垂水会 のばら学園 園外保育付き添い支援活動

垂水会
のばら学園 園外保育付き添い支援活動
のばら學園は、就学前(6歳まで)の成長過程に何らか病気や障害のため成長、発達が遅
れている子供達が、日々家庭から通っている神戸市立の
学園です。場所は昨年4月より高丸8丁目の新園舎に移
転しました。
クラスは10人で3から6歳まで6クラスあります。
学園では集団生活や遊びを通して「健康づくり」「基本
的生活習慣や社会性を養うこと」を目的としています。
散歩は遠足と同じように「園外保育」のひとつで、学
園では春休み、冬休み、夏の暑い時期、雨の日以外の毎週水曜と木曜日に2クラスが近隣
の公園まで散歩する形で実施しています。
園児には必ず先生やボランティアが一人ひとりの手をしっかり繋ぎます。それぞれ園児に
よって、健康な身体づくりのため「目的地の公園までの往復」をその日の散歩の目標にし
たり、豊かなこころづくりのため散歩の道す
じを歩きながら、興味のあるものを見つけた
り立ち止まって眺めたりするなど、「生きた
自然や社会に触れ合うこと」そのものを目標
にしたり、、、、、、、目標は様々です。
目標は様々でも、3歳の園児も、6歳の園
児にも、学園の園児たちにとっては楽しくて、
大切な保護内容です。また近くの保育園や幼
稚園との交流やスーパーでのお買物(お菓
子)もあって自分でレジにてお金の支払いも
体験します。
園児たちが入園後日毎成長(しっかり)してくるのがわかり、うれしく思うと同時に、
私達(ボランティア)も元気をもらっている感じです。
散歩後その日の様子や感じたことを書きます。それは学園からの連絡帳と一緒に親御さ
んへ持ち帰り、読んだ親御さんからコメントが返ってくることで信頼感が増します。
このように園長を始め先生方や親御さんからもとても感謝され、支援していることの実
感を肌で感じます。
私達グループのこの活動は平成12年にスタートして、今年で16年目に入りました。
現在2期生から19期生の9名で活動しています。また一般の方(ボラセンに登録されて
いる方)約25名と合わせて35名が活動しています。
これからも自分自身の生活リズムの一環として、また園児の笑顔や元気を糧にしながら
今後も続けられればと思っています。
【垂水会の皆さん!】
障害にも負けず頑張る園児の園外散歩を、体験ボランティア参加でも結構です。
是非一度参加してみませんか!
お願いします。
のばら學園支援グループ世話役
庭瀬
正一