平成 27 年度 新潟県立自然科学館「博物館実習」要領 I 概略 1.実習の目的 博物館法施行規則第1章第1条の規定に基づき、館利用者への科学啓蒙、及び生涯学習の 場である科学館の役割を理解し、学芸員としての知識・技能・心構えを身につけることを 目的とします。 2.実習期間 平成 27 年 9 月 6 日(日)~9 月 13 日(日)の 7 日間 ※9 月 7 日(月)は除く 3.定員 受け入れ人数は最大5名とします。 4.実習対象 以下の条件を満たす者とします。 ①大学または大学院に在学中であり、博物館法施行規則第1章第1条に基づく必修科目(生 涯学習概論:博物館学概論:博物館経営論:博物館資料論:博物館情報論:視聴覚教育 メディア論:教育学概論)の単位を取得済、または平成27年度中に履修予定の者。 ②大学または大学院に在学中であり、博物館法施行規則第2章第6条に基づく選択科目(自 然科学史:物理:化学:生物学:地学)に関する単位を1科目以上取得済、または履修 予定の者。 ③現住所または帰省先からの通勤が可能である者。 (通勤可能な場所に宿舎を設けることができれば可とします。なおその費用は実習生の負 担とします) ④当館が定める全日程において実習可能な者。 5.実習生の審査・選抜 提出された書類を基に審査を行います。実習希望者が定員以上に及ぶ場合は、同様に審査、 選抜します。 6.単位の認定 学芸員資格取得のための単位認定については、当館では行いません。各大学の基準に則り それぞれの大学で認定されます。 7.実習費 実習費は徴収しません。なお実習に要する交通費その他の必要経費は実習生本人の負担と します。 Ⅱ 博物館実習の内容 1.実習の内容 当館では博物館の基本的な役割のうち、 「教育普及のための活動」を中心に実習を行います。 展示場内での案内や展示解説などの来館者対応業務を実践しながら、科学館における学芸 員の役割や、社会において科学館が果たすべき役割について探ります。 最終課題として各自が教育普及活動を企画立案・実践する中で、来館者・科学館双方に有 益となる手法を考察します。 2.博物館実習のスケジュール(予定) 日程 実習内容 1 日目 オリエンテーション 当館の概要説明、施設内見学(常設展示場・収蔵庫等) 最終課題説明 2 日目 講義 当館の設置目的、理念、各種活動について 3 日目~4 日目 館内実務 来館者対応業務等 5 日目~6 日目 最終課題の計画・準備 7 日目 最終課題実践、実習のまとめ・成果発表、閉講式 ※より詳しい内容は、平成 27 年 8 月 10 日までに実習生本人にお知らせします。 Ⅲ 博物館実習全般にわたる注意事項 1.実習中の態度や行動について 実習生にとっては実習活動ですが、一般の来館者にとっては職員も実習生も同じ科学館の 職員と見なされます。したがって、実習中の行動や言動には責任を持って臨み、特に言動 には気をつけるようにして下さい。 ①実習生は当館の勤務規定に従い、職員の監督指導の下に博物館実習を行うものとします。 ②実習中は貸与された制服を着用し、実習生である事を示す表示を見やすい場所に身につ けていただきます。 ③実習について ・実習時間は、原則 8 時 45 分~17 時 45 分とします。(途中休憩 1 時間あり) ※天体観測など、日程により実習終了時刻が遅くなる場合があります。 ・来館後はただちに実習生出席簿に押印していただきます。 ・実習中は許可なく館(実習場所)を離れないで下さい。 ・17 時 45 分以降、館内に残留したい場合には職員に連絡し指示を受けて下さい。 ・欠席・遅刻・早退の場合には必ず当館へ連絡及び届け出をして下さい。 ・正当な理由のない欠席・遅刻・早退があった者はその時点において実習を中止します。 ・貴重品は、指示された場所に保管して下さい。 ・着替えなどは、指定された更衣室を使用して下さい。 ・職務上知り得た部外秘情報は、実習中・終了後も他に漏らす事を一切禁じます。 ④実習記録について ・実習記録については、毎日 17 時以降の時間を記入の時間に充てるものとします。 ・職員の印が必要な場合には早めに申し出ること。 ・毎日、実習記録(各大学の様式で可)を記入し職員に提出してから退出すること。 ・博物館実習終了後、実習記録を当館まで提出すること。 ・博物館実習終了後、実習レポートを当館まで提出すること。 ⑤単位取得の条件について 以下の項目に該当する者は、各大学において単位の認定がなさ れない恐れがあります。 ・実習期間中の出席状況がよくない者 ・実習期間中の実習成績不良の者 ⑥万が一事故などが生じた場合は、速やかに担当職員に連絡して下さい。 Ⅳ 申込み方法および審査について 1.申し込み方法 提出方法 以下の提出書類を科学館に持参または郵送してください。 提出期限 平成 27 年 7 月 3 日(金)消印有効 提出書類 ①博物館実習申込書(様式1:自筆で記入) ②博物館実習申込理由書:(様式2: 2000 字程度、自筆で記入) テーマ「学芸員を志し、新潟県立自然科学館で実習を希望した理由」 ③誓約書(様式3、自筆で記入) ④選考結果及び資料郵送用封筒 (角型 2 号封筒に切手貼付のうえ、本人の住所・氏名を記入) 2.審査および結果の通知 実習生の受け入れにあたっては提出された書類により審査を行い、適当であると認められた 者に受入承諾書(様式4)を返送します。なお、審査内容は公表いたしません。 3.学芸員実習の申込みから実施まで 1 2 3 項 目 実習希望者 申し込み 書類選考 結果通知 4 大学より 申し込み 5 実習開始 日 程 平成 27 年 7 月 3 日(金) (消印有効) 内容/備考 提出書類は郵送又は持参。持参の場合は事 前に電話連絡をお願いします。 提出された書類により審査します。 平成 27 年 8 月 10 日までに 選出された実習希望者には、受入承諾書 選考結果を本人宛に郵送。 (様式4)を郵送します。選出されなかっ た実習希望者には提出書類を返送します。 平成 27 年 8 月 11 日以降 大学より実習申込書(書式自由)を提出。 大学からの申し込みを受理した時点で実 施確定とします。 平成 27 年 9 月 6 日 (日) 実習中は朝 8 時 45 分の始業に間に合うよ ~9 月 13 日(日) うに科学館にお越しください。 4.申し込み・問い合わせ先 新潟県立自然科学館 〒950-0948 新潟県新潟市中央区女池南3-1-1 電話:025-283-3331 FAX:025-283-3336 Mail:[email protected] 様式1 博物館実習申込書 平成 年 月 日 新潟県立自然科学館 館長 宛 次のとおり申込みます。 フリガナ 氏 名 〒( - ) 電話 ( メールアドレス ) 住 所 等 (普段の連絡 先) 大学名 現学年 年 学部・学科・専攻等 研究のテーマ (具体的に) 修得済み又は平成 27 年度中までに修得見込みの場合(○) 博物館に関する 科目の修得状況 ※大学により科目名が異なることがあります 生涯学習概論 博物館展示論 博物館概論 博物館教育論 博物館経営論 博物館情報・メディア論 博物館資料論 博物館実習 博物館資料保存論 特に興味のある 専門分野 その他特に 伝えたい事 該当に○ 物理 ・ 化学 ・ 生物 ・ 地学(天文) 様式2 博物館実習申込理由書 氏 名 大 学 名 あなたが学芸員を目指し、新潟県立自然科学館で実習を希望した理由について記載して下さい。 様式3 誓 約 書 年 月 日 新潟県立自然科学館 館長 宛 (所属大学担当責任者) 職名 名前 印 (実習受講者) 学部・学科 学年 名前 印 博物館実習にあたり、新潟県立自然科学館条例及び使用規則を遵守し、また貴館の職員 の指示に従うことを誓います。 様式4 年 大学 月 日 新潟県立自然科学館 館長 学部 様 博物館実習受入承諾書 学科 年 氏名 上記の者を 年 を承諾します。 月 日~ 月 日の間、博物館実習生として受け入れること
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