平成28年度 講 座 概 要 一 覧

 平成28年度 講 座 概 要 一 覧
【選択領域】(6時間)
講習名「物質化学を予測・分析・設計する」
講座
番号
1
内 容
講 座 名
時間
講 座 概 要
大規模農作物貯蔵庫開発のため
の庫内流動数値解析-食糧ネッ
トワークへの貢献
担 当 講 師
到 達 目 標
貯蔵技術・システムが進歩すれば、余裕のある農作物生産能力
を生かすことができる。大規模農作物貯蔵庫開発のための庫内
流動数値解析について述べる。同時に、生産、貯蔵、加工、流
通、消費、回収のネットワークにおける、各段階の互いの協力
が重要であること、工学としてこれらに貢献できることを概説
する。
大規模系の解析には数値解析が必要であ
ることと、ネットワークでは自分だけが
満足できるのではなく、全体がうまく行
くように考えるべきであることを理解す
る。
90分
多田 豊(教授)
90分
高田 主岳(准教授)
90分
稲井 嘉人(教授)
河川、湖沼、海域などの環境水について、環境基本法に定めら 水の環境基準およびを分析法を学ぶ。ま
れている環境基準の各項目(化学的酸素要求量や溶存酸素量な た水環境の現状に関する理解を深める。
ど)を解説し、またそれらの分析法を概説する。さらに環境基
準を軸として身近な水環境の現状を解説する。
2
3
水の環境化学
高分子の設計
私達の生活において、プラスチック、繊維、樹脂、フィルムな
どの「高分子」といわれる材料が必須となっています。本講義
では、高分子材料についてその構造と性質を概説します。高分
子は沢山の小さな分子が繋がってできた巨大な鎖状分子です
が、その鎖に沿った原子の種類や結合様式によって役立つ多様
な性質が生み出されます。このような高分子の設計における化
学構造と材料特性との興味深い関係を説明します。同時に化学
結合の基本的な考え方を理解し、材料の性質を原子レベルで見
る手法を概説します。
筆 記 試 験
合 計
高分子が原子や分子レベルでどのような
ものかを大筋で理解する。同時に原子か
ら分子が出来る仕組みや汎用材料の構造
や性質がミクロな化学構造によって反映
されていることを理解する。
90分
6時間(360分)