大学院 授業要綱(シラバス)をPDFでご覧いただけます。

大学院学生便覧
シラバス
2016
東北工業大学大学院
シラバスとは
英語で Syllabus と綴ります。元々は音楽で使われるシラブル
(syllable,音節,音階の意味があり)から派生した言葉で,「一言
で言う」とか「はっきり言う」とかの意味が込められており,一般
の辞典では摘要,概要などと訳されています。これからもわかるよ
うに,論文や判例など複雑な内容を簡単に短かく説明するものとし
て用いられております。例えば,長い書物の大まかな内容はその目
次を知ると大よその内容がわかりますし,どのように進展するのか
も予想がつきます。従って,書物などの目次も一種のシラバスと考
えることができます。
ここでは,これから始まる授業科目の内容,進行計画などを簡単
に説明するものとしてシラバスという言葉を用いております。その
意味から,「授業の要綱」とも言えますが,単に授業要綱に留まらず,
事前に内容の概要や進行計画を知って,学生諸君が積極的に各授業
を履修して欲しいという願いが込められています。
大 学 の あ ゆ み
●昭和 39 年 1 月
東北工業大学設置認可される。
●昭和 39 年 4 月
東北工業大学開設。電子工学科・通信工学科を設置。
●昭和 40 年 4 月
電子工学科・通信工学科の教職課程を開設。
●昭和 41 年 4 月
建築学科増設。
●昭和 42 年 4 月
土木工学科・工業意匠学科増設。
●昭和 42 年 4 月
建築学科の教職課程を開設。
●昭和 43 年 4 月
土木工学科・工業意匠学科の教職課程を開設。
●平成 2 年 4 月
二ツ沢キャンパス開設。
●平成 4 年 4 月
大学院工学研究科修士課程開設。
通信工学専攻・建築学専攻・土木工学専攻を設置。同専攻教職課程を開設。
●平成 5 年 4 月
大学院工学研究科に電子工学専攻を増設。
同専攻教職課程を開設。
●平成 6 年 4 月
大学院工学研究科博士後期課程開設。
通信工学専攻・建築学専攻を設置。
●平成 7 年 4 月
大学院工学研究科電子工学専攻・土木工学専攻に博士後期課程を増設。
●平成 12 年 4 月
大学院工学研究科にデザイン工学専攻を増設。
同専攻教職課程を開設。
●平成 13 年 4 月
環境情報工学科増設。
●平成 14 年 4 月
大学院工学研究科デザイン工学専攻に博士後期課程を増設。
環境情報工学科の教職課程を開設。
●平成 15 年 4 月
工学部土木工学科を建設システム工学科に,
工学部工業意匠学科をデザイン工学科に名称変更
大学院工学研究科環境情報工学専攻博士(前期・後期)課程を増設。
●平成 15 年 10 月
東北工業大学一番町ロビー開設。
●平成 16 年 4 月
工学部通信工学科を情報通信工学科に名称変更。
●平成 19 年 4 月
工学部電子工学科を知能エレクトロニクス学科に名称変更。
●平成 20 年 4 月
ライフデザイン学部を開設。
クリエイティブデザイン学科・安全安心生活デザイン学科・経営コミュニケーション学科を開設。
工学部デザイン工学科の学生募集停止。
香澄町キャンパスを八木山キャンパスに,二ツ沢キャンパスを長町キャンパスに名称変更。
●平成 21 年 4 月
情報ネットワーク管理室を情報センターに改組。
●平成 23 年 4 月
工学部建設システム工学科を都市マネジメント学科に名称変更。
●平成 24 年 4 月
大学院ライフデザイン学研究科博士(前期・後期)課程開設。
デザイン工学専攻を設置。同専攻教職課程を開設。
大学院工学研究科デザイン工学専攻の学生募集停止。
工学部環境エネルギー学科を開設。
同科教職課程を開設。
工学部環境情報工学科の学生募集停止。
目 次
大学院学年暦 ……………………………………
建学の精神・大学院の理念及び教育目標 ……
◇建学の精神 ……………………………………
◇大学院の理念・目的 …………………………
◇教育目標 ………………………………………
◇課程の目的(カリキュラムポリシー)… ………
◇課程の修了要件(ディプロマポリシー)………
工学研究科 専攻の紹介 … ………………………
◇電子工学専攻 … ………………………………
◇通信工学専攻 …………………………………
◇建築学専攻 … …………………………………
◇土木工学専攻 …………………………………
◇環境情報工学専攻 … …………………………
ライフデザイン学研究科 専攻の紹介 … ………
◇デザイン工学専攻 … …………………………
2
3
3
3
3
3
4
5
5
5
5
6
6
7
7
博士(前期)課程履修案内
平成28年度入学生対象
工 学 研 究 科
◇単位制について ………………………………
◇セメスター制と学期について ………………
◇授業科目の区分 ………………………………
◇履修について …………………………………
◇インターンシップの申請について …………
◇試験、成績評価について ……………………
◇科目ナンバリングについて …………………
◇電子工学専攻教育課程表 ……………………
科目解説 ……………………………………
◇通信工学専攻教育課程表 ……………………
科目解説 ……………………………………
◇建築学専攻教育課程表 ………………………
科目解説 ……………………………………
建築学専攻の関連科目 ……………………
大学院プロフェッショナルコース ………
◇土木工学専攻教育課程表 ……………………
科目解説 ……………………………………
◇環境情報工学専攻教育課程表 ………………
科目解説 ……………………………………
9
9
9
9
10
10
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13
17
18
22
23
28
28
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30
34
35
博士(前期)課程履修案内
平成28年度入学生対象
ライフデザイン学研究科
◇単位制について ………………………………
◇セメスター制と学期について ………………
◇授業科目の区分 ………………………………
◇履修について …………………………………
◇インターンシップの申請について …………
◇試験、成績評価について ……………………
◇科目ナンバリングについて …………………
◇デザイン工学専攻教育課程表 ………………
科目解説 ……………………………………
39
39
39
39
40
40
41
42
43
博士(前期)課程履修案内
平成27年度入学生対象
工 学 研 究 科
◇単位制について ………………………………
◇セメスター制と学期について ………………
◇授業科目の区分 ………………………………
◇履修について …………………………………
◇インターンシップの申請について …………
◇試験、成績評価について ……………………
◇電子工学専攻教育課程表 ……………………
◇通信工学専攻教育課程表 ……………………
◇建築学専攻教育課程表 ………………………
◇土木工学専攻教育課程表 ……………………
◇環境情報工学専攻教育課程表 ………………
49
49
49
49
50
50
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54
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博士(前期)課程履修案内
平成27年度入学生対象
ライフデザイン学研究科
◇単位制について ………………………………
◇セメスター制と学期について ………………
◇授業科目の区分 ………………………………
◇履修について …………………………………
◇インターンシップの申請について …………
◇試験、成績評価について ……………………
◇デザイン工学専攻教育課程表 ………………
57
57
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59
東 北 工 業 大 学
災害技術国際センター
◇災害につよいまちづくり
プロフェッショナルコースについて ……… 61
大学院学則・諸規程等
大学院学則 ……………………………………… 63
大学院学位規程(抄)…………………………… 73
学位論文について ……………………………… 76
◇修士学位論文について ……………………… 76
◇修士学位設計について ……………………… 78
◇修士学位制作について ……………………… 81
◇博士学位論文について ……………………… 85
インターンシップ受講および評価について…… 91
教務補助員(TA)について ………………… 92
リサーチ・アシスタント(RA)について ………… 92
奨学金制度について …………………………… 93
留学プログラム・海外奨学金について………… 94
大学院科目等履修生について ………………… 95
大学院研究生について ………………………… 96
大学院担当教員一覧 …………………………… 97
◇電子工学専攻 ……………………………… 97
◇通信工学専攻 ……………………………… 98
◇建築学専攻 ………………………………… 99
◇土木工学専攻 …………………………… 100
◇環境情報工学専攻 ……………………… 101
◇デザイン工学専攻 ……………………… 102
教 育 職 員 課 程
◇教職課程の履修について …………………… 47
-1-
平成 28(2016)年度 大学院 学年暦
※ 学年暦が変更となる場合は、掲示でお知らせします。
項 目
前 期
(平成28年4月1日~平成28年9月19日)
後 期
(平成28年9月20日~平成29年3月31日)
入 学 式( 進 学 式 )
平成28年4月4日(月)
―
オ リ エ ン テ ー シ ョ ン 平成28年4月5日(火)~平成28年4月8日(金)
平成28年9月20日(火)
授
業 平成28年4月11日(月)~平成28年7月29日(金) 平成28年9月21日(水)~平成29年1月30日(月)
試
験
授業期間中に適宜行なう
授業期間中に適宜行なう
修士学位論文題目届
提
出
期
限
―
平成28年11月16日(水)
修 士 学 位 論 文 題 目
変 更 届 提 出 期 限
―
平成29年1月10日(火)
修士学位論文提出期限
―
平成29年2月15日(水)
博士学位論文題目届
提
出
期
限
―
平成28年11月16日(水)
博 士 学 位 論 文 題 目
変 更 届 提 出 期 限
―
平成29年1月10日(火)
博 士 学 位 論 文( 仮 製 本 )
提
出
期
限
―
平成29年1月16日(月)
博 士 学 位 論 文( 本 製 本 )
提
出
期
限
―
平成29年3月31日(金)
修
了
者
発
表
―
平成29年3月10日(金)
学
位
授
与
式
―
平成29年3月17日(金)
夏
季
休
業 平成28年8月1日(月)~平成28年9月16日(金)
冬
季
休
業
―
平成28年12月26日(月)~平成29年1月4日(水)
祭
―
平成28年10月15日(土)~平成28年10月16日(日)
日
―
平成28年10月19日(水)
平成28年7月30日(土)
平成28年12月17日(土)
平成29年1月7日(土)
大
創
学
立
記
念
授 業 等 予 備 日
(災害発生時等における休講の代替授業日)
◆代
★振
◎全
替
授
業
替
休
学 休 講
―
◆平成28年4月29日(金・祝日)
:通常授業日(金曜の授業)
日
◆平成28年7月18日(月・祝日)
:通常授業日(月曜の授業)
◆平成28年10月11日(火):月曜の代替授業日
◆平成28年11月23日(水・祝日)
:通常授業日(月曜の授業)
★平成28年5月2日(月)
日 …4月29日(昭和の日)の振替休日
日 ★平成28年5月6日(金)
…7月18日(海の日)の振替休日
◎平成28年10月14日(金)
…大学祭準備等に伴う全学休講日(終日)
◎平成28年10月28日(金)
…AOVA入試に伴う全学休講日(終日)
◎平成28年11月17日(木)
…指定校推薦入試に伴う全学休講日(終日)
◎平成28年12月5日(金)
…公募推薦等入試に伴う全学休講日(終日)
★平成28年10月17日(月)
…11月23日(勤労感謝の日)の振替休日
-2-
平成28(2016)年度 東北工業大学大学院 学年暦
前期授業日
後期授業日
休業日
終日休講日
授業等予備日
休日授業日:【◇】→担当教職員のみ出勤日
【◆】→全教職員出勤日(一斉振替休日有り)
※赤字記載は代替授業日
※行事欄の数字は各曜日の授業週数
※学年暦が変更となる場合は、掲示でお知らせします。
2016年
4 月
5 月
6 月
7 月
2017年
8 月
1 金
1 日
1 水
1 金
1 月
2 土
2 月 昭和の日の振替休日 2 木
2 土
3 日
3 火
憲法記念日
3 金
4 水
みどりの日
5 火 前期オリエンテーション① 5 木
こどもの日
10 月
11 月
12 月
1 月
2 月
3 月
1 木
1 土
1 火
1 木
1 日
元旦
1 水
水 (本学合同企業説明会予定)
2 火
2 金
2 日
2 水
2 金
2 月
振替休日
2 木
木 (本学合同企業説明会予定)
3 日
3 水
3 土
3 月
3 木
3 土
3 火
3 金
金 (B日程入試)
4 土
4 月
4 木
4 日
4 火
4 金
4 日
4 水
5 日
5 火
5 金
5 月
5 水
5 土
5 月
(公募推薦等入試)
5 木
終日休講
6 水 前期オリエンテーション② 6 金 海の日の振替休日 6 月
6 水
6 土
6 火
6 木
6 日
6 火
6 金
7 木 前期オリエンテーション③ 7 土
7 火
7 木
7 日
7 水
7 金
7 月
7 水
7 土
8 金 前期オリエンテーション④ 8 日
8 水
8 金
8 月
8 木
8 土
8 火
8 木
8 日
9 土
9 月
9 木
9 土
9 火
9 金
9 日
9 水
9 金
9 月
10 日
10 火
10 金
10 日
10 水
10 土
10 月
体育の日
10 木
11 水
11 土
11 月
11 木
11 日
11 火
月曜代替授業
12 火
12 木
12 日
12 火
12 金
12 月
13 水
13 金
13 月
13 水
13 土
14 木
14 土
14 火
14 木
15 金
15 日
15 水
16 土
16 月
17 日
4 月
入学式
夏季休業開始
9 月
前期成績発表
文化の日
冬季休業終了
4 土 (A日程入試) 4 土
5 日 (A日程入試) 5 日
6 月
6 月
7 火
7 火
8 水
8 水
9 木
9 木
10 土
10 火 学位論文題目変更届 10 金
提出期限
10 金
11 金
11 日
11 水
13
11 土
12 水
12 土
12 月
12 木
13
12 日
12 日
13 火
13 木
13 日
13 火
13 金
13
13 月
13 月
14 日
14 水
14 金 (スポーツ大会)
14 月
終日休講
14 水
14 土
14 火
14 火
15 金
15 月
15 木
15 土
(大学祭)
15 火
15 木
15 日
修士学位論文提出
15 水 期限
15 水
16 木
16 土
16 火
16 金
16 日
(大学祭)
16 水 学位論文題目提出 16 金
期限
17 火
17 金
17 日
17 水
17 土
17 月 勤労感謝の日の振替休日 17 木 (指定校入試) 17 土
終日休講
18 月
18 水
18 土
18 月
18 木
18 日
18 火
19 火
19 木
19 日
19 火
19 金
19 月
20 水
20 金
20 月
20 水
20 土
21 木
21 土
21 火
21 木
22 金
22 日
22 水
23 土
23 月
24 日
11 月
前期授業開始
【◆】海の日
月曜通常授業
山の日
夏季休業終了
【◇】
授業等予備日
成人の日
建国記念の日
16 月 博士学位論文
16 木
(仮製本)提出期限
【◇】
授業等予備日
17 火
17 金
11 土
16 木
後期成績発表
17 金
18 金
18 日
18 水
18 土
18 土
19 土
19 月
19 木
19 日
19 日
20 火 後期オリエンテーション 20 木
20 日
20 火
20 金
20 月
20 月
21 日
21 水
後期授業開始
21 金
21 月
21 水
21 土
21 火
21 火
22 金
22 月
22 木
秋分の日
22 土
22 火
22 木
22 日
22 水
22 水
23 木
23 土
23 火
23 金
23 日
23 水 【◆】勤労感謝の日 23 金
月曜代替授業
23 月
23 木
23 木
24 火
24 金
24 日
24 水
24 土
24 月
24 木
24 土
24 火
24 金
24 金
25 月
25 水
25 土
25 月
25 木
25 日
25 火
25 金
25 日
25 水
25 土
25 土
26 火
26 木
26 日
26 火
26 金
26 月
26 水
26 土
26 月
26 木
26 日
26 日
27 水
27 金
27 月
27 水
27 土
27 火
27 木
27 日
27 火
27 金
27 月
28 木
28 土
28 火
28 木
28 日
28 水
入試) 28 月
28 金 (AOVA
終日休講
28 水
28 土
28 火
29 金 【◆】昭和の日 29 日
金曜通常授業
29 水
29 金
前期授業終了
29 月
29 木
29 土
29 火
29 木
29 日
30 土
30 木
30 土
【◇】
授業等予備日
30 火
30 金
30 日
30 水
30 金
30 月
31 土
31 火
30 月
31 火
31 日
31 水
敬老の日
19 水
31 月
創立記念日
天皇誕生日
冬季休業開始
修了者発表
後期追再試④
学位授与式
春分の日
27 月
28 火
29 水
後期授業終了
30 木
31 金 博士学位論文
(本製本)提出期限
建学の精神・大学院の理念及び教育目標
〈建学の精神〉
わが国、特に東北地方の産業界で指導的役割を担う高度の技術者を養成する。
〈大学院の理念・目的〉
本大学院は、建学の精神に則り、学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究めて、ひろく文
化の発展に寄与することを目的とする。また、その目的実現のために、
「創造から統合へ-仙台から
の発進」のスローガンのもと、人間 ・ 環境を重視した豊かな生活のための学問を創造し、社会との真
の融合を目指すことにより、地域の文化と産業の発展に寄与するとともに、その中心となって貢献す
ることのできる高度の専門知識と問題解決能力を備えた優れた人材を育成する。
〈教育目標〉
◆工学研究科
本研究科は、東北地方を中心とした地域社会から国際社会に及ぶ広範囲な領域において、持続可
能な社会に寄与する科学技術、環境技術、産業、生活、芸術文化にかかわる高度な専門性と卓越し
た創造性、統合的能力および国際理解力を有する技術者ならびに研究者を育成することを目的とす
る。
◆ライフデザイン学研究科
本研究科は、東北地方を中心とした地域社会から国際社会に及ぶ広範囲な領域において、持続可
能な社会や生活文化の実現に寄与する科学技術、環境技術、産業、芸術の統合につとめ、これにか
かわる高度な専門性と卓越した創造性、教養および国際理解力を有する技術者、デザイナーならび
に研究者を育成することを目的とする。
〈課程の目的(カリキュラムポリシー)〉
博士課程を前期2年の課程(博士
(前期)
課程)及び後期3年の課程(博士
(後期)
課程)に区分する。
1.博士(前期)
課程
◆工学研究科
広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を有する職
業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。
◆ライフデザイン学研究科
広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度に専門的な業務に従
事するのに必要な思考力と実践力を養うことを目的とする。
2.博士(後期)
課程
◆工学研究科
専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な、又はその他の高度に
専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目
的とする。
◆ライフデザイン学研究科
専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な、又はその他の高度に
専門的な業務に従事するのに必要な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的と
する。
-3-
〈課程の修了要件(ディプロマポリシー)〉
1.博士(前期)
課程
◆工学研究科
(1)本課程に2年以上在学し、専攻科目について 30 単位以上を修得し、かつ、必要な指導を受け、
修士学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格したことをもって課程を修了した
者には、修士(工学)の学位を授与する。
(2)大学院教授会が適当と認めるときは、特定の課題についての研究の成果の審査をもって修
士学位論文の審査に代えることができる。
(3)在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において認めた場合には、
大学院に1年以上在学すれば足りるものとする。
◆ライフデザイン学研究科
(1)本課程に2年以上在学し、専攻科目について 30 単位以上を修得し、かつ、必要な指導を受
け、修士学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格したことをもって課程を修了
した者には、修士(デザイン工学)の学位を授与する。
(2)大学院教授会が適当と認めるときは、特定の課題についての研究の成果の審査をもって修
士学位論文の審査に代えることができる。
(3)在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において認めた場合には、
大学院に1年以上在学すれば足りるものとする。
2.博士(後期)
課程
◆工学研究科
(1)本課程に3年以上在学し、かつ、必要な研究指導を受け、博士学位論文を提出して、その
審査及び最終試験に合格したことをもって課程を修了した者には、博士(工学)の学位を授
与する。
(2)在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において認めた場合には、
1年(2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士
(前期)課程を修了した者にあっては、
当該在学期間を含めて3年)以上在学すれば足りるものとする。
◆ライフデザイン学研究科
(1)本課程に3年以上在学し、かつ、必要な研究指導を受け、博士学位論文を提出して、その
審査及び最終試験に合格したことをもって課程を修了した者には、博士(デザイン工学)
の学位を授与する。
(2)在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において認めた場合には、
1年(2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士
(前期)課程を修了した者にあっては、
当該在学期間を含めて3年)以上在学すれば足りるものとする。
-4-
工学研究科 専攻の紹介
◇ 電子工学専攻
Graduate Department of Electronics
現代は IT(情報技術)社会といわれています。電子工学はこの IT を支える基幹技術です。材料か
らデバイス、計測、バイオ・医工学、ロボット、システムまでの非常に幅広い分野が含まれます。
本電子工学専攻は学部のモデルコースに対応した、システム、センシング、デバイスの3つの分野
で構成されています。システム分野では自律ロボットや音声処理、
ウエアラブルコンピューティング、
アドホックネットワークなど、センシング分野では生体情報計測や医用画像計測、光・磁気センシン
グなど、また、デバイス分野では半導体デバイス、放射線検出デバイス、磁気ストレージ、ナノ構造
デバイス、表示デバイスなどの研究が活発に行われています。
博士
(前期)課程では高度のエンジニア育成を目標に、博士
(後期)課程では研究教育者やリーダー
エンジニアの育成を目標に教育と研究を行っています。
◇ 通信工学専攻
Graduate Department of Communication Engineering
通信工学は、信号の伝送や情報の伝達を工学的に扱う学問です。現在の社会は、通信技術とコン
ピュータによる情報処理技術が結びついて高度に情報化されて発展しています。通信工学専攻では、
高度情報通信社会を担う人材の育成を目指し、専門分野における研究者あるいは高度な専門知識を有
する技術者の育成を教育目標としております。本専攻には「光通信工学」
、
「電磁波動工学」
、
「基礎情
報工学」、「情報処理工学」の4分野があり、各分野では熱意あふれる教員のもとで活発な教育 ・ 研究
が進められています。
◇ 建築学専攻
Graduate Department of Architecture
建築学は自然科学と人文・社会科学の壮大な結合といえます。建築家は社会や自然と居住空間の関
わりを絶えず追究し、建築や都市づくりに関与してきました。この伝統を踏まえ、本専攻には博士(前
期・後期)課程ともに建築史・意匠、建築・都市計画、建築環境工学、建築生産工学、制振構造学の
5研究分野があります。また博士(前期)課程においては、修士の学位を取得するために必要な研修
として、修士論文コースと修士設計コースを選択することができます。このように、芸術文化史から
構造工学に至るまで、大学院生が多岐にわたる建築の基礎を総合的に身につけ、創造性をはぐくむ手
助けをするとともに、建築の実務を学ぶことにも重点を置いています。
建築士法改正に伴う審査を受け、建築学専攻の授業科目は一級建築士の受験に必要な実務経験の1
年分に相当すると認定されました。指定された科目を履修することにより、大学院修了後一級建築士
の受験資格を得るまでの実務経験に必要な期間は1年に短縮されます。なお、建築学専攻に設置され
ているプロフェッショナルコースは、実務と直結したカリキュラムとなっており、社会人にも受講し
やすいように大学院に進学しなくても履修できるよう設定されています。このコースで取得した単位
は、将来進学した場合大学院の単位として加算されるので、在籍期間を短縮して大学院博士
(前期)課
程を修了する可能性も広がります。こうした実践的でフレキシブルな設定も本専攻の特徴です。
-5-
◇ 土木工学専攻
Graduate Department of Civil Engineering
土木工学は我々の暮らしを支える最も重要で基本となる工学分野です。自然自体から人間活動に関
わる広い空間領域を対象としており、技術力の発展とともにその対象範囲を拡げてきました。具体的
には国土の保全や管理、都市を中心とした人間活動を支えるあらゆる面の社会基盤整備を担っていま
す。特に人・物の移動のための交通施設、
「ライフライン」といわれる水の循環、エネルギーの供給
さらに情報関連の施設など、人間が社会活動を営む上に必須の「生命線」の計画・建設・維持・管理
を目的としています。さらに地震や台風などの自然災害から命や財産を守るための防災計画や防災施
設の整備、また被災からの復旧も重要なテーマです。
本専攻では大学の学部教育で培い「JABEE」により認定された「学士力」を受けて、上述のテー
マに関する諸問題について、その根本的な理解と解決を目指して人材を育成しています。そのために
「地圏の環境と防災」
「水圏の環境と防災」
「材料および構造」
「社会基盤計画」に関する高度な教育プ
ログラムと関連の研究分野が設置されています。
◇ 環境情報工学専攻
Graduate Department of Environmental Information Engineering
「本専攻は何のために設立されたのか?」と問われれば、即座に答えよう。
“人間を愛し、動植物を慈しみ、自然を愛おしむが故に様々な環境問題を憂い、敢然とその解決の
ためにゴミ/騒音の市街地に、汚れた海・湖に、破壊された山・野原に、汚染された空に向かって飛
び出していく次世代の若者を育てるために”と。
近代化社会に生きている私たちは、科学技術の進展がもたらした“便利さ、快適さ”を享受できる
反面、それらを得るときに派生する身近な生活環境問題、地域・都市での環境問題、そして国を超え
た地球環境問題に直面しています。本専攻は、博士
(前期)
課程と博士
(後期)
課程とからなり、社会に
役立つ環境問題に関する教育・研究をおこなっています。
大学院での教育は、院生自らの自主性、想像力、学力を最大限に引き出すように進められます。ま
ず、自らの学問的興味をもとに担当教員と協議して“研究テーマ”を決め、博士
(前期)
課程は2年間、
博士
(後期)課程は3年間、この目標に向かって有効な実験や研究を行います。院生は、研究を進め
る過程において“コンピュータ工学”と“環境工学”とを有機的に結び付ける手法を、また最先端の
実験方法を習得していきます。得られた成果は、それぞれの分野での学会において専門家の前で発表
し、自らの成果を評価してもらいます。この学会での発表は、専門家への登竜門としてだけではなく、
一人の研究者としての自覚も育つようになることでしょう。そして、これらの研究成果をもとに修士
(博士)学位論文をまとめ上げた後、実社会に貢献するために巣立っていきます。
-6-
ライフデザイン学研究科 専攻の紹介
◇ デザイン工学専攻
Graduate Department of Industrial Design
ライフデザイン学は、本学のスローガンである「統合科学」の最も典型的な例と考えられる。現代
社会における真にゆたかな生活の創造は、人間の感性をも含む生活文化、地域社会、福祉環境などの
あり方と科学技術、工学技術との密接な関係の上に成り立っており、それらの統合が、今、求められ
ている。ライフデザイン学の一領域としてのデザイン工学においても、モノと空間と人間の関係に関
わる設計、生産、表現手段などの研究課題は統合的に検討されるべきであるし、また、モノと人間と
のインタラクション、自然との共生、地域における産業経済問題なども諸科学の統合の上に論じられ
るべきである。すなわち、デザイン工学という学問分野は、統合科学そのものなのである。
以上のことを視座し、本専攻は「産業デザイン計画」
「環境造形計画」
「福祉デザイン計画」「生活
デザイン科学」の 4 教育研究分野を設置して、創造性豊かな優れた研究活動を行うのに必要な学識を
養うと共に、これからの知識基盤社会を多様に支える高度で知的な業務に従事するのに必要な学識を
養うことを目的としている。
4 つの教育研究分野では、それぞれ、モノと人間との調和を実現するためのインダストリアルデザ
イン計画および地域の生産力回復とより良い生活に寄与するための地域デザイン計画、デザイン対象
と周囲環境との関係を造形的な手段で調和させる理論とその方法の研究、ユニバーサルデザイン計画
とその評価および福祉デザインにおける人間工学の応用についての研究、良好な生活環境を作り上げ
るための住環境計画および歴史的な変遷を踏まえた現代の新たな生活デザイン像の構築に関する研究
を行っている。
-7-
-8-
博士(前期)課程 履修案内
平成28年度 入学生対象
工学研究科
博士(前期)課程 履修案内
平成28年度 入学生対象
◇ 単位制について
本学では「単位制」を採用しています。
単位制とは、各授業科目ごとに一定の基準による単位数が決められていて、その授業科目を所定の
