の策定体制【様式5~7】
本要項第3章に定める基本計画を策定するための体制を提示してください。
カ
庁舎跡地整備基本計画策定支援業務 見積書(参考)
本要項第3章に定める、庁舎跡地整備基本計画策定支援業務について、見積書
を提出してください。
なお、本要項p15 の業務内容別の積算内訳を記載することとしてください
また、消費税額を含んだ金額としてください。
キ
庁舎跡地整備基本計画策定支援業務 工程表(参考)
本要項第3章に定める、庁舎跡地整備基本計画策定支援業務について、スケジ
ュールや業務フロー等を示した工程表を提出してください。
ク
管理運営コスト(参考)【様式8】
「イ 各機能の具体化」における提案に基づく施設を整備した場合、各機能の
管理運営を行うにあたって、経営効率化の観点を考慮したうえで、想定される
費用の概算額を提示してください。
(2)事業手法提案(任意)
市としては、本募集要項p2「7.庁舎跡地活用事業全体の流れ」に示す事業手法により
事業を進め、また、国庫補助金(国土交通省所管 都市再構築戦略事業 補助率 1/2)を
活用することを想定していますが、対象用地に定期借地権を設定し、民間事業者が施設の
設計から建設、管理運営を行う定期借地権方式など、他の事業手法が可能となる場合には、
事業手法の提案を行うことができるものとしますので、以下の例示を参考に資料を作成し、
事業手法を説明してください。
なお、基本方針に示す施設・機能以外の、自らの収益に資する施設を、自らの責任にお
いて整備・運営する提案も可能とします。
①提案する事業手法が分かる資料
・事業に携わる主体が分かる(イメージできる)資料
・契約の枠組みや資金の動きが分かる(イメージできる)資料
10
・事業推進の各段階での、土地・建物の所有者や設定する権利が分かる資料
・事業スケジュールが分かる資料
・事業手法の全体が分かる概念図
など
②市の費用負担が分かる資料
・全体事業費が分かる資料(定期借地権方式など、長期の事業期間が設定される
場合は、事業期間を通じた事業費総額)
・市及び民間事業者の費用分担(イニシャルコスト・ランニングコスト)が分か
る資料
など
③基本方針に示す以外の施設・機能の整備内容が分かる資料
・施設・機能の概要や規模がわかる資料
など
4.審査・選定に関する事項
(1)審査・選定体制
海南市庁舎跡地活用事業者選定委員会(以下、「選定委員会」という。)を設置し、
提案書の審査を行い、最優秀提案者及び優秀提案者を選定します。
市は、選定委員会の結果を踏まえ、最優秀提案者及び優秀提案者を決定します。
なお、審査は実名審査とします。
また、選定委員会が、一定の評価に達した事業者がないと判断する場合は、最優秀
提案者及び優秀提案者を「該当なし」とすることができるものとします。
(2)プレゼンテーション及びヒアリングの実施
応募事業者によるプレゼンテーションの機会を設けるとともに、選定委員会による
ヒアリングを実施し、提案書等に関する説明を求めます。
プレゼンテーション及びヒアリング(以下、「ヒアリング等」という。)は、非公開
とします。
ヒアリング等の出席者は、5名以内とし、提案内容に関連する場合は、応募事業者
の構成員でない者の出席も認めます。
パワーポイント等の使用は認めますが、その内容は、提案書類に沿った内容として
ください。任意資料は使用できません。
ヒアリング等に出席しない場合は、参加意思がないものとみなし、審査の対象とし
ません。
ヒアリング等は、平成 28 年7月中旬を予定しています。実施日時や実施方法は、応
募書類の受付締切後に通知します。
(3)審査・選定対象からの除外
次の要件に該当した場合は、審査・選定の対象から除外します。
①審査・選定に関する不当な要求等を申し入れた場合
11
②提出書類に虚偽又は不正があった場合
③要項に違反又は著しく逸脱した場合
④提出期間内に提出書類等が提出されなかった場合
⑤複数の申請を行い、又は複数の提案書を提出した場合
⑥提出書類を提出した後、事業提案の内容を変更した場合
⑦その他不正な行為があった場合
(4)提案の審査項目と配点
提出された提案の評価基準は、次の評価表によります。
①基礎提案の審査項目・配点
№
1
審査項目
事業の
理解度
評価基準
配点
事業内容、背景などへの理解度を総合的に評価します。
①提案のコンセプト(アのⅰ「提案のコンセプト」
)
10 点
②管理運営方針(アのⅲ「管理運営の方針」
)
10 点
