平成27年度 学校関係者評価報告書

(様式3)
平成27年度
学校関係者評価報告書
大阪市立桃園幼稚園学校協議会
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総括についての評価
自己評価通りしっかりと教育活動に取り組んでいることが、報告を聞いてよくわかった。
保護者や地域の協力を得ながら園児が豊かな体験をしている。幼稚園は地域の実態に合った教育活
動を行って成果を上げている。次年度も今年度の課題や成果を生かしながら保育を進めてもらいた
い。
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年度目標ごとの評価
年度目標:学力の基礎の向上
①本園の保護者アンケートの「小さな生き物や植物など身近な自然に親しみ、発見したり考えた
りすることを楽しんでいる」の項目について「そう思う(大体そう思う)
」と回答する割合を前
年度より向上させる。
(カリキュラム改革関連)
②「絵本やお話が好きだ」と答える子どもの割合を80%以上に維持する。
(カリキュラム改革関連)
○達成状況の評価に関しては妥当である。自然環境を整え、年間を通して見通しをもちながら体験活動
を重視している。お話を聞くだけでなく、自分の意見を述べたり、友達とお話作りを楽しんだりし、学
習の前段階となる活動とともに、就学に向けて具体的に方策を立て取り組んでいる。
年度目標:道徳心・社会性の育成
①本園の保護者アンケートの「友達の良さに気付いたり、やさしさや思いやりの気持ちが育って
きている」の項目について「そう思う(大体そう思う)」と回答する割合を前年度より向上させ
る。
(カリキュラム改革関連)
②本園の保護者アンケートの「子どもは地域の方との交流を楽しみ、尊敬ややさしさの気持ちが
育ってきている」の項目について「そう思う(大体そう思う)
」と回答する割合を前年度より向
上させる。
(カリキュラム改革関連)
③本園の保護者アンケートの「安全に対する関心や意識を高める指導を行っている」の項目につ
いて「そう思う(大体そう思う)
」と回答する割合を70%以上に維持する。
(カリキュラム改革関連)
○達成状況の評価に関しては妥当である。異年齢交流を意図的に日常の中に取り入れていることで、互
いに良い刺激を受け合っている。地域との交流では、ふれあい遊び、太鼓の会など、様々な機会をとお
して地域の方とふれあい、幼児が自然に地域の方の名前を呼ぶ姿なども見られ、親しみヤ思いやりの心
が芽生えていることがよくわかった。
○避難訓練では、訓練をすることや命を守ることの大切さを、幼児なりに理解することができるように
工夫している。とにかく桃園公園に一時避難するのが良いのではないか。
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。
年度目標:健康・体力の保持増進
①本園の生活習慣についての保護者アンケート調査で、次の項目について「できている(どち
らかといえばできている)
」と回答する割合を70%以上にする。
・「丁寧に手洗いができていますか」
・「丁寧にうがいができていますか」
(カリキュラム改革関連)
②「体を動かす活動が好きだ」と答える子どもの割合を80%以上にする。
(カリキュラム改革関連)
○達成状況の評価に関しては妥当である。
○広い園庭を活かして体を動かす活動に取り組んでいる。様々な活動を意図的に進めてきたことで、
どの季節も意欲的に活動しようとする子どもが育っている。
3
今後の学校運営についての意見
○熱心に教育に取り組む姿勢は感心である。今後も地域と連携しながらしっかりと教育活動に取り
組んでほしい。
○ほとんどの項目において目標を達成することができているので、引き続き研鑚を積んでもらいた
い。
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