時間履修し、試験に合格するとその授業科目に決められている単位が修得できるという制度です。博
士(前期)課程の授業科目および単位数は、各専攻の教育課程表のとおりとします。1 単位の履修時
間は、15 時間から 30 時間までの範囲の授業をもって構成しています。
◇ セメスター制と学期について
大学院の 1 年間は、4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終わりますが、本学では半年を前期、残り
の半年を後期とするセメスター制を採用しています。各授業科目は1セメスター 15 週にわたる期間
内で終わります。
1年の初めに履修登録を行い、授業を受け、各学期の終わりに試験を受けます。試験に合格すれば
単位が修得できます。不合格であった場合は、次のセメスターか、翌年以降に再度履修登録を行い、
同じ授業を再び受講することができます。
◇ 授業科目の区分
授業科目は、その内容によって、次のように分けられています。
科目区分
必修/選択
内 容
研修科目
必修
修士論文作成に必要な指導を施す前に求められ
る専門分野体系の理解や文献分析能力などを醸
成する授業です。
演習科目
専門科目
選択
専攻独自に開設される授業です。
講義科目
共通科目Ⅰ
選択
専攻の事情で専門科目とは区別される専攻独自
の授業または幾つかの専攻間で共通して開設さ
れる授業です。
講義科目
または
演習科目
共通科目Ⅱ
選択
全専攻で共通して開設される授業です。
講義科目
関連科目
選択
研究科における他専攻の授業科目、他大学院の
授業科目、大学院教授会において関連科目と認
めたものです。
◇ 履修について
1.指導教員及び科目の決定
(1)自分の研究科目 ・ 研究テーマにあわせて、修士論文作成等の指導を受ける指導教員を決めます。
(2)原則として所属している専攻の教育課程表に示されている開講時期に従って 30 単位以上履
修して下さい。
(3)修了に必要な 30 単位のうち、6 単位については、研修科目の中から修得して下さい。
-9-
(4)関連科目は、あわせて 10 単位まで修得できます。他大学院の講義を受講する場合は、学務
課で別途申請して下さい。
(5)関連科目として認められない科目を履修する場合は、自由聴講科目として履修を認める場
合があります。修了単位には、含まれません。
2.履修科目の登録
(1)科目履修届は、春の前期オリエンテーション時に配布しますので、1 年間履修する科目を
記入して下さい。
(2)一度修得した科目は、再度履修することはできません。
(3)科目履修届は、所定の期日までに指導教員の承認を得てから提出して下さい。
(4)原則として履修登録の変更は認めません。やむを得ず変更する場合は、必ず学務課で変更
手続きをして下さい。誤りを放置すると履修登録がされず、きちんと授業に出席し試験で合
格点をとったとしても単位を修得できないことがあるので、注意して下さい。
◇ インターンシップの申請について
企業・団体等において就業体験をし、受入れ先からの評価と学生の研修レポートおよび報告等を総
合判断して評価を行います。詳細等については指導教員に相談して下さい。
※ 詳細については、91 ページを参照。
◇ 試験、成績評価について
(1)試験は、原則としてその授業の終了する学期末に行なわれますが、科目によっては、平常の
成績またはレポート等をもって試験に代えることがあります。
(2)試験に合格した科目には、所定の単位が与えられます。既修得単位の取り消し及び成績の更
新はできません。
(3)「成績通知書」は、各学期末の成績発表日に専攻長または指導教員を通じて配付します。
- 10 -
◇科目ナンバリングについて
研究科 ・ 専攻ごとに授業科目の学習の段階や教育研究分野を整理していますので、履修科目を選択
する際などに利用して下さい。
1.科目ナンバリングの配列
1列目
2列目
大学院 研究科区分
G
3列目
4列目 5列目
6列目
専攻区分
レベル
分野
通し番号
E
5
3
1
E
1列目
2列目
大学院 研究科区分
G
3列目
6列目
レベル
分野
通し番号
D
5
1
1
L
GEE531
※ 工学研究科 電子工学専攻 「電子物性学特論」
(1年次開講)の例
4列目 5列目
専攻区分
GLD511
※LD 学研究科 デザイン工学専攻
「インダストリアルデザイン論」 (1年次開講)の例
2.科目ナンバリングの凡例
1列目(大学院)
G
5・6列目(専攻で決めている教育研究分野および共通科目を表す数字+通し番号)
0 分野横断型(該当分野なし)
大学院
2列目(研究科区分)
E
工学研究科
L
ライフデザイン学研究科
3列目(専攻区分)
E
電子工学専攻
T
通信工学専攻
A
建築学専攻
C
土木工学専攻
K
環境情報工学専攻
D
デザイン工学専攻
E
専門科目、共通科目など(主に1年次で履修する科目)
6
研修科目(2年次までの研究指導科目)
(7)(大学院後期課程特別研究)
2 センシング分野
3 デバイス分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 光通信工学分野
T
2 電磁波動工学分野
3 基礎情報工学分野
4 情報処理工学分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 建築史・意匠分野
A
2 建築・都市計画分野
3 建築環境工学分野
4 建築生産工学分野
5 制振構造学分野
4列目(レベルコードを表す数字)
5
1 システム分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 土木材料・構造工学分野
C
2 地盤工学分野
3 水圏の利用と防災分野
4 土木計画学分野
5 地域の水循環分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 エネルギー工学分野
K
2 環境応用化学分野
3 環境マネジメント分野
4 水環境・生態系保全分野
5 環境光エネルギー分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 産業デザイン計画分野
D
2 環境造形計画分野
3 福祉デザイン計画分野
全専攻共通
4 生活デザイン科学分野
6 共通科目Ⅰ
7 共通科目Ⅰ(インターンシップ)
8 共通科目Ⅱ
9 関連科目
※ 各科目の科目ナンバリングについては各専攻の教育課程表を参照してください。
- 11 -
◇電子工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEE601 電子工学専攻前期課程研修
2 GEE511 制
○
2
〇
4 GEE513 メ カ ト ロ ニ ク ス 特 論
○
2
〇
5 GEE514 計 測 回 路 工 学 特 論
○
6 GEE515 信 号 処 理 ・ 制 御 特 論
○
7 GEE516 パ タ ー ン 情 報 処 理 特 論
○
8 GEE521 生 体 情 報 工 学 特 論
○
2
〇
9 GEE522 バ イ オ セ ン シ ン グ 特 論
○
2
〇
10 GEE523 光
論
○
2
〇
11 GEE531 画 像 電 子 工 学 特 論
○
2
〇
12 GEE532 電 子 物 性 学 特 論
○
2
〇
13 GEE533 半 導 体 デ バ イ ス 工 学 特 論
○
2
〇
14 GEE534 磁 気 材 料 ・ デ バ イ ス 特 論
○
2
〇
15 GEE535 化 合 物 半 導 体 特 論
○
2
〇
16 GEE561 応 用 数 学 特 論 A
〇
共通科目Ⅰ 17 GEE562 応 用 数 学 特 論 B
〇
18 GEE571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
19 GEE581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
20 GEE582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEE591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEE592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEE593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
共通科目Ⅱ
関連科目
学
特
特
- 12 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
3 GEE512 ロ ボ ッ ト 工 学 特 論
工
学
後
○
子
工
〇
前
論
専門科目
御
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(電子工学専攻)
1
2
電子工学専攻前期課程研修
Electoronics
必修 6単位 1年前期〜2年後期
授業の達成目標:修士論文の作成に必要な専門的な知識を総合的
に修得するとともに,論文テーマに関連した既往の研究,現状の
研究動向などを理解する。また,修士論文テーマの研究遂行と論
文取りまとめ等に必要なハードウエア,ソフトウエアのテクニッ
クをマスターする。
授業の概要:制御系の伝達関数表現・状態空間表現,制御系の時
間応答・周波数応答,安定判別法について学び,数値計算ソフト
Scilab によるシミュレーションを行い検証する。さらにPID
制御,極配置設計,最適制御による制御系設計手法を学び,倒立
振子の安定化制御実験に適用して各制御系設計手法の違いを体得
する。
授業の達成目標:古典制御理論および現代制御理論に基づく,制
御系の表現法,制御系の応答,安定判別法,制御系設計手法につ
いて学び,両者の違いを理解すること。さらに,倒立振子の安定
化制御実験を行い,古典制御理論および現代制御理論に基づく制
御系設計手法を修得すること。
4
ロボット工学特論
Advanced Robotics
選択 2単位 後期
メカトロニクス特論
Advanced Mechatronics
選択 2単位 後期
授業の概要:
授業の達成目標:ロボットの運動学,動力学について理解し,運
動方程式の導出法を学ぶ。
ロボットの視覚を中心とするセンシング機能の基礎理論を理解す
る。
5
System Control Engineering
選択 2単位 前期
授業の概要:関連学協会の紹介,関連論文誌,ジャーナルなどの
紹介,既往の研究,最新の研究動向の解説,研究手法の分類説明,
文献収集・分析の実習,モデル実験の実習,モデルプログラミン
グの実習。研究内容の学内および学外でのプレゼンテーション実
習。
3
制御工学特論
授業の概要:本講義では、メカトロニクの基礎となるマイクロコ
ンピュータ、ディジタル回路、センサおよびセンサ情報処理、モー
タに代表されるアクチュエータなどについての理論、解析・設計
手法についての基礎知識を習得し応用事例について学ぶ。
授業の達成目標:メカトロニクスの構成要素である機械部品、セ
ンサ、アクチュエータや制御回路のなどの動作原理の理解と知識
を修得すること。また、センサ、アクチュエータおよび組込マイ
コンを統合したシステムの設計概念を理解し説明できるようにな
ること。
6
計測回路工学特論
Measurement and Signal Processing
選択 2単位 前期
信号処理・制御特論
Signal Processing and Control
選択 2単位 後期
授業の概要:計測回路により得られるセンサー信号は,科学研究
において最も重要な一次情報源である。本特論では,このセンサー
信号を記録・加工・操作するために必要な信号処理技術とその原
理について概説する。講義では,実際の音声や楽器音に対する分
析結果を紹介し,初学者にも直感的に理解しやすい内容とする。
授業の達成目標:各種計測で得られるセンサ信号に対して,フィ
ルタリング,周波数分析,雑音除去等の操作を行う際に必要とな
る基本技術の習得を目標とする。
授業の概要:信号処理および制御工学は,科学技術の広い範囲に
おいて応用される基幹技術として位置づけられる。本特論では,
信号処理と制御工学の両者に共通する理論的基盤の理解に重点を
置きながら,離散時間システムとしての1次元および2次元ディ
ジタルフィルタ,離散時間フーリエ変換とその応用を中心として
講義する。MATLAB による実践的な演習を講義に取り入れる。
授業の達成目標:信号処理および制御工学の共通概念について理
解するとともに,離散時間システムとしてのディジタルフィルタ
の特性と機能を数学的に解析できる能力を身につける。
- 13 -
7
8
パターン情報処理特論
Pattern Information Processing
選択 2単位 前期
Biological Information Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:統計的な分類・識別の基礎理論に基づくパターン情
報処理について,演習を交えた講義を行う。まず基礎として,理
解が容易である2次元パターン認識について学び,さらに応用と
して,実パターンである文字認識の技術についてを学ぶ。
授業の達成目標:パターン認識に関する基本概念の理解を目指す。
統計的識別理論や多変量データ解析の実践的な学習により,様々
な研究分野へ応用可能なパターン情報処理の技術を修得する。
9
生体情報工学特論
授業の概要:生体は,視覚・聴覚などの感覚処理機構や恒常性維
持のための調節機構など多岐にわたる優れた情報処理システムを
有している。本講義では生体の情報処理,特に脳における処理メ
カニズムを学び,その工学的応用についても学習する。また,生
体情報の検出に必要な微小信号計測や時系列解析の基礎について
も学ぶ。
授業の達成目標:脳の情報処理のしくみを学び,その優れた機能
がどのように実現されているのかについて工学的な観点から理解
する。さらに,脳波など生体情報の計測・解析技術を習得する。
10 光子工学特論
バイオセンシング特論
Biosensing
Photonics
選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
授業の概要:バイオセンサーにおける測定対象物およびセンシン
グ法の原理について学ぶ。医療,環境,食品分野におけるセンシ
ング技術の専門知識の学習を通じ,幅広いバイオセンシング技術
の知識と理論を習得する。授業の後半では,生きた細胞を対象と
したエレクトロセンシング,光センシング技術の原理と専門知識
を学び,続いて,マイクロ流体やナノテクノロジーを融合したセ
ンシングデバイスおよび再生医療などへの展開に関する最新の話
題を紹介する。バイオセンサー全般および細胞を対象とした最新
のバイオナノテクノロジーに関する論文の発表およびディスカッ
ションを行う。
授業の達成目標:生体分子の基礎知識,バイオセンシング技術の
原理,および計測デバイス等の専門知識の習得を図るとともに,
バイオセンシング分野の技術開発における情報収集能力,問題解
決能力および政策立案能力の涵養を目指す。
授業の概要:光工学(フォトニクス)において必要な,古典的お
よび量子論的な光の取り扱いについて,学部での復習を含め基礎
理論を学ぶ。これをベースに,実用光計測技術について学ぶとと
もに,光計測の生体医学応用に関する専門知識の学習を通じ,幅
広い光応用技術の知識と理論を習得する。
授業の達成目標:レーザや光センサ,光制御素子などの光学部品
を使いこなし,光学機器設計ができる技術と能力を養う。光技術
が関与する様々な技術分野において,その問題点を整理し把握す
るための光学理論の習得を図るとともに,研究開発現場における
問題解決・政策立案能力の涵養を目指す。
11 画像電子工学特論
12 電子物性学特論
選択 2単位 前期
選択 2単位 前期
Image and Display Electronics
Fundamental Solid State Physics
授業の概要:情報化社会の伸展に伴い画像情報の果たす役割はま
すます重要になってきている。そこで,画像を扱う上で重要な人
間の視覚特性について概説し,それに基づき表色系と画質評価法
を述べる。更に画像情報処理の基礎について述べ,静止画像から
動画を扱うテレビジョンシステムの基礎を概説する。最後に様々
な撮像素子と表示素子の動作機構について解説し,最新の動向と
今後の展開について議論する。
授業の概要:量子力学の基礎を学び固体の性質を調べることに応
用する。量子力学の基本である波動・粒子の二面性と不確定性原
理を明らかにして,シュレーディンガー方程式をつくり,ポテン
シャル問題を通して結晶場における電子の振る舞いを明らかにす
る。特に,結晶場における格子振動に着目してフォノンと言う概
念で量子化する。更に電子の輸送現象,粒子の従う統計など,物
性論の基礎を学ぶ。
授業の達成目標:本講義では,人間の視知覚特性に基づいて像の
明るさと色度を定量的に取り扱うために必要な理論の理解から,
撮像から表示に至るデバイスの原理および,その過程の信号処理
の基礎を習得する。また,最新デバイスの動向について学ぶ。
授業の達成目標:固体を役立てようとするためには,固体の様々
な性質を深く理解しなければならない。量子力学を武器にして,
固体の持つ様々な性質がどこから生まれるかを,その根源に遡っ
て理解する手法を学び,研究開発現場における問題解決能力の涵
養を目指す。
- 14 -
13 半導体デバイス工学特論
14 磁気材料・デバイス特論
選択 2単位 後期
選択 2 単位 後期
Semiconductor Devices
Magnetic Materials and Devices
授業の概要:半導体に関する基礎理論,半導体デバイスの作製技
術,半導体デバイスの動作原理について講義する。
授業の達成目標:半導体デバイスを理解するのに必要とされる基
礎事項を習得すると共に半導体デバイスに関する知識を身に付け
る事を目指す。更に,最新デバイスを開発する上で解決すべき課
題を理解する。
授業の概要:磁気材料と磁気デバイスには地域発祥のものが多い。
特に磁気テープやハードディスクは地域で発明されたメタルテー
プや垂直磁気記録が用いられ、磁気情報ストレージとして現代の
IT 社会の重要な基盤技術となっている。講義では前半に磁気材
料の基本物性と応用に必要な磁気工学の基礎について系統的に説
明する。後半では具体的な応用例としてハードディスク装置を取
り上げ、
磁気情報記録技術の原理と歴史、
および使われている種々
の最先端磁気デバイスの原理と作製法を概説する。
授業の達成目標:磁気材料の基本物性と応用に必要な磁気工学の
基礎を理解すること。さらに、ハードディスク装置等の最先端磁
気情報ストレージを中心とした実際の磁気デバイスの原理と作製
法の概要を理解すること。
15 化合物半導体特論
16 応用数学特論A
選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
Compound semiconductors
Applied Mathematics A
授業の概要:化合物半導体は,単体半導体にはない特長を有する
ことから,デバイス開発には欠かせない材料となっている。講義
では,放射線検出器における多種化合物半導体の特徴と最新の核
医療診断装置を含めた放射線計測技術の展開について解説する。
授業の達成目標:化合物半導体の育成からデバイスの原理につい
て学び,放射線計測の基礎知識を習得する。
授業の概要:行列演算の基礎,応用およびフーリエ変換,フーリ
エ級数について講義する。
授業の達成目標:理工学の分野では,さまざまな数学的手法が用
いられる。この講義では,線形代数の基礎を学び,理工学への応
用力を養う
17 応用数学特論B
18 インターンシップ
選択 2単位 後期
選択 2単位 1年前期〜2年後期
Applied Mathematics B
Internship
授業の概要:数値計算法の基礎について講義し,また演習を通し
て実践能力を養う。
授業の達成目標:理工学分野における実際の仕事や研究において
は,微分や積分,微分方程式の解を求めることなどを,計算機を
用いて数値的に行うことが必要になる。また,実験などによって
得られた離散的データを数値的に処理することが必要になる。そ
れらを通して仕事や研究を飛躍的に発展させることができる。こ
の講義は,計算機を用いた数値処理(数値計算法)の基礎につい
て学習し,実践的な能力も身につけることを目標としている。
授業の概要:学内では学びきれない実際の業務の体験と,業務と
社会との関わりを企業や公設機関等で学ぶ。
実際の業務に携わり,
エレクトロニクス技術がどのように使われ,どのように役立って
いるかを学ぶ。また,その業務と社会との関係を学び,職業とし
ての技術者の社会的役割について考察する。
授業の達成目標:専攻の内容に関連した,製造・設計・開発等の
実務の一端を経験し,実務におけるエレクトロニクス技術の役割
を学ぶと同時に,職業意識や倫理観を学ぶ。
- 15 -
19 大学院の英語Ⅰ
20 大学院の英語Ⅱ
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 16 -
◇通信工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GET601 通信工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GET511 光 通 信 シ ス テ ム 特 論 Ⅰ
○
3 GET512 光 通 信 シ ス テ ム 特 論 Ⅱ
○
2
〇
4 GET513 光 信 号 処 理 工 学 特 論
○
2
〇
5 GET521 無 線 通 信 シ ス テ ム 特 論
○
2
〇
6 GET522 環 境 電 磁 工 学 特 論
○
2
〇
7 GET523 マ イ ク ロ 波 回 路 工 学 特 論
○
2
〇
8 GET524 超音波エレクトロニクス特論
○
9 GET531 コンピュータの数学特論 A
○
10 GET532 コンピュータの数学特論 B
○
2
〇
11 GET533 イ ン タ ー ネ ッ ト 工 学 特 論
○
2
〇
12 GET534 確 率 過 程 制 御 特 論
○
2
〇
13 GET535 数 理 統 計 学 特 論
○
14 GET536 コンピュータアーキテクチャ特論
○
15 GET541 衛 星 画 像 解 析 特 論
○
2
〇
16 GET542 情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 特 論
○
2
〇
17 GET543 コンピュータグラフィックス特論
○
2
〇
18 GET544 認
論
○
2
〇
共通科目Ⅰ 19 GEE571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
20 GET581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
21 GET582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GET591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GET592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GET593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
共通科目Ⅱ
関連科目
知
工
学
特
- 17 -
備 考
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(通信工学専攻)
1
2
通信工学専攻前期課程研修
Graduate Study on Communication Engineering
必修 6単位 1年前期〜2年後期
Optical Communication Systems
選択 2単位 前期
授業の概要:通信工学や情報工学に関する研究の遂行に必要な専
門的知識 ・ 技能の習得,現状の把握,課題の抽出などを関連文献
の輪講,実験,実習,教員とのディスカッションなどを通して行
う。また,学習・研究内容についてのプレゼンテーションを行う。
授業の達成目標:修士論文の作成に必要な専門的知識・技能を総
合的に習得するとともに,論文テーマに関連した既往の研究,現
状の研究動向などを理解する。
3
光通信システム特論Ⅰ
授業の概要:光通信システム設計の基本となる光ファイバの信号
伝搬特性について講義を行う。また,光通信システムの構成に必
要不可欠な半導体レーザ,フォトダイオード,ファイバ型光増幅
器等の光デバイスについて,その構成,動作原理について講義す
る。
授業の達成目標:光通信システム設計の基本となる光ファイバの
導波原理および発光素子,受光素子,光増幅器等の動作原理を理
解する。
4
光通信システム特論Ⅱ
Optical Communication Systems
選択 2単位 後期
光信号処理工学特論
Optical Signal Processing Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:超高速時分割システム,波長多重システムに代表さ
れる高機能,大容量な光通信システムについて,これらを実現す
るための要素技術,適用デバイス技術について講義を行う。また,
これらを応用したシステム化技術,ネットワーク技術とその課題
について講義する。
授業の概要:非線形光学の教科書を主体に,光通信で実用化・開
発されている技術の紹介を織り交ぜながら,ゼミ形式,講義によ
り,最先端技術である光信号処理技術に関する原理の理解と今後
の展開に関して授業を行い,地域産業進展に貢献する。適宜,レ
ポート提出を行う。
授業の達成目標:大容量光通信,波長多重光通信など,各種の光
通信システムの設計手法と適用領域を理解し,その特長と今後の
課題について学ぶ。
授業の達成目標:光通信技術の高度化に伴い,非線形光学が不可
欠になっている。本授業では,光と物質の相互作用の基礎的理解
と,光信号処理に向けた各種相互作用に関しての知見・解析手法
を修得する。
5
6
無線通信システム特論
Wireless Communication Systems
選択 2単位 前期
環境電磁工学特論
Electromagnetic Environment
選択 2単位 前期
授業の概要:電波伝搬モデル,無線通信システムの基本技術であ
る,ディジタル変復調,誤り制御,マルチアクセス技術等に関し
て講義する。さらに,セルラートラヒック理論についても講義す
る。
授業の達成目標:携帯電話や無線LAN等で身近な存在となって
いる無線通信システムに関する基本技術を理解する。これにより,
さまざまな技術の背景に潜む基本理論に対して関心を持つ態度を
身につける。
授業の概要:情報通信の舞台となる地球や太陽系空間には自然の
電磁界があり,
主に太陽の活動の影響を受けて日々変化している。
それらは時にノイズとして,また時には地球磁気圏の状態を表す
信号として情報通信に関わってくる。紫外線や X 線によって電
離したプラズマの存在のために,真空中とは異なった特性を持つ
宇宙空間での電磁現象について,地上観測や人工衛星,惑星探査
機による観測結果に基づいて講義する。
授業の達成目標:地球を取り巻く電磁環境について,情報通信を
担う技術者として知っておくべき知識を構築するとともに,人工
衛星などの取得したデジタルデータを処理し必要な情報を読み取
る能力を養成する。
- 18 -
7
8
マイクロ波回路工学特論
Microwave Circuit Technology
選択 2単位 前期
Ultrasonic Electronics
選択 2単位 後期
授業の概要:マイクロ波回路の基礎技術,およびこれらを構成す
る回路素子に関しては分布定数扱いが必要であることを説明し,
これらの回路素子を複数組み合わせることによって実現される共
振器,フィルタ,分配器などを種々の実システムに適用するため
の回路設計技術について指導する。
授業の達成目標:マイクロ波帯で使用される様々な回路素子,機
能回路について習得を図るとともに,これら回路を実際のシステ
ムに適用させるための課題を整理し,その課題を解決するための
技術力の涵養を目指す。
9
超音波エレクトロニクス特論
授業の概要:情報通信機器においても多用される弾性振動を用い
た素子や,
そのほか超音波応用技術を理解するために必要となる,
弾性変形,固体振動,および圧電現象の基礎理論と,これを応用
した機能デバイスについて講義を行う。
授業の達成目標:超音波エレクトロニクス分野における弾性・圧
電振動とこれらの現象を利用した応用デバイス理解のため,電気
現象と機械現象との類似性に着目しつつ電気−機械結合系の取り
扱いに関する基本理論を習得する。
10 コンピュータの数学特論B
コンピュータの数学特論A
Mathematics for Computer Science A
Mathematics for Computer Science B
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
授業の概要:計算機科学において必要な問題解決の手法を,級数
の例題を用いて講義する。
授業の概要:計算機科学において必要な問題解決の手法を,初等
整数論の例題を用いて講義する。
授業の達成目標:計算機科学において必要な問題解決の手法を,
級数の例題を通して習得すること。
授業の達成目標:計算機科学において必要な問題解決の手法を,
初等整数論の例題を通して習得すること。
11 インターネット工学特論
12 確率過程制御特論
選択 2単位 後期
選択 2単位 後期
Internet Engineering
Stochastic Control Theory
授業の概要:インターネットのしくみと特徴や基本的な暗号技術
について講義した後,プロトコル階層を下から上にたどりながら
主要なインターネット技術を取り上げて説明する.その理解のも
とで,インターネットが有する情報セキュリティの問題について
検討する.
授業の達成目標:インターネットの哲学や要素技術に関する基礎
知識を身に着けると同時に,関連するセキュリティに関する懸念
とその本質について正しく理解する.
授業の概要:確率過程の代表的な1つとして知られるマルコフ過
程と,それの制御モデルであるマルコフ決定過程について,身近
な応用例を交えながら講義する。
授業の達成目標:あいまいなふるまいを示すシステムの重要な数
学的モデルであるマルコフ過程と,それの制御モデルで多方面の
分野に応用が可能なマルコフ決定過程の基礎理論を習得する。
- 19 -
13 数理統計学特論
14 コンピュータアーキテクチャ特論
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
Mathematical Statistice
Computer Architecture
授業の概要:実験データを分析する上で基本となる各種統計手法
について学ぶ。前半はデータの把握と統計的推測の両面について
授業を進め、後半では、ビッグデータの解析で有用な多変量解析
について論ずる。データ解析に優れたR言語を用いて、実践的な
分析演習も行う。
授業の達成目標:実験や調査を通して得られたデータを分析・整
理し、全体的な性質を把握する方法を修得する。併せて、データ
の統計的推測についても解析能力の向上を目指す。
授業の概要:計算機のハードウェア(マイクロプロセッサ,メモ
リ,入出力装置)の詳細について学ぶ.ハードウェアの動作をソ
フトウェアが制御する機構について,理解を深める.
授業の達成目標:マイクロプロセッサの動作について,詳細を説
明できること.ハードウェアとソフトウェアの動作の関連につい
て,説明できること.