着手から終了までを、確実かつ円滑に実施するための能力を、
総合的に評価します。
2
事業の
推進能力
①実績の豊富さ(エ 同種・類似事業等の実績)
10 点
②事業者の資力、信用力の高さ(資格審査資料)
5点
20 点
20 点
③実施体制(様式5~7、アのⅱ「取組方針・取組姿勢」
) 5点
提案内容の的確性、独創性、実現性※を考慮し、総合的に
80 点
評価します。
①各機能の具体化(イ 各機能の具体化)
3
提案内容
の評価
ⅰ.図書館機能
30 点
ⅱ.市民活動・生涯学習活動の支援機能
10 点
ⅲ.子育て支援機能
10 点
ⅳ.飲食スペース
10 点
ⅴ.広場
10 点
②各機能の規模・配置(ウ 各機能の規模・配置)
10 点
120 点
※的確性:与条件との整合性が取れているかなど
独創性:独創的な提案がなされているかなど
実現性:提案内容が理論的に裏付けされており、実現が見込まれる提案となってい
るかなど
※「評価基準」欄内の括弧書きは、評価を行う際に参照する資料や提案内容を示して
います。
12
②事業手法提案の審査項目・評価
№
審査項目
評価基準
評価
提案の実現性、また、市が想定する事
1
提案内容の評価
業手法との比較による費用負担の軽
(事業手法提案)
減度合などを考慮して総合的に評価
事業手法の変更が
効果的である/ない
します。
(5)審査手順
手順1
資格審査資料により、本事業への参加資格を確認します。資格不備の場合、
失格とします。
手順2
基礎提案書により、基礎提案の内容等について審査し、事業者の順位付けを
行います。
手順3
上位2位以内の事業者から、事業手法提案書の提出がある場合は、当該事業
者の事業手法提案の内容について審査し、事業手法の変更の可否について、
評価を行います。事業手法の変更が「効果的でない」と判断された場合は、
当該事業者を、手順2による順位に関わらず、最優秀提案者、優秀提案者と
はしないものとし、手順2において、第3位の事業者を繰り上げることとし
ます。繰り上げられた事業者から、事業手法提案書の提出がある場合は、同
様に審査することとし、事業手法の変更が「効果的でない」とされる事業者
が、上位2位以内に入らなくなるまで、本手順を繰り返すこととします。
手順4
第1位の事業者を最優秀提案者、第2位の事業者を優秀提案者として選定し
ます。
(6)選定結果の公表
市は、平成 28 年8月中旬頃に、最優秀提案者及び優秀提案者を決定する予定です。
結果については、文書により応募者に通知するとともに、市ホームページにて公表し
ます。
なお、審査の経緯及び結果についての異議の申し立ては受け付けません。
公表内容は、次のとおりです。
・最優秀提案者
・最優秀提案者の選定理由
・選定委員会委員氏名
13
5.選定後の手続き
市は、最優秀提案者及び優秀提案者の決定後、最優秀提案者と協議を行い、提案内容や
契約内容に関する調整を行い、庁舎跡地整備に係る基本計画の策定について、業務委託契
約を締結します。
何らかの理由で協議が不調になった場合は、優秀提案者と協議を行います。
契約を締結する委託業務については、次章に示します。
14
第3章 基本計画の策定
1.基本計画策定の趣旨
基本方針に示す「図書館機能」
、
「市民活動・生涯学習活動の支援機能」、
「子育て支援機能」
、
「飲食スペース」
、
「広場」の具体的な内容を明確にするとともに、施設機能、サービス計画、
規模、施設計画、配置計画など、今後行う設計業務に対する与条件を整理するため、基本計
画を策定するものです。
2.業務に関する事項
(1)業務名
海南市庁舎跡地整備基本計画策定支援業務
(2)業務契約
本要項に示す公募事業により最優秀提案業者に選定された事業者
(3)業務の目的
本業務は、庁舎跡地に整備を進める市民交流施設について、基本方針に示す「図書
館機能」
、
「市民活動・生涯学習活動の支援機能」、
「子育て支援機能」、
「飲食スペース」
、
「広場」の具体的な内容を明確にしたうえで、施設機能、サービス計画、規模、施設
計画、配置計画等について調査検討し、海南市庁舎跡地整備基本計画を策定すること
を目的とします。
(4)履行期間
契約締結の日から平成 29 年3月 31 日まで
(5)業務内容
①庁舎跡地整備基本計画作成業務
ア
現状の把握・分析
現在の図書館、市民活動・生涯学習施設、子育て支援関連施設の整備状況や利用
状況等を把握・分析するとともに、総合計画をはじめとした上位計画や関連計画を
