情報通信工学科 1 情報通信工学セミナーⅠ 必修 1単位 前期 Information and Communication Engineering Seminar Ⅰ 1年全組 全教員 授業の達成目標 情報通信工学科で学生生活を送るための心構えを学ぶとともに,勉学に対する意欲,動機付けの一助とする。 授 業 の 概 要 オリエンテーション時に配属される研究室の各指導教員の方針に従って行われる。 例えば ・情報通信工学科で開講される講義の概略の説明,通信コースと情報コースの選択の仕方等,学修方法の全般的な解説,および,大学生活 を送る上での留意点について教員の経験を踏まえて議論する。 ・指導教員の専門分野の解説,および,学生が興味を持っているトピックスについて,学生自身が調査しプレゼンテーションを行う。 ・情報通信工学に関する英文テキストを輪読する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 学習課題(予習・復習) 時間(分) 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 教科書・参考書等 各指導教員による。 成績評価方法・基準 指導教員から与えられたテーマに対するセミナーでの討議内容,並びにレポート提出の内容,完成度等を総合的に評価する。 1 情報通信工学科 2 情報リテラシー 必修 1単位 前期 Information Literacy 1年全組 准教授 松田 勝敬 授業の達成目標 情報通信分野における、研究者・技術者として必要な基礎的な知識と技術を会得する。 授 業 の 概 要 情報通信分野において必要な文書作成、計算技術、プレゼンテーション、情報公開に関して、コンピュータを用いて演習する。また、情報 倫理や情報セキュリティについて学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 演習システムの基本操作 学習課題(予習・復習) 教科書第2章を予習する。配布資料を読み復習する。 時間(分) コンピュータネットワークと情報倫理 教科書第1章を予習する。配布資料を読み復習する。 60 Web ブラウザと電子メール 配布した手引を予習する。配布資料を読み復習する。 60 文書作成の基本 教科書第3章3. 1−3. 6を予習する。作例の内容を復習する。 60 図形を使った文書作成 教科書第3章3. 6−3. 7を予習する。作例の内容を復習する。 60 表計算の基本 教科書第4章4. 1−4. 4を予習する。作例の内容を復習する。 60 表とグラフの作成 教科書第4章4. 5−4. 7を予習する。作例の内容を復習する。 60 データ処理 教科書第4章4. 8−4. 9を予習する。作例の内容を復習する。 60 プレゼンテーションの基本 教科書第5章5. 1−5. 5を予習する。作例の内容を復習する。 60 スライドの作成 教科書第5章5. 6−5. 8を予習する。作例の内容を復習する。 60 WWW 技術 教科書第3章3. 6−3. 7を予習する。作例の内容を復習する。 60 Web ページの作成 W3C Recommendation HTML 4.01 Specification の 2.Introduction to HTML 4を予習する。配布資料を復習する。 60 CSS W3C Recommendation Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1(CSS 2. 1) Specification の 2.Introduction to CSS 2. 1を予習する。配布資料を復習する。 60 JavaScrip Standard ECMA − 262 ECMAScript? Language Specification 4. 1 Web Scripting、4. 2 Language Overview を予習する。配布資料を復習する。 60 総合演習 1〜 14 回の内容を復習する。 60 教科書・参考書等 教科書 「Microsoft Office2013 を使った 情報リテラシーの基礎」 切田節子・三浦信宏・小林としえ・乙名健 共著 近代科学社 成績評価方法・基準 課題に基づいて評価する。 2 60 情報通信工学科 3 コンピュータアーキテクチャⅠ 必修 2単位 前期 Computer Architecture Ⅰ 1年全組 非常勤講師 渋谷 正行 授業の達成目標 情報通信工学を学ぶ上で基礎となるコンピュータシステムに関するハードウエアの基礎知識を理解、修得するとともに、基本情報技術者試 験に合格するに足る知識もあわせて獲得する。 授 業 の 概 要 コンピュータシステムの基本概念を主にハードウエアの面から学習する。すなわち、コンピュータにおけるデータ、情報の表現の仕方、コ ンピュータを構成する5つの基本構成要素(入力、出力、演算、制御、記憶(補助記憶を含む))の構成と機能を理解するとともに情報処理 システムについても学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 コンピュータの基本構成 学習課題(予習・復習) 時間(分) コンピュータの5大要素とデータの流れ、制御の流れを読んでおくこと。単元 240 テストで不正解の箇所を復習する。 コンピュータのデータ表現 2進数、8進数、16 進数の変換の手順を読んでおくこと。基数変換の復習を する。 240 中央処理装置と主記憶装置 ノイマン型コンピュータの特徴を読んでおくこと。単元テストで不正解の箇所 を復習する。 240 補助記憶装置 補助記憶措置の種類を読んでおくこと。 補助記憶装置の特徴を整理し復習する。 240 入出力装置 入出力装置の種類と特徴を読んでおくこと。単元テストで不正解の箇所を復習 する。 240 情報処理システムの処理形態 バッチ処理、リアルタイム処理、デュアル、デュプレックスの処理形態を読ん でおくこと。単元テストで不正解の箇所を復習する。 240 高信頼処理システムの評価 RASIS について読んで予習すること。信頼性の稼働率に関する計算問題の復習 を行うこと。 240 インターフェースとマルチメディア マルチメディアの種類と用途を読んで予習すること。単元テストで不正解の箇 所を復習する。 240 オペレーティングシステム OS の目的を読んで予習すること。OS の機能(データ管理、ジョブ管理、など) を復習する。 240 プログラム言語と言語プロセッサ プログラム言語の種類と用途(どんな処理に適しているか)を予習する。単元 テストで不正解の箇所を復習する。 240 ファイル処理 ファイル、ブロック、レコード、アイテムについて区別できるように予習する。 アクセス時間の計算について復習する。 240 データベース管理システム DBMS について読んで予習すること。DBMS でできることを整理し復習する こと。 240 データベースのデータ操作 SQL でできることを文法を中心に読んで予習すること。単元テストで不正解 の箇所を復習する。 240 いろいろなデータベース データベースの使用目的(データウェアハウス、データマイニング)について 予習すること。単元テストで不正解の箇所を復習する。 240 まとめと試験 前期に行われた単元テストをもう一度読み返すこと。試験で不正解の箇所を復 習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「IT ワールド」インフォテック・サーブ著 インフォテックサーブ 工大生協 「IT ワールドサブノート」インフォテック・サーブ著 インフォテックサーブ 工大生協 参考書 「コンピュータシステム」インフォテック・サーブ著 増進堂 成績評価方法・基準 小テスト(2回)30%、まとめの試験 50%、宿題 20% の配分で総合的に評価する。 3 情報通信工学科 4 数学への旅 必修 2単位 前期 Introduction to Mathematics 1年全組 准教授 三浦 直樹 授業の達成目標 基本的な数式の計算ができ、基礎的な関数の定義と使用方法が理解できること。 授 業 の 概 要 専門科目の履修に必要な数学の基礎を講義するが、高校数学の復習から演習問題を中心として行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 数と式 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の数と式に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容 240 で不確実な部分を復習する。 式の計算 教科書の式の計算に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内 容で不確実な部分を復習する。 240 1次関数とそのグラフ 教科書の1次関数とそのグラフに関する部分を読んで予習する。教科書の問題 を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 2次関数とそのグラフ 教科書の2次関数とそのグラフに関する部分を読んで予習する。教科書の問題 を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 2次関数と2次方程式 教科書の2次関数と2次方程式に関する部分を読んで予習する。教科書の問題 を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 指数関数 教科書の指数関数に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内 容で不確実な部分を復習する。 240 対数関数 教科書の対数関数に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内 容で不確実な部分を復習する。 240 これまでのまとめと中間試験 これまでの内容について教科書や講義中の課題を見直し予習する。中間試験で 解答できなかった項目について復習する。 240 三角比と三角関数 教科書の三角比と三角関数に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解 き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 三角関数の性質 教科書の三角関数の性質に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き 学習内容で不確実な部分を復習する。 240 三角関数とグラフ 教科書の三角関数とグラフに関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解 き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 複素数平面 教科書の複素数平面に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習 内容で不確実な部分を復習する。 240 オイラーの公式とド・モアブルの定理 教科書のオイラーの公式とド・モアブルの定理に関する部分を読んで予習する。 教科書の問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 複素数の計算 教科書の複素数の計算に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学 習内容で不確実な部分を復習する。 240 総まとめ これまでの内容について教科書や講義中の課題を見直し予習する。学習内容で 不確実な部分を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「大学新入生のための数学入門」 石村園子著 共立出版 成績評価方法・基準 中間試験・期末試験(60%)、および講義中の課題(40%)に基づき評価する。 4 情報通信工学科 5 代数・幾何概論 必修 2単位 前期 Summary of Algebra and Geometry 1年全組 教 授 佐藤 光男 授業の達成目標 1.行列の基本的な演算を習得すること。 2.行列式の基本的な性質をよく理解すること。 3.行列を用いた連立1次方程式の解法を習得すること。 4.1次独立や内積などベクトルの基本的な概念を理解すること。 5.行列の固有値・固有ベクトルとその応用について理解すること。 授 業 の 概 要 代数・幾何学は解析学と並んで理工学の多くの分野で用いられる数学である。本講義では、行列に関する基本的内容を中心に代数・幾何学 の基礎を学ぶ。具体的には、行列と行列式の意味を大まかに理解し、それらの基本的演算とその応用としての連立1次方程式の解法を習得 する。また、ベクトルの内積と外積、行列の固有値と固有ベクトル、およびその応用などについて学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論 学習課題(予習・復習) 時間(分) 予習として、教科書の序文・目次などに目を通す。授業内容をノートで復習す 240 る。 ベクトル ベクトルの部分を教科書で予習する。ベクトルの部分をノートで復習する。 240 1次独立と1次従属 1次独立と1次従属の部分を教科書で予習する。1次独立と1次従属の部分を ノートで復習する。 240 ベクトルの内積と外積 ベクトルの内積の部分を教科書で予習する。ベクトルの内積と外積の部分を ノートで復習する。 240 行列の定義 行列の定義の部分を教科書で予習する。 行列の定義の部分をノートで復習する。 240 加法とスカラー乗法 加法とスカラー乗法の部分を教科書で予習する。加法とスカラー乗法の部分を ノートで復習する。 240 行列の乗法 行列の乗法の部分を教科書で予習する。 行列の乗法の部分をノートで復習する。 240 逆行列と正則行列 逆行列と正則行列の部分を教科書で予習する。逆行列と正則行列の部分をノー トで復習する。 240 転置行列 転置行列の部分を教科書で予習する。転置行列の部分をノートで復習する。 240 行列式 行列式の部分を教科書で予習する。行列式の部分をノートで復習する。 240 連立1次方程式の解法 連立1次方程式の解法の部分を教科書で予習する。連立1次方程式の解法の部 分をノートで復習する。 240 行列の階数 行列の階数の部分を教科書で予習する。 行列の階数の部分をノートで復習する。 240 行列の固有値と固有ベクトル 行列の固有値と固有ベクトルの部分を教科書で予習する。行列の固有値と固有 ベクトルの部分をノートで復習する。 240 行列の対角化 行列の対角化の部分を教科書で予習する。行列の対角化の部分をノートで復習 する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「基礎線形代数学」 佐藤他編著 学術図書出版社 成績評価方法・基準 期末試験の成績で評価する。 5 情報通信工学科 6 物理への旅 選択 2単位 前期 Introductory Physics 1年全組 非常勤講師 中村 壮伸 授業の達成目標 1.位置と速度、加速度、および力と加速度の関係を理解する。 2.力のつり合いを定量的に決定でき、運動方程式をいろいろな運動に適用できるようになる。 3.仕事とエネルギーおよび力学的エネルギー保存則を定量的に理解できるようになる。 4.等速円運動や中心力について理解する。 5.ばねに付けた物体の運動を例として単振動を理解する。 授 業 の 概 要 実践的な教育を通して地域や産業界が求める創造力のある柔軟性に富む人材の育成を目指す。「物理への旅」では物理学の最も基礎的な分野 である力学について講義する。 高等学校における「物理」の履修は前提とせず、スムーズに「物理学Ⅰ」等の学習に移行するための導入教育と位置づけ、基礎的な事項か ら学習する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 イントロダクション、物理量の表し方 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書で物理量の表し方について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう 240 になるまで繰り返し復習する。 運動の表し方 教科書で運動の表し方について予習する。演習問題を自分の力で解けるように なるまで繰り返し復習する。 240 2次元の運動(スカラー量とベクトル量) 教科書で2次元の運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるように なるまで繰り返し復習する。 240 力のつり合い 教科書で力のつりあいについて予習する。演習問題を自分の力で解けるように なるまで繰り返し復習する。 240 運動の法則 教科書で運動の法則について予習する。演習問題を自分の力で解けるようにな るまで繰り返し復習する。 240 力と運動 教科書で力と運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるようになる まで繰り返し復習する。 240 いろいろな運動(直線運動、2次元運動) 教科書でいろいろな運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 仕事と仕事率 教科書で仕事と仕事率について予習する。演習問題を自分の力で解けるように なるまで繰り返し復習する。 240 エネルギー、エネルギー保存則 教科書でエネルギー、エネルギー保存則について予習する。演習問題を自分の 力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 微分を使った運動方程式の表現 教科書で微分を使った運動方程式の表現について予習する。演習問題を自分の 力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 積分を使った運動方程式の解法 教科書で積分を使った運動方程式の解法について予習する。演習問題を自分の 力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 等速円運動 教科書で等速円運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるようにな るまで繰り返し復習する。 240 中心力のもとでの運動、遠心力 教科書で中心力のもとでの運動、遠心力について予習する。演習問題を自分の 力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 単振動 教科書で単振動について予習する。演習問題を自分の力で解けるようになるま で繰り返し復習する。 240 まとめと試験 これまでに学習した内容をすべて理解していることを確かめる。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 教科書・参考書等 笠松・新居・中野・千川 ,「ファンダメンタル物理学 力学」( 共立出版 ) 成績評価方法・基準 試験で 60 点以上を合格とする。 6 情報通信工学科 7 解析演習Ⅰ 必修 2単位 前期 Analysis and Exercises Ⅰ 1年全組 教 授 中川 朋子 授業の達成目標 多項式、三角関数、指数関数、対数関数など、さまざまな関数についてグラフが描け、それらの関数やその合成関数の微分と積分が自由に できるようになること。 授 業 の 概 要 情報通信工学の専門を学ぶために必要な、三角関数や指数関数、それらの合成関数の微分と積分が自由にできるように演習を行う。高校で 微分積分を学ばなかった学生でも情報通信工学を学ぶのに十分な実力がつくよう、問題演習を数多く行う。「解析演習Ⅰ」ではまず変数が一 つだけの関数について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 関数とグラフ、増加率 予習として、高校までの教科書を用いて、直線、放物線、円、双曲線など基本図形の 方程式からこれらのグラフをかく。グラフの増減と増加率の関係について復習する。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 微分係数 教科書を読んで微分係数について予習する。x のべき乗、x の平方根、 (x −1) の平方根、の形の関数の微分係数の求めかたを復習する。 120 導関数、多項式の微分、分数の形でかける関数 の微分 予習として、x のべき乗、定数、x の平方根の形の関数の任意の x における微 分係数を定義通りに求める。復習として、 これらの関数を定義通りに微分する。 120 三角関数と加法定理 高校の教科書を用いて三角比の定義を復習し、角度を変えて三角比を求め、横 軸を角度、 縦軸を三角比としたグラフをかく。加法定理の導出方法を復習する。 120 三角関数の微分 予習として三角関数のグラフ、およびその増加率のグラフをかく。復習として y=sin(ax) ,y=cos (ax) ,y=tan (ax)の導関数を定義通りに求める。 120 指数関数とその微分、対数関数とその微分 教科書を読んで指数法則と対数関数を予習する。指数関数、対数関数の微分の 求め方を復習する。 120 積の微分、合成関数の微分 教科書を読んで積の微分を予習する。練習問題を解いて関数の積の微分、合成 関数の微分の求め方を復習する。 120 逆三角関数とその微分 逆三角関数について教科書を読んで予習する。合成関数の微分を用いた逆三角 関数の微分の求め方を復習する。 120 関数の極限が求まらないとき(ロピタルの定理) 教科書を読んでロルの定理、平均値の定理について予習する。ロピタルの定理 を用いた極限値の求め方を問題を解いて復習する。 120 テイラー展開、マクローリン展開 教科書を読んで高次導関数の求め方を予習する。復習としてさまざまな関数の テイラー展開を求める。 120 複素数とオイラーの公式 複素数の定義とその四則演算について予習する。復習として指数関数を用いて 三角関数を書き換え、微分する。 120 不定積分(多項式、有理式、三角関数、指数関 数の積分) 教科書の不定積分の項を読んで予習する。練習問題を解いて多項式、有理式、 三角関数、指数関数の積分を復習する。 120 置換積分 教科書の置換積分の項を読んで予習する。練習問題を解いて置換積分を復習す る。 120 部分積分 関数の積の微分を復習したのち、教科書の部分積分の項を読んで予習する。練 習問題を解いて部分積分を復習する。 120 定積分と面積 教科書の定積分の項を読んで予習する。グラフで囲まれた面積を求める練習問 題を解いて定積分を復習する。 120 教科書・参考書等 教科書 「優しく学べる微分積分」石村園子 著 共立出版 成績評価方法・基準 定期試験 60 点以上の学生を合格とする。 7 120 情報通信工学科 8 C言語入門及び同演習 必修 3単位 前期 Introduction to C Programming Language 1年1組 教 授 村岡 一信 1年2組 教 授 木戸 博 授業の達成目標 Linux オペレーティングシステムの基本操作ができる。簡単な処理のフローチャートが書け,フローチャートからC言語のプログラムを書 くことができる。C言語で書かれたプログラムを Linux 上で実行させることができる。 授 業 の 概 要 Linux オペレーティングシステムの基本操作とアプリケーションの操作法,およびコンパイル実行手順を修得し,順次処理,入出力処理, 選択型処理,反復型処理,配列処理,文字処理のフローチャートとC言語によるプログラミングを学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 Linux の基本操作 学習課題(予習・復習) 時間(分) C言語の基本に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を復習 300 する。 C言語によるプログラミング手順 プログラミング手順に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分 を復習する。 300 Linux による翻訳実行操作 演習の手引きを読んで操作方法を予習する。学習内容で不確実な部分を復習す る。 300 順次処理と変数および定数 順次処理と変数および定数に関する部分を読んで予習する。課題のプログラム を作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 入出力処理 入出力処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 計算処理 計算処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習内 容で不確実な部分を復習する。 300 選択型処理 選択型処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 反復型処理 反復型処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 合計処理と中間試験 1〜8回の内容を復習し合計処理に関する部分を読んで予習する。課題のプロ グラムを作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 多重ループ 多重ループに関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 1次元配列 1次元配列に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 2次元配列 2次元配列に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 文字処理の基本 文字処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習内 容で不確実な部分を復習する。 300 ファイル処理の基本 ファイル処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学 習内容で不確実な部分を復習する。 300 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 300 教科書・参考書等 教科書 「Cプログラミング」 インフォテック・サーブ 「はじめてのアルゴリズム」 インフォテック・サーブ 成績評価方法・基準 課題提出 70% 以上とし,成績は期末試験 70%,課題提出 30% の配分で総合的に評価する。 8 情報通信工学科 9 コンピュータアーキテクチャⅡ 必修 2単位 後期 Computer Architecture Ⅱ 1年全組 非常勤講師 渋谷 正行 授業の達成目標 情報通信工学を学ぶ上で基礎となるコンピュータシステムに関するソフトウエアの基礎知識を理解、修得するとともに、基本情報技術者試 験に合格するに足る知識もあわせて獲得する。 授 業 の 概 要 コンピュータシステムの基本概念を主にソフトウエアの面から学習する。