住まいのごとェ 布佐平和台自治会

布佐平和台自治会
■面積・戸数:約56.7ha、約1,395戸
1.団体の概要
3)現在の活動状況
●家屋の増改築・新築に際しては、布佐平和台自治会建
①団体の種別=自治会
築協定処理細則に基づき「建築行為等承認申請書」の
1②団体全体φ幻象1年間約1,700耳円(そσ∼う畜}、まちな
提出をしてもらい、建築確認提出前に自治会にてチェ
みの:植栽維持管理などに約㌘0万円)。光熱費(140万
ックを行っている。件数は毎年10件前後を推移。建築
、=:円}:施設費(50万円〉、活動費(80万円)r:
④共有地≒:共有施設:、
協定に合致しない申請物件については、協定の制限や
精神に適応するように指導・助言をしている。また、
建築協定運営委員会を補佐する「建築協定審議諮問委
、:1共有施設:自治会飼、、街路灯旨
員会」を設置し、月1回定例で布佐平和台住宅地を良
好に維持・発展させる目的を持って諸問題を議論して
:地区計画1なし いる。
建築協定:開始時期昭和52年
●建築・緑化協定を維持しながら安全・安心のまちづく
緑化協定:開始時期昭和58年
りを目指す活動が評価され、平成16年ll月に千葉県
より「地域防犯情報センター」第1号の指定を受けた。
2.維持管理活動の概要
4)今後の活動方針
1)まちなみ形成時期
住民による建築確認提出前の事前チェック制度が確立
平和不動産株式会社が昭和51年9月の分譲開始より概
しているが、広報活動が徹底していない、事例の申し送
ね15年間に渡って開発・分譲した大型団地で、JR成田
りがうまくいっていない、細部の基準が文書化されてい
線布佐駅より成田線を北にした西側が開発地域にあたる。
ないといった課題がある。半永久的に建築協定を存続さ
道路は最低でも幅員6mで、各区画が大谷石擁壁で区画
されている。緑化協定により周囲を生垣で囲んだ一区画
せるためにも条文主義の立場から判例主義の立場に軸足
平均200㎡の住宅地である。宅地分譲や建売分譲を行い
に事例の判断を確実に伝え、協定運営指針の作成し次世
ながらまちづくりがなされ、市街化区域編入をもって昭
代に申し送ることを目指す。住環境保全のためにも自治
和59年12月にまちなみは完成した。分譲は平成12年ま
会活動全般について検討・審議する「自治会会則等に関
で行われ、第一住宅地区から第四住宅地区までがある。
する諮問委員会」を発足させ、事業活動・組織体制の見
を移し、住民・市役所・建築確認機関・業者等の関係者
直し作業に入っている。
2)活動の開始時期と活動の経緯
昭和54年に自治会が発足し、建築・緑化協定に従いま
ちなみを維持してきた。昭和60年末には第一住宅地区建
築協定(昭和52年8月に一人協定で認可された)が10
年の期限を迎えるにあたり論議が行われ、海外居住者を
含め全員の印鑑証明付き同意を取得し、昭和62年11月
に千葉県知事より第一住宅地区建築協定更新認可を得た。
その後も各住宅地区において建築・緑化協定にの更新時
期を迎え更新。さらに、平成元年9月には建築協定と自
治会会則に基づき、自治会内部で行政への建築確認提出
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前に事前審査を行う目的を持った「自治会建築協定処理
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細則」を我孫子市が承認した。以後、全ての物件につい
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て建築確認提出前に自治会が承認し、我孫子市へ提出す
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るという仕組みが確立されている。
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(提出図書より一部を抜粋)
家とまちなみ56〈2007.9>
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