「地球の自転と公転」 学習投影 1、学習目標 (1) 天体の日周運動の動きを観察し、その運動の様子を地球の自転と関連付けてとらえる。 (2) 星座の年周運動や太陽の南中高度の変化などと地球の公転や地軸の傾きと関連付けてとらえる。 2、指導例の展開 (1)事前指導 ①太陽の動きを確認する。 ②各季節に見ることができる星座や代表的な星の名前などを調べておく。 ③10日前後の間隔で、同時刻の星座の位置を観察する。 (2)プラネタリウムでの学習(番組は全体で約1時間) 前半30分は生解説による太陽の動きの確認、 当日の 20 時 30 分ごろに見える星座を紹介します。 加えて、太陽系や恒星にも触れることも可能です。 また、後半30分はオート番組による「地球の自転と公転」を観覧します。 <生解説の例> ① 太陽の動きの確認。 ② 日没から当日の 20 時 30 分ごろまで時間を進め、宵空に見える惑星・主な恒星、星座などを紹介。 (希望があれば、月の運動や惑星・恒星などについて説明します) ※ 生解説で投影する前半の内容に関しては、事前に打合せをすることにより、授業の進み具合に 合わせることも可能です。ただし、他の学校と観覧時間が重複している場合には、当方で用意 した内容で進行する場合もあります。 <オート番組> ① 地球の自転 ・ 星が動いているように見えるのは、地球が地軸を中心に回っているためであることを確認する。 ・ 天球はほぼ24時間で一周し、1時間当たりに動く角度が15度であることを確認する。 ・ 太陽と天球の動きから、地球の自転について推測する。 ② ・ ・ ・ ・ 星座の移り変わりと地球の公転 季節による星座の位置の変化を観察する。 星座に対して、太陽の動きはどのようになるかを考える。 太陽が星座の中を動いていく様子を観察する。 季節によって太陽がどの位置(星座)にくるのかを観察すると共に、太陽と反対側の位置にく る星座も確認する。 ・ 星座の中での太陽の動きが、地球の公転による見かけの運動であることを考える。 ③地球の地軸の傾き ・ 季節による太陽の通り道の変化(南中時の太陽高度など)を観察する。 ・ 太陽の通り道の変化から、地軸の傾き(角度)を予測する。 ④まとめ 以上
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