すなわち、コンピュータの機能を管理する基本ソフトウエアであ るオペレーティングシステム、プログラム言語を機械語に変換する言語プロセッサなどコンピュータを使用するとき必要となるソフトウエ アを体系的に学ぶとともに、情報処理システムを開発する技法、環境についても学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 ネットワークの仕組み 学習課題(予習・復習) 時間(分) 通信に使用される装置(CCU、NCU、DTE、DCE)について読んで予習する 240 こと。単元テストで不正解の箇所を復習する。 ネットワークアーキテクチャ OSI について読んで予習すること。ネットワーク層、データリンク層での IP アドレスと MAC アドレスの用途について復習する。 240 LAN と WAN LAN の伝送制御手順について予習すること。単元テストで不正解の箇所を復 習する。 240 インターネットプロトコル TCP/IP について読んで予習すること。OSI と TCP/IP の対応について復習す ること。 240 ネットワーク管理 ICMP、SNMP について読んで予習すること。単元テストで不正解の箇所を復 習する。 240 ネットワークのまとめ 身近なネットワークについて読んで予習すること。単元テストで不正解の箇所 を復習する。 240 情報セキュリティの概要 セキュリティのリスクと対策について読んで予習すること。単元テストで不正 解の箇所を復習する。 240 情報セキュリティ対策 公開カギ暗号方式について読んで予習すること。デジタル署名について復習す ること。 240 データ構造(配列、リスト) 配列の添え字、リストのポインタの意味を予習すること。単元テストで不正解 の箇所を復習する。 240 データ構造(スタック、キュー、ツリー) PUSH、POP、FIFO、LIL0 について予習すること。単元テストで不正解の箇 所を復習する。 240 データ探索処理 逐次検索、バイナリー検索について予習すること。バイナリー検索の流れ図を 復習する。 240 データ整列処理 クイックソート、挿入法、逐次探索、選択法、マージソートについて読んで予 習すること。計算量(オーダー)について復習すること。 240 その他のアルゴリズム モンテカルロ法、待ち行列について予習すること。待ち行列の待ち時間計算を 復習すること。 240 アルゴリズム設計 流れ図について予習すること。単元テストで不正解の箇所を復習する。 240 まとめと試験 単元テストの問題を利用して予習する。試験で不正解の箇所を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「IT ワールド」インフォテック・サーブ著 インフォテックサーブ 工大生協 「IT ワールドサブノート」インフォテック・サーブ著 インフォテックサーブ 工大生協 参考書 「コンピュータシステム」「内部設計とプログラミ ング」インフォテック・サーブ著 増進堂 成績評価方法・基準 小テスト(2回)30%、まとめの試験 50%、宿題 20% の配分で総合的に評価する。 9 情報通信工学科 10 電気数学 必修 2単位 後期 Mathematics for Electrical Engineering 1年全組 教 授 佐藤 光男 授業の達成目標 求積法に基づく各解法の手順と考え方を、その解法で解ける微分方程式のタイプと共に習得する。フーリエ級数・変換とラプラス変換の基 本的内容を理解し、ラプラス変換を用いた解法を習得する。 授 業 の 概 要 工学的にも重要な物理現象を記述する方程式は、そのほとんどが微分方程式という形の数式である。本講義では、工学的応用の観点から、 主として微分方程式の解法について学ぶ。前半では、微分の逆演算である積分に基づく各種の解法を、その解法で解ける方程式のタイプと 共に習得する。後半では、フーリエ級数・変換およびラプラス変換の基本的な内容を理解し、さらにラプラス変換を用いて微分方程式を解 く方法を習得する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論 学習課題(予習・復習) 時間(分) 予習として、高校数学で学んだ三角関数、指数関数、対数関数の基本的性質を 240 理解する。授業内容をノートで復習する。 微分と積分 図書館の文献や高校教科書・参考書などの文献により微分と積分の要点を予習 する。微分と積分の部分をノートで復習する。 240 微分方程式とは 文献により微分方程式とはどんなものかについて予習する。微分方程式の部分 をノートで復習する。 240 変数分離形 文献により変数分離形微分方程式について予習する。変数分離形の部分をノー トで復習する。 240 同次形 文献により同次形微分方程式について予習する。同次形微分方程式の部分を ノートで復習する。 240 線形微分方程式と定数変化法 文献により定数変化法について予習する。定数変化法の部分をノートで復習す る。 240 完全形 文献により完全形微分方程式について予習する。完全形微分方程式の部分を ノートで復習する。 240 定数係数の線形斉次微分方程式 文献により定数係数の線形斉次微分方程式について予習する。定数係数の線形 斉次微分方程式の部分をノートで復習する。 240 定数係数の線形非斉次微分方程式 文献により定数係数の線形非斉次微分方程式について予習する。定数係数の線 形非斉次微分方程式の部分をノートで復習する。 240 複素関数 文献により複素関数について予習する。複素関数の部分をノートで復習する。 240 フーリエ級数とフーリエ変換 文献によりフーリエ級数とフーリエ変換について予習する。フーリエ級数と フーリエ変換の部分をノートで復習する。 240 フーリエ変換からラプラス変換へ 文献によりフーリエ変換からラプラス変換への発展過程について予習する。 フーリエ変換からラプラス変換への部分をノートで復習する。 240 ラプラス変換の基本定理・公式 文献によりラプラス変換の基本定理・公式について予習する。ラプラス変換の 基本定理・公式の部分をノートで復習する。 240 ラプラス変換を用いた微分方程式の解法 文献によりラプラス変換を用いた微分方程式の解法について予習する。ラプラ ス変換を用いた微分方程式の解法の部分をノートで復習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 参考書 「微分方程式の基礎と応用」 佐藤光著 サイエンス社 成績評価方法・基準 期末試験の成績で評価する。 10 情報通信工学科 11 物理学Ⅰ 必修 2単位 後期 Physics Ⅰ 1年 1 組a 非常勤講師 北 元 b 准 教 授 土屋 俊二 1年 2 組a 准 教 授 土屋 俊二 b 非常勤講師 北 元 授業の達成目標 1.万有引力を例にとり中心力のもとでの運動、ポテンシャルエネルギーについて理解する。 2.質点系および剛体の力学に関して、運動量、角運動量、力のモーメント、慣性モーメントを定量的に計算できる。 3.剛体の釣り合いや回転運動を定量的に決定できる。 4.様々な熱現象と熱力学の法則を理解する。 授 業 の 概 要 最初に中心力の下での物体の周期運動、重力のポテンシャルについて学ぶ。続いて、質点系と剛体の運動を学習し、運動量、力のモーメント、 角運動量の概念を学ぶ。その後、熱現象・熱力学を学ぶ。 自然現象を定量的に捉え、また実践力、応用力が身に着くように、講義中に適宜小テストや設問、演習をまぜた授業内容とする。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 イントロダクション(力学の復習) 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書でこれまで学習した力学を復習してから授業に出席する。演習問題を自 240 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 万有引力と物体の回転運動 教科書で万有引力と物体の回転運動について予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 万有引力の位置エネルギー 教科書で万有引力の位置エネルギーについて予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 質点系の重心とその運動 教科書で質点系の重心とその運動について予習する。演習問題を自分の力で解 けるようになるまで繰り返し復習する。 240 運動量と運動量保存則 教科書で運動量と運動量保存則について予習する。演習問題を自分の力で解け るようになるまで繰り返し復習する。 240 角運動量と力のモーメント 教科書で角運動量と力のモーメントについて予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 回転の運動方程式 教科書で回転の運動方程式について予習する。演習問題を自分の力で解けるよ うになるまで繰り返し復習する。 240 剛体のつり合い 教科書で剛体のつり合いについて予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 剛体の回転運動 教科書で剛体の回転運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 慣性モーメント 教科書で慣性モーメントについて予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 剛体の平面運動 教科書で剛体の平面運動について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 温度と熱、熱の伝わり方 教科書で温度と熱、熱の伝わり方について予習する。演習問題を自分の力で解 けるようになるまで繰り返し復習する。 240 内部エネルギーと熱力学の第1法則 教科書で内部エネルギーと熱力学の第1法則について予習する。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 熱機関と熱力学の第2法則 教科書で熱機関と熱力学の第2法則について予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 まとめと試験 これまでに学習した内容をすべて理解していることを確かめる。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 教科書・参考書等 笠松・新居・中野・千川 ,「ファンダメンタル物理学 力学」( 共立出版 ) 成績評価方法・基準 試験で 60 点以上を合格とする。 11 情報通信工学科 12 解析演習Ⅱ 必修 2単位 後期 Analysis and Exercises Ⅱ 1年全組 教 授 中川 朋子 授業の達成目標 情報通信工学で良く使う三角関数や指数関数などについて、偏微分と重積分が自由にできるようになること。また、波の変化を数式で追う ことができることと、面積・体積を計算できるようになること。 授 業 の 概 要 例えば「時間」と「場所」の2つの変数によって変化するような多変数の関数について微分と積分ができるように解説と問題演習を行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 回転体の体積 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書を読んで回転体の体積の求め方を予習してくる。練習問題を解いて回転 120 体の体積の求め方を復習する。 3次元空間での直線と平面 代数幾何の教科書を利用し、ベクトルの平行、垂直、内積を予習してくる。練 習問題を解いて直線、平面の方程式の求め方を復習する。 多変数関数、波動を表す関数 予習として、さまざまな t について 120 y=sin (kx−ωt)の関数のグラフをかく。復習としてその速度、 伝搬方向を求める。 偏導関数と偏微分の実例 教科書を読んで偏微分について予習する。練習問題を解いて偏微分について復 習する。 120 高次の偏導関数 教科書を読んで高次の偏導関数について予習する。練習問題を解いて高次の偏 導関数について復習する。 120 ポテンシャルと勾配 予習として、x, y, z の関数 (x,y,z)を、x, f y, z のそれぞれで微分する。復習 として、様々な関数 (x,y,z)の勾配ベクトルを求める。 f 120 波動を表す関数の偏微分 予 習 と し て、y=sin (kx−ωt) の 関 数 を x や t で 偏 微 分 す る。 復 習 と し て y=sin(kx+ly+mz−ω t)の関数の勾配を求め、t で偏微分する。 120 内積と発散 予習として、代数幾何の教科書を利用し、ベクトルの内積を再確認する。復習 として、様々なベクトル場の発散を求める。 120 外積と回転 代数幾何の教科書等を利用し、ベクトルの外積の計算方法を調べる。復習とし て、様々なベクトル場の回転を求める。 120 全微分と合成関数の偏導関数 教科書を読んで全微分について予習する。練習問題を解いて合成関数の偏微分 法について復習する。 120 極座標と複素数の極座標表示 教科書を読んで極座標について予習する。 √3+ i や i など、 いくつかの実例を用いて複素数の極座標表示のしかたを復習する。 120 累次積分と重積分 教科書を読んで累次積分について予習する。練習問題を解いて重積分について 復習する。 120 極座標への変数変換、極座標での重積分 教科書を読んで極座標での重積分について予習する。練習問題を解いて極座標 での重積分について復習する。 120 体積 教科書を読んで立体の体積の求め方について予習する。復習として、さまざま な立体の体積を重積分で求める。 120 円筒座標、球座標 予習として、デカルト座標から極座標への変換を再確認する。デカルト座標か ら円筒座標、球座標への変換、またその逆の変換を復習する。 120 教科書・参考書等 教科書 「優しく学べる微分積分」石村園子 著 共立出版 成績評価方法・基準 定期試験 60 点以上の学生を合格とする。 12 120 情報通信工学科 13 電気回路Ⅰ及び同演習 必修 3単位 後期 Electrical Circuits and Exercises 1年全組 非常勤講師 今井 裕司 授業の達成目標 ①電気回路の基礎となる直流回路の考え方および直流回路の具体的な解析方法を身につけること。特にキルヒホッフの法則とこれを用いた 回路解析を十分に理解すること。 ②正弦波交流回路に対する解析の基礎を身につけること。特に、各回路素子の交流に対する動作を十分に理解すること。 授 業 の 概 要 最も基本的な電気回路である直流回路網について、主にキルヒホッフの法則を用いた解析法を講義する。また、正弦波交流回路については、 正弦波関数の微分・積分を位相シフトに置き換えて解析する手法について講義する。なお、演習問題を解くことによって上記の講義内容に 対する理解を深めるため、各講義ごとに演習の時間を設ける。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 電気回路の構成要素と電流、電圧について 学習課題(予習・復習) 物理学における数値と単位の取り扱いを理解しておく。電流、電圧の意味を良 く理解する。 時間(分) 300 分数の加減算を確実に実行できるようにしておく。電流、電圧と抵抗値の関係 (オームの法則)を良く理解する。 300 抵抗の合成による簡単な直流回路解析 1次方程式、2次方程式を確実に解けるようにしておく。抵抗の合成による等 価回路への変換を十分に理解する。 300 キルヒホッフの法則 オームの法則を事前に良く理解する。キルヒホッフの第1法則(電流の法則)、 第2法則(電圧の法則)の意味と内容を理解する。 300 キルヒホッフの法則を用いた直流回路の解析法 (枝電流法) 多元連立1次方程式を確実に解けるようにしておく。キルヒホッフの法則を用 いた方程式の立て方を理解する。 300 キルヒホッフの法則を用いた直流回路の解析法 (閉路電流法) キルヒホッフの法則の取り扱いを十分に理解しておく。閉路と閉路電流の概念 を十分理解し、閉路電流と枝電流の関係を把握できるようにする。 300 オームの法則と合成抵抗 直流回路における電力 エネルギー保存則の意味を理解しておく。直流回路において抵抗の消費電力、 300 電源の供給電力の概念とその計算法を理解し、その両者の関係を把握する。 まとめと中間試験 第1回〜第7回の授業内容を整理し、理解を深める。 300 正弦波の各要素(瞬時値、振幅、位相、周波数) 三角関数の加法定理を十分に理解しておく。振幅、位相、周波数等の交流回路 とその関数表現 で用いる用語の意味と概念を十分に理解する。 300 交流回路素子(コイル、コンデンサ)とその動 作 微分、積分の意味と三角関数の微積分を事前に学習しておく。コイル、コンデンサにおける電 流と電圧の関係を良く理解し、微分、積分に伴う正弦波の位相変化について十分に理解する。 300 リアクタンスの合成 リアクタンスと抵抗の違いを理解しておく。コイルによるリアクタンス(誘導リアクタンス) とコンデンサによるリアクタンス(容量リアクタンス)の性質の違いを十分に理解すること。 300 直列接続された回路素子の動作 正弦波の表現方式(振幅と位相、sin 成分と cos 成分)の相互変換の方法を十分理解しておく。抵抗 とリアクタンスの直列合成回路のインピーダンスの求め方、電流と電圧の位相差の求め方を理解する。 300 並列接続された回路素子の動作 正弦波同士の加減算を正しく行えるようにしておく。抵抗とリアクタンスの並列 合成回路のインピーダンスの求め方、電流と電圧の位相差の求め方を理解する。 300 交流回路における電力 電力と電気エネルギーの関係を理解しておく。各回路素子の電力の消費、蓄積 の現象を正しく理解し、交流における実効値、力率の意味を十分に把握する。 300 まとめと期末試験 第9回〜第 14 回の授業内容を整理し、理解を深める。 300 教科書・参考書等 教科書 「基礎電気回路1」 有馬、岩崎著 森北出版 参考書 「基本を学ぶ電気と回路」 小林、坪井著 森北出版 「電気回路基礎入門」 山口著 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験・期末試験の成績(80%)に、演習の時間に実施する小テストの成績(20%)を加味して総合的に評価する。 13 情報通信工学科 14 アルゴリズムとC言語及び同演習 選択 3単位 後期 Algorithms and C Programming 1年1組 教 授 村岡 一信 1年2組 准教授 河野 公一 授業の達成目標 C言語の文法を理解し,基本的なアルゴリズムをC言語で書くことができる。 授 業 の 概 要 基本アルゴリズムとそのプログラミングについて,C言語によるプログラミング演習を通して学ぶ。基本アルゴリズムとしてファイル処理, 線形探索法,二分探索法,基本選択整列法,基本交換整列法,クイックソート法などを取り上げる。C言語の文法については,再帰呼び出し, ポインタ,構造体と共用体,動的メモリ確保等について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 選択型処理 / 反復処理 学習課題(予習・復習) 時間(分) 選択型処理と反復処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作 300 成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 関数(非再帰) 関数に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習内容で 不確実な部分を復習する。 300 文字列処理 文字列処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 ポインタ ポインタに関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習内 容で不確実な部分を復習する。 300 構造体とファイル処理 構造体とファイル処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作 成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 探索アルゴリズム(線形探索法) 線形探索法に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 探索アルゴリズム(二分探索法) 二分探索法に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 整列アルゴリズム(基本選択法) 基本選択法に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 整列アルゴリズム(基本交換法)と中間試験 1〜8回の内容を復習し,基本交換法に関する部分を読んで予習する。課題の プログラムを作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 整列アルゴリズム(基本挿入法) 基本挿入法に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し,学習 内容で不確実な部分を復習する。 300 関数(再帰)/整列アルゴリズム(クイックソー ト法) 再帰関数とクイックソート法に関する部分を読んで予習する。課題のプログラ ムを作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 クラス,ビット演算,プリプロセッサ クラス,ビット演算,プリプロセッサに関する部分を読んで予習する。課題の プログラムを作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 2次元配列処理の応用 2次元配列処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラムを作成し, 300 学習内容で不確実な部分を復習する。 動的メモリ確保とリスト処理 動的メモリ確保とリスト処理に関する部分を読んで予習する。課題のプログラ ムを作成し,学習内容で不確実な部分を復習する。 300 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 300 教科書・参考書等 教科書 「Cプログラミング」 インフォテックサーブ 「はじめてのアルゴリズム」 インフォテックサーブ (C言語入門及び同演習と同じ) 成績評価方法・基準 課題提出 70% 以上とし,成績は期末試験 70%,課題提出 30% の配分で総合的に評価する。 14 情報通信工学科 15 電磁気学Ⅰ 必修 2単位 前期 Engineering Electromagnetics Ⅰ 2年全組 教 授 野本 俊裕 授業の達成目標 電荷によって形成される電界や電位,静電誘導などの静電界に関する基礎的知識,および電流と磁界・電磁力・電磁誘導などの電磁現象に 関する基礎を正しく理解すること。 授 業 の 概 要 私達の身のまわりにはテレビ,パソコン,携帯電話などさまざな道具,製品が満ちあふれており,必需品のほとんどは電気製品である。電 磁気学は情報通信工学における重要な専門科目の一つとなっている。電磁気学Ⅰでは,数学的な基礎を十分に習得していない初学者は電磁 現象,特に静電現象と電磁誘導の定性的な基礎事項を学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 電荷とクーロンの法則 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 240 しておくこと。 電界と電気力線 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電気力線とガウスの定理 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電位と電位差 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 完全導体 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電気影像法 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 静電容量 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 前半のまとめ 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電流 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 アンペアの周回積分の法則 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 ビオ・サバールの法則 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 磁界中で電流が受ける力 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 磁界中で荷電粒子が受ける力 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電磁誘導 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 まとめと試験 第 1 回〜第 14 回の内容を復習しておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 「2段階方式で学ぶ電磁気学」 松浦秀治,海老原聡,前川泰之 ムイスリ出版 参考書 「電気磁気学」 石井良博 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験(最大 30%)、期末試験(70 〜 100%)などによって総合的に評価する。 15 情報通信工学科 16 論理回路 必修 2単位 前期 Logical Circuits 2年全組 教 授 工藤 栄亮 授業の達成目標 論理回路の基本であるブール代数を理解し、基本的な組み合わせ論理回路、順序論理回路の解析と設計ができるようになることを目的とし ている。 授 業 の 概 要 2進数等の数値表現やブール代数等について学び、さらに基本的な論理回路である、組み合わせ論理回路と順序論理回路についても学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 ディジタル信号、数系 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 240 復習する。 