2016 年 4 ⽉ 28 ⽇ 各 位 本店所在地 会 社 名 代 表 者 東 京 都 千 代 ⽥ 区 麹 町 2 - 4 そ ー せ い グ ル ー プ 株 式 会 社 (コード番号 4565 東証マザーズ) 代 表 執 ⾏ 役 社 ⻑ CEO ⽥ 村 眞 ⼀ 問い合せ先 執 ⾏ 役 副 社 ⻑ CFO 電 話 番 号 03-5210-3290 ⻁ ⾒ 英 俊 (代表) 子会社 Heptares 社のチーフ・サイエンティフィック・オフィサーであり 同社の共同創立者であるフィオナ・マーシャル博士が英国医科学アカデミーの 特別研究員に選出 当社子会社である Heptares Therapeutics (ヘプタレス・セラピューティクス、以下、 「Heptares 社」)は、同社チーフ・サイエンティフィック・オフィサーであり共同創立者で あるフィオナ・マーシャル博士が、英国医科学アカデミーの特別研究員に選出されたことを 発表しました。 特別研究員は、実験科学、臨床医学、獣医学、歯科医学、医学、看護の領域から選出され ます。医学の発展、画期的な方法で既存の科学的事実もしくは知識の応用に類まれな貢献を した人々が特別研究員の候補対象となります。 Heptares 社のチーフ・サイエンティフィック・オフィサーであるフィオナ・マーシャル 博士は次のように述べています。「優れた英国医学を牽引すると同時に、私自身が力を注い でいるアカデミアと産業界との協業を促進する重要な役割を担う、この医科学アカデミー に参加できることを大変光栄に思います。」 Heptares 社の最高経営責任者であるマルコム・ウィアーは、次のように付け加えています。 「私たちはこのたびフィオナ・マーシャル博士が名誉ある役職に選出され、また英国におけ るバイオテクノロジー領域の成功につながる新薬開発に関連する基礎研究への重要な貢献 が認められ、非常に喜ばしく感じております。」 医科学アカデミーは 1998 年に設立、基礎研究から臨床研究を通じて医療現場に至る、多 様な領域からなる医科学分野を代表する英国の独立組織です。医療の発展とその成果を社 会に還元していくことをミッションとしています。 フィオナ・マーシャル博士の略歴 フィオナ・マーシャル博士は 25 年以上、体内にある受容体で最も重要な創薬ターゲット である G タンパク質共役受容体(GPCR)に関する比類ない専門知識を用いて、構造ベース創 薬並びに研究開発の分野に関わってまいりました。これらの分野において、7 つの特許の発 1 明者であり、論文審査のある学術誌に 80 本以上の論文を発表しています。彼女の功績は、 癌、統合失調症、アルツハイマー病、片頭痛の治療薬の研究開発に貢献しています。 2006 年にマルコム・ウィアーと共に Heptares 社を設立、2015 年に日本を拠点にしたバ イオ医薬品企業であるそーせいグループの傘下に入るまで、同社を英国において優れたバ イオテクノロジー企業に育ててまいりました。同社がそーせいグループに買収されて以降 は、Heptares 社におけるチーフ・サイエンティフィック・オフィサーの職に加え、そーせ いグループの執行役副社長並びにチーフ・サイエンティフィック・オフィサーを務めていま す。Heptares 社において 70 名を超える科学者を率い、GPCR をターゲットとした構造ベー スアプローチを開発し、重篤な疾患に対する治療の可能性を秘めた新薬を含む幅広い領域 のパイプラインを創出しています。Heptares 社は既に、Allergan 社、アストラゼネカ社、 Kymab 社、MedImmune 社、MorphoSys 社、Pfizer 社、Teva 社と提携しています。 Heptares 社設立以前は、GlaxoSmithKline 社、Millennium Pharmaceuticals 社において 医薬品開発の高位職に就いており、また様々なベンチャーキャピタルやバイオテクノロ ジー企業に対する独立系コンサルティング業も数年間務めておりました。 フィオナ・マーシャル博士は Francis Crick Institute の翻訳アドバイザリーグループ、 Centre for Therapeutic Target Validation (CTTV)のサイエンティフィック・アドバイザ リーボードに参加しています。また、英国におけるアルツハイマー病研究(ARUK)の評議委 員として従事、ARUK Drug Discovery Alliance アドバイザーグループにも参加しています。 2012 年 に は WISE Women of Outstanding Achievement for Innovation and Entrepreneurship を受賞、GCPR をターゲットとした医薬品開発における功績が称えられ、 UK Royal Society of Chemistry’s Biological and Medicinal Chemistry Sector から Malcolm Campbell Memorial Prize 2015 を与えられました。フィオナ・マーシャル博士は Bath 大学で生物化学を専攻、ケンブリッジ大学で神経科学の博士号を取得しています。 フィオナ・マーシャル博士の写真が必要な場合は、[email protected] もしく は [email protected] までお問合せください。 <ご参考> 医科学アカデミー(the Academy of Medical Sciences)について 医科学アカデミーは、医学における多様な領域を代表する英国の独立組織であり、医療の発 展とその成果を社会に還元していくことをミッションとしています。当アカデミーに選出 された特別研究員は、英国の医療施設、アカデミア、産業界、公的機関出身の優れた医学者 です。才能豊かで優れた影響を与える方針を推進し、健康や福祉へ貢献し、次世代を担う医 学研究者を育て、アカデミアや産業界、NHS と協力をしながら国際的な機会の創出、医学に 関する対話を促進しています。詳しくは www.acmedsci.ac.uk をご参照ください。 今年は 356 名の候補者から特別研究員が選出されました。3 月に 7 回の選定委員会が開催さ れ、特別研究員として 2016 年に本アカデミーに参加する候補者について検討し、特別研究 2 員制度として 3 名の候補者が選定委員会の支持を受けました。シェフィールド大学から呼 吸器内科の Moira Whyte 教授、海外からも特別研究員が選出されています。106 名の候補者 が専門家評価を受ける最終先行に残りました。医学アカデミーの特別研究員の総数は 1,207 名にのぼります。 Heptares 社について Heptares 社は、広範囲のヒト疾患に関連する 375 個の受容体のスーパーファミリーであ る G タンパク質共役受容体(GPCR)を標的とした創薬を行う医薬品開発企業です。同社独自 の構造ベースドラッグデザイン技術を利用することにより、臨床的な有用性は証明されて いるものの、これまで創薬が困難であった GPCR を標的とした医薬品の創出が可能となりま す。このアプローチを使用して、同社はアルツハイマー病、統合失調症、片頭痛、依存症、 代謝疾患等の治療法を革新する可能性を有する、画期的なパイプラインを構築しています。 Heptares 社は新規開発候補品や技術提供について、既に Pfizer 社、AstraZeneca 社、 Medlmmune 社、Kymab 社、MorphoSys 社、Teva 社等をはじめとする大手製薬会社やバイオテ クノロジー企業と提携しています。 Heptares社はそーせいグループの100%子会社です。詳細については、www.heptares.comと www.sosei.comをご覧ください。 HEPTARESは、EU、スイス、米国と日本における登録商標です。 そーせいグループについて そーせいグループはグローバルに医薬品開発に取り組む日本発バイオ医薬品企業です。 そーせいグループのビジネスモデルの根幹にあるのは、新規・差別化可能な開発品および 基盤技術の探索、それらの非臨床・臨床開発の支援、開発・販売提携等を通じて世界中の 患者さんに新たな医薬品を届けることです。 詳細については、 www.sosei.com をご覧ください。 3
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