整理し、関連性等を把握します。
市民交流施設の整備の対象となる用地に関して、立地条件・敷地条件・都市計画
条件等の計画の前提となる項目について整理します。
イ
市民意向の把握
業務内容「②市民ワークショップ」を実施し、市民交流施設に求める機能やサー
ビスに関する市民の意向を把握・分析します。
15
ウ
類似施設の調査・分析
市民交流施設に想定される機能を有する他都市の先進的な事例を把握し、計画の
参考となる施設内容やサービスについてとりまとめます。
エ
施設整備に向けた課題
「ア 現状の把握・分析」「イ 市民意向の把握」「ウ 類似施設の調査・分析」
のとりまとめ結果を踏まえ、市民交流施設整備の課題を整理します。
オ
導入機能の設定とサービス計画
本要項に基づき提案された事業内容、また、現状把握や各種の分析結果等を踏ま
え、導入機能・導入施設を設定するとともに、機能別のサービス内容・事業内容等
をとりまとめます。
キ
施設規模の設定と施設計画
施設の全体規模や機能別規模を設定するとともに、ゾーニング、動線計画、配置
計画、機能別スペース配置計画等を検討します。
また、施設全体のデザイン方針や、バリアフリーや環境配慮に関する基本的な考
え方も整理します。
ク
管理運営体制の検討
開館日数や開館日等を設定するとともに、効果的・効率的な運営の実現に向けた
管理運営体制の検討を行います。
ケ
事業計画
整備スケジュール及び概算費用の検討を行います。
概算費用の検討については、設計・建設費用及び関連備品費用、システム関連費
用等のイニシャルコストと、管理運営に係るランニングコストの算出を行います。
②市民ワークショップ
計画策定に際し、市民の意向を把握するため、ワークショップを実施します。なお、
ワークショップ開催経費(参加者謝礼、会場使用料等)は、市が負担します。
開催回数:3回
参加者数:20人(公募)
③設計者選定に係る仕様書等の作成
設計与条件について整理し、設計委託仕様書及び設計者選定に係る実施要領を作成
します。
④その他
計画が遅滞なく策定されるよう、策定業務の進行管理を行うものとします。
また、庁内会議に必要となる提出資料の作成及び会議への出席、企画財政課をはじ
め、関係課との打合せを適宜行います。なお、庁内会議は、5回程度を予定します。
16
(6)成果品
① 基本計画本編:A4 判 50 部
② 基本計画概要版:A4 判 300 部
③ 電子データ一式(本編、資料編、概要版)CD-R等
④ ビジュアルイメージ(各機能のビジュアルイメージ等)
※本業務における成果品の版権は、すべて発注者に帰属するものとします。
(7)業務規模
8,500,000円(税込)以内を想定します。
その他
基本計画策定後の手続きの詳細については、平成 28 年度中に、市と協議し決定することとし
ます。
17
(様式1)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
様式
仮登録申込書
平成
海南市長
神 出 政 巳
年
月
日
様
フリガナ
所在地
フリガナ
申込事業者
事業者名
フリガナ
代表者氏名
印省略
この度、
「庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業」に応募する
ことを検討しているので、登録を申し込みます。
【連絡先】
フリガナ
部
署 名
フリガナ
担当者役職・氏名
電話番号
FAX
E-mail アドレス
※必ず、全項目記入してください。
18
(様式2)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
質疑書
事業者名
担当者役職・氏名
項目
質問事項
※欄が不足する場合、適宜欄を増やして使用してください。
19
(様式3)
(単独事業者用)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
応募申込書
平成
海南市長
神 出 政 巳
年
月
日
様
フリガナ
所在地
フリガナ
申込事業者
事業者名
フリガナ
代表者氏名
(実印)
この度、
「庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業」に参加した
いので、募集要項記載の条件を十分に理解し、これに合意したうえで応募します。
この申し込みにあたって、募集要項に示す応募資格を満たし、欠格事項に該当していないこと