2進数の演算 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 補数 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 符号 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 基本論理 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 ブール代数(1)演算公式 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 ブール代数(2)標準展開 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 論理記号 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 論理式の簡単化(1)カルノー図 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 論理式の簡単化(2)クワイン・マクラスキの 方法 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 組み合わせ論理回路(1)加算回路 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 組み合わせ論理回路(2)その他の演算回路 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 フリップフロップ 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 順序論理回路 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書、参考書等の関連する問題を解き 復習する。 240 まとめと試験 教科書全体を読み、問題を解き予習する。試験で解けなかった問題について教 科書等を参考にして復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「速解 論理回路」 宮田武雄著 コロナ社 参考書 「ディジタル電子回路の基礎」 堀桂太郎著 東京電機大学出版局 参考書 「ディジタル回路入門早わかり」 岩本洋・堀桂太郎著 オーム社 成績評価方法・基準 定期試験と、授業中の演習やレポートを統合して評価する。 16 情報通信工学科 17 電気回路Ⅱ及び同演習 必修 3単位 前期 Electrical Circuits Ⅱ and Exercises 2年全組 教 授 野口 一博 授業の達成目標 記号法による正弦波交流回路解析に習熟し、交流回路を流れる電流、電圧、位相特性を求めることができるようにすること。また、回路の 周波数特性、位相特性から交流回路で現れる共振現象を理解できるようにすること。さらに回路解析で用いられる種々の定理を理解すること。 授 業 の 概 要 電気回路Ⅰ及び同演習」の直流回路解析法、ならびに交流回路に関する基礎的知識の学習結果を踏まえて、交流回路の記号法解析の考え方 を講義と演習によって理解し、さらに一般的な線形回路解析法の考え方、計算方法を習得する。また、多相交流回路の基礎的特性を講義する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 複素数と指数関数 学習課題(予習・復習) 複素数の予習を行い、指数関数との関係を復習すること。 時間(分) 300 正弦波電圧・電流のベクトル表示(複素数表示) 交流電圧・電流の時間波形を予習しておくこと、交流電圧・電流がベクトルで 表現できることを復習すること。 300 電気回路の記号法解析(回路素子の記号法によ る取り扱い) ベクトル化した電圧・電流を自由に扱えるように予習しておくこと。交流回路 の電圧・電流を記号化して求めることを復習すること。 300 交流回路解析(RL 直列、並列回路の応答) R、L 素子の電圧・電流の関係を予習しておくこと。記号法で表現した L の電流・ 電圧の関係の扱いを復習すること。 300 交流回路解析(RC、RLC 回路の応答) C の電圧と電流の関係を予習しておくこと、記号法で表現したときの電流・電 圧の関係を復習すること。 300 複素インピーダンスと複素アドミタンス 回路の電圧と電流の関係を求められるように予習しておくこと。複数の回路素 子の回路のインピーダンスの求め方を復習すること。 300 電圧、電流のベクトル表示、ベクトル軌跡、 交流電圧・電流のベクトル表示を予習しておくこと。ベクトル表示を十分に理 フェーザ表示 解できるまで復習すること。 300 まとめと中間試験 これまでの内容を予習して中間試験に臨むこと。試験問題の内容とその解法を 理解できるように復習すること。 300 RLC 直列・並列回路の共振現象 RLC 回路の電流と電圧の関係を求めることができるように予習すること。共 振に関する複素数計算を復習すること。 300 相互誘導回路 L の機能を理解しておくこと。相互誘導回路の電圧・電流の関係を求められる ように復習すること。 300 線形回路網解析法(回路網のグラフ表示、閉路 解析法) 代数学の基礎的な理解を予習しておくこと。閉路解析法が活用できるように復 習すること。 300 回路網に関する定理(重ねの理、相反定理) 回路解析による電圧・電流の関係が求められるように予習しておくこと。教科 書に書かれた種々の定理を活用できるようにすること。 300 回路網に関する定理(テブナンの定理、ミルマ ンの定理) 交流回路の解析法を予習しておくこと。演習問題を解くことにより回路解析の 定理を十分に活用できるようにすること。 300 多相交流回路 交流回路の位相に関する理解を予習により深めておくこと。多相交流回路を十 分理解できるように復習すること。 300 まとめと期末試験 交流解析法に関して、演習問題を見直し予習しておくこと。期末試験で理解で きない問題を復習すること。 300 教科書・参考書等 教科書 「基礎電気回路Ⅰ」有馬・岩崎著 森北出版 参考書 「基本を学ぶ 電気と回路」 小林・坪井著 森北出版 「電気回路基礎入門」 山口著 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験・期末試験の成績(80%)に、演習の時間に実施する小テストの成績(20%)を加味して総合的に評価する。 17 情報通信工学科 18 アプリケーション開発 選択 2単位 前期 Application Programming 2年全組 准教授 河野 公一 授業の達成目標 統合開発環境を用いた Java 言語による GUI アプリケーションの開発技術を修得する。 授 業 の 概 要 アプリケーション開発環境は、ソフトウェアの大規模化、複雑化によって組織化された開発体制に支えられるようになっている。統合的な 開発環境を利用したアプリケーション開発に関して、理論だけでなく実践的な技術力の修得を目指す。現在の多くのアプリケーションは GUI を備えており、プログラミング言語を理解するだけでなく、開発環境や多くのライブラリを使った開発が重要である。これらの技術を 利用した体系的なアプリケーション開発について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 Java 言語の基礎 予習として、Java 言語について参考書を調べ、C 言語との共通点・相違点を理解すること。復習として、1 年生の C 言語入門及び同演習、アルゴリズムと C 言語及び同演習で習った C 言語の文法をノートに整理しておくこと。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 Java アプリケーションとアプレット 予習として、Java アプリケーションとアプレットの違いを参考書で調べ、ノートに整理すること。復習として、アプレットが動 作するウェブページを検索し、アプレットがどのようなものであるかを確認すること。ノートにその URL を記録しておくこと。 240 Java 言語によるプログラミング手順 予習として、C 言語によるプログラミング手順(ソースプログラム→オブジェクトプログラム→実行プログラム)の流れ をノートに整理すること。復習として、Java 言語によるプログラミング手順を C 言語の場合と比較し、ノートに纏めること。 240 Java 言語による基礎プログラムの開発 予習として、Java 言語の特徴を調べ、ノートに整理すること。復習として、 統合開発環境なしで実際に Java アプリケーションを作成してみること。 240 統合開発環境 Eclipse の基本操作 予習として、統合開発環境及び Eclipse について調べ、ノートに整理すること。 240 復習として、自分のパソコンに Eclipse を導入し、開発を行える状態にすること。 JDT(Java Development Tools) 予 習 と し て、JDT に つ い て 調 べ、 ノ ー ト に 整 理 す る こ と。 復 習 と し て、 Eclipse のヘルプメニューから JDT の存在を確認すること。 240 Eclipse によるアプリケーション開発手順 予習として、Eclipse を実際に自分で操作してみること。復習として、授業で 習った操作手順を自分で確認してみること。 240 コンソール出力 予習として、Java 言語における Hello、world! のプログラムを調べ、ノートに整理すること。復習 として、Java 言語を用いてコンソールに文字や変数の内容を出力するプログラムを作成してみること。 240 入出力処理 予習として、Java 言語における入出力処理について調べ、ノートに整理すること。復 習として、画面やファイルに対して入出力処理を行うプログラムを作成してみること。 240 クラスとインスタンス 予習として、クラスやインスタンスといったオブジェクト指向に関する用語について調べ、ノートに整理すること。 復習として、Java 言語のプログラムを作成し、クラスとインスタンスがどこで使われているかを確認すること。 240 クラスライブラリ 予習として、自分が使用しているバージョンに対する Java 言語仕様のドキュメントをウェブで調べ、その URL をノートに記 入すること。復習として、これまでに習ったクラスやメソッドを Java 言語仕様のドキュメントで調べ、ノートに纏めること。 240 GUI(Graphical User Interface) 予習として、GUI について調べ、ノートに整理すること。復習として、GUI を構成する部品の名称をノートに纏めること。 240 イベント処理 予習として、イベント処理について参考書で調べ、ノートに整理すること。復 習として、Java 言語でのイベント処理に必要な手順をノートに纏めること。 240 Swing による GUI アプリケーション 予習として、Swing について参考書で調べ、ノートに整理すること。復習として、GUI の 部品について、一般的な名称と Swing での名称(クラス名)をノートに並べて記載すること。 240 まとめと試験 実施した小テスト及び演習課題を見直し、内容を理解しておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 講義資料を適宜配布する。 参考書 「独習 Java」 ジョセフ・オニール著、武藤健志監修 翔泳社 「Java GUI プログラミング Vol. Ⅰ、Ⅱ」 大村忠史、池田成樹著カットシステム 成績評価方法・基準 課題提出率 50% 以上を単位認定の必要条件とし、成績は小テスト及び演習課題 30%、期末試験 70%の配分で総合的に評価する。 18 情報通信工学科 19 情報とマネジメント 選択 2単位 前期 Information and Management 2年全組 非常勤講師 渋谷 正行 授業の達成目標 情報通信工学を学ぶ上で基礎となる、通信ネットワークおよび企業活動と情報システムの相互依存関係について理解、修得するとともに、 基本情報技術者試験に合格するに足る知識もあわせて獲得する。 授 業 の 概 要 コンピュータシステムの基本概念を、主に通信ネットワークおよび企業活動と情報システムの相互依存関係の面から学習する。すなわち、 通信ネットワークの仕組み、ネットワークアーキテクチャ、LAN、インターネットおよび経営活動と情報化戦略、経営工学、情報システム の応用、セキュリテイ等について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 配列とリスト構造 学習課題(予習・復習) 時間(分) データポインタについて予習する。リスト構造でのデータの追加、削除を復習 240 すること。 スタック、キュー構造 FIFO、LIFO 構造について予習する。スタックとキューを使用したデータ操作 について復習すること。 240 データ探索処理 2分探索について読んで予習すること。2分探索のアルゴリズムを復習するこ と。 240 データ整列処理 クイックソート、バブルソート、挿入法について読んで予習すること。各アル ゴリズムの流れ図について復習すること。 240 システム開発技法 システム開発の手順について読んで予習すること。システム開発の各フェーズ における成果物を整理し復習すること。 240 ウォータフォールモデル ウォータフォールモデルの各フェーズにおける成果物を予習すること。単元テ ストで不正解の箇所を復習する。 240 オブジェクト指向 カプセル化、インヘリタンス、UML について読んで予習すること。単元テス トで不正解の箇所を復習する。 240 まとめと試験(中間) これまでの単元テストで出題された内容を読んでおくこと。試験の結果不正解 の箇所を復習する。 240 企業の組織体系 企業形態の種類を読んで予習しておくこと。単元テストで不正解の箇所を復習 する。 240 OR 待ち行列、線形計画法、モンテカルロ法について読んで予習しておくこと。単 元テストで不正解の箇所を復習する。 240 法務と標準化 コンプライアンス、個人情報保護法について読んで予習すること。単元テスト で不正解の箇所を復習する。 240 経営戦略手法 SWOT、4P、BSC、PPM について読んで予習すること。単元テストで不正 解の箇所を復習する。 240 技術戦略マネジメント MOT について読んで予習すること。単元テストで不正解の箇所を復習する。 240 ビジネスインダストリ ソリューションビジネスについてテキストを読み予習すること。MOT のロー ドマップとマイルストーンについて復習しておくこと。 240 まとめと試験 単元テストを再確認すること。試験で不正解の箇所を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「IT ワールド」インフォテック・サーブ著 インフォテックサーブ 「IT 戦略とマネジメント」インフォテック・サーブ著 (株)インフォテックサーブ 「IT ワールドサブノート」インフォテック・サーブ著 「情報とマネジメントサブノート」インフォテック・サーブ著 「基本情報技術者午前問題集」 (株)インフォテック・サーブ 参考書 「ネットワーク技術」インフォテック・サーブ著増進堂 「情報化と経済」インフォテック・サーブ著 増進堂 成績評価方法・基準 小テスト 30%、まとめの試験 50%、宿題等 20% の配分で総合的に評価する。 19 情報通信工学科 20 データベース 選択 2単位 前期 Database 2年全組 非常勤講師 門脇 正幸 授業の達成目標 現在のデータベースの主流であるリレーショナルデータベースについて、理論的な基礎を理解し、また、道具としてデータベースを使える ようになることを目標とする。 授 業 の 概 要 本講義では、前半にデータベースを構築する上で、基礎となるリレーショナルデータモデルの理論を中心に講義し、後半は道具としてデー タベースを扱う際に必須となるデータベース言語 SQL を学ぶ。最後に、理論を踏まえた上でデータベースアプリケーションを用いた実習を 行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 データベースモデル 学習課題(予習・復習) 時間(分) データベースの種類を事前に予習する。教科書の問題を解き不確実な部分を復 240 習する。 関係データベースと SQL 関係データベースと何かを予習する。教科書の問題を解き不確実な部分を復習 する。 240 代表的な概念データモデル 概念データベースモデルの図式表現法を予習する。教科書の問題を解き不確実 な部分を復習する。 240 モデル化のための3階層スキーマ モデル化のためのスキーマの種類と機能について予習する。教科書の問題を解 き不確実な部分を復習する。 240 DBMS の機能 DBMS の機能について予習する。教科書の問題を解き不確実な部分を復習す る。 240 正規化(1NF・2NF・3NF・BCNF) 正規化とは何かを予習する。教科書の問題を解き不確実な部分を復習する。 240 データベース言語と分類 データベースを定義する言語の種類を予習する。教科書の問題を解き不確実な 部分を復習する。 240 基礎理論確認(中間試験) 第1回から第7回までのまとめと教科書の練習問題を解く。テスト結果を分析 し不確実な部分を復習する。 240 SQL(データ型、検索、演算と変換) SQL の代表的命令を予習する。教科書の問題を解き不確実な部分を復習する。 240 SQL(ソート、関数、グループ化) ソート、関数、グループ化に関する文法命令を予習する。教科書の問題を解く ことと、教科書の例題を吟味し不確実な部分を復習する。 240 SQL(結合、集合演算、サブクエリ) 結合、集合演算、サブクエリに関する文法命令を予習する。教科書の問題を解 くことと、教科書の例題を吟味し不確実な部分を復習する。 240 演習①(SQL 基本操作) 実習で行う SQL 言語について予習する。SQL の利用例を参照して不確実な部 分を復習する。 240 演習②(Access 操作) ACCESS アプリケーションの機能概要を予習する。具体的に ACCESS を操作 して復習する。 240 演習③(データベース作成と SQL) 具体的なデータベース構築方法を予習する。他の事例をも研究しテーブル・ク エリーを作成し不確実な部分を復習する。 240 まとめと試験 第1回から第 14 回までのまとめと教科書の練習問題を予習する。テスト結果 を検証し不確実な部分を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「基本情報技術者テキストⅡ データベースとアルゴリズム」平井利明監修 実教出版 説明用プリント配布 成績評価方法・基準 中間試験およびレポート(50%)、定期試験(50%)により評価する。 20 情報通信工学科 21 統計解析 選択 2単位 前期 Statistical Analysis 2年全組 教 授 佐藤 光男 授業の達成目標 平均値や分布など確率・統計の基礎事項を身近な確率的現象と関連づけて習得する。統計解析の各手法はどのようなデータからどのような 情報を探し出すものなのか、それぞれの特徴と考え方が理解できるようになる。 授 業 の 概 要 統計解析とは、確率・統計の知識を用いて、各種統計データの中に隠れている有用な情報を探し出すことである。新聞や TV でよく取り上 げられる世論調査は身近な例の1つである。本講義ではまず、平均値や確率分布など、具体的な解析手法を学ぶのに必要な確率・統計の基 礎事項を習得する。その上で、推定・検定および回帰分析・相関分析の各手法について、どのような情報をどのようにして取り出すのか、 それぞれの概要と特徴を理解する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論 学習課題(予習・復習) 時間(分) 予習として、身近な確率的現象にはどんなものがあるかを考えてみる。授業内 240 容をノートで復習する。 統計解析の基礎的概念 予習として、図書館の文献や高校教科書・参考書などの文献により統計解析とは大まかに 言えばどんな学問なのか調べてみる。統計解析の基礎的概念の部分をノートで復習する。 240 統計データの記述 文献により統計データの記述について予習する。統計データの記述の部分を ノートで復習する。 240 頻度分布(ヒストグラム) 文献によりヒストグラムについて予習する。ヒストグラムの部分をノートで復 習する。 240 事象と確率 文献により事象と確率について予習する。事象と確率の部分をノートで復習す る。 240 条件付き確率と独立性 文献により条件付き確率と独立性について予習する。条件付き確率と独立性の 部分をノートで復習する。 240 ベイズの定理 文献によりベイズの定理について予習する。ベイズの定理の部分をノートで復 習する。 240 確率分布と標本分布 文献により確率分布と標本分布について予習する。確率分布と標本分布の部分 をノートで復習する。 240 確率変数とは 文献により確率変数とはどんなものかについて予習する。確率変数の部分を ノートで復習する。 240 平均と分散 文献により平均と分散について予習する。平均と分散の部分をノートで復習す る。 240 統計的推定 文献により統計的推定について予習する。統計的推定の部分をノートで復習す る。 240 統計的検定 文献により統計的検定について予習する。統計的検定の部分をノートで復習す る。 240 回帰分析 文献により回帰分析について予習する。回帰分析の部分をノートで復習する。 240 相関分析 文献により相関分析について予習する。相関分析の部分をノートで復習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 参考書 「初等統計解析」 佐和隆光著 新曜社 成績評価方法・基準 期末試験の成績で評価する。 21 情報通信工学科 22 物理学Ⅱ 選択 2単位 前期 Physics Ⅱ 2年全組 非常勤講師 深瀬 政秋 授業の達成目標 自然現象を定量的に理解し、その内容のポイントを文章等で説明できること。 1.種々の条件のもとでのバネの振動を定量的に理解し、RLC交流回路などとの関係を理解する。 2.波動現象として音、光を理解する。 3.力の概念を応力まで広げた力学を理解する。 授 業 の 概 要 本授業では「物理学Ⅰ」の基礎の上に立ってバネの振動を例に減衰・強制・連成振動を学び、続いて、振動が空間的に伝わる現象である波 動に関して波の特性や波動方程式、音や光の波動現象について学ぶ。さらに、弾性体の力学の基礎を学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 単振動 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書で単振動について予習する。演習問題を自分の力で解けるようになるま 240 で繰り返し復習する。 減衰振動 教科書で減衰振動について予習する。演習問題を自分の力で解けるようになる まで繰り返し復習する。 240 過減衰 ・ 臨界減衰 教科書で過減衰 ・ 臨界減衰について予習する。演習問題を自分の力で解けるよ うになるまで繰り返し復習する。 240 強制振動・共振 教科書で強制振動・共振について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 波動現象を記述する物理量 教科書で波動現象を記述する物理量について予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 波動方程式 教科書で波動方程式について予習する。演習問題を自分の力で解けるようにな るまで繰り返し復習する。 240 音波、弾性体を伝わる縦波 教科書で音波、弾性体を伝わる縦波について予習する。演習問題を自分の力で 解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 波の反射と透過 教科書で波の反射と透過について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 波の重ね合わせ、定常波 教科書で波の重ね合わせ、定常波について予習する。演習問題を自分の力で解 けるようになるまで繰り返し復習する。 240 波の反射、屈折 教科書で波の反射、屈折について予習する。演習問題を自分の力で解けるよう になるまで繰り返し復習する。 240 回折、ドップラー効果 教科書で回折、ドップラー効果について予習する。演習問題を自分の力で解け るようになるまで繰り返し復習する。 240 ひずみと応力、フックの法則 教科書でひずみと応力、フックの法則について予習する。演習問題を自分の力 で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 ヤング率、体積弾性率、ずれ弾性率 教科書でヤング率、体積弾性率、ずれ弾性率について予習する。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 弾性率の関係、弾性体のエネルギー 教科書で弾性率の関係、弾性体のエネルギーについて予習する。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 まとめと試験 これまでに学習した内容をすべて理解していることを確かめる。演習問題を自 分の力で解けるようになるまで繰り返し復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 ハリディ・レスニック・ウォーカー 共著 野崎光昭 監訳 「物理学の基礎2 波・熱」培風館 ; ハリディ・レスニック・ウォーカー・ホワイテントン 共著 野崎光昭 監訳 「演習・物理学の基礎2 波・熱」 培風館 成績評価方法・基準 試験で 60 点以上を合格とする。 22 情報通信工学科 23 工学基礎物理実験 選択 2単位 前期 Physics Laboratory 2 年1組a 教 授 梅田健太郎 b 准教授 新井 敏一 2 年2組a 准教授 土屋 俊二 b 准教授 土屋 俊二 授業の達成目標 工学の基礎力を身に付けるために、実験を通して測定技術を習得すると共に、基本的な物理現象を理解する。また、実験レポートの作成、 レポートの発表および討論を通して、表現能力・発表能力を高める。 授 業 の 概 要 物理学は近代科学の中心的な役割をになってきた。その発展は測定技術の進歩に支えられている。この物理実験を通して、科学する心構え や基本的な測定技術などを体得することをめざす。 2人で班を編成し、班ごとに以下の実験テーマの実験を行なう。実験のテーマは一斉実験を除いて班ごとに異なる。第5回以降は実験を行 う班とレポート作成指導・レポート発表の班に分かれる。 後者の班は、実験結果レポートの点検・見直しを行い内容を充実させるとともにその成果を発表する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 ガイダンス 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の「第1部 総説」部分を読んで予習する。ノートを見ながら教科書を 120 繰り返し読んで復習する。 