15 衛星画像解析特論
16 情報ネットワーク特論 選択 2単位 前期
選択 2単位 前期
Satellite Image Analysis
Information Network
授業の概要:衛星リモートセンシングの概論およびデータ解析に
不可欠な画像処理技術について,実例を交えながら講義する。ま
た,衛星画像解析に対する理解を深めるため,適宜,課題レポー
トを出題する。
授業の達成目標:リモートセンシング技術の概要について学び,
その原理を理解する。さらに,衛星から得られるデータを画像解
析する際に必要となる数学的手法や画像処理技術に関する知識を
修得する。
授業の概要:インターネットをはじめとした情報ネットワークは,
ハードウェアやソフトウェアを階層に分けて,規格や仕様が標準
化されている。
本講義では,OSI 参照モデルによる各階層に関してそれぞれ代表
的な技術について講義する。特に IP ネットワークに関してはプ
ロトコルからセキュリティまでを解説する。
授業の達成目標:IP ネットワークに接続する PC などについて,
ネットワークをセキュリティも考慮し設定することが出来るよう
になる。
17 コンピュータグラフィックス特論
18 認知工学特論
選択 2単位 後期
選択 2単位 後期
Computer Graphics
Cognitive Engineering Theory
授業の概要:モデリング法として2次曲面,ポリゴン,メタボー
ル,自由曲面,細分割曲面を取り上げ,レンダリング法としてレ
イトレーシング法を取り上げる。また,動画像生成法や計算の高
速化法,画像の高品質化法の最新技術についても触れる。さらに,
CG システムを使用した制作演習を行い理解を深める。
授業の達成目標:マルチメディアや仮想現実感,GUI 等の分野
において重要な技術と認識されているコンピュータグラフィック
ス(CG)について,その原理と代表的なアルゴリズムを理解し,
静止画像や動画像を生成することができる。
授業の概要:情報システムをより使いやすくするためには,ユー
ザの認知や行動の特性を考慮した設計にする必要がある。そこで
人間の認知特性を理解し,使いやすいシステム設計やヒューマン
エラー防止を目指す方法論について講義する。
授業の達成目標:本講義では,情報処理システムとしての人間の
認知特性を理解し,人間にとって使いやすい情報システムを設計
する方法論を修得する事を目標とする。
- 20 -
19 インターンシップ
20 大学院の英語Ⅰ
選択 2単位 1年前期〜2年後期 集中
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
Internship
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
授業の概要:専攻で紹介した企業のインターンシップに一定期間
参加する。開講する場合には,実施時期および申請方法をオリエ
ンテーションのガイダンスや掲示等で事前に周知する。
授業の達成目標:製品の開発や製造など実際の企業活動を体験す
ることにより,実践的な知識・技能を身に付ける。
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
21 大学院の英語Ⅱ
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 21 -
◇建築学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEA601 建 築 学 専 攻 前 期 課 程 研 修
2 GEA501 建
専門科目
共通科目Ⅰ
共通科目Ⅱ
関連科目
築
形
〇
前
後
〇
2
〇
3 GEA511 日 本 建 築 史 特 論
〇
2
〇
4 GEA512 建
築
意
匠
特
論
〇
2
〇
5 GEA521 地
域
環
境
計
画
〇
2
〇
6 GEA522 施
設
計
画
特
論
〇
7 GEA523 住
宅
計
画
特
論
〇
2
〇
8 GEA531 建 築 環 境 工 学 特 論 Ⅰ
〇
2
〇
9 GEA532 建 築 環 境 工 学 特 論 Ⅱ
〇
10 GEA541 建 築 生 産 工 学 Ⅰ
〇
11 GEA542 建 築 生 産 工 学 Ⅱ
〇
2
〇
12 GEA543 建築部位・部材の性能特論
〇
2
〇
13 GEA551 複
学
〇
2
〇
構
造
14 GEA552 振
動
学
Ⅰ
〇
15 GEA553 振
動
学
Ⅱ
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
16 GEA554 制
振
構
造
論
〇
2
〇
17 GEA561 企
画
と
設
計
〇
2
〇
18 GEA562 計
画
と
意
匠
〇
2
〇
19 GEA563 建 築 環 境 設 備 設 計
〇
2
〇
20 GEA564 建
計
〇
理
〇
22 GEA566 建 築 設 計 実 務 演 習
〇
2
〇
23 GEA567 建 築 環 境 設 備 実 務 演 習
〇
2
〇
24 GEA568 建 築 構 造 実 務 演 習
〇
2
〇
25 GEA571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
26 GEA581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
27 GEA582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEA591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEA592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEA593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
21 GEA565 施
築
工
構
造
と
設
管
- 22 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
論
合
態
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
2
〇
一級建築士の実務
経験 1 年取得にあ
たっては,「企画
と設計」および「建
築構造設計」を含
む 4 科目以上を必
修とする
〔並列開講科目〕
一級建築士の実務経
験 1 年取得にあたって
は、いずれか 1 科目を
選択して,必修とする
一級建築士の実務経
験 1 年取得にあたっ
ては,必修とする
5
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(建築学専攻)
1
2
建築学専攻前期課程研修
Graduate Study on Architecture
必修 6単位 1年前期〜2年後期
授業の達成目標:修士論文または修士設計の作成に必要な専門的
な知識を総合的に修得するとともに,論文や設計のテーマに関連
した既往の研究動向や設計の現状などを理解する。また修士論文
や修士設計のテーマ遂行とまとめ等に必要な知識と技術をマス
ターする。
授業の概要:構造体の力の流れと、建築構造の形の関係を論じ、
シェル、吊り屋根、膜構造などの空間形態を概観するとともに、
空間と材料の可能性について講義する。演習課題では、総合的な
建築的技術が発揮できる大スパン構造の公共建築を設計し、模型
を制作する。
授業の達成目標:建築の大スパン構造の基本的な仕組みを理解す
るとともに、それを構成するエレメントの性状と形、力の流れに
ついて学ぶ。これらの知識をもとに、大スパン構造の建築を設計
する技術を演習課題を通して養う。
4
日本建築史特論 Advanced History of Japanese Architecture
選択 2単位 1年次 後期
建築意匠特論
Architectural Design Theory
選択 2単位 1年次 前期
授業の概要:講義に加えて、学生のプレゼンテーションも取り入
れて進める。
授業の達成目標:日本建築史の通史的な理解を前提としたうえで、
職人、木材、各種素材の生産、伝統技法等、ものづくりに関わる
テーマを取り上げ、木造建築の生産技術史に関する理解を深める。
歴史的な変遷とともに、和風デザインの名作、木造建築や手仕事
の現代的評価など、伝統技術を現代に活かす実例や思考もあわせ
て学ぶ。
5
Configuration of Archtecture
選択 2単位 1年次 後期
授業の概要:関連学協会の紹介,関連論文誌,建築作品集などの
紹介,既往の研究,最新の研究動向の解説,実験や実習,作品の
見学。研究や設計内容の学内および学外でのプレゼンテーション
実習。
3
建築形態論
授業の概要:授業は各履修者の課題発表により進める。
授業の達成目標:現代建築を牽引する建築家の言説・映像を,英
語等原文を含めて複数の資料から解読することで,現代建築デザ
インの理論的基礎を習得することを目標とする。
6
地域環境計画
Planning of Regional Environment
選択 2単位 1年次 前期
施設計画特論 Architectural Planning of Facilities
選択 2単位 1年次 後期
授業の概要:都市における居住環境を対象とし、その形成過程か
ら、地域資源の再評価のプロセスを整理する。その上で、農山漁
村地域における土着・風土的な(伝統的な)居住空間からそのデ
ザインパターンを学び、地域固有の持続的な仕組みを持つ保全型
地域計画の可能性を議論する。また、身近な地域にでかけ、当該
地域の状況について発表(プレゼン)を通して共有することで、
より多くの地域の現状を理解する。
授業の達成目標:これからの都市・地域計画に求められる‘地域
固有であること’
‘持続的であること’などの諸点について、地
域資源の再評価のプロセスを理解する。また、伝統的な居住環境
の形成過程およびそのデザインパターンを学ぶことを通して、都
市・地域を見る目と計画に応用する能力を養う。
授業の概要:高齢者施設や地域の公共施設をテーマとして、計画
学的視点からの計画手法と計画要点の整理を行う。計画・設計の
際の拠り所となる理論の発掘の重要性を学ぶ。施設を成立させる
地域の状況や諸要素の把握と、複合的な視点からの計画アプロー
チ手法の知識と理論を習得する。実際に地域施設を訪問し、設計
者・関係者からレクチャーを受ける講義もある。
授業の達成目標:建築計画的視点から特に地域生活を支える施設
の計画のあり方、考え方について、施設計画の背景にある地域、
社会、文化、制度との関わりをふまえて理解する。また、実際に
地域施設での見学、そこでのレクチャーも交えながら、施設計画
の具体について理解する。人間−環境系の視点からの計画アプ
ローチについても理解し、幅広い視点から施設の計画ができるよ
うになることを目指す。
- 23 -
7
8
住宅計画特論 Advanced Planning of Housing
選択 2単位 1年次 前期
Architectural Environmental EngineeringⅠ
選択 2単位 1年次 前期
授業の概要:我が国の集合住宅計画事例を詳細に検討し、都市住
居および住環境がどのように変容したのか、その要因を分析する。
また、これまでの住宅計画が蓄積してきた技術、達成できたもの、
残されて課題を明らかにし、これからの都市住宅計画のあり方を
考える。
授業の達成目標:実例資料の解読、実例見学等を通して、住宅計
画に関わる問題点を整理して把握する能力の習得を図るととも
に、問題解決のために技術者として身につけるべき方策立案能力
の涵養を目指す。
9
建築環境工学特論Ⅰ
授業の概要:講義の対象は建築単体に留まらず、建築外部空間・
街区・都市およびその周辺地域をも含み、地理学・気候学等学際
的な内容となる。
授業の達成目標:安全で快適そして低炭素排出の建築・都市を、
地域および環境工学の視座から考えるための概念と理論そしてそ
の実際について理解を深める。
10 建築生産工学Ⅰ 建築環境工学特論Ⅱ
Building Environmental EngineeringⅡ
Building ProductionⅠ
選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 1年次 前期
授業の概要:建築設備における環境省エネルギー技術の理論、新
動向を含め、具体的事例の紹介を通じて講義する。
授業の達成目標:環境設備設計に関わる基礎的事項に基づいて、
建物におけるエネルギー消費量の計算、自然エネルギーの利用、
環境評価方法を学び、設備設計一級建築士として必要な知識と技
術を習得することを目標とする。
授業の概要:建築生産活動のプロセス全体を通して、その社会的・
経済的・技術的課題について解説し、基礎的事項とそれらの関連
を理解した上で、最新の動向を踏まえながら建築マネジメントに
おいて必要となる知識と理論を学ぶ。
授業の達成目標:建築生産システムの社会的側面と建築物のライ
フサイクルに関わる基礎知識を習得するとともに、建築マネジメ
ント技術の体系と手法について習得する。
11 建築生産工学Ⅱ 12 建築部位・部材の性能特論
選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 1年次 後期
Building ProductionⅡ
Performance of Building Components
授業の概要:計量値データを対象とした基礎的な統計手法につい
て,理論的な背景を重視しながらレビューし,建築生産活動への
応用の可能性を再認識する。次いで,計数値データへの適用法や
工程解析などへの応用法について学ぶ。
授業の概要:住宅における各種制度・基準の実際を通して、材料
選定における技術的・経済的制約について解説し、自ら具体的な
住宅像を想定した上で、建築部位・部材の性能に基づいた材料計
画に資する知識と理論を学ぶ。
授業の達成目標:建築の生産活動における方法論として重要な統
計理論,および,その実践的なツールである統計的手法の基礎を
理解し,品質管理,工程管理,工程解析などに利用できるように
する。
授業の達成目標:性能表示、瑕疵保険、長期優良など様々な制度・
基準が導入されている住宅分野を対象として、住宅に対する自ら
の要求を明確にし、様々な制約条件の下、具体的に部位・部材の
性能を検討するための基礎知識とそれに基づいた材料計画の手法
を習得する。
- 24 -
13 複合構造学
14 振動学Ⅰ
選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 1年次 前期
Hybrid Structure
Vibration of StructuresⅠ
授業の概要:部位別の複合構造と構造システムとしての複合構造
との双方について研究開発の経緯と実用化について、取り上げ講
義する。
授業の達成目標:建築分野における複合構造の発展の経緯と各種
の複合構造について理解する。
授業の概要:1質点系の非減衰および減衰自由振動を基に、正弦
波地動による強制加振の場合の応答について講義し、建物の固有
振動ならびに共振応答の特性について解説する。また、地震応答
解析手法についても講義し、応答スペクトル、フーリエ変化の意
味するところを理解させる。
授業の達成目標:構造物の振動の基本原理を理解し、地震応答ス
ペクトル、フーリエ変換などを把握する。
15 振動学Ⅱ
16 制振構造論 選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 1年次 前期
Vibration of StructuresⅡ
Researches on Structural Vibration Control
授業の概要:まずは1質点系を対象として、その振動特性、地震
応答性状を解説し、地震応答の数値計算プログラムを作成する。
さらにこれをベースとして、多自由度系の振動特性、地震応答性
状を解説し、模型を用いた振動特性の把握、数値計算プログラム
の作成などを行う。また、地震動の振動特性を把握するための波
形分析について講義する。
授業の達成目標:地震に対する構造物の動的挙動を理解するため
の基礎として、1質点系及び多自由度系の振動についての基本的
事項を把握し、応答解析手法の習得を目指す。
授業の概要:地震や風に対して建物の損傷を制御し、機能維持を
可能にする免震・制振構造の原理について論じるとともに、これ
らの技術による建築構造の可能性について考察する。
授業の達成目標:免震・制振技術の原理と特長についての知識を
理解し、建築構造物の振動制御について正しく考えることができ
るようになる。
17 企画と設計 18 計画と意匠
選択 2単位 1年次 前期
選択 2単位 1年次 後期
Architectural Design
Architectural Planning
授業の概要:特に近年の実務設計においては、コンペやプロポー
ザルへの参加応募による仕事の獲得が重要となってきており、企
画の提案、そのプレゼンテーションの手法、コミュニケーション
能力技術の習得はきわめて重要である。設計条件の整理、それに
かかわる調査から企画、提案に至る要点とその技術を学ぶ。さら
に実際の設計実例におけるコンセプトと提案空間とのかかわりを
実例解説から学ぶことで、コンセプトを諸条件との折り合いをつ
けながら形につなげる具体的手法とそのプロセスを学ぶ。設計事
務所等、実際の設計現場での講義も含む。
授業の達成目標:実務設計における企画から設計・監理までの一
連の過程、また施主へのプレゼンテーション技法などとその要点
を学ぶ。また建築士事務所の役割や業務、技術者倫理についても
学び理解する。インターンシップ受講にあたって習得すべき実務
設計の基本的知識と考え方を身につける。
授業の概要:講義は、建築実務において有効かつ有用な内容とす
る。講義と小演習の 2 段階構成とする。前半は、受講者との双
方向的授業構成とし空間システムの基礎的理解を深める。後半は、
小チームによる参加型形式とし、
具体的な地域空間を対象にして、
課題の抽出からテーマ決定、建築・都市の計画と意匠の提案を行
う。
授業の達成目標:将来、建築設計の実務にかかわろうとするもの
が必要とする建築の計画と意匠に関する知識・理解・発想・手法
を体得する。具体的には、建築・都市を巡る空間システムの理解、
その理解を基に建築・都市の課題発見と考察、建築の計画と意匠
のモデル提案までを行う。本講義では特に地域が特有する空間シ
ステムについて注目し、その特質を明らかにし、活かす建築につ
いての具体的な計画や手法を提示することにより体得することを
目標とする。
- 25 -
19 建築環境設備設計
20 建築構造設計
選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 1年次 前期
Planning and Design of Building Environment and Facilities
Design of Arcitectural Structure
授業の概要:環境工学、環境設備設計における理論の実用につい
て、具体的事例の紹介を通じて講義する。また環境設備設計実務
の実際、建築設計との関わりや経済的側面への配慮について、環
境設備設計の実務者より学ぶ。
授業の達成目標:環境設備設計に関わる基礎的事項に基づき、住
宅・建築の環境設備設計を行うにあたってのそれらの具体化方法
や、新技術の適用、ライフサイクル評価など、単なる負荷計算に
留まらずこれからの設備設計一級建築士として必要な知識と技術
を習得することを目標とする。
授業の概要:講義内容は、実務設計の中での構造設計の位置づけ
や、意匠設計および設備設計とのかかわり等、構造設計を行なう
上で必要となる基本的な知識の修得を目的とする部分と、コン
ピュータによる構造解析に関する応用的知識を身につける部分と
で構成される。具体的に構造種別毎に構造設計を行い、地震に対
する安全性を理解する。
授業の達成目標:免震・制振構造建物など、多様化・高度化する
構造システムを、最近の事例を通して学ぶと同時に、構造設計の
一連の過程と実務の要点を学ぶ。また、確認申請等実務設計の中
での構造設計の位置づけ、意匠設計および設備設計とのかかわり
について学ぶ。
インターンシップ受講にあたって習得すべき実務設計の基本的知
識と考え方を身につける。
21 施工と管理 22 建築設計実務演習
選択 2単位 1年次 後期
選択 2単位 2年次 前期
Construction and Management
Practical Exercise in Architectural Designing
授業の概要:毎回,仙台に本・支店を持つ建設会社の技術幹部を
招請し,実践的な技術や手法について学ぶ。現場見学との連関を
念頭に置き,毎回の授業テーマの配置や内容は柔軟に構成する。
授業の達成目標:様々な建築生産活動に関する技術的,理論的な
内容について学び,現場見学との連関を通して実践的な素養を身
につける。修了後は建築生産現場での応用が利くことを目指す。
授業の概要:本設計演習では、建築の必要性、実現可能性の調査・
検討から建築条件の設定を経て、具体的な建築を想定し、図面、
仕様書などの設計図書としてまとめる。具体的には、集合住宅地、
都市再開発などの地域計画、および公共施設、商業施設などの複
合的施設の企画・設計テーマを自ら設定することから始める。敷
地や地域環境の調査分析を前提とし、実務設計に対応した建築計
画、意匠、構造、設備、法規等も考慮した総合的な建築的基礎知
識、技術が発揮できる内容をプログラムに沿って進める。中間発
表、最終プレゼンテーションを通してプレゼンテーション能力も
養う。
授業の達成目標:具体的なテーマ設定による計画・設計方法の習
得。計画・環境・構造・法規各分野からの実務的見地を踏まえた
上での設計図書の作成とプレゼンテーション技術の習得。イン
ターンシップや関連科目で学んだ実務知識や経験をベースにし、
実現可能な建築設計図書の完成を目指す。
23 建築環境設備実務演習
24 建築構造実務演習
選択 2単位 2年次 前期
選択 2単位 2年次 前期
Practical Exercise in Architectural Equipment
Practical Exercise in Architectural Structure
授業の概要:建築環境設備分野の実務に必要な計算・予測・判断・
製図・測定・解析等の各種技術を実習を通じて学ぶ。また今後の
環境設備設計に必要な最新技術の基礎および応用についても実習
を通じて学ぶ。なお本科目は履修学生のインターンシップの受講
状況等により課題とする項目とその時間数に若干の配慮を行う予
定である。
授業の達成目標:環境設備計画・設計に必要な様々な技術(計測・
解析・計算・予測など)を演習と実習・実験等を通じて習得し、
今後の環境設備分野の実務設計に欠かせない技術を学ぶ。またイ
ンターンシップでの実践を活かしながら、さらに環境設備設計の
業務を行う上で必要最低限必要となる知識と技能を身に付ける。
授業の概要:①構造設計と法制度との関連についての演習課題を
通して、構造設計の基本的知識を学ぶ。
②実際の建物を例題に挙げ、最新の構造システムおよび施工技術
について学ぶ。
③構造解析に用いるプログラムの利用技術について、実践的な演
習によって理解を深める。
④建築生産技術として必要な工程解析手法について、実験を通し
て実践的に理解する。
⑤施工現場見学を通して建築が具現化される過程を体験する。
授業の達成目標:関連法規に適合するような構造設計実務に即し
た課題を用いて、構造解析・耐震診断の手法を演習から学ぶ。あ
わせて、建築実務に必要となる構造・材料にかかわる知識と技術、
建築施工技術を、材料実験・振動実験および現場実習によって習
得する。インターンシップで得た実践的知識をさらに補強・応用
するための演習・実験科目である。
- 26 -
25 インターンシップ
26 大学院の英語Ⅰ
選択 5単位 1・2年次 実習
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
Internship in Architecture
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
授業の概要:学内では学びきれない,建築と社会の関わりを建築
士事務所等での実務経験において学ぶ。実際の建築設計や構造設
計,環境設備設計プロジェクト等への関わり,設計(計画,設備,
構造)補助等を通じて設計者,建築技術者としての社会との関わ
り方,建築ができるまでのプロセスを学ぶ。
授業の達成目標:設計・工事監理に係わる業務を行う建築士事務
所,環境設備設計・計画に係わる業務を行う建築士事務所,設備
設計事務所,建築構造設計に係わる業務を行う建築士事務所,構
造設計事務所等で実務を体験しながら,実務訓練を行うことによ
り高度な水準での建築設計,設備設計,構造設計の現場を体験す
る。実務現場での都市や建築,環境や設備,構造技術に対する新
しい取り組み方,読み取り方に接することができる。そして実務
現場における職業意識や倫理観を学ぶ。
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
27 大学院の英語Ⅱ
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 27 -
◇建築学専攻の関連科目(大学院教授会において関連科目として認めたもの)
建築学専攻では以下を大学院教授会が認める関連科目として位置づけており、大学院教授会によっ
て関連科目として認められている。当該科目の履修および最終的な成果の提出をもって建築学専攻で
単位認定が適当と判断される場合、大学院教授会に諮り、最終的な単位認定の可否を判断する。
履修の年次は1、2年を問わない。履修および単位取得の詳細については、事前に指導教員もしく
は専攻長に確認の上、所定の手続きをとること。
(1)災害技術国際センター ICDE : International Center of Disaster Engineering
詳細は、61 ページをご覧下さい。
◇東北工業大学大学院建築学専攻プロフェッショナルコース
東北工業大学大学院建築学専攻に設置されているプロフェッショナルコースは、講義科目として
「企画と設計」
、
「計画と意匠」
、
「建築環境設備設計」
、
「建築構造設計」
、
「施工と管理」
、
さらに「イン
ターンシップ」と3つの演習科目から構成されている。このコースは、実務と直結した科目とケース
スタディによる学習を中心とする新しいタイプの実践型カリキュラムとなっている。これらプロフェ
ショナル教育に特化した科目は、国家試験(一級建築士、技術士)などのための能力向上を建築の
様々な分野から支援する内容となっている。
またこれらの科目(インターンシップと演習科目を除く)は、大学院に進学しなくても履修できる
ように設定している。今後は、インターネットを通して、これらの科目が受講できるようにeラーニ
ング教材として整備し、卒業後もプロフェッショナルとしての技術向上の支援を行う体制を整えつつ
ある(この場合の受講資格は大学院科目等履修生となる。
)
プロフェッショナルコース科目構成(インターンシップと演習科目を除く)
科 目 名
講
義 内 容
単位
担当教員
企 画 と 設 計
企画から設計・監理までの一連の過程とその実務
2
非常勤講師
計 画 と 意 匠
設計条件による内外空間の検討とその実務
2
非常勤講師
建築環境設備設計
空調・衛生・外部環境の設計とその実務
2
非常勤講師
建築構造設計
耐震構造と構造設計の実務
2
非常勤講師
施 工 と 管 理
施工現場と工程管理の実務
2
教授 最知 正芳
- 28 -
◇土木工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEC601 土木工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
造
工
学
総
論
〇
2
〇
3 GEC521 地
盤
工
学
総
論
〇
2
〇
論
〇
2
〇
5 GEC541 社 会 基 盤 計 画 総 論
〇
2
〇
6 GEC512 鉄筋コンクリート工学特論
〇
2
〇
7 GEC513 構 造 解 析 学 特 論
〇
2
〇
8 GEC522 地
論
〇
2
〇
9 GEC523 地 盤 環 境 工 学 特 論
〇
10 GEC524 土
論
〇
11 GEC532 河 海 水 理 学 特 論
〇
12 GEC533 海
洋
工
学
特
論
〇
2
〇
13 GEC542 土
木
計
画
特
論
〇
2
〇
14 GEC543 空 間 情 報 工 学 特 論
〇
2
〇
15 GEC544 道 路 ・ 交 通 工 学 特 論
〇
2
〇
16 GEC545 建 設 マ ネ ジ メ ン ト 特 論
〇
2
〇
17 GEC551 水 処 理 工 学 特 論
〇
2
〇
共通科目Ⅰ 18 GEC571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
19 GEC581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
20 GEC582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEC591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEC592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEC593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
共通科目Ⅱ
関連科目
理
質
質
学
工
工
総
学
学
特
特
- 29 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GEC511 構
4 GEC531 水
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
6単位まで
を修了に要
する単位と
して認める
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(土木工学専攻)
1
2
土木工学専攻前期課程研修
Graduate Study on Civil Engineering
必修 6単位 1年前期〜2年後期
Structural Engineering
選択 2単位 前期
授業の概要:関連学協会の紹介,関連論文誌,ジャーナルなどの
紹介,既往の研究,最新の研究動向の解説,研究手法の分類説明,
文献収集・分析の実習,モデル実験の実習,モデルプログラミン
グの実習。研究内容の学内および学外でのプレゼンテーション実
習。
授業の達成目標:修士論文の作成に必要な専門的な知識を総合的
に修得するとともに,論文テーマに関連した既往の研究,研究動
向の現状などを理解する。また,修士論文テーマの研究遂行と論
文取りまとめ等に必要なハードウエア,ソフトウエアのテクニッ
クをマスターする。
3
構造工学総論 授業の概要:学部にて学習した「構造力学」
「コンクリート工学」,
,
「鉄筋コンクリート工学」の内容を復習するとともに,それらが
結びついた発展的な専門知識と関連する応用問題について解説す
る。
授業の達成目標:
「構造力学」
,
「コンクリート工学」
,
「鉄筋コン
クリート工学」の内容を確実に身につけ,各内容を連携させた応
用力を養い,発展的な諸問題を理解する。
4
地盤工学総論 General Introduction to Soil Mechanics and Geotechnical Engineering
選択 2単位 前期
水理学総論
General Introduction to Applied Hydraulics
選択 2単位 前期
授業の概要:土の中は掘削をしない限り肉眼では見えない。また,
人工物を対象とすることは少なく,ほとんどは自然の地盤を対象
とするため,自然の多様性を理解しなければならない。そのため
には土を移動するという単純作業から,コンピュータ内にバー
チャル地盤を作成して,複雑な計算を行う地盤シミュレーション
まで,地盤工学は幅広い実務知識体系や高度な理論体系を必要と
する学問である。本総論は,社会において現実に起こる「理論と
実際」について,総合的に学ぶ。
授業の概要:米国の Professional Engineering 資格試験用の解
説書により,
学部で学習した水理学を中心とした内容を再思考し,
問題を解きながら水理学に対する理解を深める。
授業の達成目標:水理学の理論的背景と物理的理解を深める準備
として,基本的事項に関する基礎理論をしっかり修得するととも
に,この分野の英語の技術用語も修得し,英文の資格試験問題も
解く力を養う。
授業の達成目標:
(1)理論と実際を理解する
(2)地盤と構造物の複雑な問題を解決するための基本的な手法
を習得する。
5
6
社会基盤計画総論
General Introduction to Infrastructure Planning
選択 2単位 前期
鉄筋コンクリート工学特論
Advanced Reinforced Concrete Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:財政の仕組み,さらに国家予算と日本経済の歴史的
な変遷について講義する.さらに社会資本の現状と課題を確認し,
また新たな社会資本充実の手法について解説する.
授業の概要:あらゆる鉄筋コンクリートの実務設計に不可欠であ
る土木学会 2012 年制定「コンクリート標準示方書」の内容,
および各条項の背景について解説する。
授業の達成目標:社会基盤計画の基礎となる社会資本を理解する
為に必要な財政の仕組み,さらに公共投資の歴史的な変遷と公共
投資のありかたについて理解する.
授業の達成目標:鉄筋コンクリートの実務設計に必要な基本的事
項の現状を理解し,重要事項を理解する。
- 30 -
7
8
構造解析学特論
Structural Analysis
選択 2単位 後期
Advanced Geo-Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:有限要素法を構成する基礎的な数学の確認から始め,
行列を用いたトラスの構造解析を導入に有限要素法の定式化につ
いて説明し,汎用有限要素解析ソフト等の内部で行われている基
本的な求解のプロセスについて講義する。
授業の達成目標:トラス等の骨組構造や2次元線形弾性体等の境
界値問題を解くことを目的に,力学問題のモデル化,有限要素法
の定式化,手法の特性等を学び,汎用有限要素解析ソフト等に用
いるデータを正しく作成し,解析結果を理解・解釈できるように
なる。
9
地質工学特論
授業の概要:我々の生活と密接な関係をもつ地盤環境は複雑であ
る。その複雑さを局所的あるい広域的に的確に把握するには,地
質学的知識が必要である。本授業では,地質学的知識を用いて解
明される都市地盤の特質を主に紹介し,併せて東北地方全般にわ
たる地質災害等も紹介する。
授業の達成目標:わが国の地形・地質と正しい地球観を理解し,
地盤に関わる諸問題に関する適格な判断能力を身につける。これ
によって,地盤環境を考慮したまちづくり,さらに地質的知識を
加味して災害など緊急事態に的確な行動が取れる技術者になると
ともに,地域住民に対して説明責任が果たせる技術者になること
を目指す。
10 土質工学特論
地盤環境工学特論
Geoenvironment Engineering
Advanced Study of Soil Mechanics and Geotechnical Engineering
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
授業の概要:土壌・地下水汚染の特徴、土壌汚染対策法をはじめ
とした関連法令について解説する。また、具体的な調査・対策事
例を基に汚染問題への対応方法について解説する。
授業の概要:地盤構造物設計の基本,土の強度,地盤の安定問題
を数理モデルで解く方法など,土質力学の基礎と最新の理論・知
見を習得する。
授業の達成目標:土壌・地下水汚染の特徴及び法的規制内容につ
いての基礎的な知識を身につけるとともに、具体的な事例につい
ての学習を通じて汚染問題についての対応方法を理解する。
授業の達成目標:土質力学は,構造物を支える地盤を正しく知る
うえで必要不可欠な学問です。また,地震や地すべり・崖崩れな
どの自然災害も,土質力学なしでは語ることはできません。授業
では,地盤に係る問題を解決するための基本的な手法を土質力学
を通じて習得・理解し,問題解決能力の涵養を目指します。
11 河海水理学特論
12 海洋工学特論
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
River and Coastal Hydraulics
Offshore Engineering
授業の概要:河川および海岸の構造物を設計したり,それらの構
造物が周辺環境に及ぼす影響を考える際に必要となる,水理現象
や基礎理論の考え方及び理論式の持つ意味など,水圏の基礎とな
る知識・理論を習得する。
授業の概要:地球環境を形成している水の役割や,流体としての
空気や水の挙動の本質を理解し,さらに,海洋環境を利用する視
点から資源やエネルギーを認識し,海洋の利用手段である海洋構
造物についてその設計思想を学ぶ。
授業の達成目標:河川および海の波の水理現象や基礎理論の考え
方及び理論式の展開等から式の持つ意味を理解し,水圏環境の創
出と保全に必要な知識を習得し河川や海岸の構造物を計画設計す
るために,技術者として身につけるべき方策立案能力の涵養を目
指す。
授業の達成目標:地球規模の環境を見る力を養い,海洋に関する
知識を蓄えて,海洋を利用する際の基本的問題点を認識する力と
問題解決の能力を身につける。
- 31 -
13 土木計画特論
14 空間情報工学特論
選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
Advanced Infrastructure Planning
Geoinformatics Engineering
授業の概要:社会的ジレンマ問題を解決するための社会心理学の
基礎理論を解説し,それらの土木計画や防災計画への応用事例を
紹介する.
