7月の給食献立より 豆あじのなんばんづけ(4人分) ・麦ごはん ふりかけ ・牛乳 ・豆あじのなんばんづけ ・ひたし ・夏野菜のみそ汁 夏においしい魚の代表が「あじ」という魚です。瀬戸内海で昔から夏によくとれ 豆あじ 160g かたくり粉 適量 揚げ油 適量 細ねぎ 2本 酢 大さじ2 砂糖 大さじ2 しょうゆ 大さじ2 七味 少々 水 大さじ2 夏野菜のみそ汁(4人分) ズッキーニ 小 1/2 本 なす 中 1/2 個 たまねぎ 中 1/2 玉 うがらしで作ったタレに漬け込んだ南蛮漬けは,暑い夏でも食欲を出してくれる料 にんじん 小 1/4 本 理です。しっかりよく噛んで、味わいながら食べてもらいたいと願っています。 油揚げ 1/2 枚 中みそ 大さじ1.5 白みそ 大さじ1.2 かつお節(だし用削り節) 20g ① 豆あじにかたくり粉をまぶし、揚げる。 だし昆布 7cm角1枚 ② 細ねぎは小口切りにして調味液と混ぜる。 水 600ml る旬の地場産物で、味がよいので「あじ」と呼ばれるようになったと言われていま す。「あじ」の小さなものを「豆あじ」と呼び、小さいので骨が柔らかく、頭から 丸ごとかんで食べることができます。豆あじを焼いて,酢・さとう・しょうゆ・と 豆あじのなんばんづけ(作り方) ③ 揚がった豆あじを調味液につける。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 9月の給食献立より ミニ冬瓜のスープ煮(4人分) ウインナー 100g ・きなこ揚げパン 鶏肉 100g たまねぎ 1/2個 ・牛乳 ミニ冬瓜 1/4個 キャベツ 1/4個 ・ミニ冬瓜のスープ煮 にんじん 1/2個 セロリー 20g ・野菜サラダ サラダ油 小さじ2 パセリ 5g 水 500cc 白ワイン 大さじ2 ローリエ 1枚 チキンコンソメ 5g 塩 適宜 こしょう 少々 とうがん とうがん 冬瓜 冬瓜は、夏の野菜なのになぜ冬という字がついているのでしょうか。それは,皮 がとても厚く,涼しい所に置いておけば冬まで保存できるからです。 冬瓜の中でも少し小振りのミニ冬瓜は、高松市では平成 18 年度から栽培される ようになりました。 「高松産ごじまん品」のひとつです。昔から、食べると体のむ くみをとり、熱を下げる効果があると言われてきました。ビタミン C が多く、免 疫力を高めます。またミネラルや水分も多いため、夏バテ解消にはピッタリの食材 です。種は漢方薬になります。生でも、煮てもおいしく食べられる野菜です。 給食ではこの他に、食物繊維の豊富な白いんげん豆 を入れています。ご家庭でもお試しください。 ミニ冬瓜のスープ煮(作り方) ① 鶏肉は一口サイズに切る。ミニ冬瓜は皮をむいて1.5cm 程度の角切りにす る。たまねぎとセロリーはスライスし、にんじんはいちょう切り、キャベツ は色紙切り、パセリはみじん切りにする。 ② 鍋に油を熱し,たまねぎ、セロリー、鶏肉を入れてよく炒める。水を加えて にんじん、白ワイン、ローリエを入れて煮る。 ③ ウインナー、キャベツ、冬瓜、チキンコンソメを入れて あくを取りながら煮込む。 ④ 材料が煮えたら塩、こしょうで調味し、パセリを入れて 仕上げる。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 10月の給食献立より ・ハヤシライス(麦ごはん) ・牛乳 ・りっちゃんサラダ ・ミニトマト 「りっちゃんサラダ」は、小学校1年生が国語で学習する「サラダでげんき」と いうお話の中で、主人公の女の子「りっちゃん」が病気のお母さんのために作るサ りっちゃんサラダ(4人分) キャベツ 2枚 きゅうり 1/2本 (缶)ホールコーン 大さじ2 にんじん 1/6本 トマト 1/2個 ハム 2~3枚 (乾)刻み昆布 小さじ1.5 かつおぶし(花かつお) 大さじ2 ド レ ッ シ ン グ 酢 大さじ1 サラダ油 大さじ1 しょうゆ(こいくち) 小さじ2.5 砂糖 小さじ2 ラダです。のらねこ、となりの犬、すずめ、あり、馬、白くま、アフリカぞうが次々 と出てきて,りっちゃんに「これを入れるとおいしいよ。 」と元気になるサラダの 材料を教えてくれます。きゅうり、キャベツ、トマト、かつおぶし、ハム、とうも 給食では、トマトは潰れやすいので、ミニトマトを別付けにして います。ドレッシングは市販のものでも、家庭のオリジナルでも、 お好みのものをどうぞ。 ろこし、にんじん、こんぶと、たくさんの材料を使った栄養たっぷりのサラダです。 りっちゃんサラダ(作り方) ① キャベツ、にんじん、ハムはせん切り、きゅうりは小口 切り、トマトはさいの目切りにする。 ② トマト、かつお節以外の材料をゆでる。 ③ ドレッシングを作る。 ④ ②とトマト、かつおぶしをドレッシングで和えて、出来 上がり。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 11月の給食献立より ・全粒粉パン りんごジャム ・牛乳 ・秋の香りシチュー ・グリーンサラダ 秋の香りシチュー(4人分) 鶏肉 80g 白ワイン 小さじ1 たまねぎ 小1個 にんじん 1/4本 じゃがいも 小1個 さつまいも 1/2個 しめじ 40g エリンギ 40g パセリ 少々 サラダ油 小さじ2 サラダ油 秋の香りシチュー(作り方) ⑤ バターで小麦粉を焦がさないように炒めて、ホワイトルウを作る。 ⑥ たまねぎはスライス、にんじんはいちょう切り、じゃがいもとさつまいもは 角切り、エリンギはスライスして、パセリはみじん切りにする。しめじは石 づきをのけ、 小房に分ける。鶏肉は白ワインで下味を付けておく。 ⑦ 鍋に油を熱し,鶏肉を入れてよく炒め、さらにたまねぎ、にんじん、じゃが いも、しめじ、エリンギを順に入れて炒める。 ⑧ 湯を加え、ローリエを入れてあくを取りながら煮こみ、途中でさつまいもを 加え、調味する。 ⑨ 材料が煮えたらルウと牛乳を加え、パセリを入れて仕上げる。 ル ウ バター 小麦粉 市販のホワイト シチュールウを 使ってもよい。 小さじ2 小さじ1 大さじ2 ローリエ 1枚 湯 300cc チキンコンソメ 小さじ1 塩 適宜 こしょう 少々 牛乳 120cc 日本には四季がありますが、季節ごとに食べごろを迎える食材があり、それを「旬のもの」と呼びます。近 年では、栽培方法の開発が進み、旬とは関係なく 1 年中出回る食べ物が多くなりましたが、野菜も果物も魚も、 さつまいもやきのこが入った 秋のシチューです。栗や里い もを入れてもいいですね。 旬のものはおいしいだけでなく、栄養価も高いのです!今はまさに、秋たけなわの季節。さつまいもやきのこ など、秋の「旬のもの」をたっぷり味わいましょう! レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 12月の給食献立より しっぽくうどん(4人分) うどん 鶏肉 ・しっぽくうどん 4玉 60g てんぷら 1/2枚 ・牛乳 油揚げ 1/2枚 里いも 中2個 ・水菜のあえ物 大根 ・スイートポテト 金時人参 青ねぎ 10cm幅 1/4本 4本 しょうゆ 大さじ3 みりん 小さじ1 緒に煮込み、温めたうどんの上にかけて食べます。具は大根、にんじん、里いも、 清酒 小さじ1 鶏肉、油あげ、ねぎなどがよく使われます。白菜、豚肉、春菊などを使って、アレ 煮干し 大10尾 しっぽくうどんはさぬきの冬の代表的な郷土料理です。季節の野菜をだし汁と一 ンジすることもできます。各家庭の味がある郷土料理です。年末には年越しそばの 代わりに食べる家庭もあります。 何も具がない「すうどん」ではエネルギーのもとになる黄色の食品群しかありま せん。しかし、給食のしっぽくうどんをみてみると、豚肉、油あげ、大根、里いも、 金時にんじん、ごぼう、ねぎが入り、一気に赤・黄・緑の3つの食品群がすべてそ 水 600cc 具材は、しめじやしいたけなどのきのこを加えた り、青ネギのほかに春菊を散らしたりと、それぞれの ご家庭で工夫すると、一層おいしくなります。鶏肉の 代わりに豚肉を使うご家庭もあるようです。 ろったバランスの良いうどんに変身します。 しっぽくうどん(作り方) ① 鶏肉・里いもは一口サイズ、金時人参・大根・てんぷら・油揚げは短冊切り、 ねぎは小口切りにする。 ② 煮干しで出しを取り、煮えにくい物から煮る。 ③ 材料が煮えたら調味料を入れて味を調える。 ④ 温めたうどんに③をかけ、青ねぎを散らす。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 1月の給食献立より 金時人参のピラフ(4人分) ・金時人参のピラフ ・牛乳 ・ひじきとブロッコリーのサラダ ・白菜とワンタンのスープ 精白米 280g 米粒麦 40g 鶏肉 60g 白ワイン 小さじ1 ベーコン 20g たまねぎ 1/3個 金時人参 1/3本 (冷)むき枝豆 20g ホールコーン 20g にんにく 少々 油 小さじ1 バター 小さじ1 チキンコンソメ 小さじ1弱 塩 少々 こしょう 少々 きんときにんじん 金時人参 金時人参は、ふだんよく食べているオレンジ色の人参に比べると、柔らかくて甘 みが強く、においの少ないのが特徴です。西洋人参より長さが長いので、根をのば しやすい砂地で作られていて、瀬戸大橋が見える坂出市の海岸地帯や観音寺市が主 な産地になっています。