リハビリテーション論

08- -33
成人看護学実習(急性期)
看護学科
3単位
3年前期
実習
135時間
[教員]: 大澤 伸治・安藤 洋子
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
急性期及びその後の回復過程にある対象とその家族の特徴を理解し、対象に応じた看護を展開する基礎的
能力を養う。周手術期にある対象の身体的・精神的・社会的側面を理解し、生命の保護、苦痛の緩和、不
安の軽減、回復の促進をさせるための能力を身につける。
授業方法
少人数のグループとなって学外の各医療機関において実習を行う。学生1∼2名につき周手術期にある対
象1人を受け持つ。臨地実習指導者ならびに大学教員の指導を受けて行う。
到達目標
観点別評価
1.「知識・理解」急性期・回復期にある対象及びその家族の特徴を理解できる。(◎)
2.「思考・判断・表現」急性期・回復期にある対象の看護過程を展開できる。(◎)
3.「技能」手術療法を受ける対象に対し、生命を守り、回復を促進するための看護技術を実施できる。
(○)
4.「関心・意欲・態度」看護チームの一員として自己の役割と責任を明確にすることができる。(○)
1.知識・理解 記録:30点
2.思考・判断・表現 記録:30点
3.技能 看護技術:10点 患者とのかかわり:10点
4.関心・意欲・態度 記録:10点 実習態度:10点 成績評価と割合 実習記録:70点 看護技術:10点 患者とのかかわり:10点 実習態度:10点
テキスト
DIGITAL NURSINGRAPICUSメディカ出版
人体の構造と機能からみた病態生理ビジュアルマップ1∼5 医学書院
参考書・教材
病気が見える1∼7 MEDIC MEDIA
実施回
内容
授業内容・目標
第1週:急性期看護において必要なフィジカルアセスメント及び看護技術についてロールプレイにより学
習を深める。
1.学内実習
1)周手術期にある対象の生命維持、回復のための援助実践を理解する。
2)対象のおかれている状況を総合的に捉え、手術によって変化した日常生活行動への援助を理解
する。
2.病棟実習
1)周手術期に関連する手術室及び術後回復室(ICUを含む)を見学し、環境及び看護師の役割を理
解する。
第2週:周手術期に行われる特徴的な看護実践を知り、その意味を理解する。
1)学生1∼2名で周手術期にある対象1名を受け持ち、看護過程を展開しながら対象の看護につ
いて学ぶ。
2)周手術期における対象を理解し、回復過程を促進する看護を考え、適切な援助の提供及び評価
、修正を行う。
第3週:実習での体験を整理し、他者と共有することで急性期看護についての学びを深める。
1.病棟実習
1)看護過程の展開を継続し、自分の実践について評価する。
2)看護過程について振り返り、看護サマリーをまとめ、カンファレンスにより学びを共有する。
2.学内実習
1)対象に実践した看護援助のプロセスを振り返り、理論的にまとめて発表することにより、学生
間での学びを
共有し、急性期看護についての学びを深める。
時間外での学習
対象の変化が著しい領域であるため、解剖生理学、病態学、周手術期における対象の理解などの事前学習
を十分に行う必要があります。
受講学生への
メッセージ
対象の身体的情報のみに囚われることなく精神的・社会的側面にも目を向けて下さい。机上の知識を実践
と結びつけることができるよう積極的に実習に臨んで下さい。
08- -37
老年看護学実習Ⅱ
看護学科
2単位
3年後期
実習
90時間
[教員]: 清水 八恵子・水上 和典・渡邊 清美
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
授業方法
到達目標
観点別評価
施設で生活する高齢者との関わりを通して老年期の特徴、施設における看護の役割を理解する。高齢者を
支える他職種の役割、連携を理解し、高齢者に必要な看護が実践できる基礎的能力を養う。
各施設において実習を行う。臨地の実習指導者ならびに教員の指導を受けて実習を行う。
1.[知識・理解]高齢者の特徴を総合的に理解し、生活を支える職種の役割について理解することができる
。(◎)
2.[思考・判断・表現]施設で生活する高齢者の健康維持・健康問題について理解することができる。
(◎)
3.[技能]高齢者の健康問題に対する必要な援助技術について理解できる。(○)
4.[関心・意欲・態度]老年看護について関心をもち、積極的に学習に取り組むことができる。(◎)
1.[知識・理解] 記録30点
2.[思考・判断・表現] 記録及び対象との関わり30点
3.[技能] 記録及び対象との関わり10点
4.[関心・意欲・態度] 実習態度30点
臨地実習 60 % 実習態度 40%
・老年看護学実習評価表に基づき評価する。
成績評価と割合
・評価にあたっては臨地実習指導者の意見も参考にする。
・提出物は指示期限内の提出を必須とする。
テキスト
参考書・教材
実施回
デジタルナーシンググラフィカ 「高齢者の健康と障害」メディカ出版
デジタルナーシンググラフィカ 「高齢者看護の実践」メディカ出版
