習志野市空地に繁茂した雑草等の除去に関する条例 (目的) 第1条 この

○習 志 野 市 空 地 に繁 茂 した雑 草 等 の除 去 に関 する条 例
(目 的 )
第 1 条 こ の 条 例 は 、 空 地 に 雑 草 等 が 繁 茂 し 、 又 は 放 置 さ れ てい る こ と に よ り 、
清 潔 な生 活 環 境 を保 持 することができず、事 故 又 は犯 罪 の発 生 の原 因 とな
ることに鑑 み、雑 草 等 を除 去 するために必 要 な事 項 を定 めることにより、住
民 の生 活 の安 定 に寄 与 することを目 的 とする。
(定 義 )
第 2条
この条 例 において、次 の各 号 に掲 げる用 語 の意 義 は、それぞれ当 該
各 号 に 定 め ると こ ろ に よ る 。
( 1) 空 地 現 に 人 が 使 用 し てい ない 土 地 を い う 。
( 2) 雑 草 等 雑 草 、 枯 草 又 は 樹 木 を い う 。
( 3) 所 有 者 等 空 地 の 所 有 者 又 は 管 理 者 を い う 。
(4)危 険 状 態
雑 草 等 が繁 茂 し、又 は放 置 されていることにより、次 のいずれ
かに 該 当 す る 状 態 を い う 。
ア 病 害 虫 の発 生 又 は廃 棄 物 の投 棄 を誘 発 する不 衛 生 な状 態
イ 事 故 又 は犯 罪 を誘 発 する状 態
(所 有 者 等 の義 務 )
第 3条 空 地 の所 有 者 等 は、当 該 空 地 が危 険 状 態 にならないよう適 正 に管 理
し なけ れば な ら ない 。
(指 導 又 は助 言 )
第 4 条 市 長 は 、 空 地 が 危 険 状 態 に あ り 、 又 は 危 険 状 態 に な るお そ れ が あ ると
認 めるときは、所 有 者 等 に対 し雑 草 等 の除 去 に必 要 な指 導 又 は助 言 をす
るこ と が で き る 。
(勧 告 )
第 5条
市 長 は、前 条 の指 導 を受 けた所 有 者 等 が当 該 指 導 に従 わない場 合
において、空 地 が危 険 状 態 にあると認 めるときは、当 該 所 有 者 等 に対 し、
期 限 を定 め雑 草 等 の除 去 に必 要 な措 置 を講 ずるよう勧 告 することができ
る。
(命 令 )
第 6条
市 長 は、前 条 の勧 告 を受 けた所 有 者 等 が当 該 勧 告 に従 わない場 合
は、当 該 所 有 者 等 に対 し、期 限 を定 め雑 草 等 の除 去 に必 要 な措 置 を講 ず
る よう 命 ず るこ と が で き る 。
(代 執 行 )
第 7条
市 長 は、前 条 の命 令 を受 けた所 有 者 等 が当 該 命 令 に従 わない場 合
にお い て 、 他 の 手 段 に よ っ て そ の 履 行 を 確 保 す る こ と が 困 難 で あり 、 か つ 、 そ
の不 履 行 を放 置 することが著 しく公 益 に反 すると認 められるときは、行 政 代
執 行 法 (昭 和 23年 法 律 第 43号 )の定 めるところにより、自 ら当 該 所 有 者
等 のなすべき行 為 をなし、又 は第 三 者 をしてこれをなさしめ、その費 用 を当
該 所 有 者 等 か ら 徴 収 す るこ と が で き る 。
(立 入 調 査 等 )
第 8条
市 長 は、この条 例 の施 行 に必 要 な限 度 において、当 該 職 員 に、空 地
に立 ち入 らせ、当 該 空 地 を調 査 させ、又 は関 係 人 に質 問 させることができ
る。
2 前 項 の規 定 により立 入 調 査 を行 う職 員 は、その身 分 を示 す証 明 書 を携 帯
し 、 関 係 人 に こ れを 提 示 し なけ れ ば な ら ない 。
3 第 1項 の規 定 による権 限 は、犯 罪 捜 査 のために認 められたものと解 釈 して
はな ら な い 。
(委 任 )
第 9条 この条 例 の施 行 に関 し必 要 な事 項 は、規 則 で定 める。
附 則
この条 例 は、平 成 28年 7月 1日 から施 行 する。