記 者 発 表 資 料 - 国土交通省 関東地方整備局

平成28年6月30日(木)
国土交通省関東地方整備局
主任監査官室
記 者 発 表 資 料
平成28年度関東地方整備局入札監視委員会を開催
平成28年度関東地方整備局入札監視委員会が平成28年6月8日(水)
にさいたま市内で開催されました。
総会では委員長が選任され、第一部会・第二部会所属の各委員が指名され
ました。
その後、第一部会及び第二部会の第1回定例会議が開催され、第一部会で
は、工事6件、建設コンサルタント業務等3件、役務1件の入札結果が審議
されました。
第一部会の審議内容は別紙のとおりです。
発 表 記 者 ク ラ ブ
埼玉県政記者クラブ
横浜海事記者クラブ
竹芝記者クラブ
神奈川建設記者会
問い合わせ先
〈総会・第一部会〉
国土交通省関東地方整備局
埼玉県さいたま市中央区新都心2番地1
さいたま新都心合同庁舎第2号館
電話 048−601−3151(代)
かべよしのり
やこやすゆき
主任監査官 八子康幸 (内線2114) 技術開発調整官 加邉良徳(内線3120)
はぎわらへいじ
あさいしゆうじ
契約管理官 萩原平次 (内線2222) 入札契約監査官 浅井修治 (内線2220)
〈第二部会〉
国土交通省関東地方整備局
神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57番地
横浜第2合同庁舎
電話 045−211−7413(代)
はとりおさむ
総括調整官 羽鳥
修 (内線5704)
わたなべこうへい
経理調達課長
渡邉耕平( 内線5870)
品質確保室長
千葉照男 (内線5797)
すずきしゆうさく
契約管理官 鈴木秀作(内線5880)
ち ば て る お
平成28年度
関東地方整備局 入札監視委員会第一部会第1回定例会議 審議概要
開催日及び場所
委
平成28年6月8日(水)
木下
佐藤
松本
山田
員
審議対象期間
審
議
案
潮音 (弁護士)
典良
泰尚 (埼玉大学大学院 教授)
務
(筑波大学大学院 教授)
平成28年1月1日∼平成28年3月31日
件
総件数
10件
一 般 競 争
(政府調達)
一 般 競 争
工 (政府調達以外)
5件
0件
公募型指名競争
0件
随
約
0件
建 設 コンサルタント業 務 等
3件
物
1件
品
意
・
契
役
務
意
委員からの意見・
質問、それに対する
説 明 ・ 回 答
委 員 会 に よ る
意 見 の 具 申 又 は
勧 告 の 内 容
( 備 考 )
1件
工事希望型競争
事
関東地方整備局 災害対策本部室
見
・
質
問
別紙のとおり
○部会開催にあたり
第一部会長に 山田 務
委員
同 代理に 木下 潮音 委員
を選任した。
○入札結果及び工事・建設コンサルタント業務
等の発注件数・低入札価格調査対象件数の検
討報告並びに談合情報・指名停止件数の報告
を行った。
説
明
・
回
別紙のとおり
特になし
○問い合わせ先
さいたま市中央区新都心2番地1
さいたま新都心合同庁舎2号館
電話 048−601−3151(代)
国土交通省関東地方整備局 入札監視委員会事務局
主 任 監 査 官
八子
康幸 (内線2114)
契 約 管 理 官
萩原
平次 (内線2222)
技術開発調整官
加邉
良徳 (内線3120)
入札契約監査官
浅井
修治 (内線2220)
-1-
答
別紙
意見・質問
説明・回答
〔報告事項〕
1.発注一覧
・特になし
2.入札結果の事後的・統計的分析について
・特になし
3.指名停止件数
・不正・不誠実な行為としての指名停止案件は、 ・技術資料をダウンロードしない業者から競争参
資料のやりとりがあったということですが、これ 加資格申請書が提出されたため、事情聴取を行っ
た結果、技術資料をダウンロードした業者との 2
は、調査して判明したのか。
者間で資料のやり取りがあったことが判明した
ものです。
4.入札談合に関する情報等への対応状況
・特になし
〔抽出案件の説明及び審議〕
1.一般競争(政府調達)
(WTO総合評価落札方式<技術提案評価型S型
>、一般土木)
【東京外環中央JCT北側ランプ函渠工事】
・特になし
2.一般競争(政府調達以外)
(総合評価落札方式<施工能力評価型Ⅱ型、地域
密着工事型、施工体制確認型>、一般土木)
【H27堤防強化土砂整正工事】
・入札参加者が非常に多いがどういった理由か。 ・工事内容が土砂運搬の単純工事であること。ま
た、土砂の運搬路は一般道を使用せず河川敷の工
事用道路を通行することから施工条件がよく参
加者が多かったと考えます。
3.一般競争(政府調達以外)
(総合評価落札方式<施工能力評価型Ⅱ型、施工
体制確認型>、機械設備)
【H27大圦排水樋管開閉装置改修工事】
・改修工事ではあるが、当初に開閉装置を製作し ・今回の工事は開閉装置全体の更新であるため、