金属の密度 教科書で金属の密度の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどして 不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 オシロスコープ 教科書でオシロスコープの実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどして 不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 最小二乗法 教科書で最小二乗法の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどして 不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 重力加速度 教科書で重力加速度の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどして 不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 気柱共鳴による音速の測定 教科書で気柱共鳴による音速の測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるな どして不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 二本のスリットによる光の干渉実験、または回 折格子によるレーザー光の回折 教科書で二本のスリットによる光の干渉実験、または回折格子によるレーザー光の回折の実験内容について読んで予習 する。適宜文献を調べるなどして不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 電気的共振現象の実験 教科書で電気的共振現象の実験の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなど して不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 比誘電率の測定 教科書で比誘電率の測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどし て不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 電子の比電荷 e/m の測定 教科書で電子の比電荷 e/m の測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるな どして不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 物質によるβ線の吸収測定 教科書で物質によるβ線の吸収測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるな どして不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 プランク定数の測定 教科書でプランク定数の測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなど して不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 光速の測定 教科書で光速の測定の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなどして 不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 フランク - ヘルツの実験 教科書でフランク - ヘルツの実験の実験内容について読んで予習する。適宜文献を調べるなど して不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 ホイートストンブリッジを用いた金属抵抗の温 度係数測定 教科書でホイートストンブリッジを用いた金属抵抗の温度係数測定の実験内容について読んで予習する。適宜 文献を調べるなどして不明な点がないようにしておく。実験結果を報告書またはスライドにまとめて報告する。 120 教科書・参考書等 教科書 「工学基礎物理実験」 東北工業大学物理学実験室編 詳細は掲示で案内する。 成績評価方法・基準 実験の進め方、実験レポートおよび口頭発表の内容、質疑応答の内容を総合的に評価する。 23 情報通信工学科 24 進路支援セミナー 必修 1単位 後期 Career Design Seminar 2年全組 全教員 他 授業の達成目標 自分の将来について主体的に決定し,実現に向けて計画的に行動できるようになる。 授 業 の 概 要 就職・進学等,卒業後の自分の進路に関するキャリアデザインを構築するためのセミナーである。そのため,学科の研究室の研究・研修内 容紹介,大学院生の研究活動報告,4年生の就職活動報告,地域産業における先進技術紹介,カウンセラーによるキャリアデザインの講義 と実習等を行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 教員による研究・研修紹介(グループ①) 学習課題(予習・復習) 学科のホームページで研究内容を予習する。レポートを作成し提出する。 時間(分) 60 教員による研究・研修紹介(グループ②) 学科のホームページで研究内容を予習する。レポートを作成し提出する。 60 教員による研究・研修紹介(グループ③) 学科のホームページで研究内容を予習する。レポートを作成し提出する。 60 教員による研究・研修紹介(グループ④) 学科のホームページで研究内容を予習する。レポートを作成し提出する。 60 教員による研究・研修紹介(グループ⑤) 学科のホームページで研究内容を予習する。レポートを作成し提出する。 60 自己プログレスレポート 職業適性検査につき特になし。 60 地域産業における先進技術について 情報通信分野に関する地域産業を調べる。レポートを作成し提出する。 60 4年生の就職体験報告会 情報通信分野の主要な職業・職種について調べる。就職活動において重要な点 をまとめる。 60 大学院生の研究活動報告会 大学院について調べる。将来の進路について考える。 60 フォローアップガイダンス 将来の職業・職種について考える。自分に合った職業・職種とはなにか適性を 踏まえて考える。 60 キャリアデザイン① キャリアデザインとはなにか調べる。生きる意味・働く意味について考える。 60 キャリアデザイン② 自分の考えをまとめておく。生きる意味・働く意味について考える。 60 キャリアデザイン③ 自分の考えをまとめておく。生きる意味・働く意味について考える。 60 キャリアデザイン④ 自分の考えをまとめておく。生きる意味・働く意味について考える。 60 キャリアデザイン⑤ 自分の考えをまとめておく。 ※キャリアデザインでは,心理テストを交えながら毎回「生きる意味」 ・ 「働く意味」をめぐる講義を行 い,学生一人ひとりがそれらについて考え,講師が心理学的視点からさらにフィードバックを行う。 60 教科書・参考書等 教科書 なし 成績評価方法・基準 指定されたレポートの提出を必要条件とし,レポート内容を総合的に判断し評価する。 24 情報通信工学科 25 情報通信工学実験Ⅰ 必修 3単位 後期 Information and Communication Engineering Laboratory Ⅰ 2年1組 教 授 工藤 栄亮 准教授 田村 英樹 2年2組 教 授 木戸 博 准教授 鈴木 健一 授業の達成目標 実験に使用する基本的な測定器の原理と取り扱い方に習熟すること。また測定したデータの精度や妥当性について把握するとともに、その 結果を整理・検討し、レポートとして提出すること。さらに PC を用いたプレゼンテーションを行うことによって発表技術を習得すること。 授 業 の 概 要 情報通信工学の基礎となる主要な電気回路素子(抵抗、コンデンサ、インダクタンス)のインピーダンス、ならびに回路素子の組み合わせ た回路(共振回路、CR 回路)の特性を測定し、それらの基本的な性質を理解する。また、簡単なデジタル回路の動作の修得と、パソコンを 用いて、Web API と Javascript を組み合わせた動的な Web ページを作成する。2〜3名で1班を構成し、実験を行う。また、実験の内 容について、単独でプレゼンテーションを行う。なお、実験装置の都合上、授業計画に記載の実験テーマの実施順序は班ごとに異なる。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 情報通信工学実験のガイダンス 学習課題(予習・復習) 教科書の該当箇所を読んで予習する。配布資料等をよく読み復習する。 時間(分) 180 容量とインダクタンス(コンデンサの性質) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 容量とインダクタンス(コイルの性質) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 インピーダンス(RC 直列・並列回路の特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 インピーダンス(RL 直列・並列回路の特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 共振回路(RLC 直列共振回路の特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 共振回路(RLC 並列共振回路の特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 CR 回路(電圧伝達関数の周波数特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 CR 回路(過渡特性) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 論理回路(組み合わせ回路と順序回路) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 論理回路(加減算回路) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 12 コンピュータリテラシー(Web API の利用方 法) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 13 コンピュータリテラシー(動的な Web ページ の作成) 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション(発表) 予習ではプレゼンテーション資料をまとめる。復習では発表の際のコメントを もとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 プレゼンテーション(聴衆) 予習ではプレゼンテーション資料をまとめる。復習では発表の際のコメントを もとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 回 第 10 回 第 11 回 第 回 第 回 第 14 回 15 教科書・参考書等 教科書 「情報通信工学実験I」 東北工大情報通信工学科編 成績評価方法・基準 5つのテーマのレポートとプレゼンテーション合計6項目について採点し、それらの平均点および実験ノートの記録状況を総合的に評価す る。 25 情報通信工学科 26 選択 2単位 後期(TCコース) 必修 2単位 後期(TIコース) オペレーティングシステム Operating System 2年全組 准教授 鈴木 健一 授業の達成目標 オペレーティングシステムとは何であるか、簡単に説明できること。プロセス管理、主記憶管理、ファイル管理の要点を説明できること。 授 業 の 概 要 オペレーティングシステムは、計算機ハードウェアの基本操作をユーザやプログラマに代わって行なうプログラムである。本講義では、オ ペレーティングシステムの役割をプロセス管理、主記憶管理、ファイル管理の観点から学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 オペレーティングシステムとは プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作原理について、復習しておく。それを踏まえて教科 書第1章を読み、予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 学習課題(予習・復習) 時間(分) プロセス プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作について復習しておくこと。それを踏まえて教科書 第2章を読み、予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 CPU の仮想化:スケジューリング プロセスの3状態について、復習しておくこと。それを踏まえて教科書第3章を読み、予 習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 排他制御の基礎 プロセスの3状態とスケジューリングについて、復習しておくこと。それを踏まえて教科書第4章 を読み、予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 並行プロセス:セマフォ 排他制御の取り組む問題について、復習しておくこと。それを踏まえて教科書第5章を読み、 予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 演習(CPU とプロセスについて) これまで学んだことについて復習するとともに、 疑問点を洗い出しておくこと。 復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 主記憶管理:主記憶管理の基礎 プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作について、ならびに、プロセススケジューリングについて、復習しておくこと。 それを踏まえて教科書第7章を読み、予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 主記憶管理:主記憶割当て プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作について、主記憶管理の観点から復習しておくこと。それを踏 まえて教科書第8章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 主記憶管理:ページング 教科書第7章の内容(主記憶管理の基礎)に関してよく復習しておくこと。それを踏まえて教科書第 9章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 主記憶管理:セグメンテーション ページングについて復習しておくこと。それを踏まえて教科書第 10 章を読み予習 しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 主記憶管理:仮想記憶 ページングならびにセグメンテーションについて復習しておくこと。それを踏まえて教科書第 11 章およ び第 12 章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 演習(主記憶管理について) これまでに学んだことについて復習するとともに、疑問点を洗い出しておくこ と。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 ファイルの基礎 プロセッサ、メモリ、補助記憶装置の働きについて復習するとともに、教科書第 13 章を読 み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 ファイルシステム ファイルの基礎について復習するとともに、教科書第 14 章を読み予習してお くこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の練習問題を解くこと。 120 総合演習 これまでに学んだことについて復習するとともに、疑問点を洗い出しておくこ と。講義全体をまとめておくこと。 120 教科書・参考書等 教科書 「オペレーティングシステム」 松尾啓志著 森北出版 成績評価方法・基準 定期試験(80%)と課題(20%)により評価する。 26 120 情報通信工学科 27 アセンブラ言語 選択 2単位 後期 Assembler Language 2年全組 非常勤講師 渋谷 正行 授業の達成目標 基本情報技術者試験に合格可能なプログラミング技術と知識を修得する。 授 業 の 概 要 アセンブラ言語のプログラミング技術を学ぶとともに、プログラミングの実践を通して、コンピュータの基本動作を理解し、組み込みシス テムの設計・開発分野への適応能力の拡大を図る。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 COMET Ⅱと CASL Ⅱ 学習課題(予習・復習) 時間(分) COMET の動作とレジスタの内容を読んで予習すること。小テストで不正解 240 の箇所を復習する。 ロード、ストア、ロードアドレス命令 LD、STA、LAD 命令の書式と使用例を読んで予習すること。小テストで不正 解の箇所を復習する。 240 加算・減算命令 ADDA、ADDL、SUBA、SUBL について読んで予習すること。小テストで不 正解の箇所を復習する。 240 論理演算命令 OR、AND、XOR について書式と使用例を読んで予習すること。小テストで 不正解の箇所を復習する。 240 比較演算命令と分岐命令 CPA、CPL について書式と使用例を読んで予習すること。小テストで不正解 の箇所を復習する。 240 比較演算命令と分岐命令の演習 JUMP、JMI、JPL、JNZ、JZE の使用例を読んで予習すること。フラグレジ スタと分岐命令の関係を復習すること。 240 シフト演算命令 SLA、SLL、SRA、SRL について書式と使用例を読んで予習すること。OF フラ グとシフト命令の関係を復習すること。 240 シフト演算の演習 シフト演算と他の命令を組み合わせて何ができるかを予習すること。シフト演 算命令を使用した課題を作成する。 240 中間のまとめと試験 ループの作成方法を予習すること。試験で不正解の箇所を復習する。 240 スタック操作命令とコール、リターン命令 スタック操作(LIFO)について予習すること。スタックを使用したサブルー チンの呼び出しを復習すること。 240 入出力命令(IN、OUT) マクロ命令について読んで予習すること。INN、OUT を使用したプログラム を作成し復習すること。 240 アルゴリズム演習(ソート) 選択法を用いたプログラムを読んで予習すること。課題プログラムを完成し、 240 提出すること。 アルゴリズム演習(ビット処理) OF を使用して、ビット1をカウントする方法を予習すること。課題プログラ ムを完成し、提出すること。 240 アルゴリズム演習(数値データの入出力) 数値データを入力し、内部数値へ変換するアルゴリズムを予習すること。課題 プログラムを完成し、提出すること。 240 まとめと試験 課題の内容を再度確認し、アルゴリズムを整理すること。試験で不正解の箇所 を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「CASL Ⅱ PROGRAMMING」 アイテック 成績評価方法・基準 課題提出 70%以上とし、成績は期末試験 70%、課題提出 30%の配分で総合的に評価する。 27 情報通信工学科 28 化学 選択 2単位 後期 Chemistry 2年全組 准教授 多田 美香 授業の達成目標 デバイスなどの素材は化学的単一物質の複合化によって構成されている。その物性を理解するうえで必要な基礎知識の習得を目標とする。 授 業 の 概 要 原子構造や電子配置を概説する。電気陰性度と結合性、状態変化、熱化学方程式を学ぶ。種々の化学反応式から電子移動を理解し材料化学 に展開する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 授業ガイダンス、原子の構造 学習課題(予習・復習) 原子の構造を予習する。要点をノートにまとめ復習する。 モルの概念(分子の計数) モルを予習する。演習問題を解き復習する。 240 元素の周期性 周期表を予習する。講義内容と周期表を何度も見比べ復習する。 240 電子の軌道配置 電子軌道を予習する。ノートに教科書の重要事項を加えて復習する。 240 電気陰性度 電気陰性度を予習する。ノートに教科書の重要事項を加えて復習する。 240 イオン結合、共有結合 イオン結合、共有結合を予習する。ノートに教科書の重要事項を加えて復習す る。 240 分子間力、水素結合 分子間力、 水素結合を予習する。ノートに教科書の重要事項を加えて復習する。 240 物質の状態変化 予習では状態変化を調べ、復習では要点をノートにまとめ演習問題を解く。 240 エネルギーの単位と相互変換 予習では SI 単位を調べ、講義の例題を復習し単位換算に慣れる。 240 化学反応と熱 予習では熱化学方程式を調べ、講義の例題を復習し教科書の計算問題を解く。 240 酸塩基反応 酸塩基反応を予習する。講義の例題を復習し教科書の演習問題を解く。 240 酸化還元反応 酸化還元反応を予習する。講義の例題を復習し教科書の演習問題を解く。 240 無機材料化学(電気材料) 予習では電気材料を調べ、専門科目との関連性を考えながら復習する。 240 無機材料化学(光学材料) 予習では光学材料を調べ、専門科目との関連性を考えながら復習する。 240 まとめと試験 予習では 14 回分の課題や要点をまとめ、試験前後にノートを見直し復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「わかる理工系のための化学」 今西誠之・金子聡・小塩明・湊元幹太・八谷厳・編著 共立出版株式会社 成績評価方法・基準 小テスト(20%)、期末テスト(80%)で評価する。 28 時間(分) 240 情報通信工学科 29 基礎エレクトロニクス 選択 2単位 後期 Introduction to Electronics 2年全組 教 授 野本 俊裕 授業の達成目標 エレクトロニクス技術の歴史とその原理を習得する。また、エレクトロニクス技術を支える電子デバイスの基本である電子の特性とその制 御に関して基本原理を理解し、半導体の電気伝導機構、並びに種々の半導体デバイスの基本動作を理解すること。 授 業 の 概 要 本講義ではわれわれの身近にあるいくつかの重要なエレクトロニクス技術について解説する。また、シリコン半導体による電気抵抗の非線 形がもたらす基本動作と応用例を知るとともに、導体 ・ 絶縁体と半導体の性質を分ける電気伝導機構を電子の振る舞い、バンド理論を説明 する。そして、pn 接合ダイオード、バイポーラトランジスタ、MISFET などの半導体デバイスの動作に関する基礎的特性について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 学習課題(予習・復習) 授業で扱った内容を所定の URL にアクセスして授業を補完しておくこと。 時間(分) エレクトロニクス技術に関する基礎知識2(真 空技術など) 授業で扱った内容を所定の URL にアクセスして授業を補完しておくこと。 240 エレクトロニクス技術に関する基礎知識3(天 然鉱石の検波器など) 授業で扱った内容を所定の URL にアクセスして授業を補完しておくこと。 240 電子と結晶 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 エネルギー帯と自由電子 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 半導体のキャリア 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 半導体の電気伝導 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 前半のまとめ 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 pn 接合とダイオード 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 ダイオードの接合容量 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 バイポーラトランジスタの動作 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 バイポーラトランジスタの特性 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 MISFET 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 集積回路 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は再度読み直して理解を深める こと。 240 まとめと試験 第1回〜第 14 回の内容を復習しておくこと。 240 エレクトロニクス技術に関する基礎知識1(コ イルと電磁石など ) 教科書・参考書等 教科書 「電子デバイス工学」 古川静二郎, 荻田陽一郎,浅野種正共著 森北出版 「電子デバイス入門」 室英夫,脇田和樹,阿武宏明共著 日新出版 参考書「図解による半導体デバイスの基礎」 玉井輝雄著 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験(最大 30%)、期末試験(30 〜 100%)などによって総合的に評価する。 29 240 情報通信工学科 30 コンピュータ数値解析 選択 2単位 後期 Numerical Analysis 2年全組 教 授 中川 朋子 授業の達成目標 実際に問題をモデル化し、種々のアルゴリズムを適用して数値を処理し、誤差について評価し、計算精度の限界を正しく判断できるように なることが目的である。 授 業 の 概 要 コンピュータを用いた数値解析の技術を、講義と演習の両面から学ぶ。机上の数値実験も行うので、電卓(三角関数の計算のできるもの) を持参のこと。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 方程式の根(二分法、ニュートン法) 学習課題(予習・復習) 時間(分) 二分法またはニュートン法について参考書で予習する。復習としてそのフロー 240 チャートを作成する。 二分法・ニュートン法の実習 予習として二分法またはニュートン法の課題のプログラムを作成する。復習と してその実施結果を考察しレポートにして提出する。 240 連立1次方程式(ガウス・ジョルダン法、ガウ ス・ザイデル法) ガウス・ジョルダン法について参考書で予習する。 復習としてそのフローチャー トを作成する。 240 ガウス・ジョルダン法の実習 予習としてガウス・ジョルダン法の課題のプログラムを作成する。