授業の達成目標:土木計画と社会的ジレンマ問題の関係を理解し
た上で,問題解決の方法論を身につけ,土木計画や防災計画に応
用できること.
授業の概要:地球上の位置の決定に関する測地学の基礎的内容の
確認後,地理情報システムと衛星測位システムからなる位置情報
の社会的な利用例を学び,その問題点と課題を整理して解決を図
る知識と理論を修得します。
授業の達成目標:地理空間情報高度活用社会の実現に向けて,【地
理空間情報活用推進基本法】成立の背景を理解すると共に,空間
情報社会の共通基盤となる「共用空間データ」構築に的確な情報
を入手し行動できるスキルアップを目指します。
15 道路・交通工学特論
16 建設マネジメント特論 選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
Advanced Road and Traffic Engineering
Advanced Construction Management
授業の概要:前半では社会資本の基盤である道路やその交通具と
しての車の歴史的な変遷などについて紹介し、「交通工学」を概
観して学部の講義を補足する。後半は道路舗装材料、舗装の設計
方法,さらに舗装に求められる新しい機能と道路環境に関する影
響評価方法、道路景観設計の考え方を講義する。
授業の達成目標:社会資本の基盤である道路やその交通具として
の車の歴史的な変遷などを知る。次に学部の交通工学の要点を改
めて確認する。さらに道路舗装材料(特にアスファルト)の配合
設計や舗装の設計方法の考え方を理解する。また道路の環境影響
評価の為の基礎的概念や景観設計の考え方について理解を深め
る。
授業の概要:近年の都市には,少子・高齢社会への対応,人口減
少下における都市構造のあり方,地球環境や地域・地区の環境へ
の配慮,大災害に備えた防災性の向上,さらには計画策定プロセ
スにおける市民参加など,様々な計画課題が存在する。本講義で
は,現実の地域の都市問題・課題について,資料・調査データを
収集・整理し,客観的・定量的な分析を行い,問題・課題に対応
した都市プロジェクトを立案し,その成果をだれにでもわかりや
すくプレゼンテーションする能力を養う。授業は,
グループ作業・
ワークショップ形式である。
授業の達成目標:1)地域の問題・課題を把握するための資料・
調査データを収集・整理することができる。
2)地域の資料・調査データを分析することにより,問題・課題
を定量的に明らかにすることができる。
3)問題・課題に対応した都市プロジェクト案を,ワークショッ
プ形式で立案することができる。
4)
都市プロジェクト案を,
だれにでもわかりやすくプレゼンテー
ションできる。
17 水処理工学特論
18 インターンシップ 選択 2単位 後期
選択 2単位 1年前期〜2年後期 集中
Advanced Water Treatment Engineering
Internship
授業の概要:微生物を利用した様々な廃水処理プロセスに関して,
微生物学的および反応速度論的観点から解説し,生物処理に共通
する知識・理論を習得する。
授業の達成目標:微生物を利用した廃水処理プロセスを理解し,
処理施設の計画,設計や維持管理を適切に遂行できる能力の涵養
を目指す。
授業の概要:学内では学ぶことのできない実際の仕事の体験を通
して,技術と社会の関わりを企業や公的機関等で学ぶ。大学・大
学院で学んだ知識が実際の仕事の現場で,どのように役立ってい
るかを知り,その業務と社会との関係を学ぶことにより,職業と
しての技術者の社会的役割について考察する。
授業の達成目標:専攻に関連した計画・設計・施工・維持・管理
等の実務を経験し,社会資本整備に関わる計画や建設技術の役割
を学ぶとともに,職業意識や倫理観を学ぶ。
- 32 -
19 大学院の英語Ⅰ
20 大学院の英語Ⅱ
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 33 -
◇環境情報工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEK601 環境情報工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
〇
3 GEK521 化 学 反 応 速 度 論
〇
2
〇
4 GEK522 環 境 物 質 分 配 論
〇
2
〇
5 GEK523 生 物 電 気 化 学 特 論
〇
2
6 GEK524 環 境 材 料 化 学 特 論
〇
2
7 GEK525 多 孔 材 料 吸 着 工 学 特 論
〇
8 GEK526 錯 体 化 学 工 学 特 論
〇
9 GEK527 生
論
〇
10 GEK531 環境保全フィールドワーク
〇
11 GEK532 環 境 マ ネ ジ メ ン ト 特 論
〇
2
〇
12 GEK541 環 境 情 報 処 理 特 論
〇
2
〇
13 GEK542 水 質 環 境 保 全 工 学
〇
2
〇
14 GEK543 環
境
生
態
工
学
〇
2
15 GEK544 環
境
微
生
物
学
〇
2
学
〇
2
17 GEK546 環 境 空 間 情 報 論
〇
2
18 GEK551 光 セ ン シ ン グ 技 術 特 論
〇
2
〇
19 GEK552 太陽光・電気変換技術特論
〇
2
〇
20 GEK553 エ ネ ル ギ ー 伝 送 工 学 特 論
〇
2
〇
共通科目Ⅰ 21 GEK571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
22 GEK581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
23 GEK582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEK591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEK592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEK593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
16 GEK545 群
共通科目Ⅱ
関連科目
集
学
生
特
態
- 34 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GEK511 バ ッ テ リ ー 工 学 特 論
化
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
〇
2
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(環境情報工学専攻)
1
2
環境情報工学専攻前期課程研修 Graduate Study on Environmental Information Engineering
必修 6単位 1年前期〜2年後期
Battery Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:関連学協会の紹介。関連論文誌,ジャーナルなどの
紹介。既往の研究,最新の研究動向の解説。研究手法の分類説明。
文献収集・分析の実習。モデル実験の実習。モデルプログラミン
グの実習。
研究内容の学内および学外でのプレゼンテーション実習。
授業の達成目標:修士論文の作成に必要な専門的な知識を総合的
に修得するとともに,修論テーマに関連した既往の研究,現状の
研究動向などを理解する。
3
バッテリー工学特論
授業の概要:地球温暖化の回避や化石燃料枯渇対策として,電化・
バッテリーの活用が有効なことを解説し,PT のバッテリー駆動
系諸元計算,自然エネルギー平滑化における実例・課題を通じて
バッテリー用途開発を習得する。映像・実例を用い,双方向での
授業形態を目指す。
授業の達成目標:電化の推進により,環境問題の解決を図る試み
が広く進められている。その中でキーデバイスとなるバッテリー
について,原理・種別・特性を理解し,応用例として移動体駆動
(PT:パーソナルトランスポーター,セグウェイ等)
,自然エネ
ルギー平滑化を学ぶ。
4
化学反応速度論
Chemical Kinetics
選択 2単位 前期
環境物質分配論 Environmental Chemicals Distribution Phenomena
選択 2単位 前期
授業の概要:化学反応速度を決める活性化エネルギーと電子移動
と物質移動の関係を概説する。
授業の達成目標: 化学反応速度を決めるものは何であるかを説
明できる。電極反応をポテンシャル曲線で考えることができる。
授業の概要:環境中での化学物質の挙動(動態)を把握するには,
大気,水,土壌などの環境媒体への物質の移動・分配現象に関す
る知識が不可欠である。物質の移動・分配現象に大きく関係する
物質のもつ性質及びその性質をもたらす物質の構造に関わる基礎
化学を概説し,環境中での物質の挙動を解析する方法を学ぶ。
授業の達成目標:化学物質の物理化学的性状と構造との関係を理
解し,事例に応じた物質情報を取得し,取得した情報をもとに環
境中での物質の挙動を解析する手法を修得する。
5
6
生物電気化学特論
Bioelectrochemistry
選択 2単位 後期
環境材料化学特論
Environmental Material Chemistry
選択 2単位 後期
授業の概要:生体分子の機能と物性を理解するための基礎物理化
学,生体膜の物性と機能,細胞膜での物質輸送,神経細胞系にお
ける情報処理と化学反応に関して学ぶ。
授業の概要:電気化学的側面から見た無機材料の電子状態,電極
電位,電位− pH 図について概説する。さらに電池,半導体材料
などを例に挙げ,機能性材料の特性について説明する。
授業の達成目標:生体膜の物性と機能に関して説明できること。
細胞間のシグナル伝達や神経系での情報処理の概要を説明できる
こと。
授業の達成目標:無機材料を様々な環境で用いるためには,電気
化学的特性の理解は欠かせない。さらに,材料設計および機能性
制御を行う上での基礎力を身につけることを目的とする。
- 35 -
7
8
多孔材料吸着工学特論
Adsorption of Porous Material Engineering
選択 2単位 前期
錯体化学工学特論
Complex Chemistry Engineering
選択 2単位 後期
授業の概要:分離,除去,触媒,測定等多岐にわたり使用されて
いる多孔材料に関して,吸着の観点から説明し,今日の産業技術
の高度化に欠くことの出来ない多孔材料の吸着現象の界面化学の
知識,理論を習得する。また産業での利用分野の理解を深める。
授業の概要:錯体に関して,最初に結合・立体構造・光学的性質・
反応について説明する。その後配位子場理論について説明し,物
性の理解に結びつける。最後に化学工学分野での利用についての
理解を深める。
授業の達成目標:産業分野で多岐に利用されている多孔体の吸着
応用技術を理解するとともに,その原理を読み解く能力を身につ
け,ナノテクノロジーに携わる技術者として必要な技術展開能力
の涵養を目指す。
授業の達成目標:産業分野での利用シーンが広がっている錯体に
ついて化学的な基礎知識を学習するとともに,化学工業分野での
関わりを理解し,マテリアル分野に携わる技術者として必要な能
力の涵養を目指す。
9
10 環境保全フィールドワーク
生化学特論
Biochemistry
Fieldwork for Environmental Conservation
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
授業の概要:環境ストレス因子や酸化的障害について学ぶ。工学
的な視点から,生体機能計測を目指した開発研究や地域医療に密
接なコメディカル研究を紹介する。
授業の概要:フィールドワークに関する基本的な考え方や基礎知
識を解説した後,フィールドワークの論理や実施方法等について
議論を交えながら進めていく。
授業の達成目標:酸化還元(レドックス)状態に注目し,種々の
環境ストレスに対する生体防御機能や生命維持機能について理解
する。
授業の達成目標:地域環境を保全するための第一歩は,地域に赴
いて自らの五感を総動員し,そこに内在する諸要素を発見するこ
とから始まる。本講座ではそのために必要な基礎知識や方法論,
技術等を学習し,自ら地域のなかでフィールドワークを行うこと
ができる素地を身に付けることを目標とする。
11 環境マネジメント特論
12 環境情報処理特論
選択 2単位 前期
選択 2単位 前期
Enviromental Manegement
Environmental Information Processing
授業の概要:工学系の学生にも環境マネジメントの必要性と重要
性について理解できるよう基本的事項の理解にに努めます。その
後,環境マネジメントの基本的手法である規制的手法や経済的手
法について解説していきます。これらを通して学生から報告を受
け,双方向で議論を進めていきます。
授業の達成目標:環境問題の全体像を把握し,特に社会・経済活
動と環境問題との関連において環境マネジメントとは何か,どの
ような手法があるのか,そして,その重要性を意義を理解できる
ことを目標とします。
授業の概要:環境に関わる現象をモデル化し,その解析を通して
現象の理解と予測を行うための基本的な考え方や技術の修得を目
指す。特に,生態系のバランスや生物個体群の動態のモデル化に
ついて具体的に取り扱う。
授業の達成目標:環境に関わる現象を微分方程式などを用いてモ
デル化する方法を具体例を通して理解すること。また,数理モデ
ルを数学的な方法や数値シミュレーションにより解析する基本的
な技術を習得すること。
- 36 -
13 水質環境保全工学
14 環境生態工学
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
Water Quality Environmental Engineering
Ecological Engineering
授業の概要:様々な水質環境保全技術に関して,その原理,特徴
などを,微生物学的および反応速度論的観点などから説明し,実
際に利用される様々な水質環境保全技術に共通する基盤となる知
識・理論を習得する。
授業の達成目標:水質保全技術とその適用法を理解し,その計画,
設計に関する知識を獲得すること。また,公共用水域の水質保全
に関する課題とその対策について,技術者として考え方を身につ
けること。
授業の概要:生態系の機能と構造に関する基礎知識を確認しなが
ら,地球規模・地域で起きている生態系破壊とそれに伴う生態系
サービスの低下,さらに環境影響評価について解説する。流域生
態系の保全と管理に当てはめて生態系の修復・再生のための技法,
ならびに持続可能な社会づくりを視野においた環境生態工学の汚
水処理分野への適用を説明する。
授業の達成目標:生態系の機能を活用しながら環境修復や再生を
めざす環境生態工学の基礎を学ぶとともに,流域管理の視点に
立った環境生態工学の具体的な適用と評価方法に関する知識と技
法を習得する。
15 環境微生物学
16 群集生態学 選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
Environmental Microbiology
Community Ecology
授業の概要:環境微生物とはどのようなものかを述べ,これが陸
圏や水圏環境さらには極限環境の中でどのような役割を担ってき
たかを解説する。近年の地球環境の変化に対する環境微生物によ
る環境修復や浄化へのかかわりや,これからのエネルギー生産や
食料生産への微生物の利用等について説明する。
授業の達成目標:地球は,多数の物質から構成され,多種多様な
生物も生息する複雑な系で成り立っている。そんな中での環境微
生物の存在は極めて大きく,地球上の物質循環をはじめとして環
境の保全,浄化や改善などに大きく関与し,さらに発酵で人々に
健康をもたらしてもいる。このような環境微生物の役目を理解す
るとともにその知識を微生物の新しい利用法の探求と開発に結び
つける力とすることを目的とする。
授業の概要:生物的自然にみられる多様性の保護を考えるにあ
たって必要と思われる群集生態学における理論の基礎となる部分
を解説する。
授業の達成目標:生物群集、個体群動態、種多様性のパターン決
定機構の解明に関わる理論を理解する
17 環境空間情報論
18 光センシング技術特論
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
Environmental geospatial information
Optical Sensing Technology
授業の概要:広域の環境問題を評価するためには、様々な環境情
報を3次元で取り扱う必要がある。本講義では、このための支援
ツールである地理情報システム(GIS)とリモートセンシング、
さらに汎地球測位システム(GPS)の基礎知識やこれらを統合し
た解析手法について理解する。
授業の達成目標:地理情報システム(GIS)とリモートセンシング、
さらに汎地球測位システム(GPS)について理解し、これらを統
合した地域環境の基礎的な解析方法について修得することを目標
とする。
授業の概要:光工学の基礎を最初に学び,社会で実際に使用され
ている光センサーデバイスの動作原理を理解したうえで,その構
造や作製方法,応用事例を紹介する。さらに,今後の光センサー
の将来展開についても触れていく。
授業の達成目標:環境測定,精密測定,生体測定に用いられてい
る光センシング技術の基礎を基本物理から理解する力を身につけ
る。さらに応用事例を学ぶことで,次のアプリケーション創出の
原動力を磨く。
- 37 -
19 太陽光・電気変換技術特論
20 エネルギー伝送工学特論
選択 2単位 後期
選択 2単位 後期
Technologies on Photovoltaic Solar Energy Conversion
Energy Transmission Engineering
授業の概要:太陽光の特質,pn 接合を中心とした半導体デバイ
ス工学,関連する光学,電子回路技術等について学び,太陽光発
電システムを総合的な観点から考察する。
授業の達成目標:太陽電池を中心とした光電変換とそのシステム
の技術について,基本的な原理とともに,各種制約条件のもと性
能向上をはかるべき要点を理解し,現実的な問題解決能力を身に
つける。
授業の概要:エネルギー伝送工学を理解する上で重要な電磁気学
の基礎理論について解説し、その上で非接触でエネルギーを伝送
する方法の詳細について説明する。また、医療に応用した事例に
ついて紹介するとともに、エネルギー伝送に利用する電磁界が生
体へ及ぼす影響についても説明する。
授業の達成目標:エネルギー伝送技術において必要とされる基礎
知識を習得するとともに、種々の伝送方式による電磁界の利用形
態および分布を理解することを目標とする。
21 インターンシップ 22 大学院の英語Ⅰ
選択 2単位 1年前期〜2年後期 集中
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
Internship
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
授業の概要:大学ならびに専攻で紹介した企業のインターンシッ
プに一定期間参加する。開講する場合には,実施時期および申請
方法をオリエンテーションのガイダンスや掲示等で事前に周知す
る。
授業の達成目標:国・県・地方自治体,環境NPO法人や企業で
の環境問題への取り組みなどを体験学習したり,
また製品の開発や製造など実際の企業活動を体験することによ
り,実践的な環境問題全般や産業への知識・技能を身につける。
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
23 大学院の英語Ⅱ
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 38 -
博士(前期)課程 履修案内
平成28年度 入学生対象
ライフデザイン学研究科
博士(前期)課程 履修案内
平成28年度 入学生対象
◇ 単位制について
本学では「単位制」を採用しています。
単位制とは、各授業科目ごとに一定の基準による単位数が決められていて、その授業科目を所定の
時間履修し、試験に合格するとその授業科目に決められている単位が修得できるという制度です。博
士(前期)課程の授業科目および単位数は、各専攻の教育課程表のとおりとします。1 単位の履修時
間は、15 時間から 30 時間までの範囲の授業をもって構成しています。
◇ セメスター制と学期について
大学院の 1 年間は、4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終わりますが、本学では半年を前期、残り
の半年を後期とするセメスター制を採用しています。各授業科目は1セメスター 15 週にわたる期間
内で終わります。
1年の初めに履修登録を行い、授業を受け、各学期の終わりに試験を受けます。試験に合格すれば
単位が修得できます。不合格であった場合は、次のセメスターか、翌年以降に再度履修登録を行い、
同じ授業を再び受講することができます。
◇ 授業科目の区分
授業科目は、その内容によって、次のように分けられています。
科目区分
必修/選択
内 容
研修科目
必修
修士論文作成に必要な指導を施す前に求められ
る専門分野体系の理解や文献分析能力などを醸
成する授業です。
演習科目
専門科目
選択
専攻独自に開設される授業です。
講義科目
共通科目Ⅰ
選択
専攻の事情で専門科目とは区別される専攻独自
の授業または幾つかの専攻間で共通して開設さ
れる授業です。
講義科目
または
演習科目
共通科目Ⅱ
選択
全専攻で共通して開設される授業です。
講義科目
関連科目
選択
研究科における他専攻の授業科目、他大学院の
授業科目、大学院教授会において関連科目と認
めたものです。
◇ 履修について
1.指導教員及び科目の決定
(1)自分の研究科目 ・ 研究テーマにあわせて、修士論文作成等の指導を受ける指導教員を決めます。
(2)原則として所属している専攻の教育課程表に示されている開講時期に従って 30 単位以上履
修して下さい。
(3)修了に必要な 30 単位のうち、6 単位については、研修科目の中から修得して下さい。
- 39 -
(4)関連科目は、あわせて 10 単位まで修得できます。他大学院の講義を受講する場合は、学務
課で別途申請して下さい。
(5)関連科目として認められない科目を履修する場合は、自由聴講科目として履修を認める場
合があります。修了単位には、含まれません。
2.履修科目の登録
(1)科目履修届は、春の前期オリエンテーション時に配布しますので、1 年間履修する科目を
記入して下さい。
(2)一度修得した科目は、再度履修することはできません。
(3)科目履修届は、所定の期日までに指導教員の承認を得てから提出して下さい。
(4)原則として履修登録の変更は認めません。やむを得ず変更する場合は、必ず学務課で変更
手続きをして下さい。誤りを放置すると履修登録がされず、きちんと授業に出席し試験で合
格点をとったとしても単位を修得できないことがあるので、注意して下さい。
◇ インターンシップの申請について
企業・団体等において就業体験をし、受入れ先からの評価と学生の研修レポートおよび報告等を総
合判断して評価を行います。詳細等については指導教員に相談して下さい。
※ 詳細については、91 ページを参照。
◇ 試験、成績評価について
(1)試験は、原則としてその授業の終了する学期末に行なわれますが、科目によっては、平常の
成績またはレポート等をもって試験に代えることがあります。
(2)試験に合格した科目には、所定の単位が与えられます。既修得単位の取り消し及び成績の更
新はできません。
(3)「成績通知書」は、各学期末の成績発表日に専攻長または指導教員を通じて配付します。
- 40 -
◇科目ナンバリングについて
研究科 ・ 専攻ごとに授業科目の学習の段階や教育研究分野を整理していますので、履修科目を選択
する際などに利用して下さい。
1.科目ナンバリングの配列
1列目
2列目
大学院 研究科区分
G
3列目
4列目 5列目
6列目
専攻区分
レベル
分野
通し番号
E
5
3
1
E
1列目
2列目
大学院 研究科区分
G
3列目
6列目
レベル
分野
通し番号
D
5
1
1
L
GEE531
※ 工学研究科 電子工学専攻 「電子物性学特論」
(1年次開講)の例
4列目 5列目
専攻区分
GLD511
※LD 学研究科 デザイン工学専攻
「インダストリアルデザイン論」 (1年次開講)の例
2.科目ナンバリングの凡例
1列目(大学院)
G
5・6列目(専攻で決めている教育研究分野および共通科目を表す数字+通し番号)
0 分野横断型(該当分野なし)
大学院
2列目(研究科区分)
E
工学研究科
L
ライフデザイン学研究科
3列目(専攻区分)
E
電子工学専攻
T
通信工学専攻
A
建築学専攻
C
土木工学専攻
K
環境情報工学専攻
D
デザイン工学専攻
E
専門科目、共通科目など(主に1年次で履修する科目)
6
研修科目(2年次までの研究指導科目)
(7)(大学院後期課程特別研究)
2 センシング分野
3 デバイス分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 光通信工学分野
T
2 電磁波動工学分野
3 基礎情報工学分野
4 情報処理工学分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 建築史・意匠分野
A
2 建築・都市計画分野
3 建築環境工学分野
4 建築生産工学分野
5 制振構造学分野
4列目(レベルコードを表す数字)
5
1 システム分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 土木材料・構造工学分野
C
2 地盤工学分野
3 水圏の利用と防災分野
4 土木計画学分野
5 地域の水循環分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 エネルギー工学分野
K
2 環境応用化学分野
3 環境マネジメント分野
4 水環境・生態系保全分野
5 環境光エネルギー分野
0 分野横断型(該当分野なし)
1 産業デザイン計画分野
D
2 環境造形計画分野
3 福祉デザイン計画分野
全専攻共通
4 生活デザイン科学分野
6 共通科目Ⅰ
7 共通科目Ⅰ(インターンシップ)
8 共通科目Ⅱ
9 関連科目
※ 各科目の科目ナンバリングについては各専攻の教育課程表を参照してください。
- 41 -
◇デザイン工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GLD601 デザイン工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
〇
3 GLD512 地 域 産 業 デ ザ イ ン 論 Ⅰ
〇
4 GLD513 地 域 産 業 デ ザ イ ン 論 Ⅱ
〇
5 GLD514 インタラクションデザイン計画Ⅰ
〇
6 GLD515 インタラクションデザイン計画Ⅱ
〇
7 GLD516 情 報 メ デ ィ ア 論
〇
2
8 GLD517 デ ザ イ ン 戦 略 論
〇
2
〇
9 GLD521 環
境
造
形
計
画
〇
2
〇
10 GLD522 造
形
構
成
論
Ⅰ
〇
2
〇
11 GLD523 造
形
構
成
論
Ⅱ
〇
2
〇
論
〇
2
〇
13 GLD531 エ ル ゴ デ ザ イ ン 計 画 Ⅰ
〇
14 GLD532 エ ル ゴ デ ザ イ ン 計 画 Ⅱ
〇
2
15 GLD533 看 護 支 援 デ ザ イ ン 論
〇
2
16 GLD541 生
学
〇
17 GLD542 生 活 エ ネ ル ギ ー 論
〇
18 GLD543 住
論
〇
共通科目Ⅰ 19 GLD561 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
20 GLD581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
21 GLD582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GLD591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GLD592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GLD593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
12 GLD524 色
共通科目Ⅱ
関連科目
彩
活
居
調
環
和
境
史
- 42 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GLD511 インダストリアルデザイン論
専門科目
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10 単位以内
科目解説(デザイン工学専攻)
1
2
デザイン工学専攻前期課程研修
Graduate Study on Industrial Design for the Master’ Course
必修 6単位 1年前期〜2年後期
授業の達成目標:修士論文・修士制作の作成に必用な専門的な知
識を総合的に修得するとともに,論文 ・ 制作のテーマに関連した
既往の研究,現状の研究動向などを理解する。また,修士論文 ・
修士制作の研究遂行と,論文 ・ 制作の取りまとめに必要な技術と
知識を修得する。
授業の概要:ヨーロッパを中心とするモダンデザインから今日の
最新事例までの文献調査と実物の取材,その報告とディスカッ
ションを通して,それらのデザインに込められた時代的社会的
メッセージを読み解く。また,計2回のワークショップでは,思
索の成果を具体的なデザイン提案として実体化する。
授業の達成目標:現代社会における工業デザインの意義について
の,現実的かつ独創的思想を築くための下地となる知識を身につ
ける。またそれを応用するために,現実の中から問題を見つけ出
し,解決するための実践力を身につける。
4
地域産業デザイン論Ⅰ
Theory of Regional IndustryⅠ
選択 2単位 前期
地域産業デザイン論Ⅱ
Theory of Regional IndustryⅡ
選択 2単位 後期
授業の概要:地域産業は,地域資源を十全に活かし,地域の暮ら
しを豊かにし,経済の域内循環を促し,地域の自律的発展に大き
な役割を果たす。本論では,1978 年より本学のチームが継続し
て「大野村方式」と専門家より定式化された実践研究事例につい
て,スライド・現物・図面・各報告書等を用いて詳述する。
授業の達成目標:実例資料を読解し,問題点を整理して把握する
能力の習得を図るとともに,その問題解決のための技術者・デザ
イナーとして身につけるべき方策立案能力の涵養を目指す。
5
Theory of Industrial Design
選択 2単位 後期
授業の概要:関連学会の紹介,関連論文誌,ジャーナル,作品集
などの紹介,既往の研究,最新の研究動向の解説,研究手法の説
明,文献収集 ・ 分析の実習,調査とその分析と評価,研究内容の
学内及び学外でのプレゼンテーション実習
3
インダストリアルデザイン論
授業の概要:暮らしをつくる地域産業と暮らしそのものの総和と
しての表現が風景(ランドスケープ)である。また,生産活動や
暮らし方の型を価値づける考え方の表象でもある。本論では,地
域のこれからの営みにとって参考にすべき国内外の事例を,スラ
イド・図・一線の方々の著作を通して,「料理−器−家具−室内
−建築−街並み・家並み−風景」を縦軸にし,また生産活動を横
軸に紹介したい。
授業の達成目標:実例資料を読解し,問題点を整理して把握する
能力の習得を図るとともに,その問題解決のための技術者・デザ
イナーとして身につけるべき方策立案能力の涵養を目指す。
6
インタラクションデザイン計画Ⅰ
Interaction DesignⅠ
選択 2単位 前期
インタラクションデザイン計画Ⅱ
Interaction DesignⅡ
選択 2単位 後期
授業の概要:インタラクションデザイン(ID)を進める上で理
解していなければならないプロセス,特に人々の活動を適切にと
らえ,ツール・システムとして具体化していく技術について,関
連する文献,ケーススタディを通して習得する。
授業の概要:インタラクションデザインを進める上で理解してい
なければならない,ユーザーの認知やそれに関連する表現,また
実現するために関係する ICT に関係する動向について,関連す
る文献,ケーススタディを通して習得する。
授 業 の 達 成 目 標:ICT(Information & Communication
Technologies)を利用して豊かな生活を支援するためには,人
工物(ツール・システム)とそのユーザーとの相互作用(インタ
ラクション)を適切にデザインしなければならない。そのデザイ
ンを進めていく方法を自ら考えられるようにする。
授 業 の 達 成 目 標:ICT(Information & Communication
Technologies)を利用して豊かな生活を支援するためには,人
工物(ツール・システム)とそのユーザーとの相互作用(インタ
ラクション)
を適切にデザインしなければならない。そのための,
ユーザーが理解しやすい“情報の形”について考察する。
- 43 -
7
8
情報メディア論
Theory of Information and Media
選択 2単位 前期
Design Strategy
選択 2単位 前期
授業の概要:情報デザインをする上で,メディアの特性を理解す
ることが重要である。メディアの歴史と理論を踏まえ,次に 21
世紀のデジタル・メディアと社会をとらえる。そしてデジタル・
メディアの可能性と課題を検討し,そのデザイン課題について検
討する .
