ベトナム国下水道計画・実施能力強化支援プロジェクトを

2016年2月5日
横浜ウォーター株式会社
ベトナム国下水道計画・実施能力強化支援プロジェクトを受託
横浜ウォーター株式会社(本社:横浜市中区相生町 6-113、社長:五十川 健郎)
は、平成 28年2月1日付で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技
術協力プロジェクト「ベトナム国下水道計画・実施能力強化支援プロジェクト(詳細
計画策定フェーズ)」を受託しました。
【事業の概要】
ベトナム政府は近年、河川や運河の水質汚濁など深刻な環境問題に対応し、公共下
水処理場等を急速に整備するなど取り組みを強化しています。
JICAとしても、下水道整備に関し、ハノイ、ホーチミン、ハイフォン等で円借
款事業を実施しているところです。このように各地で公共下水処理場等の整備が進ん
でいる一方、下水道事業運営を適切に行う人材は限られている上、知識や技術が乏し
いのが実情です。また、下水道事業を持続させるために必要な施設の維持管理、施設
維持のための財政計画の立案や投資計画の策定、これらを実施するための組織・制度
の構築など、下水道経営能力は限られている現状です。更には、今後の展開が予定さ
れている中小都市においては、そもそも下水道の技術者が配置されておらず、下水道
整備計画の策定等、下水道事業の実施能力に課題は少なくありません。
これらの課題を解決するために、ベトナムの下水道人材を育成する体制を構築すべ
く、ベトナム建設省は日本政府に対し、「下水道計画・実施能力強化支援プロジェク
ト」の協力を要請しました。
本事業は、当社が有する自治体業務のノウハウを活用し、下水道計画・実施能力の
強化に貢献するため活動するものです。
① 活動期間:平成 28年2月~平成29年 1 月
② 参加企業:日本テクノ株式会社(代表者)、一般財団法人下水道事業支援セン
ター(構成員)、株式会社ウォーターエージェンシー(構成員)、日
本水工設計株式会社(構成員)、横浜ウォーター株式会社(構成員)
③ 事業内容:・下水道人材育成ニーズの明確化
・下水道センターの機能、組織体制、ビジネスプラン(案)作成
・研修計画策定、研修教材作成、パイロット研修の開始
・事業実施支援の中長期計画作成とパイロット事業の選定
・研修開発機能の中長期計画作成
当社は、自治体の有する水事業ノウハウを活かして、国内外への技術協力等を通じ
て事業運営に貢献するとともに、持続性の高い上下水道事業運営や官民連携事業の創
出を追求して参ります。
以上
本件に関するお問い合わせ:[email protected]