べっぷの海岸利活用推進計画及び管理計画等策定委託業務 基本仕様

べっぷの海岸利活用推進計画及び管理計画等策定委託業務
基本仕様書
1 業務名称
べっぷの海岸利活用推進計画及び管理計画等策定委託業務
2 業務目的
本市の海岸において、餅ケ浜海浜公園及びSPAビーチを中心とし、美しくきれ
いな海辺を保ちながら、かつての海辺のにぎわいを再生するため、海岸利活用の推
進に対する検討、利活用を踏まえた管理計画の検討を行うものである。
3 履行期間
契約締結の日から平成29年2月28日まで
4 業務内容
(1) 海岸利活用推進計画の検討
利活用推進計画では、実証実験を通じ利活用の取組みを検討するものであり、
実証実験の企画立案(実証実験の実施に対する費用は除き、効果分析に対する費
用は含む。)を行い、その実証実験に対しての効果分析を行い、持続可能な取組み
を検討する。
(2) 管理計画の検討
管理計画では、利活用推進計画を踏まえ、海岸利用者の視点に立ったルールづ
くりに重点を置き、利用者や地域の実情をあった管理方法を検討する。
(3) 協議会との調整連携
「べっぷの海辺にぎわい創生協議会(以下「協議会」という。)」と連携調整を
行いながら、業務を進める。
5 既決定の海岸利活用内容及び上位計画等との整合性
(1) 既決定の海岸利活用内容
過去の実績及び利用者のニーズを踏まえ、次の内容を実施予定である。
ア 餅ケ浜海浜公園内での常設ビーチバレーの実証実験
毎年夏に民間主導で開催されているポートフェスタのメインイベントとして、
利 用 実 績 の あ る ビ ー チ バ レ ー を 日 常 で も 楽 し む こ と が で き るよ う ビ ー チ バ レ ー
コートを2面整備し、実証実験を実施する。
イ 餅ケ浜桟橋でのBBQの実証実験
市民等から要望が多い海岸部でのBBQに対応するため、市が管理する桟橋等
に仮設BBQ場を整備し、実証実験を実施する。
ウ 実証実験の手続き、利用状況の把握等の対応するための仮設管理棟の借上げ
餅ケ浜海浜公園内の緑地部分に仮設管理棟及び非常勤職員を設置し、ビーチバ
レー、BBQ、その他実証実験に必要な使用の手続き、利用状況の把握等に対応
する。
(2) 上位計画等との整合性及び評価指数
ア
上位計画等
本市の「まちをまもり、まちをつくる。べっぷ未来共創戦略」(以下、「総合
戦略」という。)における基本目標である「しごとの創生」・「ひとの創生」・「ま
ちの創生」の目標実現に向け、「べっぷの海辺
景観と親水性による賑わい創生
プロジェクト」(以下、「本プロジェクト」という。)の事業を展開し、総合戦略
の目標実現のための具体的な施策の一つとして実施する。
イ
先導的官民連携支援事業等の活用
本プロジェクトは、平成 29 年度において、国の先導的官民連携支援事業(以
下「官民連携支援事業」という。)や、その他の交付金事業の活用を視野に入れ
ているため、官民連携支援事業、その他交付金事業の目的、内容についても勘
案する。
ウ
重要業績評価指数(KPI)
本プロジェクトの評価指数としては、総合戦略の数値目標に加え、次のとお
り重要業績評価指数(KPI)としている。
なお、重要業績評価指数(KPI)の基準値は平成 26 年度実績値であり、目標
値は平成 31 年度末(平成 32 年 3 月)である。
ビ ーチ を 活用 し た 年間 イ ベ ン ト開 催 数 (新 規分 )
海岸清掃等ボランティアの参加者数
週末のビーチ利用者数
海岸利活用又は管理に参入する企業数
基準値
目標値
備考
−
6件
総合戦略 KPI
420 人
1,680 人
( 未 計測 )
200 人
0件
1件
6 その他
(1) 業務の打合せ等
打合せ協議の回数は、着手時、中間時6回、成果物提出時の計8回を予定して
いる。また、協議会の出席回数は5回を予定している。
(2) 成果物
成果物(報告書等)は紙ベース及び電子データとし、次のとおりとする。
ア 紙ベースの成果物は5部とし、すべて金文字製本とする。
イ 成果物の電子データは、DocuWorks(富士ゼロックス社製)にとりまとめ、CD
又は DVD の1枚に格納すること。
ウ 報告書は、Microsoft Word 形式、Microsoft Excel 形式で作成し、報告書内で使
用するイラスト、図又は写真等については、JPEG 形式又は PNG 形式とする。な
お、イラスト、図又は写真は加工前の生データを添付すること。
(3) 協議会
ア 平成28年度の協議会の開催回数は6回を予定しており、そのうち出席回数は
5回を予定している。
イ 業務には、協議会の開催経費(会場使用料、委員報酬等)の計上は不要である。
(4) 再委託について
本業務において、業務の全部を一括して、又は「主たる部分」を第三者に委任し、
又は請け負わせてはならない。
ア 本業務における「主たる部分」とは、総合的な企画、総合的な業務遂行管理、利
活用推進計画及び管理計画の検討とし、利用者のニーズの把握及び効果測定等の
調査業務は含まない。
(5) 参考資料
本業務において、次の参考資料を貸与する。
ア 別府港海岸利活用基本方針(改訂版)
(国土交通省九州地方整備局別府港湾空港整備事務所
平成22年3月)
イ 別府港海岸整備事業広報方策に関する広聴業務報告書
(国土交通省九州地方整備局別府港湾空港整備事務所
平成27年3月)
ウ まちをまもり、まちをつくる。べっぷ未来共創戦略(別府市総合戦略)
(別府市
平成27年10月)