をここに宣誓します。
20
(様式4)
(グループ応募用)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
応募申込書
平成
海南市長
神 出 政 巳
年
月
日
様
フリガナ
所在地
申込事業者
(代表事業者)
フリガナ
事業者名
フリガナ
代表者氏名
(実印)
この度、
「庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業」に参加した
いので、募集要項記載の条件を十分に理解し、これに合意したうえで応募します。
この申し込みにあたって、募集要項に示す応募資格を満たし、欠格事項に該当していないこと
をここに宣誓します。
また、代表企業に「庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業」
に係る一切の権限を委任します。
所在地
事業者名
代表者氏名
(実印)
所在地
申込事業者
(構成事業者)
事業者名
代表者氏名
(実印)
所在地
事業者名
代表者氏名
(実印)
(5社以上の事業者で応募する場合は、この様式をコピーして使ってください。
)
21
(様式5)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
基本計画策定支援業務の実施体制
役割
氏名・年齢・所属
氏名
実務経験年数・資格
担当する業務内容
実務経験年数
年
管理
技術者
(
才)
所属(社名・部署名等)
資格
・
・
氏名
実務経験年数
年
(
才)
所属(社名・部署名等)
資格
・
・
氏名
実務経験年数
年
技術
担当者
(
才)
所属(社名・部署名等)
資格
・
・
氏名
実務経験年数
年
(
才)
所属(社名・部署名等)
資格
・
・
(注1)配置を予定しているもの全員について記入すること。記入欄が不足するときは、複写し
て作成すること。
(注2)実務経験年数は、調査研究分野における経験年数を記入すること。
22
(様式6)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
基本計画策定支援業務 配置予定者調書(管理技術者)
所属・役職
氏名(年齢)
(
)
1.主な実績(3件まで記入)
発注者・契約期間・業務名・業務内容・契約金額(税込)
立場等 ※該当に○
ⅰ.管理技術者又は
これに準ずる立場
1
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
ⅰ.管理技術者又は
これに準ずる立場
2
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
ⅰ.管理技術者又は
これに準ずる立場
3
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
(注1)図書館及び図書館を含む複合施設の整備にかかる基本計画の策定業務について、記入
すること。ただし、平成 28 年3月 31 日時点において、契約が完了していない業務に
ついては、記入しないこと。
2.現在の手持ち業務内容及び件数等
現在の手持ち業務の内容
総件数
・
・
件
・
23
(様式7)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
基本計画策定支援業務 配置予定者調書(技術担当者)
主な実績(1名につき1件記入)
氏名・年齢・所属等
発注者・契約期間・業務名・
立場等
業務内容・契約金額(税込)
※該当に○
氏名
現在の主な手持ち
業務内容及び件数
ⅰ.管理技術者
(
又はこれに
才)
準ずる立場
所属・役職
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
氏名
ⅰ.管理技術者
(
又はこれに
才)
準ずる立場
所属・役職
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
氏名
ⅰ.管理技術者
(
又はこれに
才)
準ずる立場
所属・役職
ⅱ.主たる技術者
ⅲ.補助的な立場
(注1)配置を予定している技術担当者が複数の場合は、手持ち業務件数が5件未満の者を優先
し3名まで記入すること。
24
(様式8)
庁舎跡地活用事業(市民交流施設整備事業)に伴う民間事業者公募事業
管理運営コスト(参考)
基礎提案に係る施設・機能の運営費用等の想定は、次のとおりです。
