体づくり - 伊那市

体づくり
今、子どもたちの体力、運動能力は昔よりも減少してきていると言わ
れています。
子どもがもっと
元気になるために
なにができるんだろう?
子どもの体づくりって
どんなことだろう?
そうだ
子ども主体の遊びの中にこそ、体づくりの要素が多くあるんだ!
楽しく遊ぶ中で、実は心の育ちと合わせて体力もついていくんだ!
☆伊那市では
子どもたちが、友達や保育士と「わくわく」「ドキドキ」遊ぶ中で、丈夫な心
と体を育んでほしいと願い、また、様々な遊びを保育の中に積極的に取り
入れ、子ども達に「やった~」「できた~」という体験をしてほしいと思い、活
動を進めています。
子ども自身が
意欲を持って
発達段階に
合わせた
夢中で遊
びこむ
体づくりに対する取り組みについて、「テー
マ」及び「具体的手立て」をたて、それに
沿って保育を進めています。
幼児の「運動能力調査」を11の園で6月と
11月に実施し、取り組みの検証を行って
います。
保育士も一緒に遊び、遊びが深まり、広が
る中で、様々な遊びの動きが体験できるよ
うに、環境構成、遊びこめる時間の保障な
ど、園全体で工夫しています。
保護者の皆さん、地域の皆さん、保育の仲
間に情報を発信しています。
『やってみよう!!』
保育園の木を使って、ロープわたりやはしごを作ってみる。鉄棒やのぼり棒に挑戦す
るのは、怖い・・ 難しそう・・ やりたくない・・ 体動かすの苦手・・ と身体を使って遊
ぶことが少なかった子も、興味をもって楽しみながら挑戦しています。
先生見て!
すごいでしょ
もっと
上まで
行くぞ
どうやったらでき
るんだろう?
やってみたいな
常にもっと楽しみたい、
もっと面白くしたいと頭
と体を使って、考え、工
夫し、試してみます。
忍者ごっこ
だー
不安定なロープの上を渡る、手の力を使って登る、自分の体を支えるな
ど様々な全身の動きをすることで、バランス感覚や、手・腕の力などの体
の力がつくことはもちろん、どうしたら上まで行けるんだろう?うまく渡れ
るんだろう?と考える力も養っています。そして、「やった!」「できた!」
と満足感や達成感など心の成長にも繋がっています。
子どもたちは日々遊びこむことで、様々な「学び」をし、生きる力の基
礎を育んでいます。
遊ぶ中から少しでも多くの「楽しい!」を感じ、遊びのおもしろさをた
くさん経験してほしいと願っています。ただ好きに遊ばせて放っておけ
ば自然に身についていくものではなく、保育士が意識して働きかけたり、
環境を設定することが必要となります。
子どもが体のみではなく、同時に頭を使い、自分で感じ、考え、工夫
することなど主体的に意欲をもって楽しく遊びこむ中で、心と体のバラ
ンスの良い成長を目指していこうと考え、毎日の遊びを大切に捉える
意識をもって取り組んでいます。