佐々木英忠:系統看護学講座 専門分野Ⅱ老年看護 病態・疾患論,医学書院,2013 北川公子:系統看護学講座 専門分野Ⅱ老年看護学,医学書院,2013 内容
授業内容・目標
[学内実習]
・老年施設看護に必要な知識について復習する。
[施設実習] ・施設での実習を通して老年看護援助の実際を学ぶ(カンファレンスを含む)。
・対象を取り巻く保健医療福祉チームについて学び、連携・協働を理解する。
・実習中のカンファレンスを通して学習体験を共有し、学びを深める。
[学内実習まとめ]
・実習最終日は、施設における看護の実際をまとめて発表し、学びの共有を図る。
[課題]
・毎日の実践実習の振り返りを行う。
・施設における老年看護の目的、役割、看護過程の展開、高齢者を支援する制度について学んだ内容を復
習・整理する。
時間外での学習 既習の学習内容を復習・整理して実習に臨んでください。
受講学生への 健康管理に心がけ原則として欠席することなく実習に臨んでください。主体的・積極的に学び、老年看護
メッセージ
への関心を深めてください。オフィスアワー(I号館1階掲示)を活用してください。
08- -41
看護学科
在宅看護論実習
2単位
3年前期
実習
90時間
[教員]: 古田 桂子・渡邊 清美
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
授業方法
到達目標
観点別評価
成績評価と割合
テキスト
参考書・教材
実施回
在宅において健康障害または健康に不安を抱えながら生活する在宅療養者とその家族への援助活動の実際
を通して、在宅看護の役割を理解し、看護を実践するための能力と態度について学ぶ。
訪問看護ステーションにて実習します。
1.「知識・理解」
1)在宅看護の特性について理解できる。(○)
2)在宅ケアシステムにおける訪問看護師の役割について理解できる。(○)
2.「思考・判断・表現」
1)療養者とその家族のニーズと行われるケアの意味と根拠を考えることができる。(○)
2)家族への支援のあり方や、地域における社会資源の活用意義について考えることができる。(○)
3.「技能」
1)療養者や家族の自己決定権を尊重する意義を理解し、相手を尊重した態度で接することができる。
(△)
2)訪問におけるマナーを守り、適切な礼節がとれる。(△)
4.「関心・意欲・態度」
1)疑問・関心や目標達成に必要な学習を主体的に取り組むことができる。(△)
2)積極的にカンファレンスに臨み、学びを深められるよう行動できる。(△)
1「知識・理解」 記録物 25点
2「思考・判断・表現」 記録物 30点
3「技 能」 実践 25点
4「関心・意欲・態度」 実践・態度 20点
記録物 55%
実践・態度 45% 詳細は、実習要項の中のルーブリックを参照ください。
デジタルナーシンググラフィカ「地域療養を支えるケア」メディカ
必要なものがあれば配布します。
内容
授業内容・目標
実習期間:3年生 5月∼7月(2週間)
実習方法:
①訪問看護ステーションで実習を行う
②訪問看護師の訪問に同行し、ケアの実際を見学し、在宅療養者の生活の場や在宅における援助方法
を学ぶ。
③受け持ちを1例もち、看護の問題や行われているケアの根拠を理解し、在宅看護の特徴を考える。
④訪問看護の同行以外で、他のサービスや事業など社会資源の見学をする機会があれば、参加して学
びを深める。
⑤実習中のカンファレンスや学内カンファレンスを通して学習体験を共有し、学びを深める。
課題(事前学習):
・訪問看護の機能と役割
・在宅チームケア
・訪問看護と介護保険・医療保険
・訪問におけるマナー
時間外での学習
実習中は、実習目標の達成および自身の実習体験の学びを深めるために、必要な自己学習を行ってくださ
い。
受講学生への
メッセージ
実習では貴重な体験をすることになります。在宅療養生活とはどういうものか、生活に密着した指導とは
どうあるべきか考える機会にしてください。
08- -45
小児看護学実習
看護学科
2単位
3年前期
実習
90時間
[教員]: 清水 美恵・鍬原 直美
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
保育園児との関わりを通して、子どもの成長・発達やその特徴を学びます。医療施設では、入院中の子ど
もの疾患、治療、成長・発達、生活、家族の状態を総合的に理解し、子どもとその家族のニーズを踏まえ
、個別性に応じた看護を展開することができる基礎的な能力を養います。
授業方法
少人数のグループとなって、学外の保育園および医療施設にて実習を行う。保育園では、数人でクラスを
受け持ち、担当保育士ならびに大学教員から指導を受けて行う。医療施設では学生1∼2名につき1人の患
者を受け持ち、臨地の実習指導者ならびに大学教員の指導を受けて行う。
到達目標
観点別評価
成績評価と割合
テキスト
参考書・教材
1.【保育園】 2.「知識・理解」子どもの成長・発達と日常生活援助の方法を理解する。(◎)
3.「知識・理解」子どもの成長・発達に応じた遊びとその意義を説明することができる。(◎)
4.「技能」子どもを取り巻く危険因子を捉え、安全面に配慮した援助を行うことができる。(◎)
5.「関心・意欲・態度」保育園で過ごす子どもに関心をもち、子どもを幅広く理解しようと積極的に取り
