新潟県立新発田高校地歴・公民公開授業 共通テーマ

新潟県立新発田高校地歴・公民公開授業
共通テーマ
「we are all active learner ―生徒と教師が共につくる授業・反転学習導入
・他教科科目との融合・リテラシー深化・大学及び地域学知との連携」
1 日 時 平成28年5月2日(月)1限・2限・4限・6限
2 授業者 新発田高校教諭 竹田和夫(地歴・公民)
3 授業名 1限 日本史探究 社会科教室 8時50分~9時45分
2限 日本史 B
社会科教室 9時55分~10時50分
4限 倫理
1年3組 12時40分~13時35分
6限 世界史 A
3年1組 14時50分~15時45分
5 限は東京大学総合教育センターから取材を受けます
4 使用教室 各教室を予定しているが特別教室に変更もありうる※前週までに周知化
5 内 容 (予定)
日本史探究
「寛政の改革を見直す→ 幕府をめぐる国内・対外交渉
受け身の学習から主体的「学修」へ…生徒自身が主体的に司会・レクチャー・コメント・
※教師はあくまでオブザーバー ときどき助言あるいは「異論」を唱える
反転学習…宿題ではない授業時間外でのワークを事前に生徒が行う
アクティブ・ラーニング…朝廷と幕府の関係を東京大学史料編纂所所蔵の古文書の立体
的な複製を借用して授業で使用する。実際に手でふれ、声に出して読んで、
現代とのつながりを考える。
教科融合…国語・書道との融合
リテラシー… 古文書の意義を現代的視点で考える
大学学知との連携…東京大学史料編纂所古記録室
井上聡助教
日本史日
「古代日本の都城(平城京)を東アジア各国都城と比較→相互の影響はあるのか?」
受け身の学習から主体的「学修」へ…生徒自身が主体的に司会・レクチャー・コメント・
※教師はあくまでオブザーバー ときどき助言あるいは「異論」を唱える
反転学習…宿題ではない授業時間外でのワークを事前に生徒が行う 都城プランの比較
アクティブ・ラーニング…日本・唐・渤海などの都城に分かれて特徴を分析する
教科融合…建築学との融合
リテラシー…英字新聞と日本の新聞の読み取りと対比
大学学知との連携…東京大学文学部教授佐藤信 奈良国立文化財研究所
米沢女子短期大学教授 吉田歓
倫理
「神話から哲学へ→神話と哲学の違いはどこにあるのか?」
受け身の学習から主体的「学修」へ…生徒自身が主体的に司会・レクチャー・コメント・
※教師はあくまでオブザーバー ときどき「異論」を唱える
反転学習…宿題ではない授業時間外でのワークを事前に生徒が行う
アクティブ・ラーニング…シャイな生徒のためのサイレント・ダイアローグ
に加え、実物資料をもとに「語る」ワーク
教科融合…美術との融合
リテラシー…神話・哲学書の読み取り
地域との連携…新発田市立図書館との連携 新発田藩藩校道学堂の情報提供
→授業は新発田藩の道学堂の名称に基づき「ドゥー・学・ドゥー」プロジェクト
名付けている。
世界史 A
新科目「歴史総合」(仮称)の先取り授業 世界史・日本史の融合
「西アジアの歴史を考える→ 日本と西アジアのつながりはあるのか?」
受け身の学習から主体的「学修」へ…生徒自身が主体的に司会・レクチャー・コメント・
※教師はあくまでオブザーバー ときどき「異論」を唱える
反転学習…宿題ではない授業時間外でのワークを事前に生徒が行う
アクティブ・ラーニング…ピンポンディベートの実施
教科融合…美術との融合
リテラシー…美術工芸品の位置づけや文字史料の読み取り
地域との連携…新潟大学図書館
6 外部参観者
東京大学総合教育センターから3名
その他 参観を希望する他県・他校の教員
○授業者の手法は教師が司会や発問をするものではなく生徒自身が司会をし発問をすることに特
徴があります。また教科以外の教育活動全般にもアクティブや反転学習を取り入れています。