平成27年度 確定給付企業年金の書面・実地監査の指摘事項の例 (PDF

平成27年度 書面及び実地監査の指摘事項の例
(確定給付企業年金)
東北厚生局
区分
指 摘 事 項 の 例
資格喪失すべき対象者を適確に把握し、規約に沿って速やかに手続きを行うこと。
加
入
者
加入者の氏名に変更が生じたときは、異動状況を把握し、速やかに加入者原簿の整備を行うこと。
加入者及び退職者の手続き漏れが見受けられたので、速やかに加入・喪失の手続きを行うこと。
資格取得届について、一部の実施事業所で提出の遅延が見受けられたので改めること。
資格喪失者等に対して、脱退一時金相当額の移換(企業年金の通算措置)に関する事項の説明を行うこと。
受給権の裁定その他給付に関する処分をしたときは、速やかに、その内容を請求者に通知すること。
給
付
老齢給付金を一時金として支給する場合は、受給権者に対し年金及び一時金の金額並びにその他必要な情報を説明のうえ、受給権者の選択
により一時金として支給すること。
裁定請求書には、生年月日を証する書類を添付させること。
裁定請求書には、生年月日を証する書類を添付させること。また、遺族給付金の裁定請求書には、死亡した給付対象者と請求者との身分関
係を明らかにすることができる書類を添付させること。
遺族給付金の裁定請求書には、死亡した給付対象者と請求者との身分関係を明らかにすることができる書類を添付させること。
代議員選挙手続きにおいて、無投票当選の場合の公告手続きを行っていないので改めること。
理事及び理事長の選挙手続きにおいて、立候補の届出があったときの公告、無投票の場合の場合の当選人の公告の手続きを規程どおり行っ
ていないので改めること。
監事の選挙手続きにおいて、無投票の場合の場合の当選人の公告の手続きを規程どおり行っていないので改めること。
代
議
員
及
び
理
事
代議員選挙手続きにおいて、理事長が選挙長を選任した旨の通知を規程どおり行っていないので改めること。
代議員選挙における立候補届出書の受理確認印については執行規定どおり選挙長が行うこと。
監事選挙の選挙長については執行規定どおり選挙長が行うこと。
理事長選挙は理事確定後直ちに行うとされているが規定どおり実施するよう改めること。
互選代議員の選挙における手続きについて代議員選挙執行規定と規約に公示日のズレがあるので整合性を図ること。
監事選挙は総選挙の当選確定後の最初の代議員会で行うこととされているが規定どおり実施されていないので改めること。
代議員選挙執行規程において互選議員の立候補届の提出期限と公告の内容が相違しているので規定どおり改めること。
理事長選挙における立候補届出書の受理確認印については執行規定どおり選挙長が行うこと。
資
産
運
用
積立金の運用に関して、運用の目的等を記載した「基本方針」を速やかに作成し、当該基本方針に沿って運用すること。
運用指針の策定と交付がされていないので改めること。
規約で引用している労働協約が変更されているにもかかわらず、規約が変更されていないため整合を図ること。
実施事業所の所在地に変更があった場合は、速やかに規約変更の届出を行うこと。
加入者原簿には、法施行規則に規定する「基礎年金番号」を記載すること。
確定給付企業年金の業務概況については、規約に規定される事項を漏れなく周知すること。
確定給付企業年金の業務概況については、規約に規定される全ての事項を、規約に規定される方法により加入者に周知すること。
確定給付企業年金の業務概況については、規約に規定される方法により加入者に周知すること。
そ
の
他
確定給付企業年金の業務概況の周知については、毎事業年度1回以上、加入者に周知すること。
確定給付企業年金の業務概況については、規約に規定される事項を、規約で規定する方法により、毎事業年度1回以上、加入者に周知する
こと。
企業年金等に関する個人情報の取扱いについては、個人データ管理責任者を明確に選任すること。
企業年金等に関する個人情報の取扱いについて、事業者は企業年金等に関する個人データ管理責任者及び個人データを取り扱う従業者に対
し、必要な教育及び研修を実施すること。
規約と規約の引用する就業規則にズレがが見受けられたので平仄を合わせること。
加入者原簿には、法施行規則に規定する「使用されている実施事業所の名称」を記載すること。