復習として その実施結果を考察しレポートにして提出する。 240 数値積分(台形公式、シンプソンの公式) 台形公式について参考書で予習する。復習として台形公式またはシンプソンの 公式による数値積分のフローチャートを作成する。 240 数値積分の実習 予習として数値積分の課題のプログラムを作成する。復習としてその実施結果 を考察しレポートにして提出する。 240 最小2乗法とデータの無い部分の推定、予測 最小2乗法について参考書で予習する。復習として最小2乗法を用いてデータ をもっともよく再現する関数を求めるフローチャートを作成する。 240 最小2乗法の実習 予習として課題のデータのグラフをかき、どんな関数で近似すべきかを決め、最小2乗法を用いてそ の関数を求めるプログラムを作成する。復習としてその実施結果を考察しレポートにして提出する。 240 逆行列、固有値と固有ベクトル 予習として、ガウス・ジョルダン法を用いた連立方程式の解法を再確認する。 復習として、逆行列を求めるフローチャートを作成する。 240 逆行列を求める実習 予習として逆行列を求めるプログラムを作成する。復習としてその実施結果を 考察しレポートにして提出する。 240 11 離散フーリエ変換(DFT)による周波数解析 と情報の再現 フーリエ級数展開について調べ、方形波、三角波をフーリエ級数展開する。復 習として離散フーリエ変換の方法をフローチャートに書く。 240 12 高速離散フーリエ変換(FFT)による周波数解 析 予習として、データ個数が倍になった時に離散フーリエ変換の計算量が元の何倍になるかを考える。 復習として、高速離散フーリエ変換のデータ個数がなぜ2のべき乗でなければならないかを理解する。 240 DFT の実習 予習として、離散フーリエ変換を用いた周波数解析のプログラムを自作する。 240 復習としてその実施結果を考察しレポートにして提出する。 シミュレーションの初歩(オイラー法など) オイラー法について参考書で予習する。復習として、オイラー法による常微分 方程式の解法のフローチャートを作成する。 240 オイラー法の実習 予習としてばねのついた物体の単振動、または LCR 回路の電流についてオイラー法によるシミュ レーションのプログラムを作成する。復習としてその実施結果を考察しレポートにして提出する。 240 回 第 10 回 第 回 第 回 第 13 回 第 14 回 15 教科書・参考書等 参考書 「数値計算法」 三井田惇郎・須田字宙著 森北出版 参考書 「数値計算の常識」 伊理正夫・藤野和建著 共立出版 成績評価方法・基準 実習と実技試験を総合的に評価する。 30 情報通信工学科 31 電気・電子計測 選択 2単位 後期 Electric and Electronic Measurements 2年全組 非常勤講師 大泉 哲哉 授業の達成目標 計測の基礎を十分修得した上で電気・電子計測システムを理解し、その応用である計測制御についても理解を深める。 授 業 の 概 要 計測対象の電界、磁界、温度、圧力などの諸量を電気的、電子的に計測することにより対象の状態情報を得ること、そして必要ならば計測 結果をフィードバックして対象の状態を制御することは科学技術における重要な分野である。 計測の基礎、計測値の処理方法、物理量を電気量に変換するためのセンサ、電圧、電流などの基本諸量の計測方法を理解した上で、電気・ 電子計測システムとその応用である計測制御システムについて学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 計測と制御の関係(オリエンテーション) 身近な電気・電子製品における計測と制御について予め考察し、受講後、再考 察する。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 測定誤差と精度・デシベル表示法等 有効桁と計算法、対数、ならびに電圧・電力の基礎を復習しておく。 受講後、数値の丸め方、誤差の分解ならびにデシベル表示について整理する。 240 統計的取り扱い・単位と標準 統計学の基礎、 最小二乗法などを復習しておく。また、 物理での SI 単位を復習しておく。 受講後、表計算ソフトウェアを使用して最小二乗法の適用法を体験すること。また、 電流の単位を確認し、電気系の組立単位、SI 接頭語を整理しておく。 240 演算増幅器の扱い方および周波数の変換・選択・ 関数発生器等 抵抗、コンデンサの回路素子としての機能を復習しておく。 受講後、演算増幅器のイマジナリショート、反転増幅器、非反転増幅器、積分器について整理 する。また入力インピーダンス、出力インピーダンス、さらにはフィルタについて整理しておく。 240 ディジタル量の基礎(パイトとビット、負数の 表現法、符号化法等) 2値コンピュータの構成や2進 ・10 進 ・16 進数の基本変換等復習しておく。 受講後、負数表現と符号化法について整理する。 240 アナログ・ディジタル変換およびディジタル量 の伝送方法の基礎 第4回目の積分器など演算増幅器について復習しておく。また、量子化誤差と標 本化定理についても調査しておく。 さらにパリティシステムについて復習しておく。 受講後、量子化誤差、標本化定理、パリティについて整理する。 240 電圧と電流の測定 交流波形、実効値、キルヒホッフの電圧・電流則について復習しておく。 受講後、電流計や電圧計による測定誤差を整理しておく。また、演算増幅器を用 いた電子電流計についても整理しておく。 240 電力の測定 電流計や電圧計による測定誤差、皮相電力、有効電力、無効電力、三相電力について復習しておく。また、 幾何平均についても復習しておく。 受講後、3電圧計法、3電流計法、3相交流電力測定法について整理する。 240 抵抗・インピーダンスの測定 複素数を用いた交流回路解析法、キルヒホッフの電圧・電流則、ブリッジ回路の計算法、更 には、第7回目の電子電流計を復習しておく。 受講後は、電流・電圧計の接続の仕方を負荷抵抗と判定抵抗の大小で判断することを整理す る。また、各種ブリッジ回路からキャパシタンスやインダクタンスを求める方法を整理する。 240 周波数と位相の測定 ディジタル回路におけるカウンタ、レジスタ、また、論理素子のゲート機能について復習 あるいは予習しておく。また、代数幾何で媒介変数を用いた曲線について復習しておく。 受講後、周波数カウンタにおいて、周波数分解能と時間分解能がトレードオフの関係に あることを整理しておくこと。 またリサジュ図形から位相差を求める方法を整理しておく。 240 磁界の測定・波形観測の方法 電磁気に関する基本用語、ならびに標本化定理を確認しておく。 受講後、各種磁気センサについて、またオシロスコープの使い方について整理しておく。 240 電気量以外の応用計測 ゼーベック効果、ホール効果、ピエゾ効果や、ホィートストンブリッジ回路につ いて、さらに、弾性変形、歪みについて確認しておく。 受講後、各種トランスデューサについて整理する。またひずみゲージの2あるい は4ゲージ法について整理する。 240 コンピュータを利用した応用計測システム コンピュータシステム、基本用語、A/D 変換について確認しておく。受講後、 コンピュータを用いたデータの収集、フィルタリングなどについて整理する。 240 センサ等に応用される物理現象 各種物理現象、熱電効果、圧電効果について確認しておく。 受講後、各種圧電効果、熱電効果について整理する。 240 まとめと試験 240 これまでの学修内容、小テストについて整理・確認しておく。 受講後、これまでの講義ノート、小テスト解答プリントで試験解答を自己評価する。 教科書・参考書等 教科書 「電気・電子計測入門」 実教出版 中本高道著 および資料配付 成績評価方法・基準 授業中に実施する演習および小テスト(原則毎回)40%、まとめの試験 60%で総合的に評価する。 31 情報通信工学科 32 電気回路Ⅲ 選択 2単位 後期 Electrical Circuits Ⅲ 2年全組 教 授 野本 俊裕 授業の達成目標 電気回路の基本的な性質を理解し、その性質を説明できるようになること、また基本的な電気回路の特性を解析できるようになること。 授 業 の 概 要 過渡現象、一端子対回路、二端子対回路、および非正弦波周期波の解析方法など電気回路に関する基本的な性質、特徴について解説する。 また実用的な電気回路を取り上げた演習問題を解くことで、理解を深める。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 過渡現象 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 240 しておくこと。 ラプラス変換の基本性質(指数関数、三角関数) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電気回路とラプラス変換 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 ラプラス変換による過渡現象解析 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 一端子対回路とイミタンス(リアクタンス関数) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 フォスタ展開による合成 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 カウエル展開による合成 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 前半のまとめ 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 二端子対回路網(Y行列、Z 行列) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 二端子対回路網(F行列、H 行列) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 二端子対回路の接続 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 非正弦周期波 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 フーリエ級数展開 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 実効値とひずみ率 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 まとめと試験 第1回〜第 14 回の内容を復習しておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 「電気回路Ⅱ」遠藤勲、鈴木靖 共著 コロナ社 参考書 適宜、教室で紹介する。 成績評価方法・基準 中間試験(最大 30%)、期末試験(70 〜 100%)などによって総合的に評価する。 32 情報通信工学科 33 電磁気学Ⅱ 選択 2単位 後期 Engineering Electromagnetics Ⅱ 2年全組 教 授 野本 俊裕 授業の達成目標 電磁気学を基礎とする科目の履修にスムーズに繋がって行けるよう、精選した基礎事項について理解し、これらに関連した簡単な問題が解 けるようになること。 授 業 の 概 要 私達の身のまわりにはテレビ,パソコン,携帯電話などさまざな道具,製品が満ちあふれており,必需品のほとんどは電気製品である。電 磁気学は情報通信工学における重要な専門科目の一つとなっている。電磁気学Ⅱでは,電磁気学Ⅰで学んだ基礎的な考え方を微分積分学や ベクトル解析の知識を使ってより深く学ぶ 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 電荷と力 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 240 しておくこと。 電界と電位 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電気力線とガウスの定理 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 真空中の導体系と静電容量 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 誘電体と誘電率 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 分極 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電束密度 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 中間のまとめ 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 磁性体と磁界 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電流と磁界 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 磁界中の荷電粒子に作用する力 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電磁誘導(運動する導体に発生する起電力) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電磁誘導(ファラデーの法則) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 インダクタンス 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 まとめと試験 第1回〜第 14 回の内容を復習しておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 「2段階方式で学ぶ電磁気学」 松浦秀治,海老原聡,前川泰之 ムイスリ出版 参考書 「電気磁気学」 石井良博 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験(最大 30%)、期末試験(70 〜 100%)などによって総合的に評価する。 33 情報通信工学科 34 コンピュータネットワーク 必修 2単位 前期 Networking Fundamentals 3年全組 准教授 角田 裕 授業の達成目標 一般的なコンピュータネットワークに関する基礎知識を習得するとともに、インターネットの原理や通信の仕組みについて理解する。IPA の情報処理技術者試験におけるネットワーク関連の問題をクリアできる実力を身につけることを目指す。 授 業 の 概 要 我々の生活の基盤となっているコンピュータネットワークの歴史や、仕組みを学び、ネットワークの構築・運用・利用に必要な基本知識を 学習する。本授業では特にインターネットの通信技術や通信プロトコル TCP/IP についてを中心に説明する。また、 ネットワークの運用管理、 セキュリティ管理の重要性とその課題について学習する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論 教科書の Part 1および Part 2を読むと共に、これまでの全科目でコンピュータネットワークに関連する内容を確認して 予習する。教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 プロトコルの階層化 教科書の Part 3を読みプロトコルの階層化の考え方について予習する。教科書、配布資料、 スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 LAN の構成要素 教科書の Part 4−1から4−3を読み LAN を構成する要素について予習する。教科書、配布 資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 LAN に関する技術 教科書の Part 4−4を読み LAN の通信技術について予習する。教科書、配布資料、 スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 インターネットプロトコル(IP) 教科書の Part 5−1を読みインターネットプロトコルの役割について予習する。教科書、配布 資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 IP アドレスとサブネット 教科書のPart5−2から5−3を読みIPアドレスとサブネット化の概念について予習する。教科書、 配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 IP におけるデータの流れ 教科書の Part 5−4を読み IP におけるデータの流れについて予習する。教科書、 配布資料、 スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 ルーティング 教科書の Part 7を読みルーティングの考え方とインターネットにおけるその実現方法について予習する。 教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 トランスポート層のプロトコル 教科書の Part 6を読みトランスポート層のプロトコルの役割と代表的なプロトコルについて予習する。教 科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 TCP の各種制御 教科書の Part 6、特に Part 6−2から6−4を読み代表的なトランスポート層のプロトコルである TCP が行う制御につい て予習する。教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 ドメイン名と DNS 教科書のPart8−2−2を読み、インターネットの通信の基幹部分を担うDNSの役割と動作について予習する。 教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 インターネットのアプリケーション 教科書の Part 8を読み、Web やメールなどのインターネットの代表的なアプリケーションについて予習する。 教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 ネットワークの運用管理 自身の経験を振り返りネットワークの運用管理の必要性について考えると共に、教科書の Part 9を読み関係技術につい て予習する.教科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 ネットワークセキュリティ 教科書の Part11 を読み、ネットワークにおけるセキュリティ上の脅威やその対策について予習する。教 科書、配布資料、スライドを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「改訂3版 TCP/IP ネットワーク ステップアップラーニング」 三輪賢一 著 技術評論社 参考書 「マスタリング TCP/IP 入門編 第4版」 竹下隆史・村山公保・荒井透・苅田幸雄共著 オーム社 参考書 「ネットワークはなぜつながるのか」 戸根勤著 日経 BP 社 成績評価方法・基準 期末試験(70%)、授業中の小テストまたは演習問題(30%)を目安とし総合的に評価する。 34 情報通信工学科 35 電子回路Ⅰ及び同演習 必修 3単位 前期 Electronic Circuits and Exercises Ⅰ 3年全組 准教授 田村 英樹 授業の達成目標 ダイオード、トランジスタなどの半導体デバイスの動作原理を理解し、それらを用いた基礎的なアナログ電子回路の構成および動作を、講 義と演習を通して理解することを目標とする。 授 業 の 概 要 電子回路は携帯電話などの情報機器から家電製品に至る様々な電気製品に適用され、我々の現代生活を支えている。本講義では、ダイオード、 トランジスタなどの電子デバイスの特性を理解し、これらを適用した増幅回路や IC 化されたオペアンプ回路といった基本的なアナログ電子 回路の構成とその応用について演習を交えながら学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 半導体 学習課題(予習・復習) 時間(分) 半導体についてテキスト該当箇所の確認あるいは基礎エレクトロニクスで学ん 300 だ内容を予習する。複素数とインピーダンスの扱いを復習する。 ダイオード回路 電気回路のオームの法則について予習する。整流動作について復習する。 300 トランジスタの静特性 トランジスタの動作原理を予習する。トランジスタのキャリアの動きを復習す る。 300 トランジスタ基本回路 トランジスタの増幅回路の基本形について予習する。信号増幅の原理を復習す る。 300 トランジスタバイアス回路 電気回路のキルヒホッフの法則について予習する。直流バイアスの必要性と動 作点について復習する。 300 トランジスタ増幅回路 二端子対回路と伝送行列について予習する。h パラメータによるトランジスタ の等価回路を復習する。 300 トランジスタ増幅回路の諸特性 回路の入出力インピーダンスについて予習する。接地方式による増幅回路特性 の違いを復習する。 300 電界効果トランジスタ回路 ユニポーラトランジスタについて予習し、FET の種類と動作原理を復習する。 300 電界効果トランジスタ回路の諸特性 予習としてここまでの回の内容を振り返り、また復習としてこれまでの演習の 解説を見直す。 300 CR 結合増幅回路 コンデンサの基本と CR 回路を予習する。CR 結合回路の周波数特性を復習す る。 300 負帰還回路の動作 帰還回路の基本形について予習する。負帰還回路の増幅度の導出について復習 する。 300 負帰還回路の応用 負帰還回路の 4 種類の構成について予習する。回路構成の違いと特徴を復習 する。 300 オペアンプの基本動作 差動増幅について予習する。オペアンプを用いた加減算回路を復習する。 300 オペアンプ応用回路 コンデンサとコイルのインピーダンスについて予習しておく。微分回路、積分 回路を復習する。 300 まとめと試験 予習としてここまで全ての内容を振り返り、また復習として受講ノートを整理 すること。 300 教科書・参考書等 教科書 「図でよくわかる 電子回路」篠田庄司 監修 田丸雅夫 , 藤川孝 編著 コロナ社 参考書 「基礎シリーズ 最新電子回路入門」藤井信生、岩本洋 監修 実教出版 「例題で学ぶ アナログ電子回路」井上高宏、常田明夫、江口啓 著 森北出版 成績評価方法・基準 中間試験 20% と期末試験の結果 50%、および授業中に行う演習課題 30%により評価する。 35 情報通信工学科 36 情報通信工学実験Ⅱ 必修 3単位 前期 Information and Communication Engineering Laboratory Ⅱ 3年1組 教 授 工藤 栄亮 准教授 三浦 直樹 3年2組 教 授 野本 俊裕 准教授 河野 公一 授業の達成目標 実験を通して、基本的な電子回路についてそれらの動作を理解できること。実験結果についての発表技術を習得すること。 授 業 の 概 要 基本的な電子回路について原理・動作を学び、パソコンによる電子回路のシミュレーションを行う。5つの実験テーマを設定し、1テーマ につき2週間かけて実験を行う。実験結果についてのプレゼンテーションを行うことによって発表技術を習得する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 トランジスタ増幅回路:増幅回路の設計と制作 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 180 等をよく読み復習する。 トランジスタ増幅回路:増幅回路の特性測定 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション 予習ではプレゼンテーション資料をまとめ、発表練習をする。復習では発表の 際のコメントをもとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 電源回路と帰還回路:様々な電源回路 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 電源回路と帰還回路:帰還回路の応用 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション 予習ではプレゼンテーション資料をまとめ、発表練習をする。復習では発表の 際のコメントをもとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 振幅変調と周波数変調:振幅変調と復調 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 振幅変調と周波数変調:周波数変調と復調 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション 予習ではプレゼンテーション資料をまとめ、発表練習をする。復習では発表の 際のコメントをもとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 オペアンプ:演算増幅回路 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 オペアンプ:アクティブフィルタ 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション 予習ではプレゼンテーション資料をまとめ、発表練習をする。復習では発表の 際のコメントをもとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 13 コンピュータシミュレーション:PSpice の基 礎 教科書の該当箇所を読んで予習する。教科書や関連する授業の教科書・参考書 等をよく読み復習する。 180 14 コンピュータシミュレーション:各種電子回路 のシミュレーション 教科書の該当箇所を読んで予習する。復習では教科書等をよく読み実験結果を レポートとしてまとめる。 180 プレゼンテーション 予習ではプレゼンテーション資料をまとめ、発表練習をする。復習では発表の 際のコメントをもとにプレゼンテーション資料を修正する。 180 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 回 第 回 15 教科書・参考書等 教科書 「情報通信工学実験Ⅱ」 東北工業大学情報通信工学科編 ユニパル 成績評価方法・基準 5つのテーマについてのレポート内容とプレゼンテーションについて採点し、レポートの平均点とプレゼンテーションの結果を元に総合的 に評価する。 