金時人参の旬は、12 月から 2 月にかけてです。赤い鮮や かな色と甘さが、おせち料理には欠かせないので、おせち料理のシーズンには、大 阪や京都へも出荷されています。香川県では、郷土料理のしっぽくうどんやお正月 料理のあんもち雑煮に使われます。 金時人参のピラフ(作り方) ① 鶏肉は 1cmの角切り、ベーコンは7mm幅の短冊切り、金時人参、たまね ぎはあらみじん切り、にんにくはみじん切りにする。ホールコーン、むき枝 豆は、塩ゆでして、打ち上げておく。 ② 鍋に油とバターを熱し、にんにく、鶏肉、ベーコンを炒める。 ③ ②の鍋に、たまねぎ、金時人参を入れて炒める。 ④ ③の鍋に湯(300ml)と調味料を入れ、沸いたら米、 麦を入れて炊飯する。 ⑤ 炊けたら、ゆでておいたホールコーン、むき枝豆を加え、 ざっくり混ぜて仕上げる。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 2月の給食献立より 大根の卵とじ丼(4人分) 精白米(麦を1割程度加えてもよい。) 2カップ ・大根の卵とじ丼 ベーコン 2枚 卵 3個 ・牛乳 大根 ・大豆と小煮干しの揚げ煮 干ししいたけ ねぎ 1/3束 ・野菜のポン酢あえ サラダ油 小さじ1 しょうゆ 大さじ1 15cm幅 にんじん みりん 大根は食べる部分によって味が少しずつ違うのを知っていますか。大根は葉っぱ 砂糖 1/2本 大2枚 大さじ1/2 小さじ2 に近い方が甘く、細い先にいくほど辛みが増していきます。そこで、料理に使う場 塩 合はその味の違いを生かして使い分けることが大根をおいしく食べるコツです。 こしょう 少々 チキンコンソメ 1個 まず、葉っぱに近い部分は、甘みがあるので、大根おろしやサラダなど生で食べ 小さじ1/3 るのに向いています。真ん中あたりは、煮物やおでんで食べるとおいしく食べられ 片栗粉(少々の水で溶く。) ます。先の部分は、辛みがあるので、みそ汁に入れたり、干して切り干し大根にし 水 小さじ1 200cc たりすると、辛みが気にならずに食べられます。 季節の大根を上手に使い分け、おいしく食べてくださいね。 大根の卵とじ丼(作り方) ① 精白米は普通に炊く。(好みで少し固めに炊いてもよい。) ② ベーコン、大根、にんじんは短冊切り、しいたけはもどしてスライス、ねぎ は小口切りにする。 ③ 鍋にサラダ油を熱し、ベーコンを炒め、にんじん、大根、しいたけを入れ て、さっくりと混ぜ合わせ、水を入れる。 チキンコンソメを使って簡単に作れ、1人80g 程 度の野菜をとることができます。片栗粉で少しとろみ をつけるので、野菜に味がよくからみます。 ④ 野菜がやわらかくなるまで煮込み、調味する。 ⑤ 水溶き片栗粉を入れて、溶き卵を加え、ねぎを散らして 仕上げる。 ⑥ 椀にごはんをもり、⑤を上からかける。 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会 3月の給食献立より 菜の花あえ(4人分) ・わかめごはん ・牛乳 ・豚肉とごぼうの煮物 ・菜の花あえ 菜の花 1束 キャベツ 2枚 ロースハム 2枚 しょうゆ 小さじ2 砂糖 小さじ2/3 食塩 少々 白ごま 小さじ2 調味料をアレンジしてサラダに してもおいしいです。ホールコーン を加えると、お皿の中に黄色い花 が咲いたようできれいですね。 一般的に「菜の花」というと春に咲く黄色い花を思い浮かべると思いますが、じ つは「菜の花」はアブラナ科の黄色い花の総称で、1 種類だけを限定する名前では ありません。菜の花には、観賞用のほか、菜種油用のナタネ、食用の菜花があり、 それぞれ品種が違います。給食で使用する「菜の花」は、アブラナ科の野菜で、若 くてやわらかい茎や葉、つぼみを食用にしています。特有のほろ苦さがありますが、 ゆでると甘みが出てお浸しや和え物などにするとおいしい食材です。2 月から 3 月にかけての春が旬で、春を告げる野菜のひとつとして親しまれています。 菜の花あえ(作り方) たかまつ産ごじまん品キャ ラ ハナちゃん ① 菜の花は2~3cm、キャベツは短冊切りにし、 ゆでて水を切る。ハムは短冊切りにする。 ② ボールに調味料と炒った白ごまをあわせ、①を あえる。 菜の花サラダ(4人分) 菜の花 1束 キャベツ 2枚 ロースハム 2枚 ホールコーン 大さじ2 酢 大さじ2 砂糖 大さじ1 しょうゆ 小さじ2 ごま油 少々 食塩・一味 少々・少々 白ごま 少々 レシピ提供:高松市栄養教諭・学校栄養職員研究会
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