助成事業活動報告書 - 障碍者ITカレッジ四日市

WAM独立行政法人福祉医療機構 平成 27 年度社会福祉振興助成事業
助成事業活動報告書
特定非営利活動法人
事業名
みらい自然ファーム
三重県障害就労支援連合会発足事業
事業概要
「福祉サービスである就労移行支援事業所が中心となって、当事者、支援員、企業
が円滑な就労支援体制がとれるフロー作り」を目的に
・当事者・支援員・企業へ向けての啓発や資質及び意識の向上へ向けてのセミナー実施
・企業開拓及び障害福祉サービス事業所への訪問相談等
を実施する事業
1. 団体概要
団体名
特定非営利活動法人 みらい自然ファーム
団体住所
三重県四日市市栄町 1-11 6F
連携団体
16団体
2. 平成27年度事業でのセミナー、相談会、講座 一覧
1
障害当事者向け
H27.7.30
ビズスクエア四日市3F
2
支援員向け
H27.8.27
ビズスクエア四日市3F
3
企業向け
H27.10.14
ビズスクエア四日市3F
4
障害当事者向け
H27.11.25
ビズスクエア四日市3F
5
支援員向け
H27.12.9
ビズスクエア四日市3F
6
企業向け
H28.1.19
三重県総合文化センター小会議室
7
障害当事者向け
H28.2.1
アスト津 会議室
8
支援員向け
H28.2.18
三重県総合文化センター小会議室
9
企業向け
H28.3.11
ビズスクエア四日市3F
3. 活動結果
○障害者側の変化
1.セミナーや個別相談会を通じて、障害福祉サービスの認知と一般企業への就職を目指す場合には
就労移行支援事業の利用が就職への近道だということに気付かれ、各圏域の移行支援利用者が増加した。
2.就職するためには、訓練・準備が必要だということを再認識された。
○支援者側の変化
1.支援員講座や福祉サービス事業所への訪問助言を通して、効果的な支援の流れを理解され特性に合っ
た就労支援を行うことが出来るようになる事業所が増えた及び意識が改革された。
2.障害当事者に適切なアドバイスを行い、また個々の能力・特性に合った就労支援を行うことが出来る
ようになった。
3.三重県内の移行支援事業所の数が今年度増加し、行政発信の就労支援チームを作る会議が今年度初で
2 回開催された。
○企業の変化
1.企業と当事者の間に支援機関が入ることで、円滑なコミュニケーションが取れ不安が解消され積極的
な障害者雇用に取り組む企業が増えた。
2.実際の訓練中の障害者を見学することで就労準備を整えた障害者は即戦力になるということに気付か
れた。
3.障害者雇用は社会的責任であるという意識が少しずつ浸透された。
4.就労移行支援事業所に直接問い合わせが増えた。
4. 今後の課題と活動
1.幅広い障害や就労支援に必要な知識・経験を身に付けた職員の育成
2.三重県内の地域格差が激しく統一した意識の確立
3.同じ思いを共有してくれる事業所との継続した連携支援
4.新しく繋がりの出来た企業同士の企業部会の設立に携わりたい