36 情報通信工学科 37 必修 2単位 前期(TCコース) 選択 2単位 前期(TIコース) 電波工学 Radio-wave Engineering 3年全組 教 授 野本 俊裕 授業の達成目標 電波伝搬、および電波を伝送するために使用される各種伝送線路の動作の基礎について理解すること。また、電波の放射と各種アンテナの 動作の基礎について理解すること。 授 業 の 概 要 電波は通信や放送をはじめとして計測,レーダー,医療などさまざまな分野で利用される重要な伝送媒体の一つである。電波工学では、電 波伝搬・伝送線路・アンテナなどの基礎について述べる。またその応用などについても学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 電波と電磁波 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 240 しておくこと。 分布定数回路 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 伝搬定数 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 無損失線路の電圧と電流 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 電磁波の基本法則 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 マクスウェルの方程式 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 平面電磁波 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 同軸線路 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 導波管 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 整合回路 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 微少ダイポールからの電波の放射 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 半波長アンテナと放射特性 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 アンテナと利得 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 種々のアンテナ 教科書の該当箇所を事前に一読し、授業終了後は例題・演習問題を再度解き直 しておくこと。 240 まとめと試験 第1回〜第 14 回の内容を復習しておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 「電波工学」 松田 豊稔、宮田 克正、南部 幸久 著 コロナ社 成績評価方法・基準 中間試験(最大 30%)、期末試験(70 〜 100%)などによって総合的に評価する。 37 情報通信工学科 38 必修 2単位 前期(TCコース) 選択 2単位 前期(TIコース) 通信システムⅠ Communication Systems Ⅰ 3年全組 教 授 野口 一博 授業の達成目標 アナログ信号およびディジタル信号の信号変調技術、多重化技術および中継伝送技術について、基礎的な知識を修得し、その原理を理解し、 説明できる能力を身につけること。 授 業 の 概 要 通信システムは、通信すべき情報を電気信号波形に変形(変調)し、この信号を相手に伝え(伝送)、その受信波形から元の情報を再現する (復調)する機能によって構成されている。本講義では、通信システムの基礎となる、信号変調技術、信号多重化技術、信号伝送技術、中継 再生技術、通信網の構成手法の基礎について講義し、各種の通信システム構成を理解するための基礎的な知識を習得する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 通信システムの一般的な構成 学習課題(予習・復習) 教科書の第1章を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 時間(分) 通信システムが伝える情報 教科書の第2章を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 240 情報量の取り扱い方 教科書の第3章の1を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 240 フーリエ展開による周期信号波形の周波数表現 教科書の第3章の2〜4のフーリエ展開の部分を事前に熟読し、授業後、その 内容を確実に理解すること。 240 フーリエ変換による非周期信号波形の周波数表 現 教科書の第3章の2〜4のフーリエ変換の部分を事前に熟読し、授業後、その 内容を確実に理解すること。 240 アナログ振幅変調方式 教科書の第4章の1〜2を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解する こと。 240 アナログ角度変調方式 教科書の第4章の3〜4を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解する こと。 240 PCM ディジタル信号変調方式(信号の標本化) 教科書の第5章の1.1を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解する こと。 240 PCM ディジタル信号変調方式(信号の量子化、 教科書の第5章の1.2以降を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解 符号化) すること。 240 アナログ信号多重化方式 教科書の第6章の1を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 240 ディジタル信号多重化方式 教科書の第6章の2〜5を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解する こと。 240 信号伝送における雑音の影響 教科書の第7章を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 240 各種伝送路と伝送媒体 教科書の第8章を事前に熟読し、授業後、その内容を確実に理解すること。 240 中継伝送システム概説 学習課題(予習・復習):教科書の第 10 章を事前に熟読し、授業後、その内 容を確実に理解すること。 240 まとめと定期試験 第1回〜第 14 回の授業内容を十分に復習し、理解を深めておくこと。 240 教科書・参考書等 教科書 「通信工学概論」 山下・中神著 森北出版 参考書 「通信方式」 滑川・奥井著 森北出版 成績評価方法・基準 授業中に実施する小テスト(4回程度)20%、定期試験成績 80%で総合評価を行う。 38 240 情報通信工学科 39 選択 2単位 前期(TCコース) 必修 2単位 前期(TIコース) コンピュータハードウェア Computer Systems 3年全組 准教授 鈴木 健一 授業の達成目標 計算機の構成要素について、簡単に説明できること。計算機の高速化手法について、どのような基本原理があるのかについて、説明できる こと。 授 業 の 概 要 コンピュータの中核をなす CPU(マイクロプロセッサ)の動作とその高速化手法、ならびに、メモリシステムと入出力装置について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 2進数とビット演算 論理回路で学んだ基本論理ゲートについて復習しておく。それを踏まえて教科書第1章を読 み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 加減算と ALU 基本論理ゲートならびにフリップフロップを用いたレジスタについて復習しておく。それを踏まえて教科書 第2章第1節を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 データの流れと制御の流れ プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作について復習しておく。それを踏まえて教科書 第2章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 命令セット 命令とは何かについて復習しておく。それを踏まえて教科書第3章第3節までを読み予 習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 命令とプログラミング 本講義で使用する命令セットについて復習しておく。それを踏まえて教科書第3章を読み 予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 演習(演算とプログラミングについて) これまで学んだことについて復習するとともに、 疑問点を洗い出しておくこと。 復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 パイプライン処理 本講義で使用する命令セットについて復習しておく。それを踏まえて教科書第4章第2節までを 読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 パイプラインハザードの解決 パイプライン動作の原理について復習しておく。それを踏まえて教科書第4章を読み予 習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 キャッシュメモリ プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作について復習しておく。それを踏まえて教科書第5章 第2節までを読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 仮想記憶機構 プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作ならびに、主記憶でのページングについて復習しておく。それを踏 まえて教科書第5章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 演習(パイプライン処理とメモリについて) これまで学んだことについて復習するとともに、 疑問点を洗い出しておくこと。 復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 命令レベル並列処理 プロセッサとメモリを中心としたコンピュータの動作とパイプライン機構について復習しておく。それを踏まえて教 科書第6章第2節までを読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 スーパスカラプロセッサ パイプライン機構ならびに VLIW プロセッサについて復習しておく。それを踏まえて教科書第6 章を読み予習しておくこと。復習として,その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 120 入出力装置 ファイルシステムについて復習しておく。それを踏まえて教科書第7章を読み予習 120 しておくこと。復習として, その回の講義を振り返り、教科書の確認問題を解くこと。 総合演習 これまで学んだことについて復習するとともに、 疑問点を洗い出しておくこと。 講義全体をまとめておくこと。 教科書・参考書等 「コンピュータアーキテクチャ」 坂井修一著 コロナ社 成績評価方法・基準 定期試験(80%)と課題(20%)により評価する。 39 120 120 情報通信工学科 40 組込システム設計 選択 2単位 前期 Introduction of Embedded System 3年全組 准教授 鈴木 健一 授業の達成目標 組込みシステムとはどんなものであるか理解すること。演習を通し、組込みシステムの開発プロセスについて理解すること。 授 業 の 概 要 コンピュータの仕組み、および、プログラミングの観点から,組込みシステムに関する共通知識を習得する。続いて PIC マイコンを用いた 組込みシステムの開発をし、組込みシステムの開発プロセスについて学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 組込み機器基礎 学習課題(予習・復習) 時間(分) C 言語プログラミング(局所変数、配列)について復習しておくこと。講義内 120 容について復習すること。 コンピュータ概論(1) CPU、メモリ、バス プロセッサおよびメモリを中心としたコンピュータの動作について復習しておくこと。C 言語プログラミング(関数)について復習しておくこと。講義内容について復習すること。 120 コンピュータ概論(2) 割込み機構 割込み処理について復習しておくこと。C 言語プログラミング(大域変数、静 的変数)について復習しておくこと。講義内容について復習すること。 120 組込み開発環境概説 前回までに学んだ内容について復習しておくこと。講義内容について復習する こと。 120 システム開発(プログラムの書き込み) C 言語プログラミングで苦手な部分、分からない部分を洗い出しておくこと。前回 学んだ統合開発環境について復習しておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(LED、スイッチの操作) C 言語プログラミングで分からない部分について、復習しておくこと。理解できない 部分について質問できるように準備しておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(割り込みプログラミング) 割込み処理について再度復習しておくこと。C 言語プログラミングで分からない 120 部分を洗い出し、質問できるようにしておくこと。講義内容について復習すること。 システム開発(LCD、ADC を使ったプログラ ミング) LED、スイッチ操作について、復習しておくこと。開発するシステムについて 検討を始めておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(仕様策定) LED、SW、LCD、ADC のそれぞれの役割について復習しておくこと。講義内 容について復習すること。 120 システム開発(設計) 開発システムの仕様を確定させておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(プログラミング) システムの仕様書の準備を始めておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(デバッグ) 開発において困難な箇所を特定し、問題があれば相談できるように準備してお くこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(説明書の作成) テスト仕様をまとめておくこと。講義内容について復習すること。 120 システム開発(テスト) 開発において問題があれば、相談できるように準備しておくこと。講義内容に ついて復習すること。 120 開発したシステムに関する口頭試問 口頭試問に耐えられるように十分準備を進めておくこと。 口頭試問で指摘されたことについて、自分なりに整理すること。 120 教科書・参考書等 参考書 「組込みステップアップ講座 ハードウェア編」 金田一勉著 電波新聞社 成績評価方法・基準 開発したシステムの仕様を記述したレポート、および、システムの内容に関する口頭試問によって評価する。 40 情報通信工学科 41 コンピュータグラフィックス技術 選択 2単位 前期 Computer Graphics 3年全組 教 授 村岡 一信 授業の達成目標 3次元コンピュータグラフィックスの基礎となる概念を理解し,モデリング法とレンダリング法の実際を理解する。 授 業 の 概 要 3次元コンピュータグラフィックス(CG)の概略と基礎について,座標変換やモデリング法,レンダリング法について講義する。随時, 理解度を見る小テストを実施する。また,CSG法とレイトレーシング法による演習を行いCG作品を制作することで理解を深める。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 ディジタルカメラモデル,2次元座標変換 学習課題(予習・復習) 時間(分) 代数・幾何概論を復習し,ディジタルカメラモデルと2次元座標変換に関する 240 部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を復習する。 3次元座標変換,投影変換 3次元座標変換と投影変換に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実 な部分を復習する。 240 形状モデルと局所変形 形状モデルと局所変形に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部 分を復習する。 240 曲線・曲面の表現 曲線・曲面の表現に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を 復習する。 240 ポリゴン曲面とその他の形状表現 ポリゴン曲面とその他の形状表現に関する部分を読んで予習する。学習内容で 不確実な部分を復習する。 240 隠面消去法 隠面消去法に関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を復習す る。 240 シェーディング シェーディングに関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を復 習する。 240 影付けと大域照明モデル 影付けと大域照明モデルに関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な 部分を復習する。 240 マッピングとCG演習システム マッピングに関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実な部分を復習す る。 240 モデリングとレンダリング基礎演習 モデリングとレンダリングに関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実 な部分を復習する。 240 モデリングとレンダリング応用演習 モデリングとレンダリングに関する部分を読んで予習する。学習内容で不確実 な部分を復習する。 240 CG作品制作演習(準備) CG作品制作課題のデータを作成する。レンダリング結果から修正点をまとめ る。 240 CG作品制作演習(作業) CG作品制作課題のデータを修正する。レンダリング結果から修正点をまとめ る。 240 CG作品制作演習(仕上) CG作品制作課題のデータを修正する。CG制作課題のデータを期日まで電子 メールで提出する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「コンピュータグラフィックス [ 改訂新版 ]」,コンピュータグラフィックス編集委員会監修,CG − ARTS 協会発行 成績評価方法・基準 CG作品の提出を必要条件としCG作品(40%),期末試験(60%)で総合評価する。 41 情報通信工学科 42 コンピュータ数学 選択 2単位 前期 Computer Mathematics 3年全組 准教授 角田 裕 授業の達成目標 現代社会に欠かせないコンピュータやディジタル回路は、離散的な値を扱う有限のシステムで構築される。そのようなコンピュータシステ ムを有効に、例えば高速に使用するために必要とされる論理的扱いの基本を理解する事を目的としている。 授 業 の 概 要 ソフトウエアまたはディジタルハードウエアいずれのシステムにおいても、状態を表し、および演算の手順を明示的に記述し取り扱うルー ルが必要である。また、現実世界の物事をコンピュータ上で扱うには抽象化とモデル化が重要となる。本講義では集合の考え方と論理的な 記述法からはじめて、物事の結びつきを抽象化して考える際に有効なグラフ理論の基礎に関して概説する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論、集合の基礎 教科書の第1章 §1を読み集合の基礎的な概念について予習しておく。教科書や配布資料、 自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 集合の演算と要素の個数 教科書の第1章 § 1を再読し集合の演算と要素の個数について予習しておく。教科書や配布資 料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 命題と論理 教科書の第1章 §2を読み命題の考え方とその演算について予習しておく。教科書や配布資料、 自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 命題の証明 教科書の第1章 § 2を再読し命題の証明について予習しておく。教科書や配布資料、自 身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 関係とその表現 教科書の第2章 § 1を読み直積集合と関係の定義および関係の表現方法について予習しておく。教科書 や配布資料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 同値関係 教科書の第2章 § 1を再読し同値関係について予習しておく。教科書や配布資料、自身 のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 写像 教科書の第2章 § 2を読み写像の定義について予習しておく。教科書や配布資料、自身 のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 逆関数 教科書の第2章 § 2を再読し逆関数の考え方について予習しておく。教科書や配布資料、 自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 関数の合成 教科書の第2章 § 2を再読し関数の合成の考え方について予習しておく。教科書や配布資料、 自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 グラフ理論の基礎 教科書の第5章 §1を読みグラフの定義と表現方法について予習しておく。教科書や配布資料、 自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 経路 教科書の第5章 § 1を再読しグラフ中の経路の定義とその表現方法について予習しておく。教科書や 配布資料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 様々なグラフ 教科書の第5章 § 1を再読し様々なグラフとその特徴について予習しておく。教科書や配布資 料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 平面的グラフ 教科書の第5章 §1を読み平面的なグラフの定義とその考え方の活用方法について予習しておく。教科書 や配布資料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 最短路問題 参考書の最短路問題に関する箇所を読み、日常の生活における最短路問題について考え予習しておく。 配布資料、自身のノートを再読すると共に、教科書の練習問題を解き、理解が不確実な部分を復習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「やさしく学べる 離散数学」石村園子 著 共立出版 参考書 「(情報系のための数学 = 1)離散数学入門」守屋 悦朗 著 サイエンス社 「 (マグロウヒル大学演習)離散数学 コンピュータサイエンスの基礎数学」Seymour Lipschutz 著 成嶋 弘 訳 オーム社 成績評価方法・基準 期末試験(70%)、授業中の小テストまたは演習レポート(30%)を目安とし総合的に評価する。 42 情報通信工学科 43 半導体デバイス 選択 2単位 前期 Semiconductor Devices 3年全組 非常勤講師 林 忠之 授業の達成目標 エレクトロニクスの核心技術としての半導体デバイス(PN 接合、バイポーラトランジスタ、MOS ダイオード、MOS トランジスタ)につ いて、その原理と設計手法等の基礎を身につける。 授 業 の 概 要 情報通信技術を支えるエレクトロニクスの中枢である半導体デバイスの基本的理解を図ることを目的とする。本講義では、半導体デバイス の基礎知識となる半導体中のキャリアの振る舞いを理解させ、ダイオードとトランジスタの動作メカニズムについて講義する。また、集積 回路の基礎と半導体デバイスの作成プロセス技術について理解させる。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 半導体デバイスの概要 学習課題(予習・復習) 時間(分) 半導体デバイスの基本的事項について文献等を読んで予習する。半導体デバイ 240 スの発展の経緯について学習内容で不確実な部分を文献等を調べて復習する。 原子の基本構造と結晶 原子の基本構造と結晶の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要 なキーワードについて学習内容の不確実な部分を復習する。 240 エネルギーバンド構造と半導体の特徴 エネルギーバンド構造と半導体の特徴の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキー ワードについて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 半導体のキャリア 半導体のキャリアの部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワードに ついて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 半導体の電気伝導機構 半導体の電気伝導機構の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワード について学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 PN接合と電気伝導機構 PN接合と電気伝導機構の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワード について学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 ダイオードの接合容量 ダイオードの接合容量の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワード について学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 バイポーラトランジスタの原理 バイポーラトランジスタの原理の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワー ドについて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 バイポーラトランジスタの電気伝導機構 バイポーラトランジスタの電気伝導機構の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキー ワードについて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 金属と半導体の接触 金属と半導体の接触の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワードに ついて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 MOS構造 MOS構造の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワードについ て学習内容の不確実な部分を復習する。