事業者名
担当者役職・氏名
施設・機能
ⅰ.図書館機能
運営費用想定(年間)
運営費用想定にふくまれる項目
千円
ⅱ.市民活動・
生涯学習活動
千円
の支援機能
ⅲ.子育て
支援機能
ⅴ.広場
千円
千円
※「運営費用想定にふくまれる項目」欄については、積算については記入する必要はありません
が、
「人件費 ●人」など、項目だけでなく、可能な限り、数量についても記入してください。
施設・機能
リース料想定(年間)
円/㎡
ⅳ.飲食スペース
25
事業用敷地
位置図・付近図
海南市の位置
事業用敷地の付近図
事業用敷地の所在区域
海南警察署
(仮称)西部こども園
国家公務員
合同宿舎
【整備中】
事業用
敷地
海南保健福祉センター
【支所設置予定】
海南商工会議所
JR海南駅
海南医療センター
大型民間商業施設
0
26
50
100(m)
海南市庁舎跡地活用基本方針
海南市庁舎跡地活用基本方針
平成28年3月
海南市
27
目
次
1.はじめに .......................................................................................................................... 1
2.基本方針の位置付け ........................................................................................................ 1
3.庁舎跡地の概況 ............................................................................................................... 2
(1)対象となる用地 ........................................................................................................ 2
(2)立地特性 ................................................................................................................... 3
4.活用方針 .......................................................................................................................... 4
(1)基本理念 ................................................................................................................... 4
(2)整備方針 ................................................................................................................... 5
(3)整備内容 ................................................................................................................... 6
(4)想定事業費 ............................................................................................................... 7
(5)スケジュール ........................................................................................................... 8
(6)事業手法 ................................................................................................................... 2
