平成 28 年度かわさき宙 と緑の科学館(川崎市青少年科学館) 「博物館

そら
平 成 28 年 度 か わ さ き 宙 と 緑 の 科 学 館 ( 川 崎 市 青 少 年 科 学 館 )
「博物館実習」の実施について
Ⅰ
博物館実習の概要
1.目的
博物館法施行規則第1条により定められた「博物館実習」によって生涯学習
の場である、かわさき宙と緑の科学館(以下「科学館」と言う)の役割を理解
し、学芸員としての知識・技能・態度を身につけ、将来専門職である学芸員に
就く際の基盤を確立することを目的とする。
2.実習期間
平成28年8月23日(火)~9月2日(金)の間で実施し、休館日の8月
29日(月)を除く10日間とする。
3.定員
6名。ただし、ひとつの大学からは原則として2名以内とする。
4.対象
博物館実習を申込みできる者は、以下の条件を全て満たす者及び館長が特に
認めた者とする。
①大学または大学院に在学中であり、博物館法施行規則第1条に基づく必修科
目(生涯学習概論,博物館概論,博物館経営論,博物館資料論,博物館資料保
存論,博物館展示論,博物館教育論,博物館情報・メディア論)の単位を取得
済みまたは今年度履修予定の者。
②大学または大学院に在学中であり、博物館法施行規則第6条に基づく選択科
目のうち自然科学史、物理、化学、生物学および地学に該当する科目の単位を
1科目以上取得済み、または今年度履修予定の者。
③現住所または帰省先からの通勤が可能な者、または通勤可能な場所に宿舎を
設けることができる者。
④科学館が定める全期間において、実習可能な者。
5.選考
希望者が定員を超えた場合は、提出書類及び面接により選考を行う。
6.実習費
徴収しない。
Ⅱ
博物館実習の内容
1.実習の方法
科学館では実習を機能的な面で「観察」「参加」「実施」に分類し、各項目
を相互に関連させながら実習を行う。
①観察
大学で学んだ博物館学やその他の科目等の知識をもとに、実際の「科学館」
という場面で、どのように博物館が運営されているのか、その施設、来館者等
の状況を観察し理解する。
②参加
学芸員等の指導のもと、科学館の諸活動に来館者の立場で参加することによ
り、学芸員の仕事を体験的に理解する。
③実施
科学館の諸活動の一部を、学芸員等のもとに実習し、博物館活動を業務的な
視点で理解する。
2.博物館業務と実習
博物館の基本的な役割である①資料収集・保管
②調査・研究
③教育普及
の活動を上記の「観察」「参加」「実施」に位置づけ実習を行う。
3.実習の予定
8月23日
開講式、オリエンテーション、館の概要説明。
8月24日
生 田 緑 地 で の 調 査 研 究・教 育 普 及 活 動 、博 物 館 施 設 見 学 、
から
9月2日
館内での資料整理・分類作業の実習。
実習のまとめ、成果発表、閉講式。
詳しい内容は後日、実習生に連絡する。
Ⅲ
博物館実習全般にわたる事項
1.実習中の態度、行動及び単位認定の条件について
①実習生にとっては実習活動であるが、来館者にとっては職員も実習生も同じ
科 学 館 の 職 員 と 見 な さ れ る 。し た が っ て 、実 習 中 の 接 遇 に は 責 任 を 持 っ て 臨 み 、
特に言動には気をつけること。
②科学館の勤務規定に従い、館長ほか職員の監督指導の下に博物館実習を行う
こと。
②実習中の行動について
・ 実 習 時 間 は 9 時 00 分 ~ 17 時 00 分 ま た は 13 時 00 分 ~ 21 時 00 分 と す る 。
( 休 憩 時 間 は 12 時 00 分 ~ 13 時 00 分 ま た は 17 時 00 分 ~ 18 時 00 分 )
・ 来館後はただちに実習生出席簿に押印すること。
・ 実 習 中 は 許 可 な く 科 学 館 (実 習 場 所 )を 離 れ な い こ と 。
・ 17 時 以 降 、 残 留 し た い 場 合 に は 職 員 に 連 絡 し 指 示 を 受 け る こ と 。
・ 欠席、遅刻、早退の場合には必ず科学館へ連絡および届け出をすること。
・ 正 当 な 理 由 の な い 欠 席 、遅 刻 、早 退 が あ っ た 場 合 に は 全 期 間 の 実 習 を 取 り 消
すものとする。
・ 貴重品は、各自の責任のもとに管理すること。
・ 着替えなどは、指示された場所を使用すること。