また、 授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 MOSトランジスタの原理 MOSトランジスタの原理の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキーワー ドについて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 MOSトランジスタの電気伝導機構 MOSトランジスタの電気伝導機構の部分を読んで予習する。テキストに記入した特に重要なキー ワードについて学習内容の不確実な部分を復習する。また、授業中に実施した演習問題を正答に導く。 240 集積回路の基礎とプロセス技術 集積回路の基礎とプロセス技術の基本的事項について文献等を読んで予習する。集積回路 のプロセス技術の発展の経緯について学習内容で不確実な部分を文献等を調べて復習する。 240 まとめと試験 テキスト全体を通して不確実な部分をリストアップして質問事項をまとめてお く。学習内容で不確実な部分を参考書等を調べて復習する。 240 教科書・参考書等 参考書 「半導体デバイス工学」 谷口研二・宇野重康共著 昭晃堂 「半導体デバイス」 古川静二郎著 コロナ社 成績評価方法・基準 まとめの試験 70%、課題レポートならびに授業中に実施する小テスト 30%で総合的に評価する。 43 情報通信工学科 44 情報通信工学セミナーⅡ 必修 1単位 後期 Information and Communication Engineering Seminar Ⅱ 3年全組 全教員 授業の達成目標 卒業研修にスムーズに取り組めるよう基礎知識を修得するとともに,自分の進路(就職,進学)を明確に決定し,就職の場合,業種,職種 の選択などに,十分対応出来るようにする。 授 業 の 概 要 配属される研究室の各指導教員の方針のもとに,卒業研修を行うための基礎知識の修得,および,就職に伴う心構え,自分に適した業種, 職種の選択,試験対策などの準備を行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 学習課題(予習・復習) 時間(分) 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 各指導教員による 各指導教員が指示する。 60 教科書・参考書等 各指導教員の方針による。 成績評価方法・基準 卒業研修に向けた基礎的知識,技術の把握に向けたセミナーの理解度,また,就職に向けての自己分析・将来計画の完成度等を,レポート 課題提出等により総合的に評価する。 44 情報通信工学科 45 必修 2単位 後期(TCコース) 選択 2単位 後期(TIコース) 通信システムⅡ Communication Systems Ⅱ 3年全組 教 授 工藤 栄亮 授業の達成目標 各種のディジタル通信システムを構築するための変復調技術等の要素技術の基本理論を理解することを目的としている。 授 業 の 概 要 光通信、移動通信,衛星通信,GPS,レーダー等のディジタル通信システムを構築するための要素技術である、符号化技術、ディジタル変 復調技術、マルチアクセス技術等の基本理論を学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 通信システムの基本構成 学習課題(予習・復習) 時間(分) 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ 240 は参考書等で調べ復習する。 情報源符号化 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 通信路符号化 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 フーリエ展開とフーリエ変換 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 フーリエ変換の性質 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 インパルス応答と伝達関数 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 ディジタル変調 (1)基底帯域伝送と搬送波 帯域伝送 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 ディジタル変調 (2)各種デジタル変調 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 ディジタル復調 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 ディジタル伝送の誤り率 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 時分割多重、周波数分割多重 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 符号分割多重 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 パケットアクセス 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 直交周波数分割多重 参考書等の該当箇所を読んで予習する。配布資料を読んで、わからないところ は参考書等で調べ復習する。 240 まとめと試験 配布資料等を読んで予習する。試験問題でわからないところは配布資料等で調 べ復習する。 240 教科書・参考書等 参考書 「通信システム工学」 安達著 朝倉書店 参考書 「基礎通信工学」 福田著 森北出版 参考書 「ディジタル通信の基礎」 岡著 森北出版 成績評価方法・基準 定期試験と、授業中の演習やレポートを統合して評価する。 45 情報通信工学科 46 選択 2単位 後期(TCコース) 必修 2単位 後期(TIコース) 情報セキュリティ Information Security 3年全組 准教授 松田 勝敬 授業の達成目標 情報セキュリティの背景および重要性について理解した上で、セキュリティ上の問題を引き起こす様々な脅威や、その対策のための要素技術、 および関連法令などに関する知識を身につけることを達成目標とする。 授 業 の 概 要 情報システムは我々の生活には無くてはならないものであり、その安全性・信頼性の確保すなわち情報セキュリティが最重要課題のひとつ となっている。本講義では、まず情報システムの安全性や信頼性を脅かす事象(脅威)にはどのようなものがあるのか学び、次にそれらの 脅威の対策として現在利用されている要素技術について学習する。また、情報セキュリティに関連する法令・規格・標準技術についても学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 情報セキュリティの概要 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書第1部第1章、第2章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開す 240 る授業スライドを見なおして復習する。 人為的エラーと自然災害 教科書第1部第4章、第5章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開す る授業スライドを見なおして復習する。 240 ハイテク犯罪 教科書第1部第6章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業ス ライドを見なおして復習する。 240 脆弱性 教科書第3章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライド を見なおして復習する。 240 暗号技術 教科書第7章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライド を見なおして復習する。 240 認証技術 教科書第8章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライド を見なおして復習する。 240 高信頼化技術 教科書第 10 章、第 12 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する 授業スライドを見なおして復習する。 240 ネットワークセキュリティ 教科書第 13 章、第 14 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する 授業スライドを見なおして復習する。 240 アプリケーションセキュリティ 教科書第 18 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライ ドを見なおして復習する。 240 セキュリティ対策 教科書第9章、第 21 章、第 22 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、 公開する授業スライドを見なおして復習する。 240 情報資産 教科書第 23 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライ ドを見なおして復習する。 240 情報漏洩 教科書第 17 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライ ドを見なおして復習する。 240 セキュリティマネジメント 教科書第 24 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライ ドを見なおして復習する。 240 関連法令と標準 教科書第 26 章を予習する。関連箇所の演習問題を解き、公開する授業スライ ドを見なおして復習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「情報セキュリティ教科書」 高田伸彦、南俊博 共著 東京電機大学出版局 参考書 「改訂3版 TCP/IP ネットワーク ステップアップラーニング」三輪賢一 著 技術評論社 参考書 「マスタリング TCP/IP 入門編 第5版」竹下隆史、村山公保、荒井 透、苅田幸雄 共著 オーム社 成績評価方法・基準 小テストと定期試験の結果に基づいて評価する。 46 情報通信工学科 47 情報理論 選択 2単位 後期 Information Theory 3年全組 准教授 三浦 直樹 授業の達成目標 情報理論の基礎的知識を学習し、誤り検出・訂正できる符号理論の入門的知識を得る。 授 業 の 概 要 シャノンの情報理論の基礎的概念から始まり符号理論の入門的知識までを学ぶ。情報の表現、情報量、情報源のモデル、情報源符号化、情 報通信路のモデル、通信路符号化、線形符号、ハミング符号、巡回符号などの符号理論入門を学習する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 ガイダンス、情報の表現(2進数、アルファベッ トと符号化) 学習課題(予習・復習) 時間(分) 情報の表現に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容で不 240 確実な部分を復習する。 情報量、エントロピー 情報量、エントロピーに関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学 習内容で不確実な部分を復習する。 240 条件付き確率、結合確率、ベイズ則などの確率 の復習 条件付き確率、結合確率、ベイズ則に関する部分を読んで予習する。教科書の 問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 いろいろな情報量の求め方とそれらの演習 いろいろな情報量の求め方に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解 き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 情報源のモデル 情報源のモデルに関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容 で不確実な部分を復習する。 240 情報源のエントロピー 情報源のエントロピーに関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学 習内容で不確実な部分を復習する。 240 情報源符号化、クラフトの不等式 情報源符号化、クラフトの不等式に関する部分を読んで予習する。教科書の問 題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 情報源符号化定理、ハフマン符号の演習 情報源符号化定理、ハフマン符号に関する部分を読んで予習する。教科書の問 題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 情報通信路のモデル 情報通信路のモデルに関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習 内容で不確実な部分を復習する。 240 通信路符号化定理、演習 通信路符号化定理に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内 容で不確実な部分を復習する。 240 通信路符号化、誤り検出、誤り訂正 通信路符号化、誤り検出、誤り訂正に関する部分を読んで予習する。教科書の 問題を解き学習内容で不確実な部分を復習する。 240 線形符号 線形符号に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容で不確 実な部分を復習する。 240 ハミング符号 ハミング符号に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容で 不確実な部分を復習する。 240 巡回符号 巡回符号に関する部分を読んで予習する。教科書の問題を解き学習内容で不確 実な部分を復習する。 240 総まとめ これまでの内容について教科書や講義中の課題を見直し予習する。学習内容で 不確実な部分を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「情報理論の基礎」 横尾英俊著 共立出版 参考書 「情報理論」 宮川洋著 コロナ社 成績評価方法・基準 講義中の課題レポート 40%、まとめの試験 60%に基づき評価を行う 47 情報通信工学科 48 制御工学 選択 2単位 後期 Automatic Control Theory 3年全組 教 授 佐藤 光男 授業の達成目標 フィードバック制御の考え方と、制御系をブロック図で表現するまでの数学的プロセスが理解できるようになる。安定性と応答特性につい ての基本的な事項・考え方を習得することにより、フィードバック制御を基本とした古典制御理論の大筋を把握できるようになる。 授 業 の 概 要 工学的には制御とは、対象のシステムを目標の状態に到達させることをいう。制御工学は、微分方程式とラプラス変換の理論を用いて制御 系を数学的に記述することが土台となる。このようにして、古典制御理論と呼ばれる理論が確立された。本講義では、土台となる数学的記 述を始めとして、制御において重要な安定性と応答特性について重点的に学ぶ。これにより、古典制御理論の概要を理解する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 序論 学習課題(予習・復習) 時間(分) 予習として、1年次授業科目「電気数学」で学んだ内容の要点を理解する。授 240 業内容をノートで復習する。 システム(系)とは 予習として、日常用語でもある「システム」はどんな場面でどんな意味で使わ れているかを調べてみる。システムの部分をノートで復習する。 240 システムの数学的記述 図書館の文献や参考書などの文献によりシステムの数学的記述について予習す る。システムの数学的記述の部分をノートで復習する。 240 ラプラス変換 文献や「電気数学」のノートによりラプラス変換の要点を予習する。ラプラス 変換の部分をノートで復習する。 240 伝達関数 文献により伝達関数について予習する。伝達関数の部分をノートで復習する。 240 システムのブロック図表示 文献によりシステムのブロック図表示について予習する。システムのブロック 図表示の部分をノートで復習する。 240 基本的要素の伝達特性 文献により基本的要素の伝達特性について予習する。基本的要素の伝達特性の 部分をノートで復習する。 240 フィードバック制御系の構成 文献によりフィードバック制御系の構成について予習する。フィードバック制 御系の構成の部分をノートで復習する。 240 安定性 文献により安定性について予習する。安定性の部分をノートで復習する。 240 ラウスおよびフルビッツの安定判別法 文献によりラウスおよびフルビッツの安定判別法について予習する。ラウスお よびフルビッツの安定判別法の部分をノートで復習する。 240 ナイキストおよびボードの安定判別法 文献によりナイキストおよびボードの安定判別法について予習する。ナイキス トおよびボードの安定判別法の部分をノートで復習する。 240 応答特性 文献により応答特性について予習する。応答特性の部分をノートで復習する。 240 定常偏差 文献により定常偏差について予習する。定常偏差の部分をノートで復習する。 240 制御系の設計 文献により制御系の設計について予習する。制御系の設計の部分をノートで復 習する。 240 まとめと試験 1〜 14 回の内容を復習する。 240 教科書・参考書等 参考書 「自動制御理論」 樋口龍雄著 森北出版 成績評価方法・基準 期末試験の成績で評価する。 48 情報通信工学科 49 ソフトウェア設計 選択 2単位 後期 Software Design 3年全組 准教授 三浦 直樹 授業の達成目標 ソフトウェアを開発する工程は、通常、ソフトウェアの要求分析、設計、実装の段階に分けて行われることが多い。このようなシステム開 発及びソフトウェアの設計を行うときに、オブジェクト指向設計が有効である。そこで C++ 言語によるオブジェクト指向プログラミングと、 統一モデリング言語UML(Unified Modeling Language)を用いたモデル化技法を学習する事により、オブジェクト指向設計を理解する。 授 業 の 概 要 本講義では座学による学習とプログラミング演習を交互に行う。C++ 言語のプログラミングを通して、オブジェクト指向プログラミングの ポイントであるクラス、継承、仮想関数について学習する。それと併せて UML を学習する事によりプログラムのモデル化および設計技法 について学習する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 C++ 言語および UML の導入 学習課題(予習・復習) 時間(分) C++ および UML について用語を調べ予習しておく。配布資料を読んでアル 240 ゴリズム・文法等について復習する。 C++ 言語および UML の導入:演習 予習としてプログラム課題の作成準備を行う。プログラム作成に関して理解が 不確実だった部分を復習する。 240 オブジェクトとクラス オブジェクトとクラスについて用語を調べ予習しておく。配布資料を読んでア ルゴリズム・文法等について復習する。 240 オブジェクトとクラス:演習 予習としてプログラム課題の作成準備を行う。プログラム作成に関して理解が 不確実だった部分を復習する。 240 メンバの分類 メンバの分類について用語を調べ予習しておく。配布資料を読んでアルゴリズ ム・文法等について復習する。 240 メンバの分類:演習 予習としてプログラム課題の作成準備を行う。プログラム作成に関して理解が 不確実だった部分を復習する。 240 オブジェクトの管理とファイル入出力 オブジェクトの管理とファイル入出力について用語を調べ予習しておく。配布 資料を読んでアルゴリズム・文法等について復習する。 240 オブジェクトの管理とファイル入出力:演習 予習としてプログラム課題の作成準備を行う。プログラム作成に関して理解が 不確実だった部分を復習する。 240 クラスの継承・仮想関数 クラスの継承・仮想関数について用語を調べ予習しておく。配布資料を読んで アルゴリズム・文法等について復習する。 240 クラスの継承・仮想関数:演習 予習としてプログラム課題の作成準備を行う。プログラム作成に関して理解が 不確実だった部分を復習する。 240 UML によるオブジェクトの表現 UML の概要について用語を調べ予習しておく。配布資料を読んで理解が不確 実だった部分について復習する。 240 12 UML によるモデル化:ユースケース図、アク ティビティ図 ユースケース図、アクティビティ図について用語を調べ予習しておく。配布資 料を読んで理解が不確実だった部分について復習する。 240 13 UML によるモデル化:クラス図、オブジェク ト図 クラス図、オブジェクト図について用語を調べ予習しておく。配布資料を読ん で理解が不確実だった部分について復習する。 240 14 UML によるモデル化:コミュニケーション図、 コミュニケーション図、シーケンス図について用語を調べ予習しておく。配布 シーケンス図 資料を読んで理解が不確実だった部分について復習する。 240 回 第 10 回 第 11 回 第 回 第 回 第 回 15 UML によるモデル化:まとめ 予習として UML の図が表現する内容とプログラムとの関係について考察する。 240 復習としてソフトウェアの設計において UML がどのように利用可能か考察する 教科書・参考書等 講義資料を適宜配布する。 成績評価方法・基準 課題レポート 60%、まとめの試験 40%の配分に基づき評価する。 49 情報通信工学科 50 ディジタル信号処理 選択 2単位 後期 Digital Signal Processing 3年全組 教 授 木戸 博 授業の達成目標 アナログとディジタルの違いと、アナログ信号からディジタル信号に変換する際に留意しなければならない事項を理解する。また変換され たディジタル信号の性質ならびに、ディジタル信号を処理するシステム構成の方法について理解する事を目的としている。 授 業 の 概 要 我々の身の回りにある音声や画像など多くの情報は連続的なアナログ信号であるが、近年ではコンピュータ等によるデジタルシステムで処 理される事が多い。本講義ではディジタル信号ならびにその処理方法に関して、線形時不変システムでの取り扱いを概説する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 信号の分類と表現 教科書第 1 章や Web を参考にアナログ信号とディジタル信号について概略を把握しておく。授業で紹介した MATLAB 互換のプログラミング言語 Scilab をダウンロードして、自宅 PC にインストールして使えるようにする。 学習課題(予習・復習) 時間(分) A/D 変換と D/A 変換 教科書第 2 章や Web を参考に標本化定理を予習しておく。A/D 変換を重点 的に確認する。 240 離散フーリエ変換 教科書第 3 章や Web を参考にスペクトル解析を予習しておく。離散フーリ エ変換を確認する。 240 FFT 教科書第 4 章や Web を参考に高速フーリエ変換を予習しておく。FFT のプ ログラムを自宅 PC で作成する。 240 実習(A/D・D/A 変換) 第 1 回から第 3 回で学んだ内容を復習しておく。授業で出題された応用課題 のプログラムを自宅 PC で作成する。 240 ディジタルフィルタの基礎 教科書第 4 章、第 5 章や Web を参考に、たたみこみを確認しておく。ディ ジタルフィルタのたたみこみ表現を重点的に復習する。 240 z 変換 教科書第 6 章や Web を参考に z 変換を予習しておく。基本的な信号の z 変 換を重点的に確認する。 240 ディジタル信号処理基礎のまとめと中間試験 前半で学んだディジタル信号処理の基礎を復習しておく。中間試験で明らかに なった理解不足の箇所を復習する。 240 周波数応答と時間応答 教科書第 7 章や Web を参考に伝達関数を予習しておく。ディジタルフィル タの周波数応答と時間応答を確認する。 240 実習(FFT) 第 4 回から第 7 回で学んだ内容を復習しておく。授業で出題された応用課題 のプログラムを自宅 PC で作成する。 240 ディジタルフィルタの設計仕様 教科書第 8 章を参考に周波数領域仕様と時間領域仕様について予習しておく。 周波数選択性ディジタルフィルタの意味を確認する。 240 FIR フィルタの設計 教科書第 9 章や Web を参考に窓関数について予習しておく。FIR フィルタの 理論を確認する。 240 IIR フィルタの設計 教科書第 10 章、第 5 章や Web を参考に、FIR フィルタと IIR フィルタを比 較しておく。手計算による IIR フィルタの設計法を確認する。 240 実習(ディジタルフィルタ) 第 6 回から第 13 回で学んだ内容を復習しておく。授業で出題された応用課題 のプログラムを自宅 PC で作成する。 240 まとめと試験 第 1 回から第 14 回までに学んだ内容を確認する。試験で明らかになった理解 不足の箇所を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「MATLAB 対応 ディジタル信号処理」 樋口龍雄・川又政征著 森北出版 参考書 「ディジタル信号処理のエッセンス 例題で学ぶ」 貴家仁志著 オーム社 「ディジタル信号処理」貴家仁志著 オーム社 成績評価方法・基準 単位認定試験で 60 点以上を合格とする。 