組むことができる。(○)
6.「思考・判断・表現」実習を振り返り、自己の子ども観を述べることができる。(◎) 7.【臨床施設】 8.「知識・理解」患児の成長・発達を踏まえ、健康障害のある患児とその家族に必要な看護を理解する。
(◎)
9.「知識・理解」患児とその家族の権利や尊厳を守るための援助方法と看護師の役割を理解する。(◎)
10.「知識・理解」検査・処置が患児とその家族に及ぼす影響と看護の役割について考察できる。(◎)
11.「技能」安全・安楽に配慮し、病状や成長・発達に応じた援助を行うことができる。(◎)
12.「関心・意欲・態度」患児とその家族に関心をもち、患児とその家族がよりよい生活を送れるように積
極的に取り組むことができる。(○)
13.「思考・判断・表現」実施した看護を振り返り、自己の小児看護観を述べることができる。(○)
【保育園】
「知識・理解」記録12% 「思考・技術・表現」記録4% 「技能」園児との関わり6% 「関心・意欲・
態度」記録4%、カンファレンス4%
【臨床施設】 「知識・理解」記録25%、患児との関わり5% 「思考・技術・表現」記録10% 【保育園】記録20% 園児との関わり6% カンファレンス4% 【臨床施設】記録45% 患児との関わり20% カンファレンス5% デジタルナーシンググラフィカ 小児看護学①、②メディカ出版
授業での配布資料及び必要時提示します。
内容
授業内容・目標
実施回
小児看護学実習要項参照
時間外での学習 これまでに学修した内容を十分に復習し実習に臨んでください。
子どもとのかかわりを通して、子どもに合った援助や遊びの意義を深めましょう。子どもの目線に合わせ
受講学生への 、子どもが伝えようとしていることを感じ、受け止め、子どもの人権を尊重した看護実践を学んでくださ
メッセージ
い。体調管理をしっかり行いましょう。実習中困ったことは、必ず教員や指導者に相談してください。
08- -49
母性看護学実習
看護学科
2単位
3年前期
実習
90時間
[教員]: 谷 純子・戸村 佳美
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
学内で学んだ知識および技術を基に、臨地での妊産褥婦と新生児の受け持ち事例を通して母性の特性を理
解し、対象およびその家族に応じた母性看護の実際が実践できる基礎的能力を習得する。
授業方法
1.産科病棟(4日間):実習施設でのオリエンテーション後に受け持ちの選定を行う。産婦、褥婦および胎
児、新生児の基本的看護援助を指導者とともに実施する。カンファレンスでは受け持ち事例の実践および
見学を通しての学びを共有し、実習目標への到達を図る。2.保健センター(3日間):保健センターでの看
護活動を指導者とともに実施および見学する。
3.学内実習(3日間):課題学習、技術演習、記録整理を行う。
到達目標
観点別評価
1.[知識・理解]
・妊産褥婦および胎児、新生児の生理的変化および心理・社会的変化が理解できる。
・(◎)
2.[思考・判断・表現]
・妊産褥婦および胎児、新生児の状態を既存の枠組みを使ってアセスメントし、一連の看護過程の流れを
展開できる。
・観察した項目について正常な状態であるか判断できる。
・地域における母性看護の役割について考えることができる。
・地域母子保健システムと社会資源について考えることができる。(◎)
3.[技能]
・母性看護特有の看護技術援助を、安全・安楽、プライバシーに配慮しながら実施、見学ができる。
(◎)
4.[関心・意欲・態度]
・看護専門職業人としての役割、姿勢を養うことができる。
・カンファレンス等は積極的に参加できる。
・自己の健康管理に努め、心身ともに健康な状態を保持できる。(◎)
1.知識・理解:産科病棟実習・保健センター実習および課題学習 18点
2.思考・判断・表現:産科病棟実習・保健センターおよび課題レポート 43点
3.技能:産科病棟実習および保健センター実習 27点
4.関心・意欲・態度:産科病棟実習・保健センター実習および学内実習 12点
評価対象:事前課題、実習記録提出、実習終了の最終課題レポート提出
評価方法:1.母性看護学実習評価表に基づき評価する。 2.評価にあたり、実習指導者の意見も参考に
成績評価と割合
する。
3.実習評価の単位認定を受けるには、指示した期限内の提出を必須とする。
テキスト
参考書・教材 授業配布資料など。
実施回
内容
授業内容・目標
1.実習内容と進め方
1)看護の実際
(1)看護過程の展開による母性看護を実践する。(カンファレンスを含む)
産科病棟に入院中の受け持ち産婦・褥婦および新生児を通して母性看護援助を実施する。
(2)地域における周産期の継続看護と役割を理解する。
保健センターの実習を通し、母性看護の地域に果たす役割について考える。
(3)母性看護技術援助の実施
産褥子宮の観察、沐浴等
(4)GWDと実習のまとめ
実習2週目金曜日はグループ内でディスカッションを行う。
2)カンファレンス
(1)基本的には毎日実施し、場所・時間については当日決定する。
(2)カンファレンスのテーマはその都度決定する。
3)事前課題