た会社の有利性などはあるのか。
当初に製作した業者の有利性はありません。
-2-
別紙
意見・質問
説明・回答
・企業の技術力の評価にある
「若手技術者の活用」
の評価項目が「0点」か「2点」となっているが、
中間の「1点」の評価はあるか。また、評価は誰
が行っても同じ評価になるか。
・「若手技術者の活用」は35歳以下の技術者を
活用した場合の評価になります。評価は、若手技
術者が資格を有している場合は「2点」、若手技
術者を配置した場合は「1点」、若手技術者の活
用がなければ「0点」になります。
提出資料を基に評価配点基準により評価する
ので、誰が評価しても同じ評価となります。
・他の評価項目も同様か
・他の評価項目も同様に同じ評価となります。
4.一般競争(政府調達以外)
(総合評価落札方式<施工能力評価型Ⅱ型、施工
体制確認型>、鋼橋上部)
【20号八王子市追分交差点改良他(その3)工
事】
・工期が短い(厳しい)ことから1社しか参加表 ・供用目標が設定されているため、4 月1日から
明をしなかったことと思われますが、4月1日か の工期設定になっております。
らの施工日程を調整して工期に余裕をとれなか
ったか。
・受注業者は、その2工事とその3工事は同一業 ・同一業者になります。
者か。
・その2工事の業者は、積算を行うにしても工事 ・施工条件が厳しいので不調不落対策としまして
施工についても有利と思いますので、その3工事 見積もり活用方式を採用し幅広く参加できるよ
の参加者が限られてしまう、やむを得ないのはわ うにしています。
かるが参加者を増やす工夫をしているのか。
・見積もり活用方式を採用したことはわかります ・この工事の施工要件においては、対象業者は9
が、何か工夫することで入札参加者が増える見込 4社おり、参加者に対して要件を狭めているとは
みが想定できないのか。
考えておりません。
・歩道橋の全体の工期が3カ年にわたる工事であ ・2橋別々の歩道橋を1橋にまとめること、交差
れば3カ年の国債工事として1本で発注できた 点も五差路という複雑な形状であったことから、
のではないか。
多年度での施工の際には先行き不透明なことや
地元調整も不透明であり、現地調整の結果から分
割して1橋単位での発注にいたしました。
・契約日が2月29日であり、工期開始日が4月 ・余裕工期を設定しております。工期の開始日以
1日の理由は。
前は、主任・監理技術者の配置を必要としていま
せんので、3月末までの繁忙期を避け4月1日か
ら技術者の配置を求めた工事になります。
・予算は平成27年度か平成28年度か。
・平成27年度予算です。
・前年度に契約して翌年度着工の工事はよくある ・当事務所では同様な設定の工事はあります。
のか。
-3-
別紙
意見・質問
説明・回答
5.一般競争(政府調達以外)
(総合評価落札方式<施工能力評価型Ⅰ型、施工
体制確認型>、暖冷房衛生設備)
【気象衛星センター(15)機械設備改修その他
工事】
・調査基準価格を下回る金額の契約ですが、なぜ ・自社製品の気象衛星センターへの納入実績があ
当該業者は安く施工ができるのか。
り、既存システムは熟知していたことから空気調
和設備を納入できる体制が整っていたことと思
います。
6.一般競争(政府調達以外)
(総合評価落札方式<施工能力評価型Ⅱ型、施工
体制確認型>、電気設備)
【長野県警察学校(15)電気設備改修その他工
事】
・この工事は直轄工事か。
・予算は、支出委任による直轄工事なります。
・県警の施設の工事は、一般的には県の施工にな ・警察学校の施設は国費と県費での整備があり、
るのではないか。他の県警の施設はどうなってい 施設のすべてが県費により整備されるわけでは
るのか。
ありません。本件の工事に関しては国費での施工
となります。
7.簡易公募型競争入札方式
(総合評価落札方式(1:3)、補償関係コンサ
ルタント)
【H27横浜国道用地関係図書作成等業務】
・参加表明1社であり、(一財)公共用地補償機 ・公共工事の施工に伴う損失補償、用地取得の制
構はどのような会社か。
度に関する調査研究及び公共工事における用地
取得等に関する事務を行う一般財団法人です。
元々は、国土交通省所管法人(当時建設省)とし
て平成元年に公益法人として設立いたしました
が、一連の公益法人改革によりまして平成24年
に一般財団法人に移行しております。
・今回の業務は、民間が参入しにくい業務となっ ・同様の発注条件で他の事務所では、民間業者の
ているのではないか。そういうことで一般財団法 受注実績がありますので、この業務が財団に対し
人が繰り返し受注することを懸念していますが、 て有利な業務であったとは考えておりません。
こういった業務は一般民間企業が参加できるの
でしょうか。
8.簡易公募型競争入札に準じた方式
(総合評価落札方式(1:1)、地質調査)
