農業農村整備事業における品質確保について【概要】 資料1-1

平成27年度 関東ブロック発注者協議会 幹事会 資料
農業農村整備事業における品質確保について【概要】
Ⅰ 平成27年度の取組み(直轄事業)
1.総合評価方式等の実施
(1)工事
○原則、全ての工事について、総合評価落札方式による一般競
争入札を実施。
○予定価格1千万円以上の工事を対象に、低入札価格調査対象
工事の品質確保対策として、施工体制確認型総合評価落札方
式を実施。
(2)業務
○技術提案の履行確実性の評価を加えた総合評価落札方式を
実施。
○低入札業務における品質確保対策(第三者照査及び屋外作業
時の管理技術者常駐等)を実施。
Ⅱ 農政分科会の活動
活動状況
○若手技術者の配置を促進する観点から、担当技術者としての実績を主
任(監理)技術者及び現場代理人とのしての実績と同等評価に緩和。
○ 優良な実績を有する企業を評価するため、評価対象範囲を「管内」か
ら「全国」に拡大。
○VE完成時評定において、一定以上の実績があれば加点する評価項
目を追加。
○H26年度に新たに設けられた(公社)農業農村工学会が認定する全国
土地改良工事等技術最優秀賞を評価対象に追加。
等
Ⅲ 平成26年度の実施状況(直轄事業)
発注状況
※数字は関東農政局管内
(1)工事
○発注件数 107件(全契約方式)
○総合評価落札方式(一般競争入札) 100件
金額ベース 97.0%
平均落札率 94.8%(低入札 1件)
(2)業務
○発注件数 184件(全契約方式)
○総合評価落札方式(簡易公募型競争入札)による発注 116件
金額ベース 54.2%
平均落札率 87.9%(低入札 4件)
資料1-1
○平成27年度は4月27日に分科会を開催
⇒ 国営直轄事業における取組状況を説明。
○一般競争の拡大、総合評価落札方式の導入等に向けて、各発注
機関の取組状況について情報の共有化
⇒ 各都県における品質確保の推進に関する取組状況(一般競争
入札の拡大、総合評価落札方式の導入状況など)を取りまとめ
て情報提供。
○管内農業農村整備事業発注者支援機関の更新を実施
⇒ 支援機関の認定については、有効期間が5年間とされており、
前回の認定が平成23年3月のため、更新手続きを実施中。
2.評価基準の主な見直し(工事)