(1)指定の課題を行い、実習第1日目に提出をする。書式は問わない。
4)学習課題レポート : 実習終了時の課題レポート(指定した2つのテーマ)
時間外での学習 2年次までに勉強した内容を十分に復習して実習に臨むようにして下さい。
実習は、必ず臨床での看護師、助産師とともに看護援助を行います。妊娠・出産・育児という貴重な体験
受講学生への をされた女性と家族への援助を通して、自分の人生設計も一緒に考えてみましょう。ただ、妊娠・出産・
メッセージ
育児は必ずしもおめでたいことばかりではありません。普段からの健康の維持・促進を考え、健全な妊娠
出産ができるよう看護支援の必要性を考える機会にして下さい。
08- -53
精神看護学実習
看護学科
2単位
3年後期
実習
90時間
[教員]: 酒井 和美・谷 純子
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
既習の知識・技術を活用し、心を病む人と家族への看護方法や役割および精神科看護の基礎的実践力を習
得する。
授業方法
精神科病棟において対象者との治療的対人関係を形成発展させ、対象者の看護問題を把握し、立案した看
護計画に沿った看護援助をする。
到達目標
観点別評価
成績評価と割合
テキスト
参考書・教材
実施回
1.【知識・理解】対象の発達段階、健康状態の特徴をアセスメントできる
2.【思考・判断・表現】アセスメントに基づいて個別的な看護計画を立案、実践、評価できる
3.【思考・判断・表現】治療の場での対象と看護師との関係性がもつ治療的関係が捉えられる
4.【技能】対象を取り巻く保健医療福祉チームを認識し協働できる
5.【関心・意欲・態度】看護専門職業人としての役割を養う
1.知識・理解 :精神看護の実際 12点(◎)
2.思考・判断・表現 :精神看護特有の看護技術援助 20点(◎)
3.思考・判断・表現 :精神看護特有の治療的関係の理解 10点(○)
4.技能:地域の精神看護 23点(◎)
5.関心・意欲・態度:看護専門職としての役割(1)、(2) 35点(◎)
評価対象と割合:臨地実習(85%)、事前学習課題(15%)
方法:1.精神看護学実習評価表に基づき評価する。
2.評価にあたり、実習指導者の意見も参考にする。
3.学修評価の単位認定を受けるためには、指示期間内の提出を必須とする。
デジタルナーシンググラフィカ 精神看護学①② メディカ出版(各自、書店で購入してください)
・系統看護学講座 専門分野Ⅱ精神看護学①精神看護の基礎、精神看護学②精神看護の実際 第4版 医
学書院
・精神看護学実習ポケットブック増補版 精神看護出版 ・エビデンスに基づく精神科看護ケア関連図 中央法規
内容
授業内容・目標
1)看護の実際 (1)看護過程展開による精神看護を実践する(カンファレンスを含む)。
精神科病棟に入院中の受け持ち患者を通して精神看護援助を実践する。
(2)治療の場での対象と看護師との関係性がもつ治療的関係を捉えられる。
精神科病棟に特徴的な治療を通して、精神科治療の場を知り、看護師の役割を理解する。
(3)対象を取り巻く保健医療福祉チームを認識し協働できる。
実習を通して医師、看護師以外の医療職との協働を理解する。
2)カンファレンス
(1)カンファレンスを行い、指導者及び教員からアドバイスを受け、学習した内容を学生間で共有す
る。
(2)基本的にはカンファレンスは毎日実施し、時間・場所については当日決定する。
3)事前学習課題
指定の課題を行い、実習第1日目に提出する。書式は問わないが、ノート等、各自が後で見直すことが
できるものとする。
時間外での学習
既習した精神疾患や精神科特有の入院形態などについて、事前学習を行ってください。わからないことは
、適宜質問してください。
受講学生への
メッセージ
座学を実践で活かすためにも、対象および精神疾患への関心を持ち、意欲的に臨地実習に取り組んでくだ
さい。
08- -54
救急看護・災害看護
看護学科
1単位
3年前期
講義
15時間
[教員]: 和田 孝
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
救急および災害時の状況特性、看護の役割と必要な看護について理解する。具体的には、救急看護では救
急患者のアセスメント、救急疾患の理解と治療処置、心肺蘇生法(一次救命処置)の知識と技術を、講義
と実技で教授する。災害看護では、災害と健康障害の特徴および災害医療・災害看護の現状と看護職の役
割を理解し、災害支援活動およびトリアージ、応急処置、必要な技術について教授する。また、地域の災
害危機管理体制も理解できるように教授する。
授業方法
救急患者のアセスメント、救急疾患の理解と治療処置については、画像や事例を用いて理解できるように
教授する。心肺蘇生法は、講義と実技で修得する。災害看護・災害医療については、画像や過去の事例を
用いて理解できるように教授する。災害トリアージについては、机上シミュレーションで学習する。
到達目標
観点別評価
1.【知識・理解】救急医療・救急看護の特性と役割、現状について理解できる。(○)
2.【知識・理解】救急患者に起こりうる急性症状の身体所見と治療処置について理解できる。(◎)
