平成27年度 「かわまちづくり」計画の登録について

平成28年4月1日
国土交通省 九州地方整備局
平成27年度
「かわまちづくり」計画の登録について
国土交通省では、
「かわまちづくり」支援制度に係る計画について新たに9件
の登録を行いました。九州においては、新たに2件が登録されましたのでお知
らせいたします。
…別紙1
○九州における《かわまちづくり》新規登録箇所
2件
(九州の認定・登録件数は27件になります。
)
ふくおかけん た が わ し
お ん が がわ
・福岡県田川市(遠賀川)
みやざきけんみやこのじょうし
おおよどがわ
・宮崎県 都 城 市 (大淀川)
…別紙2
…別紙3
※全国の登録・変更箇所については下記をご覧下さい。
(平成27年度 地域と連携した川づくりに係る計画の登録等について
http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000017.html)
※「かわまちづくり」支援制度
河口から水源地まで様々な姿を見せる河川とそれにつながるまちを活性化するた
め、地域の景観、歴史、文化および観光基盤などの「資源」や地域の創意に富んだ
「知恵」を活かし、市町村、民間事業者及び地元住民と河川管理者の連携の下、河
川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指す「かわまちづくり」に対して
ソフト、ハード両面から支援する制度。(平成21年度から実施)…別紙4
◆問い合わせ先 九州地方整備局
TEL092-471-6331(代表)
みつたけ
河川部 河川環境課長
光武 (内線 3651) (直通 092-476-3525)
みやもと
河川環境課長補佐 宮本 (内線 3652) (直通 092-476-3525)
○「かわまちづくり」計画の登録箇所一覧(新規2箇所)
都県名
市町村名
水系名
河川名
箇所名
別紙1
事業主体
国土交通省
田川市
彦山川・中元寺川・金辺川の良好な自然環境や河川周辺の魅力を活かし、ま
た川を通じた伝統行事の実施に伴う観光集客、さまざまな世代が集う水辺拠点
として、地域の交流を促進するとともに、地域一体となっての川づくりを行う
ことで地域の活性化を目指すものである。
また、河川空間利用者の安全性の向上、河川巡視・河川管理の円滑化を図る
ことを目的に、事業を進めていく。
国土交通省
都城市
都城市の大淀川上流部に位置する都城地区は、大淀川河畔に川の駅公園が立
地し、自転車やクライミング、バスケットボール、インラインスケートなどの
スポーツや憩いの場として盛んに利用されており、周辺には「ななつ星」撮影
スポットや都城市歴史資料館等のさまざまな魅力が存在している。
大淀川の良好な自然環境や周辺に存在する歴史・文化資源、地域住民との
関わり合いを活かし、「かわ」と「まち」が一体となった観光拠点および地域
の日常的な憩いの場・地域交流の場としての水辺空間を創出するとともに、子
供達が安全に遊べる場として利用できる河川空間の創出を目指す。
ひこさんがわ
彦山川
ふくおか
福岡県
たがわ し
田川市
おんががわ
遠賀川
たがわ
ちゅうがんじがわ
田川地区
きべがわ
かわまちづくり
中元寺川
金辺川
みやこのじょう
みやざき
宮崎県
みやこのじょうし
都城市
おおよどがわ
大淀川
大淀川
都 城 地区
かわまちづくり
事業の概要
別紙2
「田川地区かわまちづくり事業」(田川市)
市町村名:
福岡県
田川市
対象河川:
遠賀川水系
彦山川、中元寺川、金辺川
1.概要
彦山川・中元寺川・金辺川の良好な自然環境や河川周辺の魅力を活かし、また川を通じた伝統行
事の実施に伴う観光集客、さまざまな世代が集う水辺拠点として、地域の交流を促進するとともに、
地域一体となっての川づくりを行うことで地域の活性化を目指すものである。また、河川空間利用者
の安全性の向上、河川巡視・河川管理の円滑化を図ることを目的に、事業を進めていく。
2.整備内容
高水敷整正、護岸整備、管理用通路、置き石・寄せ石、多自然水路(国)
芝張り、花壇、植栽、駐車スペース、飛び石、その他、利用施設(市)
多自然水路
高水敷整正・
管理用通路
下流域
凡例
上流域
高水敷整正・
管理用通路
多自然水路
国施工
看板
トイレ
市施工
ベンチ
・花壇
駐車スペース
河川環境学習
駐車スペース
高水敷整正・
高水敷整正
管理用通路
田川地区
駐車スペース
護岸
ベンチ・花壇
カヌー教室(ダガッパ学校)
平面図
中流域
風致八幡宮
川渡り神幸祭
位置図
別紙3
みやこのじょう
みやこのじょう
「都城地区かわまちづくり事業」(都城市)
市町村名:
宮崎県
都城市
対象河川:
大淀川水系
大淀川
1.概要
都城市の大淀川上流部に位置する都城地区は、大淀川河畔に川の駅公園が立地し、自転車やク
ライミング、バスケットボール、インラインスケートなどのスポーツや憩いの場として利用されており、
周辺には「ななつ星」撮影スポットや都城市歴史資料館等のさまざまな魅力が存在している。
大淀川の良好な自然環境や周辺に存在する歴史・文化資源、地域住民との関わり合いを活かし、
「かわ」と「まち」が一体となった観光拠点および地域の日常的な憩いの場・地域交流の場としての水
辺空間を創出するとともに、子供達が安全に遊べる場として利用できる河川空間の創出を目指す。
2.整備内容
管理用道路・坂路・高水敷整正・護岸(国)
案内看板・張芝(市)
位置図
整備内容
案内看板
護岸
張芝
至 天長寺
高水敷整正
凡例
管理用通路
国施工
川の駅公園
張芝
市施工
都城地区
高水敷整正
城山公園
都城歴史資料館
階段
管理用通路
写 真
坂路
利活用の試行プロジェクト(かわまちウォーキング、バーベキュー)
至 西都城駅
至 都島公園
別紙4
かわまちづくり支援制度
~良好なまち空間と水辺空間の形成~
河口から水源地まで様々な姿を見せる河川とそれに繋がるまちを活性化するため、地域の景観、歴
史、文化及び観光基盤などの「資源」や地域の創意に富んだ「知恵」を活かし、市町村、民間事業者及
び地元住民と河川管理者の連携の下、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指します。
○事業概要
ソフト支援:民間事業者による河川敷のイベン
ト広場やオープンカフェの設置
等、地域のニーズに対応した河川
敷地の多様な利用を可能とするた
め、河川敷地占用許可準則第22
による都市・地域再生等利用区域
の指定等を支援。
ハード支援:治水上及び河川利用上の安全・安
心に係る河川管理施設の整備を通
じ、まちづくりと一体となった水
辺整備を支援。
管理用通路をフットパスとして活用
(最上川)
図:かわまちづくりの流れ