5.参考資料 .......................................................................................................................... 9
(1)海南市庁舎跡地活用懇談会...................................................................................... 9
28
1.はじめに
老朽化が進む市庁舎の建て替えについて、平成 24 年度より、市民を交え、具体
的な検討を進める中で、市としては、市庁舎については、津波発生時の復旧・復興
拠点としての機能を確保するため、現在地から移転すべきとの判断に至り、平成
26 年2月に策定した「海南市新庁舎整備基本構想・基本計画」において、市庁舎
の移転整備という方針を明確にしました。
また、平成 27 年1月には、市議会において、「海南市役所の位置を定める条例」
の改正が可決され、現在、市庁舎の移転に向けた取り組みを進めています。
一方で、学識経験者や各種団体の代表者等により、市庁舎のあり方について検討
が行われた「海南市庁舎検討懇話会」においては、現在の市庁舎が中心市街地に立
地していることから、
「庁舎移転により市民の利便性及び賑わいの低下を招かない
よう、支所機能を含め、現市庁舎跡地の有効活用が必須である。」との意見集約が
行われています。
市としては、このような意見や、今後のまちづくりを進めるうえでの、跡地活用
の重要性を十分に踏まえ、市庁舎跡地については、従来から要望の多い図書館機能
や、公園など、誰もが集い、憩える機能を備えた市民交流施設の整備に向け、検討
を進めたいと考えており、今回、本施設の整備方針等を明確にするため、海南市庁
舎跡地活用基本方針を策定しました。
2.基本方針の位置付け
本方針は、市庁舎移転後の跡地を活用し、市民交流施設を整備するにあたって、
市の基本的な考え方を示すものです。
なお、この方針に基づき整備する施設の、より詳細かつ具体的な内容については、
今後、施設整備に伴い策定する基本計画に委ねるものとします。
1
3.庁舎跡地の概況
(1)対象となる用地
本方針では、以下に示す施設の用地を対象としています。
旧海南市民病院
③
①
保健福祉
センター
② ④
⑤
⑥
施設名等
敷地面積
① 市庁舎(本館・南別館)
3,276.86 ㎡
② 市庁舎(東別館)
578.18 ㎡
③ 市役所東駐車場
1,860.18 ㎡
④ 児童図書館
243.89 ㎡
⑤ 燦々公園
3,018.00 ㎡
⑥ ながみね農業協同組合所有地
1,655.51 ㎡
合
計
10,632.62 ㎡
※いずれについても、商業地域(建ぺい率:80%、容積率:400%)
となっています。
2
(2)立地特性
本方針において、また、今後の検討を進めるにあたっては、対象となる用地
が、以下の立地特性を持つことを十分に踏まえる必要があります。
① 本市の中心市街地内に位置しています。
② 周辺には、海南医療センターや大型商業施設など、多くの市民が利用す
る施設が立地しています。
③ 対象用地は、周辺の公共施設等の中心に位置しており、周辺の公共施設
等とのハブ機能1を担う条件を満たしています。
中 心 市 街 地
保健福祉センター
(支所設置予定)
認定こども園
跡地活用
対象用地
JR
海南駅
大型
商業施設
海南医療
センター
1
ハブ機能:ハブとは中枢・中核拠点を意味し、ハブ機能とは、周辺施設とのネットワーク
における中核拠点のこと。
3
4.活用方針
(1)基本理念
人口減少や、庁舎移転による活力の低下が懸念される現在の状況を踏まえ、
施設整備の最大の目的を“にぎわいの創出”とし、施設の具体的な整備内容の
検討を進めるにあたっての基本理念を、次のとおり定めます。
基 本 理 念
市民が集い、にぎわう
交流拠点の創出
4
(2)整備方針
基本理念を実現するため、施設の整備方針を、次のとおり定めます。
整 備 方 針
1.世代や性別を問わず、誰もが利用できる施設
本施設を直接訪れる人に加え、近隣に立地する海南医療センタ
ーや大型商業施設、商店街の来訪者なども集うことで、相乗的な
にぎわいづくりが可能となるよう、世代や性別を問わず、誰もが
利用できる施設の整備を目指します。
2.一人でも、みんなでも、利用価値を見出せる施設
