粗利益配分手法

平成 28 年 4 月 1 日
オペレーショナル・リスク相当額の算出に係る「粗利益配分手法」の承認について
足利ホールディングス(社長 松下 正直)および足利銀行(頭取 松下 正直)は、
バーゼルⅢ(自己資本比率規制)に基づくオペレーショナル・リスク相当額の算出に
おいて、平成 28 年 3 月末より「粗利益配分手法」を採用することについて金融庁よ
り承認を受けましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.承認基準日
平成 28 年 3 月 31 日(木)
2.オペレーショナル・リスクについて
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動、もしくはシステ
ムが不適切であること、または外生的な事象により損失を被るリスクをいい、
「事
務リスク」
「システムリスク」
「法務リスク」
「人的リスク」
「有形資産リスク」
「風
評リスク」を管理対象としています。
3.「粗利益配分手法」について
「粗利益配分手法」とは、自己資本比率規制におけるオペレーショナル・リス
ク相当額を算出する手法(「基礎的手法」「粗利益配分手法」「先進的計測手法」)
の一つであり、
「粗利益配分手法」
「先進的計測手法」を採用するには、より高度
なオペレーショナル・リスク管理態勢の整備をはかったうえで、金融庁の審査お
よび承認を受ける必要があります。
足利ホールディングスおよび足利銀行は、これまで「基礎的手法」を採用して
おりましたが、オペレーショナル・リスク管理態勢の高度化に向けて、「粗利益
配分手法」の採用に向けた取組みを進めてまいりました。
このたびの「粗利益配分手法」承認による態勢構築により、今後ともリスク管
理態勢の高度化に努め、健全性の強化に取り組んでまいります。
以
上