授業の達成目標:メディア論の基礎を理解し,現代のメディア社
会を構造的にとらえ,デジタル・メディアのデザインをする上で
必要となる実践的な知を身につけること。
9
デザイン戦略論
授業の概要:デザインを経営資源として位置付けた上で、企業経
営におけるデザインに求められる役割と価値を確認するととも
に、実際の企業活動におけるデザイン戦略に関するケーススタ
ディを通じて、実践的な理論や手法を学ぶ。
授業の達成目標:企業活動において効果的なデザイン戦略を構築
するための基礎的スキルを身につけることを目指す。
10 造形構成論Ⅰ
環境造形計画
Environmental Design
Construction of ArtsⅠ
選択 2単位 前期
選択 2単位 前期
授業の概要:環境造形たる古今東西の有形事象のかたち・しくみ
を探究するテーマ・レクチャと,デザイン実習によってそれを修
得・鍛錬するスキル・ワークを車の両輪とする。担当教員の専門
は建築分野であり,「風景論/場所論」を軸に講義を展開するが,
受講者が専門とするデザインの対象や手法は限定しない。
授業の達成目標:自然や人間社会が織りなす有形事象「風景」の
かたち・しくみを捉える感受・探究能力を涵養し,そうした環境
に照らしながら,自らが拠って立つ建築・工芸・プロダクト・事
業デザインその他の造形手法を磨くことを目標とする。
授業の概要:生活空間から都市空間における彫刻やモニュメント
までを取り上げ,その造形物がどのような構成要素で成り立って
いるかを分析する。
授業の達成目標:造形物の構成要素を分析し理解する視点を身に
つける。
11 造形構成論Ⅱ
12 色彩調和論
選択 2単位 後期
選択 2単位 後期
Construction of ArtsⅡ
Theory of Color harmony
授業の概要:素材特性の観点から,造形物の形と空間性を分析す
る。
授業の達成目標:造形物の素材特性を分析し理解する視点を身に
つける。
授業の概要:私たちの生活と密接な関係をもつ色彩。本講義では,
色彩の表現力や配色技術を習得するのみならず,その由来や文化
的な背景なども含めて学習していく。また,配色の基本的な考え
方を様々な観点から捉え,色彩に対してより理解を深めていく。
授業の達成目標:デザインをする上で必要な色彩の表現力や配色
技術を習得する。
- 44 -
13 エルゴデザイン計画Ⅰ
14 エルゴデザイン計画Ⅱ
選択 2単位 前期
選択 2単位 後期
Ergonomics DesignⅠ
Ergonomics DesignⅡ
授業の概要:人間が本来備えている能力を理解した製品づくりや
環境の構築に応用するための人間の生理的,心理的な反応の測定
方法に関する解説とデモンストレーションを通して,生理心理反
応の測定手法を修得する。
授業の概要:人間の生理心理反応を考慮した製品や環境デザイン
に必要な測定法を応用するための実験計画,実験,解析に関して
習熟するとともに,エルゴデザインに関連する学術論文を輪読す
る。
授業の達成目標:人間の様々な反応を測定する手法について修得
するとともに,人間が本来備えている能力を正しく理解し,人間
にとって相応しい製品や環境デザインができる能力を修得する。
授業の達成目標:エルゴデザイン計画Ⅰで修得した人間の様々な
反応を測定する手法を応用するための実験計画,実験,解析およ
び解釈に要する能力および関連する文献の読解力を修得する。
15 看護支援デザイン論
16 生活環境学
選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
Theory of Nursing Care Support
Advanced Environmental Engineering for Dwelling
授業の概要:超高齢化社会において医療や療養の場は病院や施設
から一般家庭へと広がっている。家庭での生活療養環境が整備さ
れていく一方でさまざまな課題も存在している。安全かつ快適な
生活を支援するためには,生活者(患者)と医療介護者の連携は
もちろん,生活デザイナーとの連携も重要とされる。この講義で
は,それらの考え方と技術をわかりやすく話す。
授業の達成目標:生活者の QOL(生活の質,人生の質)の維持
や向上を目指したデザインするために,現在の社会的背景を理解
し,生活や療養をする方とともに家族全体を援助の対象とした支
援方法を理解する。
授業の概要:人間生活の容れものである建物 ・ 住まいは,寒さや
暑さおよび日射や雨,雪などの外乱から人間を守るだけでなく,
内部の人間からも暖冷房や換気など生活上のさまざまな挙動の影
響を受けている。この外的条件と内的条件を原因とし,そこから
得られる室内環境を結果とすれば,この原因と結果の間には建物
条件というインターフェイスが存在して,三者は複雑に絡み合っ
ている。本講では,それら相互の関係を解きほぐしながら,生活
環境の形成機構と制御方法を具体的な事例を交えながら解説す
る。
授業の達成目標:生活空間における熱環境や空気環境などさまざ
まな環境要素の形成機構と制御方法を,外部の自然環境との関わ
りの中で把握しながら,それが実は大きな環境問題と密接に結び
ついていることを認識して,より良いデザイン上の選択と計画が
考えられるようになることを目指す。
17 生活エネルギー論
18 住居史論
選択 2単位 後期
選択 2単位 前期
Energy Conscious Design for Dwelling
History of Dwelling Houses
授業の概要:近年の生活様式の多様化は,低い居住性能にもかか
わらず水準は高度化を求める傾向を作り出し,その結果,エネル
ギー消費を増大させ,全体として環境上の悪循環を招いている。
そこで,本講では,良好な水準を維持しながら環境負荷を低減で
きるような生活環境デザイン手法について,環境共生の考え方を
織り交ぜながら解説する。
授業の達成目標:生活におけるエネルギー消費量の低減とはどの
ようなことなのか,また,それはどのようにしたら達成できるか
について,その理論的な背景が具体的なデザイン手法と関連づけ
られるようになることを目指す。
授業の概要:日本における住まいについて,近世の東北地方、就
中、宮城県と岩手県の民家遺構(農民住居〜侍住居を含む)や文
献資料を基に,その間取りを中心とした空間構成についてその多
様さや変遷を議論する。本年は,旧仙台領に残る遺構・資料を中
心に議論を行う。
これらを通して,住まいと地方の風土・文化の関係を考え,より
質の高いアメニティーの在り方を考える。
授業の達成目標:遺構や原典資料を解読するための,知識と技能
を養う。その上で,居住空間を中心とした空間に対する感性を磨
き,その多様性や変容を理解できるようになることを目指す。
- 45 -
19 インターンシップ
20 大学院の英語Ⅰ
選択 2単位 1年前期〜2年後期 集中
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
前期(First semester)
Internship
English CommunicationⅠ(Graduate Course)
授業の概要:
授業の達成目標:デザイン工学の各専門分野に関連した,開発,
設計,生産,商品企画,造形などの実務の一端を経験し,実務に
おけるデザイン工学の役割とその意義を学ぶと同時に,職業意識
や倫理観を学ぶ。
授業の概要:Repetition and practice of natural conversation
patterns and typical topics provide opportunities for a
communication activity in speech readings. All the students
will be expected to take an active role.
授 業 の 達 成 目 標:The principal purpose of this class is to
learn English communication, and be able to speak
without a problem, increase the ability of communicating
in oral English(not written)nurturing skills for working
on the global stage in the future, and develop familiarity
with the spoken language.Be confident...
21 大学院の英語Ⅱ
English CommunicationⅡ(Graduate Course)
選択(Optional subject)
2単位(Two credits)
後期(Second semester)
授業の概要:The skills and tips that I will be shearing are
based on my own experience and knowledge of
participating in international conferences, specially, of
getting rid of nervousness when speaking, presentation
styles, like oral or poster sessions. Questions-and-answers
sessions.
授 業 の 達 成 目 標:Classes in the second semester will be
similar to those in the first semester. Base upon the
abilities of the students and the progress made in the first
semester. This course stresses presentation, conversation
and listening skills.
- 46 -
教育職員課程
教職課程の履修について
高等学校教諭専修免許状を取得するためには、教育職員免許法及び教育職員免許法施行規則に基づい
て、本大学院に設置する教職課程所定の単位を修得しなければなりません。
1.教育職員免許状の種類及び教科
研究科 ・ 専攻
免許状の種類
教 科
高等学校教諭
専修免許状
工 業
電 子 工 学 専 攻
通 信 工 学 専 攻
工 学 研 究 科
建
築
学
専
攻
土 木 工 学 専 攻
環境情報工学専攻
ライフデザイン学研究科
デザイン工学専攻
2.最低修得単位数
⑴ 高等学校教諭一種免許状(工業)取得者の場合
研究科 ・ 専攻
電子工学専攻
通信工学専攻
工 学 研 究 科
建 築 学 専 攻
土木工学専攻
環境情報工学専攻
ライフデザイン学研究科
デザイン工学専攻
免許教科
(種類)
工 業
(専修)
工 業
(専修)
工 業
(専修)
工 業
(専修)
工 業
(専修)
工 業
(専修)
博士
(前期)
課程における
最低修得単位
工業に関する科目
24 単位
工業に関する科目
24 単位
工業に関する科目
24 単位
工業に関する科目
24 単位
工業に関する科目
24 単位
工業に関する科目
24 単位
⑵ 高等学校教諭一種免許状(工業)の所要資格を有する者の場合
博士(前期)課程における
最低修得単位
工業に関する科目
36 単位
電 子 工 学 専 攻 ・教科に関する科目
24 単位
・教職に関する科目
23 単位
工業に関する科目
通 信 工 学 専 攻 ・憲法
2 単位
24 単位
・体育
2 単位
工業に関する科目
工 学 研 究 科 建 築 学 専 攻
24 単位
・外国語コミュニケーション
2 単位
工業に関する科目
2 単位
土 木 工 学 専 攻 ・情報機器の操作
24 単位
工業に関する科目
環境情報工学専攻 ※詳細は、学部の教職免許状の取得
24 単位
に関する履修規程を参照してくだ
工業に関する科目
ライフデザイン学研究科 デザイン工学専攻
さい。
24 単位
研究科 ・ 専攻
学部(学士)における最低修得単位
3.教育課程(教科・工業に関する科目)
教育課程表および科目解説をご覧ください。
- 47 -
- 48 -
博士(前期)課程 履修案内
平成27年度 入学生対象
工学研究科
博士(前期)課程 履修案内
平成27年度 入学生対象
◇ 単位制について
本学では「単位制」を採用しています。
単位制とは、各授業科目ごとに一定の基準による単位数が決められていて、その授業科目を所定の
時間履修し、試験に合格するとその授業科目に決められている単位が修得できるという制度です。博
士(前期)課程の授業科目および単位数は、各専攻の教育課程表のとおりとします。1 単位の履修時
間は、15 時間から 30 時間までの範囲の授業をもって構成しています。
◇ セメスター制と学期について
大学院の 1 年間は、4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終わりますが、本学では半年を前期、残り
の半年を後期とするセメスター制を採用しています。各授業科目は1セメスター 15 週にわたる期間
内で終わります。
1年の初めに履修登録を行い、授業を受け、各学期の終わりに試験を受けます。試験に合格すれば
単位が修得できます。不合格であった場合は、次のセメスターか、翌年以降に再度履修登録を行い、
同じ授業を再び受講することができます。
◇ 授業科目の区分
授業科目は、その内容によって、次のように分けられています。
科目区分
必修/選択
内 容
研修科目
必修
修士論文作成に必要な指導を施す前に求められ
る専門分野体系の理解や文献分析能力などを醸
成する授業です。
演習科目
専門科目
選択
専攻独自に開設される授業です。
講義科目
共通科目Ⅰ
選択
専攻の事情で専門科目とは区別される専攻独自
の授業または幾つかの専攻間で共通して開設さ
れる授業です。
講義科目
または
演習科目
共通科目Ⅱ
選択
全専攻で共通して開設される授業です。
講義科目
関連科目
選択
研究科における他専攻の授業科目、他大学院の
授業科目、大学院教授会において関連科目と認
めたものです。
◇ 履修について
1.指導教員及び科目の決定
(1)自分の研究科目 ・ 研究テーマにあわせて、修士論文作成等の指導を受ける指導教員を決めます。
(2)原則として所属している専攻の教育課程表に示されている開講時期に従って 30 単位以上履
修して下さい。
(3)修了に必要な 30 単位のうち、6 単位については、研修科目の中から修得して下さい。
- 49 -
(4)関連科目は、あわせて 10 単位まで修得できます。他大学院の講義を受講する場合は、学務
課で別途申請して下さい。
(5)関連科目として認められない科目を履修する場合は、自由聴講科目として履修を認める場
合があります。修了単位には、含まれません。
2.履修科目の登録
(1)科目履修届は、春の前期オリエンテーション時に配布しますので、1 年間履修する科目を
記入して下さい。
(2)一度修得した科目は、再度履修することはできません。
(3)科目履修届は、所定の期日までに指導教員の承認を得てから提出して下さい。
(4)原則として履修登録の変更は認めません。やむを得ず変更する場合は、必ず学務課で変更
手続きをして下さい。誤りを放置すると履修登録がされず、きちんと授業に出席し試験で合
格点をとったとしても単位を修得できないことがあるので、注意して下さい。
◇ インターンシップの申請について
企業・団体等において就業体験をし、受入れ先からの評価と学生の研修レポートおよび報告等を総
合判断して評価を行います。詳細等については指導教員に相談して下さい。
※ 詳細については、91 ページを参照。
◇ 試験、成績評価について
(1)試験は、原則としてその授業の終了する学期末に行なわれますが、科目によっては、平常の
成績またはレポート等をもって試験に代えることがあります。
(2)試験に合格した科目には、所定の単位が与えられます。既修得単位の取り消し及び成績の更
新はできません。
(3)「成績通知書」は、各学期末の成績発表日に専攻長または指導教員を通じて配付します。
- 50 -
◇電子工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEE601 電子工学専攻前期課程研修
2 GEE511 制
〇
2
〇
4 GEE513 メ カ ト ロ ニ ク ス 特 論 ※
〇
2
〇
5 GEE514 計 測 回 路 工 学 特 論
〇
6 GEE515 信 号 処 理・ 制 御 特 論
〇
7 GEE516 パ タ ー ン 情 報 処 理 特 論
〇
8 GEE521 生 体 情 報 工 学 特 論
〇
2
〇
9 GEE522 バ イ オ セ ン シ ン グ 特 論
〇
2
〇
10 GEE523 光
論
〇
2
〇
11 GEE524 画 像 電 子 工 学 特 論
〇
2
〇
12 GEE531 電 子 物 性 学 特 論
〇
2
〇
13 GEE532 半 導 体 デ バ イ ス 工 学 特 論
〇
2
〇
14 GEE533 磁 気 材 料・ デ バ イ ス 特 論
〇
2
〇
15 GEE534 応 用 電 子 工 学 特 論
〇
16 GEE535 化 合 物 半 導 体 特 論
〇
17 GEE561 応 用 数 学 特 論 A
〇
共通科目Ⅰ 18 GEE562 応 用 数 学 特 論 B
〇
19 GEE571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
20 GEE581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
21 GEE582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEE591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEE592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEE593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
共通科目Ⅱ
関連科目
学
特
特
※履修希望者は,専攻長に相談してください。
- 51 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
3 GEE512 ロ ボ ッ ト 工 学 特 論
工
学
後
〇
子
工
〇
前
論
専門科目
御
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10単位以内
◇通信工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GET601 通信工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GET511 光 通 信 シ ス テ ム 特 論 Ⅰ
〇
3 GET512 光 信 号 処 理 工 学 特 論
〇
2
〇
4 GET513 光 通 信 シ ス テ ム 特 論 Ⅱ
〇
2
〇
5 GET521 無 線 通 信 シ ス テ ム 特 論
〇
2
〇
6 GET522 環 境 電 磁 工 学 特 論
〇
2
〇
7 GET523 マ イ ク ロ 波 回 路 特 論
〇
2
〇
8 GET524 超音波エレクトロニクス特論
〇
2
〇
9 GET531 コンピュータの数学特論 A
〇
10 GET532 イ ン タ ー ネ ッ ト 工 学 特 論
〇
2
〇
11 GET533 確 率 過 程 制 御 特 論
〇
2
〇
12 GET534 コンピュータの数学特論 B
〇
2
〇
13 GET535 数 理 統 計 学 特 論
〇
2
〇
14 GET536 コンピュータアーキテクチャ特論
〇
2
〇
15 GET541 衛 星 画 像 解 析 特 論
〇
2
〇
16 GET542 情 報 ネ ッ ト ワ ー ク 特 論
〇
2
〇
17 GET543 コンピュータグラフィックス特論
〇
2
〇
18 GET544 認
論
〇
2
〇
共通科目Ⅰ 19 GET571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
20 GET581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
21 GET582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GET591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GET592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GET593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
共通科目Ⅱ
関連科目
知
工
学
特
- 52 -
備 考
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10単位以内
◇建築学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEA601 建 築 学 専 攻 前 期 課 程 研 修
2 GEA501 建
専門科目
築
形
〇
前
後
〇
2
〇
3 GEA511 日 本 建 築 史 特 論
〇
2
〇
4 GEA512 日 本 建 築 生 産 史
〇
5 GEA513 建
築
意
匠
特
論
〇
2
〇
6 GEA521 地
域
環
境
計
画
〇
2
〇
7 GEA522 施
設
計
画
特
論
〇
8 GEA523 住
宅
計
画
特
論
〇
2
〇
9 GEA531 建 築 環 境 工 学 特 論 Ⅰ
〇
2
〇
10 GEA532 建 築 環 境 工 学 特 論 Ⅱ
〇
11 GEA541 建 築 生 産 工 学 Ⅰ
〇
12 GEA542 建 築 生 産 工 学 Ⅱ
〇
2
〇
13 GEA543 建築部位・部材の性能特論
〇
2
〇
14 GEA551 複
学
〇
2
〇
構
造
15 GEA552 振
動
学
Ⅰ
〇
16 GEA553 振
動
学
Ⅱ
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
17 GEA554 制
振
構
造
論
〇
2
〇
18 GEA561 企
画
と
設
計
〇
2
〇
19 GEA562 計
画
と
意
匠
〇
2
〇
20 GEA563 建 築 環 境 設 備 設 計
〇
2
〇
21 GEA564 建
計
〇
理
〇
共通科目Ⅰ 23 GEA566 建 築 設 計 実 務 演 習
〇
2
〇
24 GEA567 建 築 環 境 設 備 実 務 演 習
〇
2
〇
25 GEA568 建 築 構 造 実 務 演 習
〇
2
〇
22 GEA565 施
共通科目Ⅱ
関連科目
築
工
構
造
と
設
管
2
〇
2
〇
一級建築士の実務
経験1年取得にあ
たっては,「企画
と設計」および
「建築構造設計」
を含む4科目以上
を必修とする
〔並列開講科目〕
一級建築士の実務
経験1年取得にあ
たっては、いずれ
か1科目を選択し
て,必修とする
一級建築士の実務
経験1年取得にあ
たっては,必修と
する
26 GEA571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
27 GEA581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
28 GEA582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEA591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEA592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEA593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
- 53 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
論
合
態
後
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
5
2
2
あわせて
10単位以内
◇土木工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEC601 土木工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
造
工
学
総
論
〇
2
〇
3 GEC521 地
盤
工
学
総
論
〇
2
〇
論
〇
2
〇
5 GEC541 社 会 基 盤 計 画 総 論
〇
2
〇
6 GEC551 衛
論
〇
2
〇
7 GEC512 鉄筋コンクリート工学特論
〇
2
〇
8 GEC513 構 造 解 析 学 特 論
〇
2
〇
9 GEC522 地
質
工
学
特
論
〇
2
〇
10 GEC523 土
質
工
学
特
論
〇
2
〇
11 GEC524 地
震
工
学
特
論
〇
2
〇
12 GEC532 河 海 水 理 学 特 論
〇
2
〇
13 GEC533 海
洋
工
学
特
論
〇
2
〇
14 GEC542 土
木
計
画
特
論
〇
2
〇
15 GEC543 空 間 情 報 工 学 特 論
〇
2
〇
16 GEC544 道 路 ・ 交 通 工 学 特 論
〇
2
〇
17 GEC545 建 設 マ ネ ジ メ ン ト 特 論
〇
2
〇
18 GEC552 水 処 理 工 学 特 論
〇
2
〇
19 GEC553 水 圏 環 境 評 価 特 論
〇
2
〇
共通科目Ⅰ 20 GEC571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
21 GEC581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
22 GEC582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEC591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEC592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEC593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
共通科目Ⅱ
関連科目
理
生
学
工
総
学
総
- 54 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GEC511 構
4 GEC531 水
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
6単位まで
を修了に要
する単位と
して認める
2
2
2
あわせて
10単位以内
◇環境情報工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GEK601 環境情報工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
〇
3 GEK521 化 学 反 応 速 度 論
〇
2
〇
4 GEK522 環 境 物 質 分 配 論
〇
2
〇
5 GEK523 生 物 電 気 化 学 特 論
〇
2
6 GEK524 環 境 材 料 化 学 特 論
〇
2
7 GEK525 多 孔 材 料 吸 着 工 学 特 論
〇
8 GEK526 錯 体 化 学 工 学 特 論
〇
9 GEK527 生
論
〇
10 GEK531 環境保全フィールドワーク
〇
11 GEK532 環 境 マ ネ ジ メ ン ト 特 論
〇
2
〇
12 GEK541 環 境 情 報 処 理 特 論
〇
2
〇
13 GEK542 水 質 環 境 保 全 工 学
〇
2
〇
14 GEK543 環
境
生
態
工
学
〇
2
15 GEK544 環
境
微
生
物
学
〇
2
学
〇
17 GEK551 光 セ ン シ ン グ 技 術 特 論
〇
2
〇
18 GEK552 太陽光・電気変換技術特論
〇
2
〇
共通科目Ⅰ 19 GEK571 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
20 GEK581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
21 GEK582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GEK591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GEK592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GEK593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
専門科目
16 GEK545 群
共通科目Ⅱ
関連科目
集
学
生
特
態
- 55 -
備 考
指導を受ける大学
院担当教員による
指導を受けること。
6
2 GEK511 バ ッ テ リ ー 工 学 特 論
化
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
2
あわせて
10単位以内
- 56 -
博士(前期)課程 履修案内
平成27年度 入学生対象
ライフデザイン学研究科
博士(前期)課程 履修案内
平成27年度 入学生対象
◇ 単位制について
本学では「単位制」を採用しています。
単位制とは、各授業科目ごとに一定の基準による単位数が決められていて、その授業科目を所定の
時間履修し、試験に合格するとその授業科目に決められている単位が修得できるという制度です。博
士(前期)課程の授業科目および単位数は、各専攻の教育課程表のとおりとします。1 単位の履修時
間は、15 時間から 30 時間までの範囲の授業をもって構成しています。
◇ セメスター制と学期について
大学院の 1 年間は、4 月 1 日に始まり翌年 3 月 31 日に終わりますが、本学では半年を前期、残り
の半年を後期とするセメスター制を採用しています。各授業科目は1セメスター 15 週にわたる期間
内で終わります。
1年の初めに履修登録を行い、授業を受け、各学期の終わりに試験を受けます。試験に合格すれば
単位が修得できます。不合格であった場合は、次のセメスターか、翌年以降に再度履修登録を行い、
同じ授業を再び受講することができます。
◇ 授業科目の区分
授業科目は、その内容によって、次のように分けられています。
科目区分
必修/選択
内 容
研修科目
必修
修士論文作成に必要な指導を施す前に求められ
る専門分野体系の理解や文献分析能力などを醸
成する授業です。
演習科目
専門科目
選択
専攻独自に開設される授業です。
講義科目
共通科目Ⅰ
選択
専攻の事情で専門科目とは区別される専攻独自
の授業または幾つかの専攻間で共通して開設さ
れる授業です。
講義科目
または
演習科目
共通科目Ⅱ
選択
全専攻で共通して開設される授業です。
講義科目
関連科目
選択
研究科における他専攻の授業科目、他大学院の
授業科目、大学院教授会において関連科目と認
めたものです。
◇ 履修について
1.指導教員及び科目の決定
(1)自分の研究科目 ・ 研究テーマにあわせて、修士論文作成等の指導を受ける指導教員を決めます。
(2)原則として所属している専攻の教育課程表に示されている開講時期に従って 30 単位以上履
修して下さい。
(3)修了に必要な 30 単位のうち、6 単位については、研修科目の中から修得して下さい。
- 57 -
(4)関連科目は、あわせて 10 単位まで修得できます。他大学院の講義を受講する場合は、学務
課で別途申請して下さい。
(5)関連科目として認められない科目を履修する場合は、自由聴講科目として履修を認める場
合があります。修了単位には、含まれません。
2.履修科目の登録
(1)科目履修届は、春の前期オリエンテーション時に配布しますので、1 年間履修する科目を
記入して下さい。
(2)一度修得した科目は、再度履修することはできません。
(3)科目履修届は、所定の期日までに指導教員の承認を得てから提出して下さい。
(4)原則として履修登録の変更は認めません。やむを得ず変更する場合は、必ず学務課で変更
手続きをして下さい。誤りを放置すると履修登録がされず、きちんと授業に出席し試験で合
格点をとったとしても単位を修得できないことがあるので、注意して下さい。
◇ インターンシップの申請について
企業・団体等において就業体験をし、受入れ先からの評価と学生の研修レポートおよび報告等を総
合判断して評価を行います。詳細等については指導教員に相談して下さい。
※ 詳細については、91 ページを参照。
◇ 試験、成績評価について
(1)試験は、原則としてその授業の終了する学期末に行なわれますが、科目によっては、平常の
成績またはレポート等をもって試験に代えることがあります。
(2)試験に合格した科目には、所定の単位が与えられます。既修得単位の取り消し及び成績の更
新はできません。
(3)「成績通知書」は、各学期末の成績発表日に専攻長または指導教員を通じて配付します。
- 58 -
◇デザイン工学専攻
科目 No.