団体やグループにとっての「活動の場」、子どもたちにとって
の「遊びの場」、家族にとっての「談笑の場」、あるいは、市民に
とっての「学びの場」など、様々な利用形態を想定し、訪れやす
く、訪れたくなる施設の整備を目指します。
また、まちのにぎわい創出に向け、特に「若者が集う場」とし
て必要となる機能について、検討を進めます。
3.長時間にわたり、滞在することのできる施設
たとえ施設の利用者数が多くても、各利用者の滞在時間が少な
い場合は、にぎわいの効果は半減します。このことから、より長
時間にわたり、本施設を利用してもらえるような機能について検
討します。
5
(3)整備内容
基本理念及び整備方針を踏まえ、市民交流施設として整備する内容は、以下
に挙げる機能を中心とし、今後の検討を進めます。
ただし、まちのにぎわい創出に向け、若者の定住促進策のひとつとして、特
に若者の利用を意識しつつ、必要となる機能について、検討を進めます。
なお、敷地内に整備する駐車場や歩道なども含め、各機能の規模や配置につ
いては、今後、基本計画の策定や設計業務を行う中で、施設利用者の利便性や
周辺施設との位置関係等も考慮し、決定することとします。
また、以下の整備を行う前提として、対象用地内にある現市庁舎(本館・南
別館・東別館)及び児童図書館の解体撤去を行うとともに、海南保健福祉セン
ター内には、庁舎移転による利便性の低下を防ぐための支所を設置することと
し、市民交流施設の完成後については、できるだけ速やかに、老朽化が進む市
民会館の解体撤去を行うこととします。
①図書館機能
市民交流施設を、世代や性別を問わず、誰もが利用できる施設とするた
め、以前から設置を求める声が多かった図書館機能を、本施設の中心機能
とします。
なお、現在、市内には下津図書館が、また、和歌山市内には、県内の中
核図書館として県立図書館が設置されており、一般書や新聞、雑誌に加え、
専門書や郷土資料など、幅広い種類の図書や資料が、豊富に所蔵・提供さ
れています。
今回整備する市民交流施設内では、図書の閲覧・貸出サービスやレファ
レンスサービスといった、図書館が行う基本的なサービスの提供を想定し
ていますが、下津図書館との連携や、県立図書館との機能分化を図る中で、
施設整備の最大の目的である“にぎわいの創出”を実現するため、児童書
の充実による親子の利用増加を目指すとともに、飲食しながらの読書や、
利用者同士の会話を楽しむことができるなど、従来の図書館のイメージに
とらわれない整備を目指します。
②市民活動・生涯学習活動の支援機能
市民活動・生涯学習活動を支援するため、各種教室やサークル活動が可
能となる会議室や、談話スペース、ギャラリースペースを整備します。
また、老朽化が進む市民会館を解体することから、新たに整備する市民
交流施設内に、舞台等のホール機能を有した多目的室を設置することとし
ます。
6
③子育て支援機能
隣接地に整備中の認定こども園や子育て支援センターとの連携、あるい
は、ファミリーサポートセンターを近隣に配置し、連携を図るなど、周辺
一帯で、若い世代の子育てを支えられるよう、検討を進めます。
また、親子で一緒に遊び、学び、楽しむことのできる施設・機能、ある
いは、子どもが保護者の手を離れ、それぞれが楽しむことのできる施設・
機能など、子育ての負担軽減や子育て支援につながる機能を設置すること
とします。
④飲食スペース
市民の憩いの場として、くつろぎの空間を提供するには、カフェやレス
トランなど、飲食スペースの設置が効果的です。また、施設利用者の長時
間滞在につながり、にぎわい創出の観点からも効果が期待できることから、
カフェ等を設置します。
⑤広場
来訪者の安らぎの場、あるいは子ども達の遊びの場として、広場を整備
します。
(4)想定事業費
本事業を進めるにあたり、事業費を、次のとおり想定します。
想定事業費
約30億円
なお、想定事業費は、施設そのものの整備費用のみで、現市庁舎や児童図書
館、市民会館など、既存施設の解体費用等は含まれていません。また、想定事
業費は概算額であり、今後、具体的な整備内容などを検討する中で、改めて整
備費用を算定します。
また、厳しい財政状況の中、できる限り市の負担を軽減するため、国の補助
事業「都市再構築戦略事業(国土交通省所管)」を活用します。
7
(5)スケジュール
本事業は、以下のとおり、平成 31 年度中の完了を想定しています。
ただし、本事業は、市庁舎の移転整備との関係もあることから、スケジュー