3.【思考・判断・表現】救急看護に必要な一次救命処置(BLS)が実施できる。(○)
4.【知識・理解】災害看護・災害医療の基礎的知識・災害サイクルに応じた看護支援活動を理解できる。
(○)
5.【思考・判断・表現】災害トリアージの知識を机上シミュレーションで実践できる。(◎)
「知識・理解」:定期試験70点 「思考・判断・表現」一次救命処置(BLS):OSCE(客観的臨床能力試験) 20点 「思考・判断・表現」:災害机上シミュレーション:グルー
プワーク成果物10点 総合計100点
成績評価と割合 筆記試験:70%、一次救命処置(BLS)OSCE(客観的臨床能力試験):20%、グループワーク成果物:10%
テキスト
ナーシング・グラフィカ成人看護学②「健康危機状況」看護の統合と実践「災害看護」メディカ出版
参考書・教材 必要な資料は配布します
実施回
1
2
3
4
5
6
7
8
内容
授業内容・目標
第 1回:オリエンテーション、救急医療の現状、救急医療体制、救急看護の特徴と役割(講義)〈1.5H〉
【課題】学習内容を復習する(1H)
第 2回:救急患者の急性症状と看護ケア① 呼吸器系、循環器系、中枢神経系、体温異常(講義)〈1.5H
〉
【課題】学習内容を復習する(1H)
第 3回:救急患者の急性症状と看護ケア② 消化器系、体液・代謝異常、外傷、熱傷、中毒 (講義)〈
1.5H〉
【課題】学習内容を復習する(1H)
第 4回:災害の定義、種類、災害医療の特徴(CSCATTT)、災害サイクルに応じた看護支援活動(講義)〈
1.5H〉
【課題】学習内容を復習する(1H)
第 5回:災害時に特徴的な疾病構造、一次救命処置のエビデンス(講義)〈1.5H〉
【課題】学習内容を復習する(1H)
第 6回:一次救命処置の実際(演習:1グループ6名)〈1.5H〉 【準備・課題】一次救命処置のDVDを観てくる(0.5H)
第 7回:災害トリアージの机上シミュレーション(演習:1グループ6名)〈3.0H〉 【準備・課題】災害トリアージ(START法)(1H)
第 8回:災害トリアージの机上シミュレーション(演習:1グループ6名)〈3.0H〉 時間外での学習
演習(第6∼8回)は、準備・課題を理解していることを前提に演習を進めていきます。必ず予習をしまし
ょう。
受講学生への
メッセージ
救急患者は、病棟や施設に関係なく発生します。すべての看護師は、健康状態が急激に悪化した人を救う
ための知識や技術を修得しておく必要があります。また、いつ起こるかわからない大規模災害時に病院・
施設でどのような行動をとるのか理解しておく必要があります。解らないことや疑問に思うことは、何な
りと聞いてください。
08- -55
看護学科
終末期看護論
1単位
3年前期
講義
15時間
[教員]: 田中 美帆
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
人生の終末期にある人と、その家族に対し、その人らしく在ることが出来るように援助する方法と、学生
自身の死生観を深め、看護のあり方について考えることを目標とします。具体的には、ターミナルケアの
概念、歴史、死生観について学ばせ、終末期にある人とその家族の特徴を踏まえた、緩和ケア、ホスピス
ケア、死の看とりに関する知識・技術を教授します。その上で今という大切な時間に向き合って、関わる
ことが出来るように、その基礎を教授します。また、大切な人を無くした家族のグリーフケアについても
教授します。
授業方法
ターミナルの概念・歴史や、終末期の特徴、症状緩和に関する知識などについてはPower Pointを用いて講
義します。「死生観を深める」、「死の看とり」、「その人らしく在ることを援助すること」や「大切な
時間に向き合う」ことについては、講義だけでなく、事例検討・グループワーク・ロールプレイを用いて
すすめる。
到達目標
1.【知識・理解】身体症状を緩和するために必要な知識・技術を理解することが出来る。◎ 2.【知識・理解】精神症状・社会的な苦痛・スピリチュアルな苦痛を緩和するために必要な知識・技術を
理解することが出来る。◎ 3.【知識・理解】予後日単位から、死後までの一般的な経過を理解し、その時期に必要なケアにつなげる
ことが出来る。○
4.【思考・判断・表現】その人らしさ・その方をみるということ、そしてその大切さを理解することが出
来る。○ 5.【思考・判断・表現】対象それぞれに応じたコミュニケーションや実践の必要性を理解することが出来
る。◎
6.【技能】1人1人の意見を大切にグループ検討し、話のプロセスと結果を他グループへ伝えることが出来
る。○ 7.【技能】専門職として対象や専門職種との連携をすることの意味を理解することが出来る。○
8.【関心・意欲・態度】自分のあり方、思いに向き合い、他者の思いに関心を示し、主体的に看護を探求
することが出来る。○ 観点別評価
1.知識・理解:定期試験50点 合計50点 2.思考・判断・表現:グループワーク・ロールプレイ成果物 合計20点
3.技能:グループワークの実践10点、定期試験10点 合計20点 44.関心・意欲・態度:レポート 10点 合計10点 合計100点 成績評価と割合