・ 職 務 上 知 り 得 た 情 報 は 、実 習 中 、終 了 後 も 部 外 秘 事 項 と し て 一 切 他 に 漏 ら さ
ないこと。
・ 万が一事故などが生じた場合は、速やかに担当職員に連絡すること。
③実習記録について
・ 実 習 記 録 に つ い て は 毎 日 16 時 以 降 の 時 間 を 記 入 の 時 間 に 充 て る も の と す
る。
・ 職員の印が必要な場合には早めに申し出ること。
・ 毎日、実習記録を記入し職員に提出してから退出すること。
・ 博物館実習終了後、実習記録を科学館まで提出すること。
・ 博物館実習終了後、実習レポートを科学館まで提出すること。
④単位認定の条件について
以下の項目に該当する者は、単位の認定を行わない。
・ 実習期間中の出席状況が不良の者。
・ 実習期間中の実習態度及び成績が不良の者。
Ⅳ
申込み方法
1.提 出 書 類
①博物館実習希望調査用紙(様式1)
②作文
・ テ ー マ 「学 芸 員 を 志 し 、 か わ さ き 宙 と 緑 の 科 学 館 ( 川 崎 市 青 少 年 科 学 館 )
で実習を希望する理由」
※ ( A 4 横 書 原 稿 用 紙 で 2000 字 程 度 、 自 筆 で 記 入 )
③選考結果及び資料郵送用封筒
( 角 型 2 号 封 筒 に 250 円 切 手 を 貼 り 、 本 人 の 住 所 ・ 氏 名 を 記 入 )
2.提出方法
科学館に持参すること。その際、簡単な面接を実施する。
3.提出期間
平成28年4月19日(火)~23日(土)(9時~17時の間)
必ず事前に科学館に連絡し、日時を確定してから来館すること。
4.博物館実習の申込みから実施まで
項
①
②
目
日
程
希 望 者
平 成 28 年 4 月 19 日
申 込 み
( 火 ) ~ 23 日 ( 土 )
選
考
結果通知
選考結果を本人宛に
郵送。
④
⑤
大学より
申込み
科 学 館 へ 持 参 。簡 単 な 面 接 を 実 施 。
必ず科学館に連絡し、日時を確定
してから来館すること。
書類と面接により審査。
平 成 28 年 5 月 上 旬 に
③
内容及び備考
実習が決まった希望者には、受入
通知書と資料を郵送する。
採用されなかった希望者には提出
書類を返却する。
大学からの依頼状(書式自由)及
平 成 28 年 6 月 末 ま で
び誓約書(様式2)の提出をもっ
て正式に受入を決定する。
実習実施
平 成 28 年 8 月 23 日
朝9時までに科学館自然学習棟に
(火 ) ~ 9 月 2 日 ( 金 )
集合。
レポート提出をもって実習完了と
⑥
レ ポ ー ト
提出
平 成 28 年 9 月 末 ま で
し、修了証明書を交付する。
(形式、内容等は実習中に指示す
る。)
5.申し込み・問い合わせ先
そら
かわさき宙と緑の科学館(川 崎 市 青 少 年 科 学館 )
〒 214-0032
神 奈 川 県 川 崎 市 多 摩 区 枡 形 7-1-2
担
当:弘田、川島
電
話 : 044-922-4731
E メ ー ル : [email protected]
様式1
平成28年度
博物館実習
実習希望者調査用紙(申請用紙)
実習希望者氏名(ふりがな)
所属(大学および学部・学科・学年)
現住所
郵便番号
実習中の住所
(上記と同じ場合は記入しない)
連絡先(電話番号:携帯電話:E メール)
実習中の連絡先
(上記と同じ場合は記入しない)
大学における研究テーマ
これまで訪れた博物館の中で印象に残った館およびその感想
そら
かわさき宙と緑の科学館(川崎市青少年科学館)
様式2
誓
約
書
年
月
日
そら
かわさき宙と緑の科学館
館長
殿
(川崎市青少年科学館)
博物館実習を行うにあたり、川崎市青少年科学館諸規則及び指示に従い、誠
実に従事すること誓約します。
(実習生)
大 学 名
学
部
学
科
学籍番号
氏
名
印
上記学生の博物館実習について、次のとおり誓約いたします
1
実習に従事するに当たり、社会人としての自覚と自主性を持って行動する
よう、事前に指導いたします。
2
実習生が事故等により被害を被った場合、大学が対応し、損害賠償等の請
求はいたしません。
3
実習生が科学館、又は来館者に損害を与えた場合、科学館の指示に従い、
大学が損害を賠償いたします。
大 学 名
責任者職名
氏
名
印