ルは、現時点での想定であり、今後、具体的な取り組みを進める中で、変更さ
れる場合があります。
年度
内容
関連事業
平成 28 年度
基本計画策定
平成 29 年度
基本・実施設計
日方支所整備
平成 30 年度
基本・実施設計
現市庁舎・児童図書館解体撤去
平成 31 年度
建設工事
※市民交流施設整備完了後、できるだけ速やかに市民会館を解体撤去
(6)事業手法
施設整備後の運営が、本施設に期待される“にぎわい創出”の効果に大きく
影響することから、施設完成後の運営を効果的に行う方法として、次の手続き
により、本事業を進めていくことを想定しています。
①本方針を具体化するにあたり、民間事業者が持つノウハウを最大限に活用
するため、民間事業者の提案を募集します。
②提案等を審査し、民間事業者を選定したうえで、選定された事業者(以下
「基本計画策定事業者」という。)とともに、基本計画を策定します。
③基本・実施設計業務を行います。
④基本・実施設計に際し、基本計画策定事業者は、施設の運営を見据える中
で、市とともに、設計業務に携わるものとします。
⑤建設工事を行います。
⑥指定管理者選定委員会による審査及び市議会での議決を経て、基本計画策
定事業者を指定管理者として指定します。
⑦基本計画策定事業者(=指定管理者)による施設の管理運営を開始します。
H28
H29
①提案募集 ②基本計画
H30
④設計業務支援
⑥指定
③設計業務
庁舎移転
H31
H32
⑦管理運営
⑤建設工事
庁舎解体
※同一事業者が 白字 部分を行うことを想定しています。
8
5.参考資料
(1)海南市庁舎跡地活用懇談会
①運営要綱(平成 26 年4月1日 告示第 43 号)
1.目的
市庁舎移転後の跡地活用に関して、市民の意見を聴くため、市が
主催する懇談会を開催する。
2.名称
この懇談会の名称は、海南市庁舎跡地活用懇談会(以下「懇談会」
という。
)とする。
3.懇談内容
・ 市庁舎の跡地の活用に係る基本的な方向に関すること。
・ 市庁舎の跡地の具体的な活用方法に関すること。
・ その他、市庁舎の跡地の活用に関し必要な事項
4.構成員
構成員は15人以内とし、次に掲げる者に依頼する。
(1)市民団体の代表者
(2)公募による者
5.運営
(1)懇談会に座長を置き、座長は構成員の互選によるものとする。
(2)座長は、懇談会を招集する。
(3)座長は、必要があると認めるときは、あらかじめ座長を代
行する者を指名することができる。
(4)座長は、必要な者に会議への出席を求め、その意見を聴取
することができる。
(5)その他懇談会の運営に関し必要な事項は、座長が定める。
6.スケジュール
懇談会は、5回開催する予定とし、平成27年3月31日をもって終
了するものとする。
7.事務局
懇談会に関する事務は、総務部企画財政課が行う。
8.附則
この告示は、公布の日から施行する。
9
②構成員名簿
役職
座
氏
名
所属団体等
長
廣瀬 隆一
公募委員
構成員
森澤 義嗣
海南市自治会連絡協議会
構成員
冨士 順一郎
黒江船尾地区連合自治会
構成員
上野山 高正
日方地区連合自治会
構成員
宮﨑 雅夫
内海地区連合自治会
構成員
東
海南市商店街振興組合連合会
美智
構成員
下津 喜久男
海南市老人クラブ連合会
構成員
上芝 卓司
一般社団法人海南青年会議所
構成員
岩井 和美
海南市女性団体連絡協議会
構成員
岩代 昌也
海南商工会議所
構成員
森脇 啓太
下津町商工会
構成員
花畑 重靖
海南文化協会
構成員
張間 広子
NPO法人子育て・あそびサポートぱお
構成員
谷垣 真喜子
公募委員
構成員
木下 宗彦
公募委員
③検討経過
日
程
平成 26 年 4月 1日
内
容
庁舎跡地活用懇談会 運営要綱制定
8月 4日
座長の選出、経過説明、今後の進め方など
9月 3日
第1回 ワークショップ
10 月 1日
先進地視察(有田川町地域交流センターALEC)
10 月 28 日
第2回 ワークショップ
平成 27 年 1月 28 日
懇談会結果など
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④検討結果
2つのグループに分かれて、ワークショップ形式で検討が進められました。
各グループの検討結果は、次のとおりです。
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