平成 28 年度医療機器開発支援モデル事業 募集要項 1 事業の目的 神奈川県では、医療現場のニーズ等と、県内中小企業等が有する高いものづくり技術を結 びつけ、「医療機器等の研究開発・実用化及び事業化」を促進する「医工連携」の取組みを 推進しています。 本モデル事業は、神奈川県から委託を受けた公益財団法人神奈川科学技術アカデミーが、 公募により選定した県内中小企業等による医療機器の製品開発に係る事業に対し、国や地方 の専門支援機関等と連携しつつ、開発初期段階から事業化に至る各段階において必要な支援 を実施します。 2 募集の条件 (1)対象事業 県内中小企業等が取り組む医療機器等の製品開発事業 ※医療機器のクラス分類や開発ステージは問いません。 (2)応募資格 次の全ての要件を満たす法人 ア 県内に医療機器等の研究開発、製造等に係る拠点を有すること ※複数法人での共同事業の場合は、主に研究開発、製造等を行う法人 イ 既に医療機器(最終製品)に係る具体的なイメージや試作品等(※)を有すること ※部材供給の場合は、部品・材料を用いる医療機器(最終製品)のイメージ等 (3)募集開始 平成28 年4月21日(木)から応募は随時受付けの上、採択を行います。採択件数が上限 に達した等の場合、募集を締切ります。 3 支援実施までの流れ (1)提案書等の提出 提案書等提出後、公益財団法人神奈川科学技術アカデミーの担当職員等がヒアリングを実 施します。 (2)審査・採択(3件程度採択) 提出された提案書及びヒアリング結果等に基づき、神奈川県(政策局ヘルスケア・ニュー フロンティア推進本部室、産業労働局産業部産業技術センター)及び公益財団法人神奈川科 学技術アカデミーにおいて審査・採択を行います。審査結果は、後日書面で提案者に通知し ます。 なお、審査・採択は、主に以下の観点から総合的に判断して行います。 ア 提案者が有する医療機器(最終製品)のイメージ・試作品等が上市の可能性が期待され るものであること イ 研究開発・実用化及び事業化を目指す医療機器が医療現場のニーズ等に対応したものあ ること ウ 提案者に、医療機器等の研究開発・実用化及び事業化のための、資金、人材、技術等の 経営資源が備わっていること 4 支援の内容 公益財団法人神奈川科学技術アカデミーは、採択事業ごとに、開発初期段階から事業 化に至る各段階において、事業総括コーディネーターを中心とする支援チーム(各種専 門支援機関の専門家等)が、必要な助言・マッチング等の支援を実施します。 <具体的な支援項目(例示)> ア.市場ニーズ・市場規模の把握 イ.マッチング(ニーズ/シーズ) ウ.開発/設計/製造支援(医療用規格、知的財産、安全性試験、QMS 構築) エ.開発費等資金獲得支援 オ.薬事戦略支援(業許可、薬事申請、臨床/治験) カ.事業戦略支援(市場分析、競合分析) キ.販売戦略支援(製造販売業、販売業との連携) ク.投資回収計画支援 上記の各種支援項目に係る謝金等については、公益財団法人神奈川科学技術アカデミ ーが負担します。但し、提案者が支出すべき研究開発、試験計測、治験、薬事申請、消 耗品、人件費、旅費等の経費について補助を行うものではありません。 5 支援実施期間 採択後、平成29 年3月24日(金)まで 6 応募の方法 (1)提出書類 ア 提案書【様式】(正副1部ずつ、A4版片面印刷) ※複数法人での共同事業の場合は、主に研究開発、製造等を行う法人が提案書を作成 し、提出してください。 イ 提案者の企業パンフレット(1部) ウ 提案者の法人定款の写し(1部) エ 直近2期の決算書の写し(1部) ※提案書【様式】は、公益財団法人神奈川科学技術アカデミーのホームページからダ ウンロードして使用してください。 (http://www.newkast.or.jp/innovation/intel/H28model_project.html) (2)提出先 書類の提出は郵送のみとし、書類一式を以下の住所まで送付してください。なお、提 出書類の差替え・返却は一切応じられません。 〒213-0012 川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP 西棟614 号室 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー イノベーションセンター知財戦略グループ (電話)044‐819‐2035(ファクシミリ)044-819‐2103(E-Mail)[email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc