新庁舎建設のこれまでの経緯 平成24年 6月 五所川原市新庁舎建設

新庁舎建設のこれまでの経緯
平成24年
6月
11月
五所川原市新庁舎建設基本計画策定
新庁舎検討会議を設置
市職員から新庁舎建設についての意見を募集
平成25年
8月
12月
平成26年
9月
市民の皆さまから新庁舎建設についての意見を募集
建設地近隣の町内会に対して新庁舎建設基本計画の説明会を実施
公募型プロポーザルの実施により新庁舎建設設計業務委託契約を締結
基本設計を開始
平成27年
3月
建設地近隣の町内会に対して基本設計(案)の説明会を実施
基本設計(案)についてパブリックコメントを実施
4月
実施設計を開始
8月
指名競争入札の実施により公用車車庫建設設計業務委託契約を締結
平成 28 年 2・3 月
4月
条件付一般競争入札の実施により新庁舎建設工事請負契約を締結
市民説明会を実施
新庁舎建設事業の必要性
1
老朽化の問題
現庁舎は昭和46年に建築され45年が経過しており、老朽化(耐用年数50年)が進んでい
ます。
また、電気・機械設備も大規模改修が実施されていないことから、老朽化による故障等も発生
しています。故障時の補修部品には現在製造されていないものもあることから、深刻な問題とな
っています。
2
耐震強度の問題
平成元年に市の依頼により建設省東北地方建設局営繕部が実施した五所川原市庁舎総合耐震
点検では、①壁量を増やす等の補強、②柱のせん断補強、③増ぐい等でくいの水平力の強化の必
要性が指摘されています。
1
耐震補強工事については、当時の工法として耐震壁の設置が考えられましたが、多数の耐震壁
の設置により庁舎機能が失われること、建物の構造が不整型であることなどから、耐震補強によ
る問題解決は不可能と判断されます。
市庁舎は災害時に災害復旧拠点となる施設です。地震などが発生した場合、復旧活動を迅速か
つ的確に行うため、十分な耐震性能を有することが必要です。
3
利便性の向上(市民サービス面)
現庁舎は、玄関を入るとすぐに階段を登らなければ、庁舎に入ることができません。また、建
物の中央にエレベーターがあることから、業務毎に受付窓口が散在しており利便性の低い庁舎と
なっています。新庁舎建設によって、窓口手続きのスムーズ化、ユニバーサルデザインの採用、
エレベーター等の適切な配置による施設面での改善を図れば、市民にとって利用しやすい利便性
の高い庁舎になると期待できます。
新庁舎建設費用及び財源
1
新庁舎の建設費用
新庁舎の建設に要する費用については、約58億円(H27~H29 の継続費)の予算措置をしてい
ます。
区
分
契約金額又は見込額(千円)
備
杭打1工区工事
125,280 契約済
杭打2工区工事
133,920 契約済
建築工事
3,153,600 契約済
強電設備工事
470,880 契約済
弱電設備工事
218,160 契約済
空調設備工事
631,800 契約済
給排水衛生設備工事
91,800 契約済
地中熱利用設備・外構・駐車場工事等
840,400
2
考
2
財源
建設費用の財源は、一般単独事業債と比較して有利な合併特例債と環境省の補助金を活用いた
します。
○
一般単独事業債と合併特例債の実質一般財源イメージ
【一般単独事業債と補助金を活用】
新庁舎建設関連事業費
[約58億円]
一般単独事業債発行額
補助金
一般財源
一般財源
約 6 億円
約39億円
約13億円
一般財源
[約52億円]
【合併特例債と補助金を活用】
新庁舎建設関連事業費
[約58億円]
合併特例債発行額
補助金
普通交付税措置額
一般財源
約 6 億円
約34億円
約15億円
一般財源
○
一般
財源
約3
億円
[約18億円]
環境省の補助金
庁舎の空調と駐車場の融雪は地中熱を利用した設備を導入いたします。この設備は、ランニ
ングコストが安く将来にわたって維持管理費が軽減されるだけでなく、二酸化炭素排出量削減
に資するとされるもので、環境省の補助金(3分の2の補助)により、初期の導入費用も抑え
ることができます。
新庁舎建設以外の発注予定
1
平成28年度発注予定
・公用車車庫建設工事
・新庁舎アクセス道路整備工事(新庁舎南側)
2
平成29年度発注予定
・公用車駐車場工事
・弥生町市道拡幅工事(新庁舎東側)
3