筆記試験 60点 グループワーク・ロールプレイ成果物・取り組み30点 レポート10点 合計 100点
テキスト
参考書・教材
実施回
1
2
3
4
5
6
7
8
ナーシング・グラフィカ 2013人看護学②「健康危機状況」成人看護学⑦「緩和ケア」メディカ出版
時間内に適宜提示します。
内容
授業内容・目標
オリエンテーション 緩和ケア・終末期のイメージ共有 がん患者体験 ターミナルケア・緩和ケアの概
念・歴史(講義)
【課題】「がんに罹患された人とは」、「緩和ケアとは」、「生きるとは」、「死ぬとは」、「家族とは
」について、自分自身がどのように考えているか、どのように感じているかを記載してください。自分が
考えていることですので正解はありません。ありのままに記載してください。 身体症状:疼痛の緩和(講義)事例を通して
【課題】授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) 身体症状:疼痛以外の症状の緩和 事例を通して
【課題】授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) 精神症状・心理的・社会的・スピリチュアルな苦痛に対するケア(講義)
【課題】自分の良いところ、好きなところを50個記載して持参してください。授業テーマについて予習し
ておく。授業内に課題について提示する。(1H) 第4週の続き
【課題】授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) ご家族のケア・グリーフケア(講義)
【課題】授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) 臨死期における変化 看とりのケア(講義) エンゼルケア(演習)
【課題】授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) そのひとらしさ チーム医療の意味 自らもケアされること + まとめ
【課題】
授業テーマについて予習しておく。授業内に課題について提示する。(1H) 時間外での学習 毎回の授業を振り返り考えを深めましょう。
受講学生への 実習の予行先週と思ってのぞんでください。時間外に質問等ありましたら授業終了時にきてください。
メッセージ
08- -56
看護学科
看護制度論
1単位
3年前期
講義
15時間
[教員]: 酒井 和美
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
授業方法
到達目標
観点別評価
本科目では看護に関する関連法規を概説し、法改正の経緯から看護を考えます。看護専門職として現在の
医療環境を考えながら求められている専門職とは何かを理解していきます。
看護教育は近年急速に発展していますが看護教育の歴史的背景からそこにある問題点や今後どのような教
育が期待されているかを教授していきます。
講義中心となりますが、グループワークを取り入れながら授業を進めていきます。
1.「知識・理解」関連法規と看護制度について理解できる。(◎)
2.「知識・理解」保健師助産師看護師法から看護業務と看護基礎教育が理解できる。(◎)
3.「思考・判断・表現」専門職としての卒後教育について理解できる。(◎)
4.「関心・意欲・態度」看護専門職として働くための課題を見出す。(○)
1.知識・思考力 定期試験40点
2.思考・判断・表現 定期試験10点
3.関心・意欲・態度 グループワーク成果物20点、課題レポート30点
合計100点
成績評価と割合 筆記試験評価 50% グループワークとレポート評価 50%
テキスト
ナーシング・グラフィカ 看護の統合と実践①株式外社メディカ出版
新体系看護学全書 健康支援と社会保障制度④関連法規 メヂカルフレンド社看護管理学習テキスト第2
参考書・教材 版第7巻 看護制度・政策論 日本看護協会出版会新版 看護者の基本的責務ー定義・概念/基本法/倫
理 日本看護協会出版会
実施回
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内容
授業内容・目標
1)看護制度・関連法規の概説(憲法・医師法・医療法)
2)看護制度・関連法規の概説(保健師助産師看護師法・看護師等人材確保促進に関する法律)
【課題】テーマについて読んでくること。(1H)
1)看護師等人材確保促進に関する法律の理解
2)関連法規からみる看護の役割について(レポート①)
1)社会福祉制度と看護の役割
2)「保健師助産師看護師法」での看護業務とその範囲
【課題】テーマについて読んでくること。(1H)
1)医療法改正(第1∼5次)の変遷と看護制度の変化
2)皆保険制度・皆年金制度の成立の歴史と課題
【課題】テーマについて読んでくること。(1H)
1)日本看護協会・日本看護連盟の役割について
2)専門看護師、認定看護師、認定看護管理者について
3)保健師助産師看護師法からみる看護業務について(レポート②)
【課題】テーマについて読んでくること。(1H)
1)グループワーク(卒後教育から)
2)グループ発表とまとめ
【看護卒後教育に関して事前学習してくること。(1H)
