「平成28年度「ほたて貝」の輸入割当てについて(案)」に寄せられたご意見の概要及びご意見に対する考え方 意見概要 ご意見に対する考え 輸入割当限度数量は、貿易管理令第9条第3項に基づき毎回 水産庁と協議の下、国内需給の状況等を踏まえて設置してい 割当総数量(5,720トン)を大幅増加 るものであります。今回の割当総数量については、近年の需 1 してほしい。 給動向及び輸入数量の推移を踏まえ、適当であると考えてお ります。 商社向けの割当数量が不足してい るため、全体数量の増加が難しい 場合には、需要者割当てから商社 割当てへの割当数量の移行を行っ 2 てほしい。 商割A1と先着順割当ての両方を申 請可能にする等、商社向けの割当 制度を見直してほしい。 需要者割当ては、加工業者が加工原材料の安定的な確保等 を図れるよう、これら加工業者が組織する団体に配分されるも のであります。需要者割当てにおいても確実に輸入がされて いることから、現段階での割当ての移行は困難ですが、枠の 設定等については、いただいたご意見も踏まえつつ、今後とも 考慮してまいりたいと考えております。 先着順割当ては、決められた限度数量の中でより幅広い事業 者の新規参入等の機会を確保するため、新規参入者向けに 設定しており、申請資格を新規参入者に限定する必要があり ます。商社割当てA1の割当数量に不足がある場合には商社 割当てA2を申請することができますのでご検討ください。 1申請者当たりの最低割当数量に ついて、6トン(貝柱換算で1トン)か 3 らコンテナ単位の船積数量として適 する60トン(貝柱換算で10トン)に増 やしてほしい。 最低割当限度数量は、輸入割当申請数量の合計が輸入割当 限度数量を超える場合に行うあん分により割当数量が商取引 に適さない過小単位となることを回避しつつ、実需要に応じた 少量単位での輸入も可能とするため設定しております。 限られた数量が円滑、安定かつ確実に輸入されるよう、輸入 割当制度の適切な運用に努めてまいりますので、ご理解のほ どよろしくお願いいたします。
© Copyright 2024 ExpyDoc