2016年度 チラシ 省資源・省エネルギー企業経営研修コース [CMPE]

省資源・省エネルギー企業経営研修コース
(CMPE)
低炭素技術輸出促進
~利益創出企業になるために~
人材育成支援事業
2016年7月12日 ~ 7月25日 (2週間) 開催場所:HIDA東京研修センター(予定)
期待される効果(コースに参加するメリット)
(1) 日本製造企業の強みや「ものづくり」の考え方、製造業を取り巻く外部環境の変化、企業に求
められる社会的責任についての理解が深まります。
(2) 「利益創出」を可能とする「統合型環境経営」における経営戦略の構築とその管理手法につい
て理解が深まります。
(3) 企業の利益創出につながる経営手法を自社に取り入れ、自社が直面する課題を解決し、競争優
位性を高めるための帰国後の行動計画を作成できるようになります。
ターゲット
製造企業における経営者、経営幹部。
なお、組織運営について全般的に責任を有する上級管理者の方も可。(日本を除く世界各国対象)
実施言語
すべての講義、見学及び演習は英語もしくは英語の通訳付きで実施します。
本コースの内容
【プレ・ステップ】
事前レポート1及び2に記載された自社の現状、課題、問題、改善目標数値等を活用して、コース
最終日の発表に向けて準備を進めることになります。そのため、参加者は事前に各社で設定する目
標値(例:環境負荷に係る値)及び当該数値の根拠となるデータ等を来日に向けて準備し、持参い
ただきます。
【ステップ 1】
日本の製造業の歴史的変遷・現況、製造業を取り巻く外部環境変化や企業に求められる社会的責任
の高まりについて学びます。
【ステップ 2】
「環境負荷低減」に向けた企業の取り組みと「利益創出」の関係性を理解し、日本企業の「省エネ
ルギー化」及び「省資源化」に向けた取り組み事例や、環境管理会計手法の一つであるマテリアル
フローコスト会計(MFCA)の概念に基づき、経営と環境の統合方法について学びます。その上
で、自社の競争優位性向上につながる経営戦略全体について学びます。
【ステップ 3】
自社の経営状況を振り返り、強みや弱み、外部環境における機会及び脅威等を明確にします。その
上で、研修を通じて学習した経営管理手法をどのように自社に取り入れ、競争力を向上するかにつ
いて、具体的な行動計画を策定し、最終日に発表します。
コース ディレクター
立川 博巳氏
プロファーム ジャパン株式会社 代表取締役社長/ISO TC207 WG8 (MFCA) 日本代表エキ
スパート・国際幹事補佐、 日本MFCAフォーラム事務局長
環境・社会サステイナブル戦略コンサルティング、環境リスク管理・マテリアルフローコスト会計
を専門とし、コンサルタントとして製造業からサービス産業まで広範な業種にわたり、国内外の多
数の企業に対するコンサルティング・アドバイザリー業務を実施。また、経済産業省委託「マテリ
アルフローコスト会計導入実証・国内対策等事業委員会」委員を務め、マテリアルフローコスト会
計の国際標準化(ISO14051及びISO 14052)に尽力した。
省資源・省エネルギー企業経営研修コース 日程(予定)
~利益創出企業になるために~
The Corporate Management Program on Energy & Resource Saving [CMPE]
月 日
午 前
午 後
7/12
(火) オリエンテーション、開講式
講義:日本の製造業の現況と企業の社会的責任
7/13
(水)
7/14
講義・演習:
MFCAの具体的な考え方と実践手法①
(木)
・MFCAの重要性と特徴、従来の環境経営
ツールとの対比
7/15
(金)
7/16
17
(土)
休日
(日)
7/18
(月)
7/19
(火)
7/20
(水)
企業等見学
企業見学:日本企業による省エネ取組活動と経営戦略事例
(遠隔地)
7/21
(木)
企業見学:日本企業による省エネ取組活動と経営戦略事例
7/22
講義・演習:「利益創出」を可能とする統合型環境経営②
(金) ・「統合型環境経営」の実践事例(省エネ取組)
・自社での取り組みに向けたKPIの設定方法等
7/23
24
(土)
休日
(日)
7/25
(月) 最終レポート発表
講義・演習:「利益創出」を可能とする統合型環境経営①
・経営戦略の一つとしての「統合型環境経営」
見学:日本企業による統合型環境経営の事例
講義・演習:MFCAの具体的な考え方と実践手法②
・MFCA手法導入のステップ、設定のポイント、MFCAの効果、MFCAにおける各種計算方法等
講義・演習:MFCAの実践事例
・組織内での展開方法
企業見学:日本企業による統合型環境経営の事例
最終レポート発表/修了式
—日本への派遣経費には日本政府からの補助金が一部適用されます。—
詳細情報は、4月にHIDAホームページに掲載予定の募集要項でご確認下さい。
お申込締切:2016年5月9日(月)