西洋思想史 【科目の目的】 「西洋とは」「思想とは」「歴史とは」と問いかけ

科目名
西洋思想史
担当者
藤谷 秀
開講期
後期
単位数
2単位
履修年次
時間数
3
30時間
必修選択別
選択
授業形式
講義
カテゴリ
【科目の目的】
「西洋とは」「思想とは」「歴史とは」と問いかけつつ、ヨーロッパにおける思想の歴史について、とくにヨーロ
ッパが生み出した哲学思想に焦点を当てながら、理解を深めていきます。また、「西洋」という観念は、今や過去
のものとなりつつありますが、この変化自体についても、現代的な思想的問題として考えます。
【到達目標】
(知識・理解)
ヨーロッパの思想の歴史について、概括的に理解することができる。
(思考・判断・表現/思考・技能・実践)
「西洋思想史」に関する授業での問題提起をきっかけに、自ら問題を発見し、それについて考えを深めることがで
きる。
【授業内容】
①問題としての「西洋」「思想」「歴史」
②ヨーロッパ史の概観と思想史のひとコマ
③「西洋」/「ヨーロッパ」とは
④「思想史(思想の歴史)」とは
⑤ヨーロッパ古代の諸思想
⑥ヨーロッパ中世の諸思想
⑦ヨーロッパ近世の諸思想
⑧ヨーロッパ近代の諸思想
⑨ヨーロッパ現代の諸思想
⑩「自然」をめぐって
⑪「知(真理)」をめぐって
⑫「自己と他者の関係」をめぐって
⑬学生の学期末レポート(「思想を読む」)発表(1)
⑭学生の学期末レポート(「思想を読む」)発表(2)
⑮学生の学期末レポート(「思想を読む」)発表(3)
※受講者数によって、レポート発表の授業回数を変更することがあります。
【教育方法】
担当教員による問題提起的な講義と、受講者からのコメント、またグループ別のディスカッションなどによって、
授業を進めます。
【評価方法】
(知識・理解)
学期末レポート(40%)と授業への取り組み(60%)を総合して、成績評価を行います。評価基準は、ヨーロ
ッパの思想の歴史について、概括的に理解することができているか、です。
(思考・判断・表現/思考・技能・実践)
学期末レポート(40%)と授業への取り組み(60%)を総合して、成績評価を行います。評価基準は、授業で
の問題提起をきっかけに、自ら問題を発見し、それについてどれだけ考えを深めることができているか、です。
【必携図書】
教科書は特に使用しません。適宜プリントを配布します。
【参考図書】
授業時に適宜指示します。
【履修上の注意】
【学生へのメッセージ】
この授業の基本は、ヨーロッパ思想の歴史について知識を得るというよりもむしろ、そこで提起されてきた問題を
受講者自ら考えるところにあります。質問や相談への対応方法については、授業時に指示します。