(様式3) 平成27年度 学校関係者評価報告書 大阪市立鶴見商業高等

(様式3)
平成27年度 学校関係者評価報告書
大阪市立鶴見商業高等学校
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学校協議会
総括についての評価
今年度の取組の一つである商品開発(レンコンカレー)においては、6次産業の実践であったと思う。
教室での学びも大切であるが、企画から製造、販売を通じて、実体験の中から、教科書ではなかなか学
ぶことが出来ない内容の経験も大切である。今後も、生徒の将来を見据えた実践をお願いしたい。
タブレットの導入に伴い、ICT関係の教育の今以上の充実を目指すとともに、パソコンアレルギー
を取り除く指導も行ってもらいたい。企業の立場からすると、就職してからチャンスロスをしないよう
に専門的なことについても指導を行ってもらえるとありがたい。
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年度目標ごとの評価
年度目標:学力の向上
○基本的な知識や教養を身につけさせるとともに、学習習慣を確立させる。
(カリキュラム改革関連)
○分掌間の連携と進学補習体制の充実を図る。(マネジメント改革関連)
○新学習指導要領の趣旨や生徒の実態に沿った教育課程や指導内容になっているかを検証する。(カリ
キュラム改革関連)
資格取得に向けた指導がすばらしい。資格の有無は仕事にもかかわるので、これからもより一層の取
り組みをしてもらいたい。また、社会に出てから役立つものとそうでないものがあると考えられる。合
格のためのテクニックだけでなく、物事のしくみや原理を理解させることで応用力がつくと思われるの
で、その点についても指導をお願いしたい。
年度目標:生活指導・進路指導の重点
○社会人として必要な規律ある態度を身につけさせる。
(カリキュラム改革関連)
○総合的な学習の時間の充実を図り、好ましい勤労観を育成する。(カリキュラム改革関連)
○生徒一人ひとりが、自己肯定感を持てるよう、
「褒め育て」の実践を心がける。
(カリキュラム改革関
連)
総学のカリキュラムがおもしろい。チャレンジ講座の中身が良いので、2つ、3つ受講できればよい
と思う。新人教育や社員教育を参考にすればヒントになるのでは。お互いに情報交換ができればと思う。
遅刻の状況把握もできている。子どもとの信頼関係をもとに丁寧な指導をしている。中学校において
も同じ生徒が同じ形で遅刻をする。それは、同様の状況、家庭状況のマイナス面が出ている。中学時代
からの習慣が必要であるとともに、継続した取り組みが必要である。
進路指導で就職・進学とも実績をあげている。今以上の取り組みで学校の評価をあげてもらいたい。
年度目標:保健管理・指導の重点
○生徒の相談体制の充実と特別支援教育に関する研修を進める。
(カリキュラム改革関連)
○健康保持増進に関する情報発信に心がけ、ごみ分別の徹底を図る。
(カリキュラム改革関連)
○部活動への加入率を高めると共に、運動に親しむ習慣を身につける。(カリキュラム改革関連)
ごみの分別に関して、色つきステッカーによる取り組みは良い考えである。
支援教育の気づきシートの取り組みは、とても素晴らしいので、今後も継続していってもらいたい。
健康診断において、事後指導として歯科の受診の多さに驚いた。指導の徹底を感じている。
年度目標:学校経営の重点
○将来を見据えた学校づくりを行うために本校の将来構想を検討する。(マネジメント改革関連)
○教員研修や研究授業の充実を進め実践力の向上に努める。
(マネジメント改革関連)
○キャリア教育と地域連携を充実させ、生徒の進路意識の高揚と広報の充実を図る。
(ガバナンス改革関連、グローバル改革関連)
○命の大切さ、いじめ、SNSなど今日的な課題を重点とした人権教育の充実を図る。
(カバナンス改革関連)
中学校においても地域との連携で子どもが育つ。
LINEでの嫌がらせなど、学校内でおさまれば良いが、インターネット上に情報が載った場合、被
害者の人生に大きな影響が出る。こういうことをした生徒においても人生のマイナスになるので、そう
いった事がおこらないように一人ひとりとコミュニケーションをとることが重要である。先生に「見ら
れている」ということが歯止めになる。いじめアンケートの集計で、数としては少ないが、「0」にな
るように努力していただきたい。
3
今後の学校経営についての意見
社会に通用する人材の育成を目標に、様々な活動をしている。商業科目においては、資格取得に重点
を置いたカリキュラムの編成をおこなっている。また、地域に根ざした商業高校として地域のイベント
に積極的に参加をして地域からの信頼も深めているが、現状に満足せず商業高校だからこそできる取り
組みを模索していただきたい。商品開発や電子商取引など積極的に取り組んでいる。今後も新たな事に
チャレンジしていっていただきたいと思います。