誓いの言葉 桜の花が春の風にのって舞うこの良き日に、私たち新入生

誓いの言葉
桜の花が春の風にのって舞うこの良き日に、私たち新入生158 名は、
高い志をもって、立命館守山中学校の入学式を迎えました。これから始ま
る中学校生活で、新しい知識を学ぶことができるのだと思うと、高ぶる気
持ちでいっぱいです。
開校 10 周年の記念の年に 10 期生として入学した誇りと自覚をもち、
様々な学習や経験を通して、成長していきたいと思っています。
本日は守山市の関係者の方々、ご来賓の皆様をはじめ、学園関係者の
方々、諸先生方に温かく見守られる中、このような素晴らしい入学式を開
いていただき、本当にありがとうございます。また、先ほどより心強い励
ましのお言葉をいただき、心より感謝いたします。
世界では、紛争が治まる気配はなく、テロとの戦いが連日報道されてい
ます。平和な社会を求める人がたくさんいる中で、私たちは、世界の平和
を願い、グローバルな視点で、課題解決に取り組む力を身につけていくこ
とが、責務だと感じます。日本社会が平和である事に感謝するだけでなく、
地域で学んだことを世界に発信する、そんな人になりたいと考えています。
国内では少子高齢社会が進み、地方創生が叫ばれています。
社会を変えていく原動力となれるように自分のできることを日々考え、
中学校生活の 1 日 1 日を大切にしていきたいと思います。
また、東日本大震災から 5 年という節目を迎えました。あの震災から学
んだことを決して忘れず、こうして、生かされていること、中学校に通え
ることを感謝したいと思います。
私自身は、語学力を磨き、自分の思いを表現する力やコミュニケーショ
ン力、相手を思いやる心などの人間力を身に付け社会に貢献する人になり
たいと考えています。
私たちは6年間あるいは10年間かけて、未来を切り拓き、世界を舞台
に活躍する人になれるよう努力していきます。
これから始まる中学校生活の中で、先生方、先輩方に、まだまだ未熟な
私たちはご迷惑をおかけすることもあると思います。時には厳しく、時に
は温かくご指導くださいますよう、よろしくお願いいたします。これから
お世話になる方々への感謝の気持ちを忘れずに、私たち新入生は、立命館
守山中学校の生徒としての自覚をもち、夢に向かって成長していくことを
誓います。
2016年 4月 8日
立命館守山中学校新入生代表
廣田
七海