授 業 科 目
必修 選択 前
研修科目
1 GLD601 デザイン工学専攻前期課程研修
後
〇
前
後
〇
3 GLD512 地 域 産 業 デ ザ イ ン 論 Ⅰ
〇
4 GLD513 地 域 産 業 デ ザ イ ン 論 Ⅱ
〇
5 GLD514 インタラクションデザイン計画Ⅰ
〇
6 GLD515 インタラクションデザイン計画Ⅱ
〇
7 GLD516 情 報 メ デ ィ ア 論
〇
2
8 GKD517 デ ザ イ ン 戦 略 論
〇
2
〇
9 GLD521 環
境
造
形
計
画
〇
2
〇
10 GLD522 造
形
構
成
論
Ⅰ
〇
2
〇
11 GLD523 造
形
構
成
論
Ⅱ
〇
2
〇
論
〇
2
〇
13 GLD531 福 祉 デ ザ イ ン 計 画
〇
2
14 GLD532 エ ル ゴ デ ザ イ ン 計 画 Ⅰ
〇
2
15 GLD533 エ ル ゴ デ ザ イ ン 計 画 Ⅱ
〇
2
16 GLD534 看 護 支 援 デ ザ イ ン 論
〇
2
17 GLD541 生
学
〇
18 GLD542 生 活 エ ネ ル ギ ー 論
〇
19 GLD543 住
居
史
論
〇
20 GLD544 集
住
計
画
〇
共通科目Ⅰ 21 GLD561 イ ン タ ー ン シ ッ プ
〇
22 GLD581 大 学 院 の 英 語 Ⅰ
〇
23 GLD582 大 学 院 の 英 語 Ⅱ
〇
― GLD591 研究科における他専攻の授業科目
〇
…
…
…
…
― GLD592 他 大 学 院 の 授 業 科 目
〇
…
…
…
…
― GLD593 大学院教授会において関連科目と認めたもの
〇
…
…
…
…
12 GLD524 色
共通科目Ⅱ
関連科目
彩
活
調
環
和
境
- 59 -
備 考
指導を受ける大学院
担当教員による指導
を受けること。
6
2 GLD511 インダストリアルデザイン論
専門科目
教職課程
科目区分
必・選 開講時期及び単位数
区 分
1年
2年
工業に関する科目
◎教育課程表
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
〇
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
〇
2
2
2
あわせて
10単位以内
- 60 -
東北工業大学
災害技術国際センター
東北工業大学 災害技術国際センター
International Center of Disaster Engineering, Tohoku Institute of Technology
■ センターの目的
被災地に位置する高等教育機関として、以下を目的としています。
・地域の復興(災害に強いまちづくり)へ主体的専門的に関与する人材の育成
・大学院における高度な教育と研究とを国際的に推進
■ センターの事業
〈教育事業〉
・大学院専攻横断教育 / 災害につよいまちづくりプロフェッショナルコースの開設
・社会人大学院生と留学生の積極的受入れ(詳細下記)
〈研究事業〉
・災害技術に関する学際研究 / 共同研究の推進
・受託研究の受け入れ / コンサルティング(行政法人・地方自治体 ・ 企業ほか)
・多専攻による柔軟な研究課題構成
■ 〈教育事業〉大学院・災害につよいまちづくりプロフェッショナルコースの概要
本コースは、専攻横断・学際型の「災害につよいまちづくり」専門家育成のために、本学大学院建
築学専攻・土木工学専攻・デザイン工学専攻に在籍する大学院生が、所属専攻の指定科目 4 単位のほ
か、他専攻の関連する科目を6単位以上、合計 10 単位以上履修することにより、本コース修了の認
定がなされます。これらは、教育課程表中の関連科目と位置付けられます。履修プログラム構成(履
修登録)に際しては、事前の指導教員の助言を必須とし、センターでのプログラム審査を経てコース
が開始されます。コース修了者にはセンターから修了証が授与されます。
本コースは、大学院科目等履修生として履修することができますので、社会人等が大学院に正規入
学しなくても履修可能です。また社会人等が大学院に正規入学し、本コースに加え所属専攻の所定単
位を修得し、修士学位論文の審査に合格することで、修士号の取得が可能です。本学大学院では、特
に優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において認められれば、1 年間の在籍で修士学位論文の
審査が可能となっております。
本コースの受講に際しては、事前の協議が必要ですので下記にお問い合わせ下さい。
参考として、本コース履修プログラム構成例を次頁に示します。
■ センター長その他
センター長 薛 松濤
副センター長 今西 肇
■ 問い合わせ(運営委員会幹事)
建築学専攻
土木工学専攻
デザイン工学専攻
薛 松濤
今西 肇
大沼正寛
[email protected]
[email protected]
[email protected]
- 61 -
災害につよいまちづくりプロフェッショナルコース プログラム例
プランナー・プログラム
科目名
講義の視点
単位
担当教員
専攻
地域環境計画
地域個性の形成要素への配慮
2
不破 正仁
建築学
施設計画特論
人間 - 環境系の視点
2
石井 敏
建築学
社会基盤計画総論
公共投資のあり方
2
稲村 肇
(非常勤)
土木工学
建設マネジメント特論
プロジェクトマネジメント
2
須藤 敦史
土木工学
地域産業デザイン論Ⅰ
地域資源を活かした自律的発展
2
菊地 良覺
デザイン工学
環境造形計画
地域の歴史・文化・環境
2
大沼 正寛
デザイン工学
2
-
-
単位
担当教員
専攻
開講科目以外の専門的学修
学外専門家のリレー講義
注)
など
復興コーディネーター・プログラム
科目名
講義の視点
住宅計画特論
これからの住まい
2
新井 信幸
建築学
建築形態論
構造体の力の流れと形
2
竹内 泰
大沼 正昭
船木 尚己
建築学
社会基盤計画総論
公共投資のあり方
2
稲村 肇
(非常勤)
土木工学
道路・交通工学特論
道路環境評価・道路景観設計
2
村井 貞規
(非常勤)
土木工学
開講科目以外の専門的学修
学外専門家のリレー講義注)など
2
-
-
講義の視点
単位
担当教員
専攻
構造エンジニア・プログラム
科目名
振動学Ⅰ
地震応答解析
2
薛 松濤
建築学
制振構造論
免震・制振技術の原理と特徴
2
船木 尚己
建築学
建築部位・部材の性能特論
建築物の安全性
2
有川 智
建築学
地質工学特論
地形地質の理解
2
千葉 則行
土木工学
土質工学特論
地盤工学
2
西山 卓
(非常勤)
土木工学
鉄筋コンクリート工学特論
コンクリート標準示方書
2
小出 英夫
土木工学
2
-
-
単位
担当教員
専攻
開講科目以外の専門的学修
学外専門家のリレー講義
注)
など
環境エンジニア・プログラム
科目名
講義の視点
建築環境工学特論Ⅰ
都市・地域の環境
2
渡邉 浩文
建築学
建築環境工学特論Ⅱ
都市・地域のエネルギー
2
許 雷
建築学
河海水理学特論
水圏の理解
2
高橋 敏彦
土木工学
エルゴデザイン計画Ⅰ
人間の生理的心理的反応
2
原田 一
デザイン工学
生活環境学
環境形成機構と制御
2
高木 理恵
デザイン工学
2
-
-
開講科目以外の専門的学修
学外専門家のリレー講義
注)
など
注)センターの企画・主催で行われる学外専門家による講義等を予定しています。
- 62 -
大学院学則・諸規程等
東北工業大学大学院学則(抄)
第1章 総 則
(目 的)
第1条 東北工業大学大学院(以下「本大学院」という。)は、建学の精神に則り、学術の理論及び応
用を教授研究し、その深奥を究めて、ひろく文化の発展に寄与することを目的とする。また、その目
的実現のために、「創造から統合へ-仙台からの発進」のスローガンのもと、人間・環境を重視した
豊かな生活のための学問を創造し、社会との真の融合を目指すことにより、地域の文化と産業の発展
に寄与するとともに、その中心となって貢献することのできる高度の専門知識と問題解決能力を備え
た優れた人材を育成する。
(研究科)
第2条 本大学院に、工学研究科及びライフデザイン学研究科(以下総称して「本研究科」という。)
を置く。
(人材育成の目的)
第2条の2 本研究科の人材育成の目的を次のとおり定める。
⑴ 工学研究科は、東北地方を中心とした地域社会から国際社会に及ぶ広範囲な領域において、持続
可能な社会に寄与する科学技術、環境技術、産業、生活、芸術文化にかかわる高度な専門性と卓越
した創造性、統合的能力及び国際理解力を有する技術者ならびに研究者を育成することを目的とす
る。
⑵ ライフデザイン学研究科は、東北地方を中心とした地域社会から国際社会に及ぶ広範囲な領域に
おいて、持続可能な社会や生活文化の実現に寄与する科学技術、環境技術、産業、芸術の統合につ
とめ、これにかかわる高度な専門性と卓越した創造性、教養及び国際理解力を有する技術者、デザ
イナーならびに研究者を育成することを目的とする。
(課 程)
第3条 本研究科に博士課程を置く。
2 博士課程を前期2年の課程(以下「博士(前期)課程」という。)及び後期3年の課程(以下「博士
(後期)課程」という。)に区分する。
3 前項の博士
(前期)
課程は、これを修士課程として取扱う。
4 博士(前期)
課程の目的を次のとおり定める。
⑴ 工学研究科は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門
性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。
⑵ ライフデザイン学研究科は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又
は高度に専門的な業務に従事するのに必要な思考力と実践力を養うことを目的とする。
5 博士(後期)
課程の目的を次のとおり定める。
⑴ 工学研究科は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必要な、又はそ
の他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を
養うことを目的とする。
⑵ ライフデザイン学研究科は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うために必
要な、又はその他の高度に専門的な業務に従事するのに必要な研究能力及びその基礎となる豊かな
学識を養うことを目的とする。
(専 攻)
第4条 本研究科に、次の専攻を置く。
工学研究科
博士課程 電子工学専攻
通信工学専攻
建築学専攻
- 63 -
土木工学専攻
環境情報工学専攻
ライフデザイン学研究科
博士課程 デザイン工学専攻
(収容定員)
第5条 本研究科における各専攻の収容定員は、次のとおりとする。
博士
(前期)
課程
専 攻
入学定員
工学研究科
収容定員
博士
(後期)
課程
入学定員
収容定員
25 人
50 人
10 人
30 人
電 子 工 学 専 攻
5人
10 人
2人
6人
通 信 工 学 専 攻
5人
10 人
2人
6人
建
攻
5人
10 人
2人
6人
土 木 工 学 専 攻
5人
10 人
2人
6人
環境情報工学専攻
5人
10 人
2人
6人
5人
10 人
2人
6人
5人
10 人
2人
6人
30 人
60 人
12 人
36 人
築
学
専
ライフデザイン学研究科
デザイン工学専攻
計
(修業年限)
第6条 博士(前期)課程の標準修業年限は、2年とし、博士(後期)課程の標準修業年限は、3年とす
る。
2 博士(前期)
課程には4年を超え、博士
(後期)
課程には6年を超えて在学することができない。
第2章 学年・学期及び休業日
(学 年)
第7条 学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終る。
(学 期)
第8条 学年を分けて次の2学期とする。
前期 4月1日から9月30日まで
後期 10月1日から翌年3月31日まで
2 前・後期の開始日等については、前・後期の開始日等については、学年暦において適切な月日に変
更することができる。
(休業日)
第9条 休業日は、次のとおりとする。
⑴ 日曜日及び土曜日
⑵ 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日
⑶ 創立記念日 10月19日
⑷ 春季休業
⑸ 夏季休業
⑹ 冬季休業
2 臨時休業日は、その都度定める。
3 休業日に授業を行うことがある。
第3章 教育課程及び履修方法
(授業科目及び研究指導)
第10条 本大学院の教育は、授業科目の授業と研究及び学位論文の作成等に対する指導により行う。
- 64 -
以下、研究及び学位論文の作成等に対する指導を研究指導という。
2 博士(前期)
課程の各専攻の授業科目及び単位数は、別表第1のとおりとする。
3 博士(後期)
課程の各専攻の研究指導は別表第2のとおりとする。
4 本研究科における学位論文の作成等に対する研究指導の内容等については、本大学院教授会が別に
定める。
第10条の2 前条第1項の授業科目については、必要に応じ、特定の時間又は時期に開設することが
ある。
(指導教授及び指導准教授の選定)
第11条 授業科目の履修の指導及び研究指導を行うために、各学生ごとに指導教授又は指導准教授
(以下「指導教員」という。)を定める。
(成績評価基準の明示等)
第11条の2 本大学院は学生に対して、授業及び研究指導の計画をあらかじめ明示するものとする。
2 本大学院は、学修の成果及び学位論文に係わる評価並びに修了の認定に当たっては、客観性及び厳
格性を確保するため、学生に対してその基準をあらかじめ明示するとともに、当該基準にしたがって
適切に行うものとする。
(教育内容等の改善のための組織的な研修等)
第11条の3 本大学院は、授業及び研究指導の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研
究を実施するものとする。
(履修科目の選定)
第12条 博士(前期)課程の学生は、指導教員の指示に従って、学年又は学期の初めに、履修しようと
する授業科目を選定し、所定の期日までに工学研究科長または、ライフデザイン学研究科長(以下総
称して「本研究科長」という。)に届け出なければならない。
2 博士(前期)課程の学生は、本大学院教授会が別に定めるところより、本研究科長の許可を得て、関連
科目として、研究科における他専攻の授業科目、及び大学院教授会において認められた授業科目を履
修することができる。ただし、修得単位は10単位を超えない範囲とする。
3 博士(後期)課程の学生は、本研究科長の許可を得て本大学院博士(前期)課程若しくは東北工業大学
(以下「本学」という。)学部の授業科目を履修することができる。
(他大学院等における授業科目の履修及び研究指導)
第13条 学生が他の大学院の授業科目を履修することが教育上有益であると本大学院において認めた
ときは、あらかじめ、当該他の大学院と協議の上、学生が当該他の大学院の授業科目を履修すること
を認めることがある。
2 前項の規定により、修得した単位は、大学院教授会の議を経て本大学院において修得したものとみ
なすことができる。ただし、第12条第2項により修得した単位数と合わせて10単位を超えないものと
する。
第13条の2 学生が他の大学院又は研究所等(以下「他の大学院等」という。)において研究指導を受
けることが教育上有益であると本大学院において認めるときは、あらかじめ、当該他の大学院等と協
議の上、学生が他の大学院等において、研究指導の一部を受けることを認めることがある。この場合
において博士
(前期)
課程の学生が当該研究指導を受けることができる期間は1年を超えないものとす
る。
2 前項の規定により、研究指導を受けた場合は、大学院教授会の議を経て本研究科において受けた研
究指導とみなす。
第13条の3 学生は、本研究科長の許可を得て、本大学院教授会が別に定める外国の大学の大学院又
はこれに相当する高等教育機関等(以下「外国の大学院等」という。)に留学することができる。
第13条の4 他の大学院等における修学及び外国の大学院等への留学に関し必要な事項は、本大学院
教授会が別に定める。
(単位修得の認定)
第14条 履修した授業科目の単位認定は、当該授業科目の試験により行う。ただし、試験を行うこと
- 65 -
なく平常の成績又はレポート等によることができる。
(既修得単位等の認定)
第14条の2 学生が本大学院に入学する前に、大学院において履修した授業科目について修得した単
位(大学院科目等履修生として修得した単位を含む。)は、審査の上、10単位を超えない範囲で本大
学院において修得したものと認めることができる。
(受験資格)
第15条 本大学院の課程における正規の授業を受け、所定の授業科目を履修した者に対して、所定の
時期に試験を行う。
2 学費未納の者は、授業科目修了の認定を受けることができない。
(成績の表示)
第16条 試験成績は、100点をもって最高とし、60点以上を合格とする。
(論文主題及び研究計画)
第17条 博士(前期)課程の学生は、同課程に1年以上在籍し、専攻科目について別に定める所定の単
位を修得したうえで、修士学位論文の主題とその研究計画を指導教員に提出し、その承認を受けなけ
ればならない。
第17条の2 博士(後期)課程の学生は、同課程に2年以上在籍し、所定の研究指導を受け学位論文の
主題と研究計画を指導教員に提出し、その承認をうけなければならない。
第18条 学位論文は、本学学位規程により所定の期日までに提出しなければならない。
(学位論文の合格)
第19条 博士(前期)課程の学位論文は、当該専攻分野における精深な学識と研究能力、又は高度の専
門性を要する職業等に必要な高度の能力を証示するに足りるものをもって合格とする。
第19条の2 博士(後期)課程の学位論文は、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行
い、又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな
学識を証示するに足りるものをもって合格とする。
(最終試験)
第20条 最終試験は博士(前期)課程においては、所定の単位を修得し、かつ、修士学位論文を提出し
た者について、また、博士
(後期)
課程においては、必要な研究指導を受けた上、博士学位論文を提出
した者について行う。
2 前項に規定するもののほか、最終試験は「本学学位規程」の定めるところによる。
3 学位規程は、別に定める。
第4章 課程の修了及び学位の授与
(博士(前期)課程修了及び学位の授与)
第21条 本大学院研究科の博士(前期)課程に2年以上在学し、専攻科目について30単位以上を修得
し、かつ、必要な指導を受け、修士学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格したことを
もって課程を修了した者には、次の学位を授与する。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績
を上げた者と大学院教授会において認めた場合には、大学院に1年以上在学すれば足りるものとす
る。
研 究 科
専 攻
学 位
電子工学専攻
通信工学専攻
工学研究科
建築学専攻
修士(工学)
土木工学専攻
環境情報工学専攻
ライフデザイン学研究科
デザイン工学専攻
- 66 -
修士(デザイン工学)
2 前項の場合において、大学院教授会が適当と認めるときは、特定の課題についての研究の成果の審
査をもって修士学位論文の審査に代えることができる。
(博士(後期)課程修了及び学位の授与)
第21条の2 本大学院研究科の博士(後期)課程に3年以上在学し、かつ、必要な研究指導を受け、博
士学位論文を提出して、その審査及び最終試験に合格したことをもって課程を修了した者には、次の
学位を授与する。ただし、在学期間に関しては、優れた研究業績を上げた者と大学院教授会において
認めた場合には、1年(2年未満の在学期間をもって修士課程又は博士(前期)課程を修了した者に
あっては、当該在学期間を含めて3年)以上在学すれば足りるものとする。
研 究 科
専 攻
学 位
電子工学専攻
通信工学専攻
工学研究科
建築学専攻
博士(工学)
土木工学専攻
環境情報工学専攻
ライフデザイン学研究科
デザイン工学専攻
博士(デザイン工学)
第5章 職 員
(研究科長)
第22条 研究科に研究科長を置き、工学研究科においては工学部長を、ライフデザイン学研究科にお
いてはライフデザイン学部長をもって充てる。
2 研究科長は研究科に関する事項を総括する。
(教 員)
第22条の2 本大学院における研究指導及び授業は、その資格を有する本学の教授、准教授及び講師
がこれを担当する。
(指導教員)
第23条 指導教員は、学生の研究及び学位論文の作成の指導にあたるものとする。
(事務職員)
第24条 本大学院に必要な事務職員を置く。
第6章 運営組織
(大学院教授会)
第25条 本大学院に大学院教授会を置き、学長、副学長、研究科長及び指導教員をもって構成する。
学長が必要と認めたときは、第22条の2の教員を参加させることができる。
2 大学院教授会は学長がこれを招集し、その議長となる。学長が必要と認めたときは、研究科長がこ
れに代わることができる。
3 学長が必要と認めたときは、大学院教授会の同意を得て、第1項に規定する以外のその他の職員を
大学院教授会に出席させることができる。
4 第1項~第3項に定めるほか、大学院教授会に関し必要な事項は別に定める。
(審議事項)
第26条 削除
第27条 削除
(点検・評価)
第28条 本大学院は、教育研究水準の向上を図り、その目的及び社会的使命を達成するため、本大学
院における教育研究活動等の状況について自ら点検及び評価を行い、その結果を公表する。
2 前項の点検及び評価の実施については、別に定める。
- 67 -
第7章 入学 ・ 進学 ・ 転入学 ・ 休学 ・ 復学 ・ 転学・退学及び再入学
(入学の時期)
第29条 学生の入学の時期は、毎年4月とする。
2 前項の規定にかかわらず、特に必要があり、かつ、教育上支障がないと本研究科において認めると
きは、入学、進学、転学の時期は、第2学期の初めから31日以内とすることがある。
3 再入学の時期は、その都度定める。
(入学資格)
第30条 本大学院博士(前期)課程に入学することのできる者は、次の各号の1に該当し、かつ、所定
の選考に合格した者とする。
⑴ 学校教育法第83条に定める大学を卒業した者
⑵ 学校教育法第104条の4項の規定により学士の学位を授与された者
⑶ 外国において、学校教育における16年の課程を修了した者
⑷ 文部科学大臣の指定した者
⑸ 大学に3年以上在学し、本大学院において、所定の単位を優れた成績をもって修得したものと認め
た者
⑹ その他本大学院において、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者
第30条の2 博士(前期)課程を修了して、引き続き博士(後期)課程に進学することを願い出た者に対
しては、選考の上、進学を許可する。
第30条の3 博士(後期)課程に入学することができる者は、次の各号の1に該当し、かつ、所定の選考
に合格した者とする。
⑴ 修士の学位又は専門職学位を有する者
⑵ 外国の大学の大学院(以下「外国の大学院」という。)において、修士の学位又は専門職学位に
相当する学位を授与された者
⑶ 文部科学大臣の指定した者
⑷ その他本大学院において、修士の学位を有する者と同等以上の学力があると認めた者
(転入学)
第31条 他の大学院に在学する者で、本学の大学院に転学を志願する者があるときは、所定の選考に
合格した者に対して転学を許可することがある。
(入学志願手続)
第32条 本大学院に入学・転学を志願する者は、指定の期間内に、所定の書類に入学検定料を添えて
提出しなければならない。
(選 考)
第33条 博士(前期)課程に入学を志願した者に対する選考は、学力試験、口頭試問、調査書及び健康
診断の結果を総合判断して行う。
第33条の2 博士(後期)課程に進学・編入学を志願した者に対する選考方法は、本大学院教授会が別
に定める。
(入学手続)
第34条 第32条及び第32条の2の選考により合格した者は、所定の期日までに、保証人連署の誓約
書、住民票抄本及び別に定める入学金を添えて提出しなければならない。その他の授業料、諸学納金
は、別に定める指定の期日までに納入しなければならない。
(保証人)
第35条 保証人は、父母又は独立の生計を営む者で、確実に保証人としての責務を果たし得る者でな
ければならない。
2 保証人として不適格と認められたときは、その変更を命ぜられることがある。
3 保証人は、保証する学生の在学中、その学生にかかわる一切の事項について連帯の責任を負わなけ
ればならない。
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4 保証人が死亡又はその他の事由でその責任を果たし得ない場合には、新たな保証人を届け出なけれ
ばならない。
(住所変更等)
第36条 学生又は保証人が転籍・転居又は改姓したときは、その旨直ちに届け出なければならない。
(休 学)
第37条 病気その他やむを得ない事情により、引き続き3か月以上修学することができない者は、所
定の手続きを経て休学を願い出ることができる。
2 休学の期間は、引き続き1年を超えることができない。ただし、特別の事情がある場合は更に延長
を願い出ることができる。
3 休学期間は、通算して博士
(前期)
課程にあっては2年を、博士
(後期)
課程にあっては3年を、超え
ることができない。
4 休学が引き続き3か月以上にわたるときは、この期間は、在学年数に算入しない。
5 病気又はその他の事情により修学が不適当と認められる者に対しては、休学を命ずることがある。
6 前項による休学期間内に、その事情がなくなったときは、復学を命ずる。
(復 学)
第38条 休学の期間が満了したときは、復学の届け出をしなければならない。
2 休学期間内に、その事情がなくなったときは、復学を願い出ることができる。
(転学)
第38条の2 転学を希望する者は、その理由を具し、保証人連署のうえ、願い出なければならない。
(退 学)
第39条 次の各号のいずれかに該当する場合は退学とする。
⑴ 病気その他の事故により成業の見込みがないと認められる者
⑵ 第6条第2項に規定する在学年限を超えた者
⑶ 第36条第3項に規定する休学期間を超えて、なお修学できない者
⑷ 学費の納付を怠り、督促を受けてもなお納付しない者
⑸ 学業を怠り成業の見込みがないと認められる者
⑹ 正当の理由なくして出席常でない者
⑺ 在籍中に死亡した者
⑻ 前各号以外の理由により保証人連署のうえ退学を願い出た者
(再入学)
第40条 前条により退学した者が、保証人連署のうえ再入学を願い出たときは、入学を許可すること
がある。ただし、前条第2号及び懲戒による退学者の再入学は許可しない。
2 再入学については、本学再入学取扱要項を準用する。
第8章 学 費 等
(入学検定料)
第41条 入学検定料は次のとおり定める。
入学検定料 33,000円
2 第31条による転学、第40条による再入学の場合も同様とする。
(学 費)
第42条 学費科目及びその金額を次のとおり定める。
博士(前期・後期)課程
金 額
項 目
入
学
(単位:円)
入学年次
金
2年次以降
250,000
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備 考
授
業
料
900,000
900,000
設 備 負 担 金
260,000
260,000
学生諸費分担金
20,000
20,000
計
1,430,000
1,180,000
2 ただし、前項の規程にかかわらず、次の各号のいずれかに該当する者は、下表を適用する。
⑴ 本学学部卒業者及び本学学部3年次からの進学者で、博士
(前期)
課程に入学した者
⑵ 本学大学院博士
(前期)
課程を修了し、博士
(後期)
課程に進学した者
(単位:円)
金 額
項 目
授
業
入学年次
2年次以降
料
900,000
900,000
学生諸費分担金
20,000
20,000
計
920,000
920,000
備 考
(納期等)
第43条 前条の学費のうち、設備負担金・授業料・学生諸費分担金は、毎学年次前期(4月)及び後
期(10月)に分納する。
2 やむを得ない事情で前項の定める期限までに納付できない場合は、本人及び保証人連署のうえ延納
願を提出し許可を受けなければならない。
3 学期途中において退学又は転学しようとする者は、その期の学費を納入しなければならない。
4 既納の学費等は一切返却しない。
(減額及び免除)
第44条 休学中の者については、その期間の授業料、設備負担金及び学生諸費分担金を徴収しない。
ただし、休学在籍料を納入しなければならない。
休学在籍料(月額10,000)
(単位:円)
通年休学
120,000
半期休学
60,000
2 特別の事情により必要があると認められた者に対しては、理事長の承認を得て授業料等を減免する
ことがある。
第9章 科目等履修生・研究生・特別聴講学生及び外国人学生
(科目等履修生)
第45条 学士の学位を授与された者又はこれに準ずる者で、本大学院の授業科目の中の1科目又は数
科目を選んで履修を志願する者については、学生の履修に支障のない限り、選考のうえ科目等履修生
として入学を許可することがある。
2 科目等履修生規程は、別に定める。
(研究生)
第46条 修士の学位を授与された者又はこれに準ずる者で、本大学院において研究を行うことを志願
する者があるときは、学生の指導及び研究に支障のない限り、選考のうえ研究生として入学を許可す
ることがある。
2 研究生規程は、別に定める。
(外国人学生)
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第47条 外国人で本大学院に入学(転学・再入学を含む。)を志願する者があるときは、選考のうえ外
国人学生として入学を許可することがある。
2 外国人学生の入学については、本学外国人学生入学取扱規程を準用する。
(特別聴講学生)
第48条 他の大学院の学生又は外国の大学院等の学生で、本大学院において特定の授業科目の履修を
志願する者があるときは、当該他の大学院又は外国の大学院等との協議に基づき、本学大学院教授会
の議を経て、特別聴講学生として受け入れることを許可することがある。
2 特別聴講学生の入学検定料及び入学金は徴収しない。
3 前項以外の取扱は本大学院科目等履修生規程を準用する。
第 10 章 図書館及び研究施設等
(図書館)
第49条 本学の図書館は、本大学院の学生の閲覧にも供する。
2 図書館に関しては、本学図書館規程による。
(研究施設)
第50条 本大学院には、その教育研究に必要な講義室、演習室及び研究室を備えるものとする。
(学部等の施設及び設備の共用)
第51条 学部、大学附置研究所等の施設及び設備は、本大学院の学生の教育研究に共用することがで
きる。
第 11 章 厚生・保健施設
第52条 本大学院学生は、本学の厚生施設及び保健施設を利用することができる。
第 12 章 賞 罰
(表 彰)
第53条 人物及び学業の優秀な者は、表彰することがある。
(懲 戒)
第54条 本大学院の学則に背き又は本学の秩序を乱し、学生としての本分に反する行為のあった者に
対しては、大学院教授会の議を経て、学長がこれを懲戒する。
