別紙1 第5次那覇市総合計画策定支援業務委託仕様書 1 目 的 この仕様書は、那覇市が策定する第5次那覇市総合計画にかかる委託業務につ いて、契約書に定めるもののほか、受託者が行うべき委託業務内容の詳細を定め る。 2 業務内容 業務内容の項目ごとに、最低限必要な要件を定める。平成 29 年 1 月中旬頃ま でに市民案を取りまとめることとするが、業務の詳細については、選定事業者の 提案を基に、市と選定事業者で協議のうえ決定していく。 (1) 総合計画市民案を作成すること。 (2) 総合計画策定に向けた基礎資料を作成すること。なお、作成に際しては、市 から提供する資料の他、ビッグデータ(ICT技術等の活用を含む)分析等提案事業 者のノウハウを最大限活用すること。 (3) なは市民協働大学院の運営支援(通常コマ及び部会等)を行うこと。なお、 平成 29 年度のなは市民協働大学院は全 15 回中 8 回(19:00~21:00 予定)を総 合計画の市民案の検討を行うこととしているが、それ以外にも必要に応じて協 働大学院受講生の支援を行うこと。(参考:第 4 次総合計画策定時の市民会議 の回数は、6 部会等を含め延べ 80 回開催している。) 協働大学院の実施スケジュール(案)は下表のとおり 開催回 開催月日 協働大学院全 15 回の開催回 1 6 月 30 日(木) 3 2 7 月 14 日(木) 4 3 7 月 28 日(木) 5 4 8 月 25 日(木) 7 5 9 月 8 日(木) 8 6 9 月 21 日(木) 9 7 10 月 27 日(木) 11 8 11 月 10 日(木) 12 (4) 市民アンケート(送付対象者数5,000名)を実施し、課題分析を行うこと。 アンケート項目設定は、協働大学院受講生との協働により行うこと。 (5) 団体インタビュー(40団体程度を想定)の企画・支援・課題分析を行うこと。 インタビューは、協働大学院受講生との協働により行うこと。 (6) 市民アンケート及び団体インタビューの結果報告書を作成し、協働大学院に 1 別紙1 おいて報告すること。 (7) 学生等のワークショップの企画・運営を行うこと。 (8) 会議の進行・議事録の作成、会議開催に伴う経費(食糧費・消耗品・通信運 搬費等については、委託経費に含む。ただし、協働大学院開催(8回)に伴う経 費は対象外とする。)の執行に関すること。 (9) 講演会・シンポジウム等の企画・運営を行うこと。 (10) その他、市事務局との連絡調整業務(随時) 3 業務執行体制 本業務の執行体制は、次のとおりとする。 ア イ 主担当及び副担当を配置すること。 主担当又は副担当には、国・地方公共団体が発注する施策に関する調査・ 分析業務について実績を有する者を配置すること。 4 資料の取り扱い 委託者がデータ等の入力のため提出した必要資料について、受託者は受託業 務以外に使用しないものとし、委託期間終了後は返却するものとする。特に個 人情報を含む内容については、本市の個人情報保護条例等に留意し、業務委託 期間中は、適切な取り扱いを行うこと。 5 成果品 次のドキュメント類を整備して製本版(A4 版、300 部)及び電子データ一式 を市へ提出すること。 (1)協働大学院受講生活動結果報告書(総合計画市民案) (2)市民アンケート・関係団体インタビュー報告書 6 その他 (1)打合せ等について 本業務の遂行に必要な打合せ又は協議については、その開催の準備及び議事 録等の整備を行うこと。開催場所は、市役所本庁舎又はなは市民協働プラザと する。 (2)資料の提出及び説明等の協力について 本件業務の適正な執行を確認する為、本仕様書に定める成果物以外にも、必 要に応じて資料の作成やエビデンスを求める場合がある。その際は求めに応じ、 積極的に協力すること。 例)当該業務を遂行するうえで選任の人材を雇用する場合、雇用者に係る出 勤簿及び給与明細、再委託の場合は、再委託先との契約書など。 2 別紙1 (3)業務の再委託 受託事業者は、業務の一部を第三者に再委託することができる。その場合は、 再委託先ごとの業務内容、再委託先の概要及びその体制と責任者を明記の上、 事前に書面で本市の承諾を得なければならない。 (4)業務契約解除時の対応について 契約の履行期間中において、全部若しくは一部の業務契約解除、またはその 他契約終了事由の如何を問わず受託事業者による担任業務が終了する場合は、 発注者・別事業者を問わない次期業務遂行者が、継続して業務を遂行できるよ う誠意を持って引継ぎを行い協力すること。また、その際に必要なデータ等に ついては、無償で提供すること。 (5)瑕疵担保責任 本件業務の成果物に対する瑕疵の取り扱いについて、不良等を発見した場合 は、速やかに無償で是正しなければならない。 (6)業務成果の帰属等 ア 著作権の帰属 本件業務の実施により生じた著作物(既得されている著作物は除く)に関 する著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)は、本 市へ帰属するものとする。 イ 著作権の処理 本件業務の実施による成果物は、画像等の著作権上の権利関係を済ませた うえで納入すること。また、それらに関する紛争が生じた場合は、受託事業 者の責任において対応するものとし、本市は責任を負わない。 (7)業務適用範囲の確認 本業務の実施について、社会一般に通常実施される業務項目は、本仕様書に 記載のない事項であっても業務の範囲とする。受託事業者は、当該項目につい て疑義があるときは本市と協議することができる。 (8)なは市民協働大学院について 平成 28 年度のなは市民協働大学院は、5 月中旬から募集を開始する予定であ るため、概要については、平成 27 年度の「なは市民協働大学院受講生募集要 領」を参照すること。なお、第 14 回目の協働大学院(平成 29 年 1 月中旬)は、 総合計画市民案の発表を予定している。 3
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