1)看護教育の歴史と看護教育制度について
2)卒後教育・ジェネラリストナース・キャリアアンカーについて
【テーマについて読んでくること。(1H)
1)近年の医療環境と看護について
2)まとめ
時間外での学習 看護に関する関連法規を復習しておいてください。
受講学生への 看護はその時々の医療環境や経済状況などにより大きな影響を受けます。それは皆さんの近い将来にも深
メッセージ
く関係する話だと考えます。質問や疑問、相談などがあれば、時間終了後に来てください。
08- -57
看護学科
看護研究
2単位
3年前期
講義
30時間
[教員]: 田久 浩志
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
臨床の現場で行う看護研究の内容を理解し、学生生活を題材にして調査データ収集から発表までの一連の
過程を体験する。本授業により、研究計画の立案から、データ収集、発表資料の作成、発表までを体験す
る。
授業方法
集中講義で行う。最初に座学で、看護研究の概要、方法論を学び、演習形式で研究データの収集、解析、
最後に発表を行う
到達目標
1.「知識・理解」聞き手が興味を持つ研究テーマを選択できる。(◎)
2.「思考・判断・表現」研究データを収集し、解析し、可視化して自分の主張を裏付ける客観的資料を作
成できる。(◎)
3.「思考・判断・表現」客観的資料を基に、聞き手が納得するプレゼンテーションができる。(◎)
貴方のテーマを、第三者に説明した時に、貴方が何を主張したいか相手が理解できれば大丈夫です。単に
調べたのでは意味がなく、だからどうなんだ、という点を明確にしてください
観点別評価
知識・理解 研究テーマの選択:20点
思考・判断・表現 データの収集と解析:30点 客観的資料の作成20点 プレゼンテーション:30点
技能 0点
関心・意欲・態度 0点
看護研究にはプレゼンテーション能力の育成が必須である。客観的資料で相手が納得する情報を提示でい
るかという観点をもって評価を行う
研究テーマの選定:20%、データの収集と解析:30%、客観的資料の作成:20%、プレゼンテーシ
ョン30%の割合で評価を行う。
成績評価と割合
最終的にグループでの発表資料(Powerpoint 6-10枚程度)を基にして、各自で独自の資料に改良して提出
する。その資料をもって客観的資料の作成とプレゼンテーションの評価とする。
テキスト
マンガでわかるナースの統計学、田久浩志著、オーム社 より抜粋したPPTの資料をPDF形式で配布する
参考書・教材
また、医療者のためのExcel入門、田久浩志著、医学書院 より抜粋した資料をPDF形式で配布する
実施回
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内容
授業内容・目標
8/8-2看護研究概論 臨床現場で行われている看護研究を紹介し、それを学生が行う時のテーマの選定方法
を解説する。
8/8-3 看護研究概論 臨床現場で行われている看護研究を紹介し、それを学生が行う時のテーマの選定方
法を解説する。
8/8-4 テーマの選定 学生生活を題材にした研究調査のテーマを各グループ(3−4人)で決定する。
8/9-1 プレゼン資料作成入門 医療現場のデータを題材に、Excelで集計する方法を学ぶ
8/9-2 プレゼン資料作成入門 医療現場のデータを題材に、Excelで集計する方法を学ぶ
8/9-3 テーマ再検討、調査実施 テーマを決めて、試験的に調査を行う。調査はGoogle FormなどWEBから
回答できるシステムで行う
9/17-3 調査実施、資料作成 集めたデータを基に、自分たちの目的とする資料が作成できるかを検討す
る
9/17-4 資料作成 調査方法を改良して、自分たちの目的とする資料を作成する
9/18-1 資料作成 調査方法を改良して、自分たちの目的とする資料を作成する
9/18-2 資料作成、発表練習 資料をPowerpointのスライド6−10枚程度にまとめて、発表の練習を行
う
9/18-3 資料作成、発表練習 資料をPowerpointのスライド6−10枚程度にまとめて、発表の練習を行
う
9/19-1 口頭発表 グループ別に発表を行う。グループごとに相互評価を行う
9/19-2 口頭発表 グループ別に発表を行う。グループごとに相互評価を行う
9/19-3 口頭発表 グループ別に発表を行う。グループごとに相互評価を行う
9/19-4 口頭発表、講評
時間外での学習
Google Formなどのアンケートシステムを自分で学習しておく。日常生活の中でデータを収集できて、かつ
聞き手が興味を持ちそうなテーマを選択しておく。
受講学生への
メッセージ
私は日本中の看護師を対象に、看護研究の指導をしています。やがて皆さんがキャリアアップを目指す時
に、この授業はその看護研究の役に立ちます。目の前の試験のみに捕らわれず、長い目で見て、日本中の
看護師が不得意とするデータのプレゼンテーションを少しだけ得意にしましょう
08- -58
看護学科
総合看護論
2単位
3年後期
講義
30時間
[教員]: 伊藤 恒子
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