2 懲戒の種類は、譴責・停学及び退学とする。
3 退学は、次の各号の1に該当する者に対して行う。
⑴ 性行不良で改善の見込みがないと認められる者
⑵ 大学の秩序を乱し、その他学生の本分に反した者
第 13 章 教育職員免許
(教育職員免許)
第55条 高等学校教諭一種免許状の取得者及び同免許状の所要資格を有する者で、当該免許状に係る
高等学校教諭専修免許状授与の所要資格を取得しようとする者は、教育職員免許法及び同施行規則に
定める所要の単位を取得しなければならない。
2 本大学院において取得できる教育職員免許状の種類は、次のとおりとする。
免許状の種類
免許教科の種類
研究科(専攻)
工学研究科
(電子工学専攻)
(通信工学専攻)
高等学校教諭専修免許状
工 業
(建築学専攻)
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(土木工学専攻)
(環境情報工学専攻)
ライフデザイン学研究科
(デザイン工学専攻)
3 教育職員免許状取得に関する履修は、当該専攻の指定する必修科目及び選択科目を履修し、24単位
以上を取得しなければならない。
第 14 章 学則等の準用
(学則等の準用)
第56条 この学則において特に定めがない事項については、本学学則及び本大学院学則により別に定
められた規程を準用する。
附 則
1 本大学院学則は、平成4年4月1日から施行する。
(略)
21 平成24年3月31日改正
この学則は平成24年4月1日から施行する。
(東北工業大学大学院工学研究科デザイン工学専攻の存続に関する経過措置)
東北工業大学大学院工学研究科デザイン工学専攻は、改正後の学則第4条の規定にかかわらず、
平成24年3月31日に当該専攻に在学する者が当該専攻に在学しなくなるまでの間、存続するもの
とする。
22 平成25年3月31日改正
この学則は、平成25年4月1日から施行する。
23 平成26年3月31日改正
この学則は、平成26年4月1日から施行する。
(ただし、第44条のただし書き休学在籍料については、平成26年度入学生から適用する。)
24 平成26年9月30日改正
この学則は、平成26年10月1日から施行する。
25 平成27年3月31日改正
この学則は、平成27年4月1日から施行する。
26 平成28年3月31日改正
この学則は、平成28年4月1日から施行する。
- 72 -
東北工業大学学位規程(抄)
(趣旨)
第1条 学位規則(昭和28年文部省令第9号)第13条第1項の規定に基づき、東北工業大学(以下「本
学」という。)が授与する学位については、東北工業大学学則(昭和39年1月25日制定)及び東北工
業大学大学院学則に定めるもののほか、この規程に定めるところによる。
(学位の種類)
第2条 本学において授与する学位は、学士、修士及び博士とする。
2 学士、修士及び博士の学位を授与するに当たっては、専攻分野を付記し、学士(工学・デザイン・
ライフデザイン・経営コミュニケーション)修士(工学・デザイン工学)及び博士(工学・デザイン
工学)とする。
(学士の学位授与の要件)
第3条 学士の学位は、本学を卒業した者に授与する。
(修士の学位授与の要件)
第4条 修士の学位は、本大学院博士課程前期2年の課程(以下「博士(前期)課程」という。)を修了
した者に授与する。
(博士の学位授与の要件)
第5条 博士の学位は、本大学院博士課程後期3年の課程(以下「博士(後期)課程」という。)を修了
した者に授与する。
2 前項に定めるもののほか、博士の学位は、博士課程を経ない者であっても、博士論文の審査に合格
し、かつ、博士課程を修了した者と同等以上の学力を有することを確認された場合は、これを授与す
ることができる。
(修士学位論文の提出)
第6条 博士(前期)課程の学位論文(以下「修士論文」という。)を提出しようとする者は、別途指示
する期日までに、論文1編(正本1部、副本2部)と論文の内容要旨を指導教授又は指導准教授(以
下「指導教員」という。
)を通じて、研究科長に提出するものとする。
2 研究科長は、修士論文を受理したときは、学位を授与できる者か否かについて、大学院教授会の審
査に付さなければならない。
(博士学位論文の提出)
第7条 博士(後期)課程の学位論文(以下「博士論文」という。)を提出しようとする者は、別途指示
する期日までに、論文1編(正本1部、副本2部)と論文の内容要旨を指導教員を通じて、研究科長
に提出するものとする。
2 研究科長は、博士論文を受理したときは、学位を授与できる者か否かについて、大学院教授会の審
査に付さなければならない。
(大学院の課程を経ない者の学位授与申請)
第8条 第5条第2項の規定により学位の授与を申請する者は、学位申請書に博士論文、履歴書、論文
目録、論文内容要旨及び学位論文審査手数料(別表第1)を添え、研究科長に提出しなければならな
い。
2 研究科長は、前項の申請を受理したときは、学位を授与できる者か否かについて、大学院教授会の
審査に付さなければならない。
(学位論文)
第9条 第6条第1項、第7条第1項及び前条第1項に規定する修士論文又は、博士論文は1編に限
る。ただし、参考として、他の論文を添付することができる。
2 審査のため、論文の訳文、模型又は標本等の材料を提出させることがある。
(博士論文及び学位論文審査手数料の返付)
第10条 受理した博士論文及び学位論文審査手数料は、いかなる理由があっても返付しない。
(論文審査委員会)
- 73 -
第11条 大学院教授会は、第6条第2項、第7条第2項及び第8条第2項の規定により修士論文又は
博士論文が審査に付されたときは、論文審査委員会(以下、審査委員会)を設置し、修士論文又は博
士論文の審査及び最終試験又は学力確認の審査を行わせるものとする。
2 審査委員会は、学位論文を提出した学生が専修する基礎となる専攻及び当該学位論文の内容と関連
する大学院担当教員のうちから、指導教員を含む2人以上の審査委員をもって組織する。又第8条第
2項の学位論文の審査委員は当該学位論文の内容と関連する大学院担当教員のうちから、2人以上の
審査委員をもって組織する。
3 審査委員会には、審査委員の互選による主査1人を置く。
4 大学院教授会は、必要と認めたときは、第2項の規定にかかわらず、他の大学院又は研究所等の教
員等に学位論文の審査を委嘱することができる。
(最終試験)
第12条 最終試験は、前条の審査委員会が学位論文を中心として、これに関連ある科目にわたって試
問の方法によって行う。
2 前項の試問は口答による。ただし、筆記試験もあわせて行うことができる。
3 学位論文の審査の結果その内容が著しく不良であると認めたときは、最終試験又は学力確認を行わ
ない場合がある。
(学力確認の方法)
第13条 学力の確認は、学位論文に関連ある専攻分野の科目及び外国語について行うものとする。
2 学力の確認は、前項の規定にかかわらず、大学院教授会が特別の理由があると認めた場合は、学位
論文に関連ある専攻分野の科目についてのみ行い、又は別に定めるところにより行うことができる。
(審査期間)
第14条 第6条第2項及び第7条第2項による学位論文の審査及び最終試験は、在学期間中にこれを
終了するものとする。
2 第8条第2項による学位論文の審査及び学力の確認は、学位授与の申請を受理した後1年以内に、
学位を授与できる者か否かを審議できるよう終了しなければならない。ただし、特別の理由があると
きは、大学院教授会の議を経て、その期間を延長することができる。
(審査委員会の報告)
第15条 審査委員会は、修士学位論文の審査及び最終試験が終了したときその結果を、大学院教授会
に文書で報告しなければならない。
2 審査委員会は、博士学位論文の審査及び最終試験又は学力確認を終了したときは、その結果の要旨
に学位を授与できるか否か意見を添え、大学院教授会に文書で報告しなければならない。
3 審査委員会は、第12条第3項により最終試験又は学力確認を行わない場合には、前項の定めにかか
わらず最終試験又は学力確認の要旨を添付することを要しない。
(大学院教授会の審議)
第16条 大学院教授会は、前条の報告に基づいて審議し学位を授与すべきか否かを審議する。
2 前項の審議には、本大学院学則第27条第2項の規定にかかわらず、委員総数の3分の2以上の出席
を必要とする。ただし、校務、休職及び6か月以上にわたる長期欠勤中の者は、この定足数に加えな
い。
3 学位を授与しうるものとする判断には、出席委員の3分の2以上の賛成を必要とする。
(審査結果の報告)
第17条 大学院教授会において、学位を授与できる者と判断されたときは、研究科長は、学位論文の
審査及び最終試験又は学力確認の結果の要旨等を学長に報告しなければならない。
2 大学院教授会において、第5条第2項の規定により学位の授与を申請した者に対して、学位を授与
できない者と判断されたときは、研究科長は、博士論文の審査及び学力の確認の結果の要旨を学長に
報告しなければならない。ただし、第12条第3の規定により学力の確認を行わないときは、その確認
の結果の要旨は、報告することを要しない。
(学位の授与)
- 74 -
第18条 学長は、本学を卒業した者に学士の学位を授与し、学位記を交付する。
2 学長は、前条第1項の規定による報告に基づいて、学位を授与するものとする。
3 学長は、前条第2項の規定による報告に基づいて、その旨本人に通知するものとする。
(論文要旨等の公表)
第19条 学長は、博士の学位を授与したときは、学位を授与した日から3か月以内にその論文の内容
の要旨及び論文審査結果の要旨をインターネットの利用により公表するものとする。
(学位論文の公表)
第20条 博士の学位を授与された者は、授与された日から1年以内に、当該博士論文の全文を公表し
なければならない。ただし、学位を授与される前に公表したときは、この限りではない。
2 前項の規定にかかわらず、博士の学位を授与された者は、やむを得ない理由がある場合には、研究
科長の承認を受けて当該博士論文の全文に代えてその内容を要約したものを公表することができる。
この場合において、研究科長は、その論文の全文を求めに応じて閲覧に供しなければならない。
3 博士の学位を授与された者が行う第1項及び第2項の規定による公表は、インターネットの利用に
より行うものとする。
4 第1項の規定により公表する場合は、当該博士論文に「東北工業大学審査学位論文(博士)」と、
第2項の規定により公表する場合は、当該博士論文の要旨に「東北工業大学審査学位論文(博士)の
要旨」と明記しなければならない。
(学位の名称の使用)
第21条 学位を授与された者が学位の名称を用いるときは、東北工業大学と付記するものとする。
(学位授与の取消)
第22条 学長は、学位を授与された者が、次の各号の1に該当するときは、大学院教授会の議を経
て、既に授与した学位を取り消し、学位記を返還させ、かつ、その旨を公表するものとする。
⑴ 不正の方法により学位を受けた事実が判明したとき。
⑵ 学位を授与された者がその名誉を汚辱する行為を行ったとき。
2 前項の審議については、第16条第2項及び第3項の規定を準用する。
(学位記及び書類)
第23条 学位記及び学位授与申請関係書類の様式は、別記様式第1号から別記様式第7号のとおりと
する。
附 則
1 この規程は、平成4年4月1日から施行する。
(略)
8 (平成19年3月31日改正)
この規程は、平成19年4月1日から施行する。
9 (平成21年3月31日改正)
この規程は、平成21年4月1日から施行する。
10 (平成23年3月31日改正)
この規程は、平成23年4月1日から施行する。
11 (平成24年3月31日改正)
この規程は、平成24年4月1日から施行する。
12 (平成25年3月31日改正)
この規程は、平成25年4月1日から施行する。
13 (平成26年3月31日改正)
この規程は、平成26年4月1日から施行する。
14 (平成27年3月31日改正)
この規程は、平成27年4月1日から施行する。
- 75 -
学位論文について
◇ 修士学位論文について
修士学位論文は、指導教員の必要な研究指導を受けて作成し、論文審査委員会の審査を受けなけれ
ばなりません。また、論文審査に合格した者に対しては、当該学位論文を中心とした関連科目につい
て、口述または筆記により最終試験が行われます。
1.平成 28 年度 修士学位論文審査等に関する日程
期 日
備 考
修士学位論文題目届の提出
28年11月16日
16時まで
[提出先]教務学生課
修士学位論文題目変更届の提出
29年1月10日
16時まで
[提出先]教務学生課
修士学位論文の提出
29年2月15日
16時まで
[提出先]
指導教員・専攻長を通して
研究科長(教務学生課)
論文発表会及び審査会
各専攻で定める
最終試験の実施
各専攻で定める
修了者発表
29年3月10日
学位記授与式
29年3月17日
所定の場所に掲示
2.修士学位論文提出資格
大学院研究科の博士
(前期)課程に1年以上在学し、必要な研究指導を受け、かつ、所定の 30 単
位以上を修得したものまたは修得見込みである者が提出できます。ただし、大学院教授会が認めた
場合は1年次で提出することができます。
3.修士学位論文題目届について
論文提出予定者に、教務学生課より「修士学位論文題目届用紙」を配布しますので、作成後、指
導教員の承認を得てから提出して下さい。題目の変更が生じた場合は、指定の期日までに題目変更
届を作成し、指導教員の承認を得てから提出して下さい。
- 76 -
4.修士学位論文の提出及び作成について
(1)提出物および部数
修士学位論文:正本1部、副本2部
論文内容要旨:4部
※上記の提出部数は、論文審査委員が3名(主査1名、副査2名)の場合で、4名以上の場
合は副本と要旨の部数を増やして提出して下さい。
(2)体裁等
〔論文〕
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、表面に論文題目、専攻、学生番号、氏名を記載し
て下さい。裏面は、学生記入欄について所定事項を記入して下さい。
② 仕様体裁はA4判用紙を縦型に使用し、文字は横書きとします。
③ 左側に余白 2.5cm を設けて印刷して下さい。
④ 副本は複写で可とします。
⑤ 論文に写真、統計図表、図版、製図等を添付する必要がある場合には、台紙に貼付、或い
は折り込みをする等、全てA4判大に仕上げて下さい。
⑥ 論文には下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑦ 表紙、本文など論文一式を黒ひもで綴じて提出して下さい。
⑧ 提出された論文は大学で製本仕上げとします。
〔論文内容要旨〕P.83 参照
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、論文題目(英文題目を併記)、専攻名、指導教員
名、学生番号、氏名を記載して下さい。
② 仕様体裁はA4版用紙を縦型に使用し、文字は横書き、文字数は 200 ~ 400 ワード程度の
英文アブストラクトを含む、8,000 字〜 12,000 字程度とします。(総ページは様式見本の
4~6ページ程度で図面等を含みます。)
③ 左側に余白 2.5cm を設けて、片面印刷して下さい。
④ 論文内容要旨が複数枚に及ぶ場合は、下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑤ 論文内容要旨は、論文の巻頭に綴じ込みして下さい。
⑥ 残りの1部は、後日発行する“学位論文要約集”の原稿とするので、クリアーファイルに
入れて(穴あけ、ホチキス綴じ、折り曲げ厳禁)提出して下さい。
- 77 -
◇ 修士学位設計について(対象:建築学専攻)
建築学専攻に在学する学生が、修士学位設計内規に従って制作した修士学位設計を提出した場合、
この設計作品は本大学院学則第 21 条第2項に定める「特定の課題についての研究の成果」とみなされ、
その審査をもって修士論文の審査に代える扱いを受けることができます。
修士学位設計は、指導教員の指導の下で作成し、設計審査委員会の審査を受けなければなりません。
また、設計審査に合格した者に対しては、当該学位設計を中心とした関連科目について、口述または
筆記により最終試験が行なわれます。
1.平成 28 年度 修士学位設計審査等に関する日程
期 日
備 考
修士学位設計題目届の提出
28年11月16日
16時まで
[提出先]教務学生課
修士学位設計題目変更届の提出
29年1月10日
16時まで
[提出先]教務学生課
29年2月15日
16時まで
[提出先]
修士学位設計図並びに模型
:指導教員を通じて専攻長
修士学位設計図書・設計内容要旨
:指導教員・専攻長を通じて研究
科長(教務学生課)
修士学位設計の提出
設計発表会及び審査会
各専攻で定める
最終試験の実施
各専攻で定める
修了者発表
29年3月10日
学位記授与式
29年3月17日
所定の場所に掲示
2.修士学位設計提出資格 大学院研究科の博士
(前期)課程に1年以上在学し、必要な研究指導を受け、かつ、所定の 30 単
位以上を修得した者または修得見込みである者が提出できます。ただし、大学院教授会が認めた場
合は1年次で提出することができます。
- 78 -
3.修士学位設計題目届について
修士学位設計提出予定者に、教務学生課より「修士学位設計題目届用紙」を配布しますので、作
成後、指導教員の承認を得てから提出して下さい。題目の変更が生じた場合は、指定の期日までに
題目変更届を作成し、指導教員の承認を得てから提出して下さい。
4.修士学位設計の制作について
修士学位設計は予備的な調査・研究を含めて指導教員、各分野教員及び外部の建築設計実務者等
の必要な指導を受けて制作して下さい。
5.中間審査
修了年次の 12 月中旬に行なわれる、プレゼンテーションと質疑応答を含む中間審査を必ず受け
て下さい。中間審査の委員は指導教員を含む3名以上で構成していますが、必要に応じて実務に携
わっている外部の建築士を加えることもあります。
6.修士学位設計の提出および作成について
中間審査を合格した者だけが修士学位設計を提出できます。
(1)提出物および部数
修士学位設計図並びに模型:一式
修士学位設計図書:正本1部、副本2部
設計内容要旨:4部
※上記の提出部数は、設計審査委員が3名(主査1名、副査2名)の場合で、4名以上
の場合は副本と要旨の部数を増やして提出して下さい。
(2)体裁等
〔設計図および模型〕
① 設計図の仕様体裁はA1判用紙を使用することを原則とします。
② 用紙の使用は縦型横型の別は問いません。
③ 用紙の紙質、色等は問いません。
④ 図面の表現方法は内容を適切に伝達するものであれば自由です。
⑤ 図面の裏面には通し番号を付し、それぞれ設計題目、氏名を記載して下さい。
⑥ 模型の体裁は問いません。
〔設計図書〕
設計の各種条件、調査、コンセプト、各種スタディ等の資料を、設計の過程を明確に示す
ように以下の様式に沿ってまとめ、最終の図面(A2判折り込み)、模型写真等とともにA
4判に製本し提出して下さい。
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、表面に設計題目、専攻、学生番号、氏名を記載
して下さい。裏面は、学生記入欄について所定事項を記入して下さい。
② 仕様体裁は最終の図面を除きA4判用紙を縦型に使用し、文字は横書きとします。
③ 左側に余白 2.5cm を設けて印刷して下さい。
④ 副本は複写で可とします。
⑤ 図書に写真、統計図表、図版、製図等を添付する必要がある場合には、台紙に貼付、或
は折り込みをする等、全てA4判大に仕上げて下さい。
⑥ 図書には下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑦ 表紙、本文など図書一式を黒ひもで綴じて提出して下さい。
⑧ 提出された図書は大学で製本仕上げとします。
- 79 -
〔設計内容要旨〕P.83 参照
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、設計題目(英文題目を併記)、専攻名、指導教
員名、学生番号、氏名を記載して下さい。
② 仕様体裁はA4版用紙を縦型に使用し、文字は横書き、文字数は 200 ~ 400 ワード程度
の英文アブストラクトを含む,8,000 字〜 12,000 字程度とします。(総ページは様式見
本の4~6ページ程度で図面等を含みます。)
③ 左側に余白 2.5cm を設けて、片面印刷して下さい。
④ 設計内容要旨が複数枚に及ぶ場合は、下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑤ 設計内容要旨は、論文の巻頭に綴じ込みして下さい。
⑥ 残りの1部は、後日発行する“学位論文要約集”の原稿とするので、クリアーファイル
に入れて(穴あけ、ホチキス綴じ、折り曲げ厳禁)提出して下さい。
7.本審査について
修了年次の2月末までに行なわれる本審査は、外部にも公開して実施します。中間審査に続く再
度のプレゼンテーションと質疑応答から、中間審査で指摘された項目や全体の完成度などについて
最終審査し、合否を決定します。なお、本審査の委員は中間審査の委員と同じです。
- 80 -
◇ 修士学位制作について(対象:デザイン工学専攻)
デザイン工学専攻に在学する博士
(前期)
課程の学生が、修士学位制作内規に従って修士学位制作を
提出した場合、この作品は本大学院学則第 21 条第2項に定める「特定の課題についての研究の成果」
とみなされ、その審査をもって修士論文の審査に代える取り扱いを受けることができます。
修士学位制作は、指導教員の指導の下で作成し、制作審査委員会の審査を受けなければならなりま
せん。また、制作審査に合格した者に対しては、当該学位制作を中心とした関連科目について、口述
または筆記により最終試験が行なわれます。
1.平成 28 年度 修士学位制作審査等に関する日程
期 日
備 考
修士学位制作題目届の提出
28年11月16日
16時まで
[提出先]教務学生課
修士学位制作題目変更届の提出
29年1月10日
16時まで
[提出先]教務学生課
修士学位制作の提出
29年2月15日
16時まで
[提出先]
指導教員・専攻長を通じて
研究科長(教務学生課)
制作発表会及び審査会
各専攻で定める
最終試験の実施
各専攻で定める
修了者発表
29年3月10日
学位記授与式
29年3月17日
所定の場所に掲示
2.修士学位制作提出資格
大学院研究科の博士
(前期)課程に1年以上在学し、必要な研究指導を受け、かつ、所定の 30 単
位以上を修得した者または修得見込みである者が提出できます。ただし、大学院教授会が認めた場
合は1年次で提出することができます。
3.修士学位制作題目届について
学位制作提出予定者に、教務学生課より「修士学位制作題目届用紙」を配布しますので、作成後、
指導教員の承認を得てから提出して下さい。題目の変更が生じた場合は、指定の期日までに題目変
更届を作成し、指導教員の承認を得てから提出して下さい。
- 81 -
4.修士学位制作の提出および作成について
修士学位制作における作品は、予備的な研究 ・ 調査を含めて指導教員の必要な指導を受けて制作
して下さい。
(1)提出物および部数
修士学位制作による作品:一式
修士学位制作に関わる設計図書:正本1部、副本2部
制作内容要旨:4部
※上記の提出部数は、制作審査委員が3名(主査1名、副査2名)の場合で、4名以上の
場合は副本と要旨の部数を増やして提出して下さい。
(2)体裁等
〔制作に関わる設計図書〕
制作の各種条件、調査、コンセプト、各種スタディ等の資料を、設計の過程を明確に示す
ように以下の様式に沿ってまとめ、最終の図面(A2判折り込み)、作品写真等とともにA
4判に製本し提出して下さい。
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、表面に制作題目、専攻、学生番号、氏名を記載
して下さい。裏面は、学生記入欄について所定事項を記入して下さい。
② 仕様体裁は最終の図面を除いてA4判用紙を縦型に使用し、文字は横書きとします。
③ 左側に余白 2.5cm を設けて印刷して下さい。
④ 副本は複写で可とします。
⑤ 図書に写真、統計図表、図版、製図等を添付する必要がある場合には、台紙に貼付、或
は折り込みをする等、全てA4判大に仕上げて下さい。
⑥ 図書には下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑦ 表紙、本文など論文一式を黒ひもで綴じて提出して下さい。
⑧ 提出された図書は大学で製本仕上げとします。
〔制作内容要旨〕P.83 参照
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、制作題目(英文題目を併記)、専攻名、指導教
員名、学生番号、氏名を記載して下さい。
② 仕様体裁はA4版用紙を縦型に使用し、文字は横書き、文字数は 200 ~ 400 ワード程度
の英文アブストラクトを含む,8,000 字〜 12,000 字程度とします。(総ページは様式見
本の4~6ページ程度で図面等を含みます。)
③ 左側に余白 2.5cm を設けて、片面印刷して下さい。
④ 制作内容要旨が複数枚に及ぶ場合は、下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑤ 制作内容要旨は、論文の巻頭に綴じ込みして下さい。
⑥ 残りの1部は、後日発行する“学位論文要約集”の原稿とするので、クリアーファイル
に入れて(穴あけ、ホチキス綴じ、折り曲げ厳禁)提出して下さい。
- 82 -
上余白
「修士論文内容要旨」様式見本1ページ目
2.5cm
□□□□□□□□□に関する研究
(←日本語 15 ポイント ゴシック センタリング)
(********************************)
(↑英語 14 ポイント Times New Roman センタリング)
工 大 修太郎(Shutaro Kohdai)
(← 12 ポイント ゴシック センタリング)
↓文字 10 ポイント Times New Roman 行送り 18 ポイント
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
200 ~ 400 ワード程度の英文アブストラクト
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
↓文字 10 ポイント 明朝 行送り 14 ポイント 1行 20 字 2段
左余白
2.5cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
8,000 字~ 12,000 字(4~6ページ)程度
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
とすること(英文アブストラクトを含む)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
下余白
2.5cm
-1-
- 83 -
右余白
2.5cm
上余白
2.3cm
「修士論文内容要旨」様式見本2ページ目以降
↓文字 10 ポイント 明朝 行送り 14 ポイント 20 字× 50 行×2段
左余白
2.5cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 1cm □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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各段とも 1,000 字程度でまとめること
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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下余白
2.5cm
-2-
- 84 -
右余白
2.5cm
◇博士学位論文について
博士学位論文は、指導教員の必要な研究指導を受けて作成し、論文審査委員会の審査を受けなけれ
ばなりません。また、論文審査に合格した者に対しては、当該学位論文を中心とした関連科目につい
て、口述または筆記により最終試験が行われます。
1.平成 28 年度 博士学位論文審査等に関する日程
期 日
備 考
博士学位論文題目届の提出
28年11月16日
16時まで
[提出先]教務学生課
博士学位論文題目変更届の提出
29年1月10日
16時まで
[提出先]教務学生課
博士学位論文(仮製本)の提出
29年1月16日
16時まで
[提出先]
指導教員・専攻長を通して
研究科長(教務学生課)
論文発表会及び審査会
各専攻で定める
最終試験の実施
各専攻で定める
修了者発表
29年3月10日
学位記授与式
29年3月17日
所定の場所に掲示
2.博士学位論文提出資格
大学院研究科の博士
(後期)
課程に2年以上在学し、必要な研究指導を受けていなければなりませ
ん。
ただし、大学院教授会が認めた場合は、1年次で提出することができますが、手続きについては
指導教員に相談して下さい。
3.博士学位論文題目届について
論文提出予定者に、教務学生課より「博士学位論文題目届用紙」を配布しますので、作成後、指
導教員の承認を得てから提出して下さい。題目に変更が生じた場合は、指定の期日までに題目変更
届を作成し、指導教員の承認を得てから提出して下さい。
4.博士学位論文(仮製本)の提出および作成について
(1)提出物および部数
① 博士学位論文:正本1部、副本2部
② 論文内容要旨:4部
※上記の提出部数は、論文審査委員が3名(主査1名、副査2名)の場合で、4名以上
の場合は副本と要旨の部数を増やして提出して下さい。
- 85 -
③ 履 歴 書:1部(所定用紙)
④ 論 文 目 録:1部(所定用紙)
⑤ 東北工業大学学術リポジトリ登録申請書・公表許諾書(博士学位論文):各1部(所定
用紙)
⑥ 博士学位論文の公表に関する同意書:必要部数(所定用紙)
※ 論文中に他者の著作物が含まれる場合は、事前にその権利者から同意を得て下さい。
(著作権に関しては、図書館に相談して下さい。
)
⑦ 共著者承諾書:共著者1名ごとに1部(所定用紙)
※論文中に共同研究者・共著者の論文を使用する場合は、事前に許諾を得る必要があり
ますので、予め共同研究者・共著者に確認し、承諾を得て下さい。
(2)体裁等
〔博士学位論文〕
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、表面に論文題目、専攻、学生番号、氏名を記載
して下さい。裏面は、学生記入欄について所定事項を記入して下さい。
② 仕様体裁はA4判用紙を縦型に使用し、文字は横書きとして下さい。
③ 左側に余白 2.5cm を設けて印刷して下さい。
④ 副本は複写で可とします。
⑤ 論文に写真、統計図表、図版、製図等を添付する必要がある場合には、台紙に貼付、或
は折り込みをする等、全てA4判大に仕上げて下さい。
⑥ 論文には下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑦ 表紙、本文など論文一式を黒ひもで綴じて提出して下さい。
〔論文内容要旨〕P.89 参照
① 教務学生課より配布する表紙を使用し、論文題目(英文題目を併記)
、専攻名、指導教
員名、学生番号、氏名を記載して下さい。
② 仕様体裁はA4判用紙を縦型に使用し、文字は横書き、文字数は 200 ~ 400 ワード程度
の英文アブストラクトを含む、8,000 字~ 12,000 字程度として下さい。