50 240 情報通信工学科 51 電子回路Ⅱ 選択 2単位 後期 Electronic Circuits Ⅱ 3年全組 准教授 田村 英樹 授業の達成目標 トランジスタなどの半導体素子を用いる代表的な回路の構成と考え方を学び、基本的な回路動作が理解出来るようになる事を目標とする。 授 業 の 概 要 電子回路は携帯電話などの情報機器から家電製品に至る様々な電気製品に適用され、我々の現代生活を支えている。それら多くの機器にお いて使用されている、増幅、発振、変復調や電力制御などの代表的な回路について、その構成と動作について学ぶ。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 回路を構成する素子と等価表現ならびに回路方 程式 学習課題(予習・復習) 時間(分) 受講前の予習として電子回路 I の受講ノートを振り返る。また回路方程式の扱 240 いについて復習する。 電力増幅回路の種類と構成 予習として、シラバスに示す内容のテキスト箇所に目を通し本科目の扱う領域を概 ね確認しておく。小信号増幅回路と電力増幅回路の違いについて概念を復習する。 240 A 級シングル電力増幅回路 トランジスタの負荷線について予習する。A 級シングル増幅回路の基本動作と 電力効率について復習する。 240 トランスを用いた整合と結合回路 トランスの性質について予習する。負荷整合と、巻線結合回路を用いた場合と そうで無い場合の違いを復習する。 240 B 級プッシュプル電力増幅回路 pnp 型と npn 型トランジスタの動作の違いを予習する。B 級プッシュプル動 作について復習する。 240 正帰還と発振条件 予習としてここまでの回の内容を振り返る。帰還回路の基本形と増幅度につい て復習する。 240 発振回路の種類と構成 発振とは何かテキストで予習する。 発振に必要な二つの条件について復習する。 240 変調と復調 変調 ・ 復調とは何か予習する。振幅変調、周波数変調、位相変調の違いを復習 する 240 変復調回路 AM 変復調について予習する。AM 変調と復調回路例について動作原理を復習 する。 240 位相同期ループ 位相同期の概念について予習する。PLL の基本回路と FM 復調回路について復 習する。 240 パルス回路 矩形パルス信号について予習する。矩形パルス発振回路について復習する。 240 電源回路 直流電源について予習する。電圧制御に関する基本方式について復習する。 240 電力制御回路 PWM について予習する。PWM 方式を用いた負荷制御方式について復習する。 240 アナログとディジタルおよび AD/DA 変換回 路 サンプリングと量子化について予習する。AD/DA 変換回路の原理について復 習する。 240 まとめと試験 予習としてここまで全ての内容を振り返り、また復習として受講ノートを整理 すること。 240 教科書・参考書等 教科書 「図でよくわかる 電子回路」篠田庄司 監修 田丸雅夫、藤川孝 編著 コロナ社 参考書 「基礎シリーズ 最新電子回路入門」藤井信生、岩本洋 監修 実教出版 「例題で学ぶ アナログ電子回路」井上高宏、常田明夫、江口啓 著 森北出版 成績評価方法・基準 中間試験 30%、まとめの試験 70% で評価する。 51 情報通信工学科 52 情報通信工学実験Ⅲ 選択 3単位 後期 Information and Communication Engineering Laboratory Ⅲ 3年1組 教 授 野口 一博 教 授 工藤 栄亮 教 授 木戸 博 准教授 角田 裕 3年2組 教 授 野口 一博 教 授 村岡 一信 准教授 松田 勝敬 准教授 河野 公一 授業の達成目標 マイクロ波、光通信等の通信技術およびコンピュータグラフィックス等の情報処理技術について、実験を通してその基礎を理解する。また、 パソコンを用いた制御、データ処理および画像処理の技法や実験に用いる測定機器類の取り扱いの基礎を習得する。 授 業 の 概 要 情報通信工学実験Ⅰ、Ⅱで学んだ知識を基に以下の7項目の実験テーマから4項目を選んで実験を行う。また、実験結果のプレゼンテーショ ンを通じて発表能力を向上させる。なお、それぞれの実験テーマの内容・実施計画の詳細は、下記の教科書を参照すること。 1.A/D、D/A 変換回路 2.光通信 3.マイクロ波工学 4.ディジタル信号処理 5.コンピュータグラフィックス 6.コンピュータネットワーク 7.コンピュータコントロール 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 実験テーマ1(第1回)解説と予備実験 教科書の該当テーマの解説の部分を熟読し、その内容を理解すること。実験後、教 科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。 学習課題(予習・復習) 時間(分) 180 実験テーマ1(第2回)実験 教科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 実験テーマ1(第3回)データ整理とまとめ 実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておく こと。実験後、結果をレポートにまとめ、提出すること。 180 実験テーマ2(第1回)解説と予備実験 教科書の該当テーマの解説の部分を熟読し、その内容を理解すること。実験後、教 科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。 180 実験テーマ2(第2回)実験 教科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 実験テーマ2(第3回)データ整理とまとめ 実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 プレゼンテーション(第1回) プレゼンテーションのためのスライドを準備し、発表練習を十分に行うこと。 180 実験テーマ3(第1回)解説と予備実験 教科書の該当テーマの解説の部分を熟読し、その内容を理解すること。実験後、教 科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。 180 実験テーマ3(第2回)実験 教科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 実験テーマ3(第3回)データ整理とまとめ 実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 プレゼンテーション(第2回) プレゼンテーションのためのスライドを準備し、発表練習を十分に行うこと。 180 実験テーマ4(第1回)解説と予備実験 教科書の該当テーマの解説の部分を熟読し、その内容を理解すること。実験後、教 科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。 180 実験テーマ4(第2回)実験 教科書の該当テーマの実験方法の部分を熟読し、実験の目的と手順を理解すること。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 実験テーマ4(第3回)データ整理とまとめ 実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。実 験後、実験結果を整理し、教科書の該当テーマの検討課題に対する解答を考えておくこと。 180 プレゼンテーション(第3回) プレゼンテーションのためのスライドを準備し、発表練習を十分に行うこと。 180 教科書・参考書等 教科書 「通信・情報工学実験Ⅲ」 情報通信工学科編 成績評価方法・基準 実験ノートのチェック結果とプレゼンテーションの結果および実験後に提出するレポートにより評価する。成績評価基準は実験ノートとプ レゼンテーション 20%、レポートが 80%である。 52 情報通信工学科 53 情報通信工学研修Ⅰ 必修 2単位 前期 Thesis Research in Information and Communication Engineering Ⅰ 4年全組 全教員 授業の達成目標 情報通信工学研修Ⅱを遂行するために必要な専門的基礎学力を養う。 授 業 の 概 要 各研究室の教員の指導方針のもとに,後期から始まる研修のための基礎学力を養う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 学習課題(予習・復習) 時間(分) 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 各指導教員による 各指導教員が指示する。 120 教科書・参考書等 各指導教員が指示する。 成績評価方法・基準 卒業研修テーマ設定に向けた調査の完成度,理解度,また,研修に対する理解度,並びに,研修中間発表会におけるプレゼンテーションの 内容を総合的に判断して評価する。 53 情報通信工学科 54 音響工学 選択 2単位 前期 Acoustics 4年全組 教 授 木戸 博 授業の達成目標 現代の音響工学の到達点を理解し、克服すべき技術的な課題を示せるようになることを目標とする。 授 業 の 概 要 音響工学では、音響・音声の基礎的な事項について、エンジニアリングの立場から講義をする。特に、人間のコミュニケーションに重要な 役割を持つ音声については、応用例を踏まえて詳細に解説する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 音響工学概説 学習課題(予習・復習) 時間(分) 教科書第 1 章 1.1 〜 1.3 や Web を参考に音響工学の概要を把握しておく。 240 配布したプリントを読み直し、概略を確認する。 スペクトル 教科書第 1 章 1.4 や Web を参考にスペクトルを予習しておく。音の周波数 スペクトルを確認する。 240 レベル表現 教科書第 1 章 1.4 や Web を参考にデシベルを予習しておく。音のレベル表 現を確認する。 240 聴覚機構 教科書第 2 章 2.1 〜 2.2 や Web を参考に聴覚について予習しておく。人間 の聴覚機構を確認する。 240 聴覚の特性 教科書第 2 章 2.3 〜 2.5 や Web を参考にマスキングについて予習しておく。 人間の聴覚特性を確認する。 240 電気・機械・音響変換 教科書第 3 章や Web を参考にマイクロフォンやスピーカーについて予習し ておく。電気・機械・音響変換について確認する。 240 音声の基本的性質 教科書第 4 章 4.1 を参考に音声について予習しておく。音声の基本的性質に ついて確認する。 240 発声器官とその仕組み 教科書第 4 章 4.1 や Web を参考に発声器官について予習しておく。発声器 官とその仕組みについて確認する。 240 音声の工学的応用 教科書第 4 章 4.3 や Web を参考に音声合成、 音声認識について予習しておく。 音声の工学的応用について確認する。 240 音楽の情報処理 教科書第 5 章を参考に音楽の符号化について予習しておく。音楽の情報処理 について確認する。 240 騒音と室内音響 教科書第 6 章を参考に騒音について予習しておく。暮らしの中の音について 確認する。 240 超音波 教科書第 7 章を参考に超音波について予習しておく。超音波の特徴について 確認する。 240 音の物理的特性 教科書第 8 章や Web を参考に音の物理について予習しておく。音の物理的 特性について確認する。 240 音のディジタル信号処理 教科書第 9 章や Web を参考に音のディジタル信号処理について予習してお く。離散フーリエ変換、窓関数を重点的に確認する。 240 まとめと試験 第 14 回までに学んだ内容を確認する。試験で明らかになった理解不足の箇所 を復習する。 240 教科書・参考書等 教科書 「音響学入門」 鈴木陽一 他著 コロナ社 参考書 「新 音響・音声工学」 古井貞熙著 近代科学社 成績評価方法・基準 単位認定試験で 60 点以上を合格とする。 54 情報通信工学科 55 光通信工学 選択 2単位 前期 Optical Communication Engineering 4年全組 教 授 上杉 直 授業の達成目標 光が超々高周波の電磁波であることを認識した上で、光の基本的性質を理解し、光導波の原理を説明できること。また、レーザ光等の種々 の光部品の動作原理の理解と光通信方式の構成法、並びに、将来光通信技術の展開に関する理解を目標とする。 授 業 の 概 要 本講義では、光通信技術の展開を理解するため、光の電磁波としての基本的性質を理解した後、光ファイバ(光導波路)の伝搬特性を把握 する。又、各種光応用技術において基本となるレーザ、光検出器等の発光・受光デバイスの動作原理、光変調器等の光回路素子に関する講 義を行う。さらに、これらの基本技術を踏まえた光通信方式の構成法に関して将来展開を含めて講義する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 光通信技術の歴史と特徴 学習課題(予習・復習) 時間(分) 従来の電気通信システムの目的・歴史に関し予習しておく。光技術(光学)の 240 歴史と特徴を整理する。 光波における波動方程式(屈折、反射) 現象論的な光学で勉強してきた内容(光速、レンズの動作等)を予習し、波動 方程式による統一的な屈折、反射の導出手法に関し復習する。 240 光の基本的性質(回折、干渉) ホイヘンスの原理による回折、干渉を予習し、復習によりマックスウェル方程 式から導きだした内容の理解を深める。 240 光ファイバの種類と原理 光ファイバについて予習しておくこと、授業で勉強したそれぞれの光ファイバ の特徴を復習しておくこと。 240 光導波路の導波特性 全反射現象を予習しておくことで導波原理の定性的な理解を持ち、復習により 波動方程式による導波原理の定量的理解を深める。 240 光ファイバの導波特性 電磁気学等の境界条件を予習し、円筒座標系における境界条件による光ファイ バの導波原理を定量的に求める手法を復習する。 240 レーザの動作原理 電子回路による発振原理を予習し、レーザの発振原理との整合性、違いを復習 する 240 光共振器の原理 電気回路のR−LC共振回路の共振特性を予習し、光波領域における共振との 整合性、違いを復習しておく。 240 半導体レーザ等の発光デバイスの動作原理 半導体のp−n接合の特性に関する予習を行い、キャリア生成、消滅における エネルギー保存の関係を理解し、増幅に関する復習を行う。 240 光ファイバ増幅器と光検出器の基本特性 原子のエネルギー準位を予習し、 希土類原子のエネルギー準位の理解に基づき、 反転分布の復習をする。また、光子のエネルギーの理解を深める 240 光回路素子の動作原理と特性 通信システム構成法を予習し、光通信システムにおける光回路素子の役割を復 習する。 240 光通信方式の構成法 通信システムの予習を行い、 光通信システムの特徴の理解を復習により深める。 240 ディジタル通信における符号誤り率 PCM 通信における誤り率の予習を行い、光通信システムにおける雑音の考え 方の理解により符号誤り率の一般的な考え方を復習する。 240 光通信方式の将来技術 通信システムの発展経緯を予習し、光通信システムの発展の限界に向けた展開 を復習する。 240 まとめと期末試験 光通信システムの発展の経緯、技術を予習し、今後の展開を予習する。期末試 験に臨み、問題の理解を深める。 240 教科書・参考書等 教科書 無し、プリントを配布する。 参考書 「光エレクトロニクスの基礎」 桜庭・高井・三島 著 森北出版 「光ファイバ通信概論」 榛葉實著 理工学講座 東京電機大学出版局 成績評価方法・基準 試験の成績(80%)を重視するがレポート提出状況を踏まえて総合的に評価する。 55 情報通信工学科 56 情報通信工学研修Ⅱ 必修 4単位 後期 Thesis Research in Information and Communication Engineering Ⅱ 4年全組 全教員 授業の達成目標 各研究室で用意された卒業研修テーマについて,これまで培ってきた自らの能力を活用して思考し,解決する。また,この研修を通して, 情報通信技術分野でのプロフェッショナルとして最低必要なノウハウも養う。研修結果は卒業論文要約集の原稿として纏める。また2月下 旬に,ポスター形式で学科全体の発表会を行う。 授 業 の 概 要 情報通信工学科の教育方針である「堅固な専門基礎力」と「柔軟で個性的な応用力」の総合教育のために, 各研究室の方針により研修を行う。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 15 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 各指導教員による 各指導教員が指示する。 240 教科書・参考書等 各研究室のテーマによる。 成績評価方法・基準 卒業研修テーマの遂行に向けた研修の理解度,並びに卒業研修発表会での発表内容,卒業論文の完成度,理解度を総合的に評価する。 56 情報通信工学科 57 電気通信法規 選択 2単位 後期 Regulation of Telecommunication 4年全組 非常勤講師 藁科 秀男 授業の達成目標 電気通信事業法と電波法、電気通信連合憲章・条約等の国際法を含めた関係法令の法体系の概要を理解し、電気通信の利用における行政規 範と、ICT 社会を担う電気通信技術者として技術者倫理をもった電気設備監督者並びに無線従事者としての資質を得る。 授 業 の 概 要 電気通信・電気通信連合の歴史と電気通信事業法の詳細、電波法の詳細と国際電気通信憲章・条約並びに有線電気通信法など電気通信関連 の国内法令について講義をする。更に、放送、携帯電話、無線 LAN 等の現状の動向と法律の関わりを説明しながら、情報化社会における新 しい情報通信技術者としての役割と電気通信主任技術者資格証並びに無線従事者の資格の取得、及び今後の実務に役立たせるための動機付 けに主眼をおいて講義する。 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 授業計画(各回の学習内容等) 学習内容 学習課題(予習・復習) 時間(分) 240 電気通信連合の歴史と電気通信の概要 通信技術の発達の歴史を具体的通信方法により、予習、復習する。 電気通信関連法体系と電気通信事業法の目的 通信法の仕組み、通信事業法の目的と憲章等関連法案を予習、復習する。 240 電気通信事業法の通信の秘密と基礎的電気通信 役務 事業法の秘密の確保、公平性と基礎的通信役務の役割を予習、復習する。 240 電気通信事業法の指定電気通信役務と記録業務 指定電気通信役務の役割と通信記録等業務の種類を予習、復習する。 240 電気通信役務の種類と範囲、技術基準の必要性 基礎的、指定電気通信役務の役割分担と技術基準を予習、復習する。 240 通信設備の第1種電気通信設備と第2種電気通 信設備 1種・2種設備の種類と接続方法、通信の卸役務について予習、復習する。 240 技術基準の担保方法、電気通信主任技術者 通信の技術や安全等の担保法と通信主任技術者規則を予習、復習する。 240 電波法総則、無線局免許規則 電波法の体系と無線局免許申請、欠格事由について予習、復習する。 240 無線設備規則 電波の質、周波数帯域幅等と保護装置の技術基準を予習、復習する。 240 無線従事者規則 従事者規則の体系と免許の種類、操作範囲について予習、復習する。 240 運用規則、監督、罰則他 無線局の運用と監督、従事者の義務と責任を予習、復習する。 240 国際電気通信連合憲章、国際電気通信条約 憲章の通信規範と ITU の組織と役割、条約により運用を予習、復習する。 240 有線電気通信法 有線通信法の体系と実践的な設備の構築法について予習、復習する。 240 14 不正アクセス行為の禁止等に関する法律、電子 署名及び認証業務 不正アクセスの禁止と定義、電子署名及び認証業務を予習、復習する。 240 15 電気通信事業における個人情報保護に関するガ イドライン、まとめと試験 個人情報の保護される情報の定義と重要性について予習、復習する。 240 回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 回 教科書・参考書等 教科書 なし 参考書 「電気通信法令集」 電気通信振興会 「電気通信主任技術者/伝送交換設備及び設備管理・法規編」 NTT トレーニングシステム 著 「電波法令集」 電気通信振興会 成績評価方法・基準 定期試験 70% と豆テスト 30% により評価する。 57 情報通信工学科 58 情報通信工学特別課外活動Ⅰ 選択 2単位 1年前期〜4年後期 Off-class Practice in Information and Communication Engineering Ⅰ 本学科の専門に関連の深い資格の取得や,本学科の専門に関連の深い学外講演会,集中講義等への参加に対して,本人の申請に基づいて, 学科で審査の上,専門選択科目として2単位から6単位までの範囲で単位を認める。 1.資格の取得による単位認定 入学後に取得した,本学科の専門に関連の深い資格について申請することができる。なお, 「情報通信工学特別課外活動」として申請するか, 教養科目の「特別課外活動」に申請するかについては,申請者が選択する。 申請された資格を単位として認定するかどうかについては学科で判断するが,対象となる資格の例は以下の通りである。 「初級システムアドミニストレータ」,「ITパスポート試験」2単位, 「基本情報技術者」2単位,「ソフトウェア開発技術者」, 「応用情報 技術者」4単位(例えば情報通信工学特別課外活動ⅠとⅡの2科目として認定する),この他,教養科目の「特別課外活動」が対象とする資 格のうち,本学科の専門に関係するものについても対象とする。 2.集中講義や学外の講演会,講習会等への参加による単位認定 認定対象となる集中講義や講演会,オープンカレッジ等が開催される場合は,開催日時や申込み方法等について,オリエンテーションのガ イダンスや掲示等で周知する。 なお,企業における最新の情報通信技術に関する特別講義(毎年9月頃実施)についての単位は,情報通信工学特別課外活動Ⅲとして認定 される。このため,資格申請等により情報通信工学特別課外活動の単位を6単位とも取得した場合は,特別講義の単位は認定されないので 注意されたい。 58 情報通信工学科 59 情報通信工学特別課外活動Ⅱ 選択 2単位 1年前期〜4年後期 Off-class Practice in Information and Communication Engineering Ⅱ 本学科の専門に関連の深い資格の取得や,本学科の専門に関連の深い学外講演会,集中講義等への参加に対して,本人の申請に基づいて, 学科で審査の上,専門選択科目として2単位から6単位までの範囲で単位を認める。 1.資格の取得による単位認定 入学後に取得した,本学科の専門に関連の深い資格について申請することができる。なお, 「情報通信工学特別課外活動」として申請するか, 教養科目の「特別課外活動」に申請するかについては,申請者が選択する。 申請された資格を単位として認定するかどうかについては学科で判断するが,対象となる資格の例は以下の通りである。 「初級システムアドミニストレータ」,「ITパスポート試験」2単位, 「基本情報技術者」2単位,「ソフトウェア開発技術者」, 「応用情報 技術者」4単位(例えば情報通信工学特別課外活動ⅠとⅡの2科目として認定する),この他,教養科目の「特別課外活動」が対象とする資 格のうち,本学科の専門に関係するものについても対象とする。 2.集中講義や学外の講演会,講習会等への参加による単位認定 認定対象となる集中講義や講演会,オープンカレッジ等が開催される場合は,開催日時や申込み方法等について,オリエンテーションのガ イダンスや掲示等で周知する。 なお,企業における最新の情報通信技術に関する特別講義(毎年9月頃実施)についての単位は,情報通信工学特別課外活動Ⅲとして認定 される。このため,資格申請等により情報通信工学特別課外活動の単位を6単位とも取得した場合は,特別講義の単位は認定されないので 注意されたい。 59 情報通信工学科 60 情報通信工学特別課外活動Ⅲ 選択 2単位 1年前期〜4年後期 Off-class Practice in Information and Communication Engineering Ⅲ 本学科の専門に関連の深い資格の取得や,本学科の専門に関連の深い学外講演会,集中講義等への参加に対して,本人の申請に基づいて, 学科で審査の上,専門選択科目として2単位から6単位までの範囲で単位を認める。 1.資格の取得による単位認定 入学後に取得した,本学科の専門に関連の深い資格について申請することができる。なお, 「情報通信工学特別課外活動」として申請するか, 教養科目の「特別課外活動」に申請するかについては,申請者が選択する。 申請された資格を単位として認定するかどうかについては学科で判断するが,対象となる資格の例は以下の通りである。 「初級システムアドミニストレータ」,「ITパスポート試験」2単位, 「基本情報技術者」2単位,「ソフトウェア開発技術者」, 「応用情報 技術者」4単位(例えば情報通信工学特別課外活動ⅠとⅡの2科目として認定する),この他,教養科目の「特別課外活動」が対象とする資 格のうち,本学科の専門に関係するものについても対象とする。 2.集中講義や学外の講演会,講習会等への参加による単位認定 認定対象となる集中講義や講演会,オープンカレッジ等が開催される場合は,開催日時や申込み方法等について,オリエンテーションのガ イダンスや掲示等で周知する。 なお,企業における最新の情報通信技術に関する特別講義(毎年9月頃実施)についての単位は,情報通信工学特別課外活動Ⅲとして認定 される。このため,資格申請等により情報通信工学特別課外活動の単位を6単位とも取得した場合は,特別講義の単位は認定されないので 注意されたい。 60 情報通信工学科 61 他学科開講科目群 選択 4単位 3年前期〜4年後期 Subjects offered other department 情報通信工学の関連領域は広く,本学科の専門知識をより良く理解するため,他学科の開講科目を履修する機会を設けている。 他学科の開講科目を履修した場合,学務課で所定の手続きをすることによって,進級・卒業に必要な専門選択科目の単位として算入するこ とができる。 受講条件の詳細については,各科目のシラバスを参照のこと。 受講に際しては,各科目の授業担当教員の許可を得ること。 61 情報通信工学科 62 他大学開講科目群 選択 4単位 1年前期〜4年前期 Subjects offered other universities 詳細については学生便覧の「他大学開講科目」,キャンパスライフの「学都仙台単位互換ネットワーク協定および国内外の大学等との単位互 換に関する協定に基づく東北工業大学特別聴講学生取扱要項」を参照のこと。 62
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