【H27長野国道管内地質調査業務】
・特になし。
-4-
別紙
意見・質問
説明・回答
9.簡易公募型プロポーザル方式
(総合評価型、土木関係建設コンサルタント)
【H27石岡トンネル関連施設検討業務】
・シールドマシンによる工事は現在施工中か。
・現在は施工していません。
・以前の工事のシールドマシンは転用できるの ・工事ごとに使い切りです。
か。
・転用と説明があったが、連続工区であれば3工 ・そうです。当事務所では3工区と4工区を施工
区4工区を施工するシールドマシンということ するということで転用という言葉を使用してい
でよいのでは。
ることをご理解ください。
・業務によりプロポーザル方式と簡易公募型競争
入札方式の違いは。またどういった条件で使い分
けるのか。この業務に金額の評価を加味したら違
う結果になった可能性があるのではないか。
・簡易公募型競争入札方式とは、業者が参加表明
書を提出し、その結果選定された指名業者が入札
を行う方式であり、価格競争方式、総合評価落札
方式があります。プロポーザル方式は、選定され
た指名業者から提出された技術提案書を評価し、
最も評価の高かった者と随意契約する方式です。
なお、プロポーザル方式は、当該業務の内容が高
度または専門的な技術が要求される業務であっ
て、技術提案に基づき仕様を作成した方が優れた
効果を期待できる場合に適用します。
・この業務については、シールドマシンを使用す
るという特殊工法であり、シールドマシンの技術
は日々進歩していることから、新たな技術及び新
たな知見をもった企業と契約することでコスト
縮減や工期短縮ができると判断しておりますの
で、技術点の評価が重要であるとしてプロポーザ
ル方式での契約になりました。
・予定価格とあまり差がなく契約していますが、 ・特定された者より参考見積もりを提出していた
どのように算出しているのか。
だき、これを基に官積の積算基準により、算出し
ているので予定価格と近い金額になります。
10.一般競争
(物品製造)
【H27テレメータ中継装置(茶ノ木平)1式製
造】
・入札参加者が1社ですが、多くの企業が参加で ・平成21年から平成23年度の3年間に同様な
製造を発注していますが、この時も1社応札で
きる業務なのか。対象業者はどのくらいか。
す。関東地方整備局に設置してあるテレメータ製
造の実績ですが、関東地方整備局管内では7社程
度になりますので、少ないと思います。
-5-
【工事】
入札方式
工
事
名
工事種別
競争参加資格を
確認した者の数
入札者数
契約締結日
契約の相手方
一般競争入札
(WTO)
東京外環中央JCT北側ランプ函渠工事
一般土木
5
5
平成28年3月15日
東京外環中央JCT北側ラ
ンプ函渠工事戸田・淺沼特
定建設工事共同企業体
一般競争入札
H27堤防強化土砂整正工事
一般土木
23
17
平成28年3月31日
河本工業(株)
一般競争入札
H27大圦排水樋管開閉装置改修工事
機械設備
4
3
平成28年3月25日
(株)IHIインフラ建設
一般競争入札
20号八王子市追分交差点改良他(その
3)工事
鋼橋上部
1
1
平成28年2月29日
一般競争入札
気象衛星センター(15)機械設備改修そ
の他工事
暖冷房
8
8
一般競争入札
長野県警察学校(15)電気設備改修その
他工事
電気設備
7
競争参加資格を
確認した者の数
契約金額
落札率
(単位:千円)
(単位:%)
15,044,400
90.62%
251,629
87.73%
86,940
89.24%
(株)エム・テック
158,328
99.99%
平成28年3月16日
ジョンソンコントロールズ
(株)
172,800
83.51%
4
平成28年3月10日
(株)アイネット
67,932
95.88%
入札者数
契約締結日
備考
【コンサル】
入札方式
業
務
名
業種区分
簡易公募型競争入札
H27横浜国道用地関係図書作成等業務 補償コンサル
1
1
簡易公募型競争入札
H27長野国道管内地質調査業務
地質調査
10
10
平成28年2月18日 国際航業(株)
土木コンサル
3
3
平成28年3月22日
日本シビックコンサルタン
ト(株)
業種区分
競争参加資格を
確認した者の数
入札者数
契約締結日
契約の相手方
簡易公募型
H27石岡トンネル関連施設検討業務
(プロポーザル方式)
平成28年2月3日
契約の相手方
(一財)公共用地補償機構
契約金額
落札率
(単位:千円)
(単位:%)
25,380
89.52%
49,064
89.15%
44,874
−
備考
【物品・役務等】
入札方式
一般競争入札
業
務
名
H27テレメータ中継装置(茶ノ木平)
物品の製造等
1式製造
1
1
-6-
平成28年1月19日 宇都宮電子(株)
契約金額
落札率
(単位:千円)
(単位:%)
7,128
91.54%
備考