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団体名
文京区
取組み事例
概要
【事例名称:文京区案内標識統一化計画】
区内の案内標識等の実態を把握した上で、既存の標識等の集約手法や、デザイン
の統一化などに係る「文京区案内標識等統一化計画」を平成24年9月に策定した。
策定までの経緯
平成22年度 事前調査 区内案内標識等 18種類 計3,394基
これら標識の内、観光案内板・住居表示街区案内板・歩行者案内標識
について新しい案内標識に集約・統合することとし、デザイン等を検討
平成23年度 標識モデルを(丸の内線茗荷谷駅付近に設置)
平成24年度 「文京区案内標識統一化計画」策定
平成25年度 順次設置(平成25年度は、文京区根津・千駄木地域に設置)
標識内の全文字情報については、日英併記とし、更に標識内観光情報
については、QRコードを使用し区HP内の各観光名所等詳細ページへ
リンクを掲載、リンク先のおいて区HPの自動翻訳機能を使用し、英・
中・韓の3言語に対応している。
多言語対応を含むデザインについて、当該計画のデザイン方針の中で
以下のとおりとしている。
【参考】文京区案内標識統一化計画(平成24年度9月策定)
Ⅰ-4-(4)新しい案内標識のデザイン方針より抜粋
②デザイン仕様
(ア)標記(言語、ピクトグラム、QRコード)
原則として、空間系、方向系、説明系の全ての情報について、日本語と英語
の二か国語表記とし、国際的にも通用するようにします。英語表記については、
区の他の発行物のほか、国土交通省の英語表記の指針に則ります。また、慣用
的に省略することが可能なもの(building → bldg. Street →St. など)に
ついては、掲載スペースに応じて、適宜省略します。固有名詞などのローマ字
表記はヘボン式によります。他の言語については、案内標識の表示面のスペー
スが限られていることから、見やすさを優先し、表示しません。ただし、空間
系情報において、駅、学校、警察署・交番、病院、トイレ、広域避難場所など
の主要な施設は、ピクトグラムも表示することにより、日本語・英語以外の言
語利用者を含め、だれにでも理解しやすいようにします。また、限られた表示
面での情報提供を補完するために、QRコードを活用します。
( イ) 文字フォント、大きさ
可読性を第一に考え、文字フォント、太さ、行間及びレイアウトを決定しま
す。また、 色彩については、地色とのコントラストを十分確保します。日本語
は、空間系( 地図上) の文字については、情報の重要度に応じて、3 種類以上の
大きさを準備し、現在地、駅、町名、主要公共施設、観光拠点などの重要な施設
等は大きな文字で表示します。英語については、可読性を担保しつつ、空間系、
方向系、説明系、識別系のいずれにおいても、日本語より小さな表示にします。
(ウ)色彩
良好な景観の保持と、案内標識としての見つけやすさ、情報の可読性・視認性
の確保といった多角的な面を考慮して決定します。案内標識本体の色は、モノト
ーン(ホワイト系)を基本とします。説明系や方向系の文字は和文と英文とで色
を変え、分かりやすく表示します。地図については、情報の区別を容易にするこ
とを優先して色を用います。また、文字の色については、前述のとおり、地色と
のコントラストをつけることで、可読性を確保します。
【参考URL:文京区案内標識等統一化計画】
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_academy_kanko_sign.html
背景・課題
区内の案内標識等のデザインは、各標識等により異なり、多様なものとなっている。
同じ地点に、所管の違う数種類の案内標識等が立ち並んでいることもある。 また、
これによりデザインが統一性に欠ける、景観を損なっているという声があった。この
ような背景がある中で、上記計画の策定を行った。
多言語対応については、特に区内観光案内板についてはこれまで英語表記は行って
いなかった。現在は上記概要のとおり、板面スペースの制限もあるため原則日本語・
英語のみ併記としている。今後はその他の言語使用者にも対応するべく、QRコード
の更なる活用やスマートフォンアプリケーションとの連動等の検討の必要がある。
工夫したポイント
区内各標識における英語表記について、個別名詞・単語(例 〇〇(人名)旧居跡や
表現等の統一が図られていなかった。そのため、国土交通省及び東京都が策定している
各種標識等の多言語表記にかかる指針並びに区がこれまで発行した観光案内パンフレッ
トの多言語版等を参考にしながら統一を図り、標識に掲載した。本件表記の統一作業に
ついては、今後も引き続き各団体等の資料等を参考にしながら今後も検討を行うととも
に、他区や東京都が設置する標識等との整合性をとることも必要となると考える。
得られた成果
標識に掲載される全文字情報について日英併記となるため、より在住外国人や外国人
観光客にとって利便性の高い情報提供・誘導が行えることになった。
また、既存の区内観光案内板にはなかった、標識設置場所付近の観光名所等の説明を
日英併記で行うことにより、まちあるきなどを行う日本人観光客に加え外国人観光客に
も区の魅力を発信できることになった。