授業方法
到達目標
観点別評価
ここでは専門基礎科目・専門科目・発展科目を個々に振り返り、看護学として一つに統合させる事により
看護の基礎能力を高めめ発展させます。これは看護実践能力の基盤となることから、看護職を目指す者に
とって重要です。全教科の教員が全員関わることで、既習の学習事項の確認や学生自身の自己の不足を補
い、知識・技術がどの程度身についているかの最終確認の機会としします。また、医療・看護分野への円
滑な移行に向けての必要な情報や考え方についても教授します。
テキスト及び配布資料を基に講義・自己学習・グループ学修等を取り入れながら進めます。
1.1.知識・理解:看護の基礎能力として、各科目で求められる基本的な知識・技術を理解し、展開でき
る。(◎)
2.思考・判断・表現:各分野の学習要点を整理し、自己の課題を解決できる。(◎)
1.知識・理解:筆記試験90%
2.思考・判断・表現:グループ学習10%
成績評価と割合 最終総合筆記試験100%
テキスト
ナーシンググラフィカ、国家試験対策問題集 参考書・教材 適宜掲示します。
実施回
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時間外での学習
受講学生への
メッセージ
内容
授業内容・目標
総合テスト①
総合テスト②
総合テスト③
総合テスト④
回答あわせと解説
ポイント学習(5領域)
ポイント学習(5領域)
各領域教員による集中講義
同上
同上
同上
総合テスト①
総合テスト②
総合テスト③
総合テスト④
毎日の学習計画を作成し、既習科目全体を再学習する。(各自で学習ノートを作成し計画的に進めること
。)
講義前には必ず事前学習で自己の振り返りをし、知識の確認をしておくこと。
各講義終了後には必ずその日のうちに学習内容の復習をすること。
時間を惜しんで学習に取り組む姿勢が必要です。
自分が一番学びやすい学習スタイルを見つけて下さい(グループで共同学習するのも良いでしょう)。
仲間で助け合い励まし合って、学習力を競い合いましょう。
08- -59
看護学科
看護統合実習
2単位
3年後期
実習
90時間
[教員]: 野網 淳子・清水 美恵・大澤 伸治・清水 八恵子・鍬原 直美・戸村 佳美・水上 和典
[関連する資格・履修制限等]:
授業内容
授業方法
到達目標
観点別評価
これまで学んだ知識・技術・態度を統合し、より臨床現場に実習を通して、看護チームの一員として看護
師の役割を理解し、看護実践能力を身につけます。また、病院組織における看護部の位置づけと役割・責
務について理解し、病棟管理の実際を学びます。
大垣市民病院および博愛会病院の2施設で実習します。
1.[知識・理解] 病院組織における看護管理の必要性と病棟管理の特徴について理解することができる。
(◎)
2.[思考・判断・表現] 実践を通して、看護チームの一員としての役割を理解し自己の課題を明確にする
ことができる。(○)
3.[技能] 複数の患者を受け持ち、優先順位を考えて看護技術を統合して援助することができる。(◎)
4.[関心・意欲・態度] 主体的に実習に取り組むことができる。(○)
1.[知識・理解] 記録物30点
2.[思考・判断・表現] 記録物20点
3.[技能] 看護実践30点
4.[関心・意欲・態度] 実習態度10点 カンファレンス参加状況10点 合計100点
成績評価と割合 実習記録(50%)、看護実践(30%)、カンファレンス参加状況(10%)、実習態度(10%)で評価します。
テキスト
ナーシンググラフィカ 39巻看護管理メディカ出版2014
看護管理および受持ち患者への援助に関連するもので、これまでの講義・演習・実習で使用した教科書、
参考書・教材
参考書、配布資料、その他必要な文献
内容
授業内容・目標
実施回
1.実習時期 実習期間 平成28年11月14∼25日 2週間
2.実習内容 1)病院実習 ・病院および病棟における看護管理の実際の説明を受け、病棟管理者同行します。 [準備・課題]学んだ内容をまとめる。(3h)
・看護チームに参加し、病棟の看護活動および看護の継続性について見学します。
[準備・課題]看護職や他職種との協働・連携について事前学習しまとめる。(4h) ・受持ち患者2名の優先順位を考慮した援助を実施します。
[準備・課題]既習の看護過程を復習する。(5h)
2)学内実習
・実習初日:実習施設ごとに事前準備と学習
[準備・課題]事前に提示される課題に取り組む。(4h)
・実習最終日:グループカンファレンスおよび全体発表を行い、学びを共有します。
[準備・課題]実習を振り返り学びをまとめる。(2h)
詳細は実習要項参照
時間外での学習
看護を組織・管理の視点から学習するので、テキストや参考書を読んで理解を深めて下さい。複数の患者
に援助を実施します。既習の看護過程の展開を十分復習し、事前に技術練習を行ってください。
受講学生への
メッセージ
本実習は3年間の学びの総括でもあります。これまで学修を振り返り、主体的に自ら責任を持って行動する
ことを期待します。質問や相談等がある場合は、できるだけ実習中に対応できるように、早めに担当教員
に報告・連絡してください。