(総ページは様
式見本の4~6ページ程度で図面等を含みます。
)
③ 左側に余白 2.5cm を設けて、片面印刷して下さい。
④ 論文内容要旨が複数枚に及ぶ場合は、下部中央部に通しページ番号を付して下さい。
⑤ 論文内容要旨は、論文の巻頭に綴じ込みして下さい。
⑥ 残りの1部は、後日発行する“東北工業大学審査学位論文(博士)の要旨”の原稿とす
るので、クリアーファイルに入れて(穴あけ、ホチキス綴じ、折り曲げ厳禁)提出して
下さい。
⑦ 論文内容要旨は、学位規程第 19 条に基づき、東北工業大学学術リポジトリに掲載しま
す。
5.博士学位論文(本製本)の作成および提出物について
博士学位論文は、国立国会図書館と本学図書館において永久保存しますので、長期の保存に耐え
うるように作成して下さい。
(1)提出物および部数
① 博士学位論文(本製本):2部
② 博士学位論文(全文および要旨)電子データ:1部(CD-R 等の保存)
(2)提出方法等
〔博士学位論文(本製本)の体裁等〕
① 表紙は、ハードカバー、色は黒、左開き上製本として下さい。
② 表紙の文字は、金色とし、箔押しとして下さい。
- 86 -
③ 使用する文字は、全て英文でも差し支えありません。
④ 年号と月は、学位が授与される西暦の年と月として下さい。
(9月授与の場合は9月、3月授与の場合は3月)
⑤ 過去の学位論文を本学図書館に保存しているので、参考として下さい。
〔学位論文全文データ〕
① 博士学位論文は、学位規程第 20 条に基づき、東北工業大学学術リポジトリに掲載しま
す。
② データの内容は、製本して提出するものと同一にして下さい。
③ データの提出方法は、PDF で提出して下さい。
(CD-R 等の保存)
④ 「やむを得ない事由」により、インターネットでの全文公表をしない場合、研究科長の
承認を得て、論文の内容を要約したものを公表することができますので、予め指導教員
および学務課まで相談して下さい。
なお、その場合も、学位論文全文データの提出は必要です。
ただし、「やむを得ない事由」がなくなった場合には、全文を公表する必要があります。
※「やむを得ない事由」
・立体形状による表現を含んでいる
・著作権保護や個人情報等に係る制約がある
・出版刊行(多重公表を禁止する学術ジャーナルへの掲載も含む)の予定がある
・特許申請している情報又は特許申請を予定している情報が含まれている
・その他
⑤ 学位論文全文・要旨データのファイル名
ファイル名は、以下のとおりとして下さい。
・博士学位論文(全文)
「課・研究科・専攻名・氏名・博士学位論文全文.pdf」
※課程博士の場合は「課」
、論文博士の場合は「論」として下さい。
※研究科で工学研究科の場合は「工」
、ライフデザイン学研究科の場合は、
「LD」と
して下さい。
※専攻名は、正式な専攻名を記載して下さい。
(略して記載しない)
・博士学位論文(要旨)
「課・研究科・専攻名・氏名・博士学位論文要旨.pdf」
※課程博士の場合は「課」
、論文博士の場合は「論」として下さい。
※研究科で工学研究科の場合は「工」
、ライフデザイン学研究科の場合は、
「LD」と
して下さい。
※専攻名は、正式な専攻名を記載して下さい。
(略して記載しない)
- 87 -
(表 紙)
(背表紙)
論 文 題 目
東北工業大学大学院
氏
名
2017 年 3 月
論 文 題 目
東北工業大学審査学位論文(博士)
○○○研究科
○○○学専攻
氏 名
見本(詳細は、P. 86 5.(2)をご覧下さい。)
- 88 -
上余白
「博士論文内容要旨」様式見本1ページ目
2.5cm
□□□□□□□□□に関する研究
(←日本語 15 ポイント ゴシック センタリング)
(********************************)
(↑英語 14 ポイント Times New Roman センタリング)
工 大 博太郎(Hakutaro Kohdai) (← 12 ポイント ゴシック センタリング)
↓文字 10 ポイント Times New Roman 行送り 18 ポイント
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
200 ~ 400 ワード程度の英文アブストラクト
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
******************************************************************************************
↓文字 10 ポイント 明朝 行送り 14 ポイント 1行 20 字 2段
左余白
2.5cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
8,000 字~ 12,000 字(4~6ページ)程度
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
とすること(英文アブストラクトを含む)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
下余白
2.5cm
-1-
- 89 -
右余白
2.5cm
上余白
2.3cm
「博士論文内容要旨」様式見本2ページ目以降
↓文字 10 ポイント 明朝 行送り 14 ポイント 20 字× 50 行×2段
左余白
2.5cm
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ 1cm □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
各段とも 1,000 字程度でまとめること
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
下余白
2.5cm
-2-
- 90 -
右余白
2.5cm
インターンシップ受講および評価について
企業・団体等において就業体験をし、受け入れ先からの評価と学生の研修レポートおよび報告等を総
合判断して評価を行います。詳細については、指導教員と相談して下さい。
○単位認定および評価方法
⑴ 単位認定は、学生による自己申請に基づくことを原則とします。
⑵ 申請は、毎学期末(前期:7月末まで、後期:1月末まで)とします。
※ 建築学専攻は、2年次で申請し単位認定を行います。
⑶ 単位認定希望者は、所定の申請用紙を八木山キャンパス教務学生課(ライフデザイン学研究科の
場合は「長町キャンパス事務室」)から受領し、に必要事項を記入して、指導教員へ提出して下
さい。
○大学院インターンシップの流れ
<申請>
①相談
②決定
③「様式1」提出
院生
③「様式1」提出
④「様式1」
「依頼書」提出
指導教員
専攻長
(写)をとる
受入先
⑤「様式2」
提出
⑥受講可
<実施中>
①「様式3」提出(1回/日)
院生
受入先
②「確認印」返却(1回/日)
<実施後>
③「様式3」
「様式4」
「単位認定申請書」提出
②「様式5」提出
院生
指導教員
専攻長
受入先
※「様式1∼5」保管
①「単位認定申請書」を配付
教務学生課
④
「様式1∼5(写)
」および
「単位認定申請書」提出
※教務学生課へ④の書類一式を提出する。
<様式について>
・様式 1:インターンシップ履修及び受入申請書
・様式 2:インターンシップ受入確認書および内容
・様式 3:インターンシップ実習報告書
・様式 4:インターンシップ実習自己評価および報告書
・様式 5:インターンシップ受入先による報告
・大学院「インターンシップ」単位認定申請書
- 91 -
教務補助員(TA)について
教務補助員は、大学院の学生が、学部学生等に対する助言や実験、実習、演習等の教育補助等を行い、
手当を支給する制度です。これは、大学院学生が将来、教員・研究者になるためのトレーニングの機会
として、また、経済的に支援するために行なっています。
〈対象者〉
大学院博士(前期・後期)
課程に在学する学生 (博士
(前期)
課程1年は除く)
〈手当および勤務時間〉
1時間の勤務に対して時給 1,000 円
〈雇用期間〉
前期 4月~9月
後期 10 月~3月 〈申請手続き〉
4月上旬及び9月上旬に募集します。希望者は指導教員を通して専攻長へ申し出て下さい。専攻にて
選考の上、採用決定いたします。留学生の場合は、申請にあたり、資格外活動許可書を取得することが
必要です。
リサーチ・アシスタント(RA)について
この制度は、本学で実施する研究課題等に取組むために編成される研究組織に、研究補助者として参
画し、研究活動の効果的推進、若手研究者としての研究遂行能力の育成を図るために行なっています。
〈対象者〉
大学院博士(前期・後期)
課程に在学する学生
〈手当及び勤務時間〉
1時間の勤務に対して時給 1,000 円
月 20 時間を超えない範囲での勤務を行なう
〈雇用期間〉
博士(前期)課程 2年
博士(後期)課程 3年(ただし、休学期間は除く)
〈申請手続き〉
年度始めに指導教員と面談の上、決定いたします。留学生の場合は、申請にあたり、資格外活動許可
書を取得することが必要です。
- 92 -
奨学金制度について
大学院学生のために、日本学生支援機構奨学制度と東北工業大学大学院奨学生制度があります。
[日本学生支援機構奨学生]
日本学生支援機構奨学制度の出願資格は、人物・学業ともに特に優れ、かつ健康であって、大学院に
おいて研究を継続するには、日本学生支援機構奨学金の貸与が必要であると認められた者に限り、学長
名により奨学生として推薦されます。
奨学金は第一種奨学金(無利子)、第二種奨学金(有利子)の 2 種類あります。
募 集 期
原則、毎年 4 月に募集
採用決定期
出願から約 3 ヶ月後
貸 与 始 期
定期採用者は第一種は 4 月、第二種は 4 月〜 9 月の間で希望する月を選択
貸 与 期 間
各課程の標準(最短)修業年限の終期まで
種
別
返 還 方 法
第一種奨学金
(無利子貸与)
博士
(前期)
課程
博士
(後期)
課程
5 万円・8.8 万円の何れか
希望月額を選択
8 万円・12.2 万円の何れか
希望月額を選択
博士
(前期)
課程
博士
(後期)
課程
第二種奨学金
(有利子貸与) 5 万円・8 万円・10 万円・13 万円・15 万円の中から希望月額を選択
月賦、月賦・半年賦併用のいずれかを選択
また、第一種・第二種奨学金申込者で一定の条件を満たしている方は、希望により入学時特別増額
貸与(有利子貸与、貸与月額の初回振込み時に 10 万円・20 万円・30 万円・40 万円・50 万円の中か
ら希望する金額を増額して貸与)を申込むことができます。ただし、申込みは入学時の一度限りで、
入学時特別増額のみを申込むことはできません。
[東北工業大学大学院奨学生]
東北工業大学大学院奨学生制度は、大学院学則により、人物・成績優秀者を対象に、奨学金を給付す
るものです(博士
(前期)
課程 1 年生は対象外)。
奨学生は、各専攻 1 名で、給付額は 240,000円/年(平成27年度実績)です。
なお、その他詳細については、教務学生課に相談してください。
[東北工業大学同窓会貸与奨学生](博士
(前期)
課程在学生対象)
東北工業大学同窓会貸与奨学生制度は、同窓会奨学金実施要領により、2 年生前期までの学費が納入
済で、修了に要する修得単位数の取得が見込まれ、かつ就職先が内定している学生に対し、2 年生後期
学費相当額を無利子で貸与するものです。
貸与奨学生数は、全専攻から 1 名です。
なお、その他詳細については、教務学生課に相談してください。
[留学生対象]
外国人留学生に対する奨学金は各団体からの推薦依頼により紹介します。申請には専攻長からの推薦
が必要となることがあります。
なお、詳細については教務学生課にお問い合わせください。
東北工業大学大学院外国人留学生の奨学金受給状況(平成27年度実積)
団 体
国費(大学推薦〈地域加算有〉
)
(博士(前期課程))
国費(大学推薦〈地域加算有〉
)
(大学院研究生)
公益財団法人亀井記念財団 外国人留学生奨学生(大学院生)
- 93 -
給付金額/月額
146,000 円
145,000 円
60,000 円
留学プログラム・海外奨学金について
留学プログラムや海外留学奨学金等は以下のとおりです。
【本学の留学プログラム】
派遣国
プログラム内容
時期
対象学科・専攻
オーストラリア
海外語学研修
2月下旬~3月上旬
全学科・全専攻
台湾
中原大学春期中国語・文化研修
3月
全学科・全専攻
タイ
泰日工業大学サマープログラム
8月
全学科・全専攻
ヨーロッパ諸国
研修内容は年度により異なります
3月
全学科・全専攻
【海外留学奨学金】(平成 27 年度 実績)
奨学金名
内容
官 民 協 働 海 外 留 学 支 援 制 度 ~ ト ビ タ テ! 留 学
JAPAN 日本代表プログラム~
http://www.tobitate.mext.go.jp/
募集要項参照:①海外
留学 ②海外研修 ③海外
インターンシップ等
給付型
一般財団法人日本国際協力センター(JICE)主
催、対日理解促進交流プログラム
プログラム参照
給付型
在日カナダ大使館主催、日加リーダーシップ基
金:東北プロジェクト
http://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/academic_relations_academiques/fundsfonds.aspx?lang=jpn
カナダ短期留学
給付型:授業料、滞
在費、往復航空運賃
等
日本学生支援機構「第二種奨学金(海外)」
http://www.jasso.go.jp/saiyou/ryuugaku17.html
海外の大学・大学院
有利子貸与型
- 94 -
給付型/貸与型
大学院科目等履修生について
正規の学生以外の方が博士
(前期)
課程の授業科目(認められたものに限ります)を履修することがで
きます。試験に合格すれば単位の修得が可能ですので、様々な資格の取得を目指す方や、特定の領域の
教養を高めたい方などに利用されています。
1 入学資格
(1)学校教育法第 52 条に定める大学を卒業した者
(2)本大学院において、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者
2 出願手続
志願者は、履修しようとする授業科目担当教員の承認を受けた上で、次の書類に検定料を添えて、
教務学生課窓口に提出して下さい。
(1)入学願書及び履歴書(本学所定用紙)
(2)最終出身学校の卒業証明書または修了証明書
(3) 〃 成績証明書
(4)健康診断書
(5)入学検定料 26,000 円(本学卒業者は免除します。)
(6)勤務している場合は、所属長の承諾書
(7)本邦に在留している外国人は、外国人登録済証明書
3 出願期間
(1)履修期間が前期から始まる場合 ・・・ 2 月末日まで
(2) 〃 後期 〃 ・・・ 6 月末日まで
4 選考の方法
出願書類、面接等により選考します。
5 入学手続
入学手続の詳細は、合格通知書とともに送付する入学手続要領に従って下さい。なお、所定の期
日までに入学手続を完了しない場合は、入学を許可しません。
6 入学金等納付金
納付する学費は下表の通りです。
入学金
授業料1単位当たり
本学卒業生
-
17,000 円
本学以外の入学者
57,000 円
17,000 円
7 その他
(1)入学時期は学年または学期の初めとし、在学期間は 6 ヶ月または 1 年とします。
(2)身分証明書を発行致します。 (3)証明を希望するときは、履修証明書または単位修得証明書を発行します。
(有料 1 通 200 円)
(4)科目等履修生には「学割」の発行は認められていません。
(5)科目等履修生は、文部科学省の外郭団体である「財団法人内外学生センター」で行なって
いる「学生教育研究災害傷害保険」に加入することができるので、加入希望者は学生課に問
い合わせて下さい。
(6)受理した書類及び入学検定料・入学金・授業料は、いかなる理由があっても返還できません。
(7)不明な点は教務学生課にお問い合わせ下さい。 - 95 -
大学院研究生について
学位の取得を目的としないで特定の専門領域について研究するために、一定期間大学に在籍し、指導
教員の指導のもとに研究を行います。
1 入学資格
(1)大学院修士課程を修了した者
(2)本大学院において、前号と同等以上の学力があると認めた者
2 出願手続
志願者は、研究しようとする研究題目について、専攻長及び指導教員の承認を受けた上で、次の
書類に入学検定料を添えて、教務学生課窓口に提出して下さい。
(1)入学願書及び履歴書(本学所定用紙)
(2)最終出身学校の修了証明書または卒業証明書
(3)健康診断書
(4)入学検定料 26,000 円
(5)勤務している場合は、所属長の承諾書
(6)本邦に在留している外国人は、外国人登録済証明書
3 出願期間
原則として入学志願の年の 2 月末日までに出願して下さい。入学の時期は、学期の初めとします。
ただし、特別の事情により学期の途中で入学を志願する場合は、希望する入学日の 1 か月前までに
出願して下さい。
4 選考の方法
出願書類、面接等により選考します。
5 入学手続
入学手続の詳細は、合格通知書とともに送付する入学手続要領に従って下さい。なお、所定の期
日までに入学手続を完了しない場合は、入学を許可しません。
6 入学金等納付金
納付する学費は下表の通りです。
入学金
研究料(月額)
本大学院修了生
-
57,000 円
本大学院以外の入学者
57,000 円
57,000 円
7 その他
(1)研究生の在学期間は、原則 1 年とします。ただし、特別の事由があると認められた場合は、
在学期間の延長または短縮を許可することがあります。この場合は、所定の「研究生在学期
間変更願」を在学期間の終了する 1 か月前までに学務課に提出して下さい。
(2)身分証明書を発行いたします。
(3)証明を希望するときは、「研究内容証明書」を発行します。(有料 1 通 200 円)
(4)研究生には「学割」の発行は認められていません。
(5)研究生は、文部科学省の外郭団体である「財団法人内外学生センター」で行なっている「学
生教育研究災害傷害保険」に加入することができるので、加入希望者は学生課に問い合わせ
て下さい。
(6)受理した書類及び入学検定料・入学金・研究料は、いかなる理由があっても返還できません。
(7)不明な点は教務学生課まで問い合わせて下さい。
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大学院担当教員一覧
工学研究科長:小 林 正 樹
電子工学専攻(専攻長:内 野 俊)
氏 名
内
分 野
野
俊
デバイス
授
業
科
目
電子工学専攻前期課程研修,半導体デバイス工学特
論
教 授
工学博士
教 授
博士(工学)
小 林 正 樹
教 授
博士(工学)
藤
田
豊
己
システム
電子工学専攻前期課程研修,ロボット工学特論
教 授
博士(情報科学)
(客 員)
本
多
直
樹
デバイス
電子工学専攻前期課程研修,磁気材料・デバイス特
論
センシング
電子工学専攻前期課程研修,光子工学特論
教 授
工学博士
丸
山
次
人
システム
電子工学専攻前期課程研修,制御工学特論
教 授
工学博士
宮
下
哲
哉
デバイス
電子工学専攻前期課程研修,画像電子工学特論
准教授
博士(工学)
伊
藤
仁
システム
電子工学専攻前期課程研修,計測回路工学特論
准教授
博士(理学)
柴
田
憲
治
デバイス
電子工学専攻前期課程研修,電子物性学特論
准教授
博士(情報科学)
中
山
英
久
システム
電子工学専攻前期課程研修,パターン情報処理特論
准教授
博士(工学)
水
野
文
雄
システム
電子工学専攻前期課程研修,メカトロニクス特論
講 師
博士(工学)
小野寺 敏 幸
デバイス
電子工学専攻前期課程研修,化合物半導体特論
講 師
博士(情報科学)
辛
島
彰
洋
センシング
電子工学専攻前期課程研修,生体情報工学特論
講 師
博士(学術)
鈴
木
郁
郎
センシング
電子工学専攻前期課程研修,バイオセンシング特論
教 授
理学博士
非常勤
講 師
博士(工学)
非常勤
講 師
梅 田 健太郎
応用数学特論A,応用数学特論B
青
信号処理・制御特論
木
孝
文
バレーラ ルナ アルトゥーロ
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
- 97 -
通信工学専攻(専攻長:野 本 俊 裕)
氏 名
分 野
授
業
科
目
教 授
(客 員)
工学博士
上
杉
直
光通信工学
教 授
博士(理学)
小
川
淑
人
基礎情報工学
コンピュータの数学特論A,コンピュータの数学
特論B
教 授
博士(工学)
木
戸
博
基礎情報工学
通信工学専攻前期課程研修,数理統計学特論
教 授
博士(工学)
工
藤
栄
亮
電磁波動工学
通信工学専攻前期課程研修,無線通信システム特
論
教 授
(客 員)
工学博士
佐
藤
光
男
基礎情報工学
通信工学専攻前期課程研修,確率過程制御特論
教 授
理学博士
中
川
朋
子
電磁波動工学
通信工学専攻前期課程研修,環境電磁工学特論
教 授
工学博士
野
口
一
博
光通信工学
通信工学専攻前期課程研修,光通信システム特論
Ⅰ,光通信システム特論Ⅱ
教 授
工学博士
野
本
俊
裕
電磁波動工学
通信工学専攻前期課程研修,マイクロ波回路工学
特論
教 授
博士(工学)
村
岡
一
信
情報処理工学
通信工学専攻前期課程研修,コンピュータグラ
フィックス特論
准教授
博士(情報科学)
河
野
公
一
情報処理工学
通信工学専攻前期課程研修,衛星画像解析特論
准教授
博士(情報科学)
鈴
木
健
一
基礎情報工学
通信工学専攻前期課程研修,コンピュータアーキ
テクチャ特論
准教授
博士(工学)
田
村
英
樹
電磁波動工学
通信工学専攻前期課程研修,超音波エレクトロニ
クス特論
准教授
博士(情報科学)
角
田
裕
基礎情報工学
通信工学専攻前期課程研修,インターネット工学
特論
准教授
博士(工学)
松
田
勝
敬
情報処理工学
通信工学専攻前期課程研修,情報ネットワーク特
論
准教授
博士(工学)
三
浦
直
樹
情報処理工学
通信工学専攻前期課程研修,認知工学特論
非常勤
講 師
バレーラ ルナ アルトゥーロ
光信号処理工学特論
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
- 98 -
建築学専攻(専攻長:薛 松 濤)
氏 名
分 野
授
業
科
目
建築学専攻前期課程研修,建築生産工学Ⅰ,建築
部位・部材の性能特論,建築構造実務演習
教 授
博士(工学)
有
川
智
建築生産工学
教 授
博士(工学)
石
井
敏
建築・都市計画 建築学専攻前期課程研修,施設計画特論
教 授
(客 員)
工学士
大
沼
正
昭
制振構造学
建築学専攻前期課程研修,建築形態論,複合構造
学,建築構造実務演習
教 授
博士(工学)
最
知
正
芳
建築生産工学
建築学専攻前期課程研修,建築生産工学Ⅱ,建築
構造実務演習,施工と管理
教 授
工学博士
薛
松
濤
制振構造学
建築学専攻前期課程研修,振動学Ⅰ,建築構造実
務演習
教 授
博士(工学)
堀
則
男
制振構造学
建築学専攻前期課程研修,振動学Ⅱ,建築構造実
務演習
教 授
博士(工学)
渡
邉
浩
文
建築環境工学
建築学専攻前期課程研修,建築環境工学特論Ⅰ,
建築環境設備設計,建築環境設備実務演習
准教授
博士(学術)
新
井
信
幸
建築・都市計画 建築学専攻前期課程研修,住宅計画特論
准教授
博士(工学)
許
雷
建築環境工学
建築学専攻前期課程研修,建築環境工学特論Ⅱ,
建築環境設備設計,建築環境設備実務演習
准教授
修士(工学)
竹
内
泰
建築史 ・ 意匠
建築学専攻前期課程研修,建築形態論,計画と意
匠
准教授
修士(工学)
福
屋
粧
子
建築史 ・ 意匠
建築学専攻前期課程研修,建築意匠特論,建築設
計実務演習
准教授
博士(工学)
船
木
尚
己
制振構造学
建築学専攻前期課程研修,建築形態論,制振構造
論,建築構造実務演習
講 師
博士(工学)
中
村
琢
己
建築史 ・ 意匠
講 師
博士(工学)
不
破
正
仁
建築・都市計画 建築学専攻前期課程研修,地域環境計画
非常勤
講 師
工学士
井
上
剛
志
非常勤
講 師
工学士
仲勢古 栄 一
建築環境設備設計
非常勤
講 師
工学士
野
企画と設計
非常勤
講 師
工学士
八重樫 直 人
建築設計実務演習
バレーラ ルナ アルトゥーロ
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
非常勤
講 師
津
建築学専攻前期課程研修,日本建築史特論
建築構造設計
弘
- 99 -
土木工学専攻(専攻長:今 西 肇)
氏 名
分 野
授
業
科
目
教 授
博士(工学)
今
西
肇
土木計画学,
地盤工学
土木工学専攻前期課程研修,地盤工学総論
教 授
博士(工学)
菊
池
輝
土木計画学
土木工学専攻前期課程研修,土木計画特論
教 授
工学博士
小
出
英
夫
土木材料 ・ 構造工学, 土木工学専攻前期課程研修,構造工学総論,鉄筋
コンクリート工学特論
地盤工学
教 授
博士(工学)
須
藤
敦
史
土木工学専攻前期課程研修,建設マネジメント特
土木計画学,
土木材料 ・ 構造工学 論
教 授
博士(工学)
高
橋
敏
彦
水圏の利用と防災,
土木工学専攻前期課程研修,河海水理学特論
地域の水循環
教 授
工学士
千
葉
則
行
地盤工学
教 授
博士(工学)
中
山
正
与
水圏の利用と防災, 土木工学専攻前期課程研修,衛生工学総論,水処
理工学特論
地域の水循環
准教授
博士(工学)
山
田
真
幸
土木材料・構造
土木工学専攻前期課程研修,構造解析学特論
工学
非常勤
講 師
工学博士
新
井
信
一
水理学総論,海洋工学特論
非常勤
講 師
博士(工学)
阿
部
和
正
空間情報工学特論
非常勤
講 師
工学博士
稲
村
肇
社会基盤計画総論
非常勤
講 師
博士(工学)
西
山
卓
土質工学特論
非常勤
講 師
博士(学術)
門
間
聖
子
地盤環境工学特論
非常勤
講 師
工学博士
村
井
貞
規
道路・交通工学特論
非常勤
講 師
バレーラ ルナ アルトゥーロ
土木工学専攻前期課程研修,地質工学特論
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
- 100 -
環境情報工学専攻(専攻長:葛 西 重 信)
氏 名
分 野
授
業
科
目
教 授
博士(理学)
穴
澤
正
宏
水環境・生態系
保全
環境情報工学専攻前期課程研修,環境情報処理特
論
教 授
博士(工学)
葛
西
重
信
環境応用化学
環境情報工学専攻前期課程研修,化学反応速度論,
生物電気化学特論
教 授 博士(経済学) 小
祝
慶
紀
環境マネジメ
ント
環境情報工学専攻前期課程研修,環境マネジメント
特論
教 授
博士(工学)
齋
藤
輝
文
環境光エネルギー, 環境情報工学専攻前期課程研修,太陽光・電気変
エネルギー工学
換技術特論
教 授
博士(工学)
丸
尾
容
子
環境応用化学
環境情報工学専攻前期課程研修,多孔材料吸着工
学特論,錯体化学工学特論
教 授
博士(工学)
山
田
一
裕
水環境・生態系
保全
環境情報工学専攻前期課程研修,環境生態工学
准教授
博士(工学)
内
田
美
穂
環境応用化学
環境情報工学専攻前期課程研修,環境物質分配論
准教授
博士(工学)
加
藤
善
大
環境応用化学
環境情報工学専攻前期課程研修,環境材料化学特
論
准教授
博士(学術)
近 藤 祐一郎
環境マネジメ
ント
環境情報工学専攻前期課程研修,環境保全フィー
ルドワーク
准教授
博士(工学)
佐
藤
篤
環境光エネル
ギー
環境情報工学専攻前期課程研修,光センシング技
術特論
准教授 博士(環境学) 佐
野
哲
也
水環境・生態系
保全
環境情報工学専攻前期課程研修,環境微生物学,
群集生態学
准教授
博士(工学)
多
田
美
香
環境応用化学
生化学特論
准教授
博士(社会工学)
牧
雅
康
水環境・生態系
保全
環境情報工学専攻前期課程研修,環境空間情報論
講 師
博士(工学)
田
倉
哲
也
環境光エネル
ギー
環境情報工学専攻前期課程研修,エネルギー伝送
工学特論
非常勤
講 師
工学博士
非常勤
講 師
博士(工学)
非常勤
講 師
江 成 敬次郎
水質環境保全工学
宮
バッテリー工学特論
本
裕
一
バレーラ ルナ アルトゥーロ
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
- 101 -
ライフデザイン学研究科長:菊 地 良 覺
デザイン工学専攻(専攻長:大 沼 正 寛)
氏 名
分 野
授
業
科
目
教 授
芸術学修士
荒
井
俊
也
環境造形計画
デザイン工学専攻前期課程研修,造形構成論Ⅰ,
造形構成論Ⅱ
教 授
(客 員)
工学博士
石
川
善
美
生活デザイン
科学
生活エネルギー論
教 授
工学修士
梅
田
弘
樹
産業デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,インダストリア
ルデザイン論
教 授
博士(工学)
大
沼
正
寛
環境造形計画
デザイン工学専攻前期課程研修,環境造形計画
教 授
工学士
菊
地
良
覺
産業デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,地域産業デザイ
ン論Ⅰ,地域産業デザイン論Ⅱ
教 授
工学修士
小
山
祐
司
生活デザイン
科学
デザイン工学専攻前期課程研修,住居史論
教 授
工学士(デザイン) 坂
手
勇
次
産業デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,デザイン戦略論
教 授
医学博士
芸術工学修士
原
田
一
福祉デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,エルゴデザイン
計画Ⅰ,エルゴデザイン計画Ⅱ
教 授
博士(情報科学)
堀
江
政
広
産業デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,情報メディア論
教 授
博士(学術)
両
角
清
隆
産業デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,インタラクション
デザイン計画Ⅰ,インタラクションデザイン計画Ⅱ
准教授 修士(看護学) 伊 藤 美由紀
福祉デザイン
計画
デザイン工学専攻前期課程研修,看護支援デザイン
論
准教授
博士(工学)
高
木
理
恵
生活デザイン
科学
デザイン工学専攻前期課程研修,生活環境学
准教授
博士(芸術)
盧
慶
美
環境造形計画
デザイン工学専攻前期課程研修,色彩調和論
非常勤
講 師
バレーラ ルナ アルトゥーロ
大学院の英語Ⅰ,大学院の英語Ⅱ
- 102 -
あ と が き
この大学院学生便覧/シラバスは、学修に関する事項について編集したものである。
なお、学生生活に関する諸注意、手続き等については、学部学生に対する取り扱いに
準ずるので、別冊『CAMPUSLIFE2016』を参照すること。
発 行 日
平成 28 年 4 月 1 日
編集 ・ 発行
東北工業大学
〒 982−8577
仙台市太白区八木山香澄町35−1
電話
022−305−3162
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印刷・製本
郵辨社