科学技術のこれまでとこれから

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期 間
実施場所
科学技術のこれまでとこれから
~北九州で活躍する科学者とお話しましょう~
28年
5月28日[土]∼7月23日[土]
(全5回)
応募締切
5月16日[月]
北九州市立生涯学習総合センター
〒803-0811 小倉北区大門1-6-43(32ページ地図参照)
申込・問合せ先
北九州市立生涯学習総合センター
〒803-0811 小倉北区大門1-6-43 TEL: 571-2735 FAX: 571-0943
時 間
まちづくり・人材育成系コース
講座概要
14:00∼16:00
定 員
30名
受講料
1,000円
コーディネーター:科学技術コミュニケーター 泉 優佳理
人類は古くより多くの知恵を結集し、暮らしを豊かで安全なものにするために科学技術を進歩させてきました。北九州市にも、さ
まざまな分野で科学技術の進歩に寄与されている人財がおられます。
その中で“PM2.5等による大気汚染”
“癌の診断・治療方法”
“人工衛星等によって生じる宇宙ゴミの回収”
を研究されている3人
の科学者の方にお話をうかがいます。また、科学技術と人の歴史を振り返り、北九州にゆかりの人々のことなども紹介し、誰かに伝
えたくなるような話題をわかりやすくお話しします。この地で活躍する科学者に学び、語り合うことでシビックプライドの醸成につ
なげていくものとします。皆様と講演者が双方向でお話できるように質疑応答の時間を長めにとります。どうぞ楽しみにご参加くだ
さい。
月 日
5月28日
(土)
6月11日
(土)
6月25日
(土)
テーマ・内容
人の想いと科学技術~ 身近な金属のおはなし(1)
この地球上にある様々な物質、特に金・銀・銅などの身近な金属を例にして、人の暮らしや想いと
科学技術の結びつきをお話しし、今回の講座についてご説明します。
煙霧(えんむ)-大陸から飛来する汚染物質-
今、PM2.5や黄砂など大陸からの越境汚染が大きな関心を集めています。中国に2年間の滞在
経験があり、長年、大気汚染を研究してきた演者がこれらの現象を分かりやすく解説します。
癌を早く見つけるにはどうすればよいの?
癌の診断法や治療に関する現状を概説します。また、私どもがテロメラーゼという酵素に注目し
て最近医学部、歯学部の先生方と行っている癌の早期診断法に加え、副作用の少ない抗癌剤開発の
研究も紹介いたします。
担当講師
科学技術コミュニケーター
博士(学術)
泉 優佳理
北九州市環境科学研究所
所長・工学博士
山下 俊郎
九州工業大学大学院
工学研究院
教授・工学博士
竹中 繁織
宇宙でのごみ問題とその対策
7月9日
(土)
7月23日
(土)
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1957年10月4日にスプートニク1号が打上げられて以降、地球近傍宇宙空間には宇宙ごみが 九州工業大学大学院
工学研究院
蓄積しています。本講座ではそもそも宇宙ごみとは何か、なぜ宇宙にごみが発生してしまうのか、 教授・工学博士
その理由とともに、現在、国際的な枠組みで取組んでいる宇宙ごみ対策の現況についてお話ししま
す。さらに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と取組んでいる大型宇宙ごみ除去方法についてもご紹 赤星 保浩
介します。
人の想いと科学技術~ 身近な金属のおはなし(2)
北九州にゆかりの科学者のお話や文学作品など、さまざまなことと結びつけて、人の暮らしと科
学技術に関わるお話を展開し、今回の講座の振り返りを行います。
科学技術コミュニケーター
博士(学術)
泉 優佳理