第五次愛媛県高度情報化計画 【体系図】 1 2 計画の策定 (1)計画の位置付け (2)計画の期間 第六次愛媛県長期計画の分野別計画 平成 27 年度から 30 年度までの4年間 基本的な考え方 ~セキュアかつ戦略的なICT利活用による 「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」の実現~ 基 本 理 念 ICTは地理的・時間的な制約を解消し得る手段であり、適切に利活用することで大きな付加価値を生み出す ものであるという認識のもと、セキュアかつ戦略的なICT利活用を促進することにより、高度情報化のメリットを 県民誰もが享受できる「愛のくに 愛顔あふれる愛媛県」の実現を目指す。 基 本 方 針 暮らしの環境を向上させる。 ~快適で安全・安心な暮らし~ 地域産業を活性化させる。 ~活力に溢れた地域産業~ 福祉・保健・医療や環境、教育、さらに防災・減災な どの分野において、ICT利活用の高度化や裾野拡大 を図るなど、戦略的な利活用を促進することに加え、 県民一人ひとりの情報リテラシーの向上を図ること により、暮らしの環境を向上させ、健康で安心して快 適に生活できる社会を目指すとともに、安全で災害に 強い社会を目指す。 ICTと信頼できるデータの戦略的な利活用により、地域 産業が有する潜在能力を引き出すとともに、生み出す付加 価値をさらに向上させ、地域産業が活力に溢れた社会を目 指す。 また、本県の「強み」となる「自転車新文化」の推進、 「愛のくに えひめ営業本部」による営業戦略の展開及び 「みきゃん」によるイメージアップなどの政策をICTを 利活用して戦略的に発信することなどにより、本県経済の 活性化を図る。 推進項目(重点) 「安全」で「安心」できる社会づくり 推進項目 快適な社会づくりと支える人づくり 「補完的」 「相乗的」 推進項目(重点) 「新たな付加価値」の創造 「魅力」と「強み」の発信 県民本位の行政サービスを実現させる。 ~安心で便利な行政サービス~ ICT利活用社会を支える行政サービスにおいて、電子化・ワンストップ化などにより効率化を一層推進するとともに、IC T人材の確保や県内市町・企業等との連携・協働など、人と体制の充実を通して、真に利便性が高く、いつでもどこでも行政 サービスが受けられる社会を目指す。 また、行政サービスにおいて情報セキュリティ対策をさらに強化し、県民の安心を確保するとともに、効率性や利便性に加 え、安全面を踏まえたセキュアかつ戦略的なICT利活用を推進する。 推進項目(重点) 「利便性」と「安全性」の追求 情報化関連施策 推進項目 人と体制の充実 下線は重点施策 1 ICTを利活用して暮らしの環境 2 ICTを利活用して地域産業を を向上させる。 活性化させる。 ~快適で安全・安心な暮らし~ ~活力に溢れた地域産業~ (1)災害に強い情報通信インフラの 整備・充実 (2)福祉・保健・医療分野における展開 (3)交通安全対策の推進・犯罪の起きにく い社会の実現 (4)環境分野における展開 (5)教育・人材育成における展開 (6)情報通信の利用環境の向上 3 (1)地域産業の活性化 (2)農林水産業の高付加価値化(新規) (3)ビッグデータ等の活用の推進(新規) (4)新たなワークスタイルの実現(新規) (5)観光・交流の拡大(新規) (6)FreeWi-Fi を活用した地域活性化 の推進(新規) (7)愛媛の「強み」の戦略的な情報発信 3 ICTを利活用して県民本位 の行政サービスを実現させる。 ~安心で便利な行政サービス~ (1)県民本位の電子行政サービス の提供 (2)サイバーセキュリティ対策の 強化(新規) (3)オープンデータの推進(新規) (4)電子自治体を支える人材の育 成・確保 (5)県内市町や企業等との「連携・ 協働」の推進 計画の推進体制 1 推進体制 2 評価と見直し ○産業界、大学及び国・県・市町が連携した「愛媛県ICT推進会議」や県民、ICT関連団体 との協働により、地域の総合力が十分に発揮できるよう「オール愛媛」で施策を推進。 ○愛媛県高度情報化推進本部において、進行管理、総合調整等。 ○予算の措置状況や指標の推移等を年度毎に把握し、適切な進行管理を行うなど、高度 情報化推進のPDCAサイクルを確立。 ○検証しやすくするため、目標となる定量的な指標(KPI:重要業績評価指標)を設定。
© Copyright 2024 ExpyDoc