日本工営株式会社 行動計画【第1期】 近年、ワークライフバランスの取組により両立支援制度は法定を上回るなど比較的充実しつつあ り、女性割合も増加傾向にあるが、これまでの歴史的背景から従来の風習・伝統・思考方法・価 値観等が根強く、制度の利用状況にばらつきがある。 今後の女性活躍推進にあたり、妊娠・出産および育児期において、男女の区別なく公平に仕事と 家庭が両立できる就業環境を整備するため、次のように行動計画を策定する。 1. 計画期間:平成 28 年 4 月 1 日 2. 当社の課題 ~ 平成 30 年 6 月 30 日 子育て中の女性・男性社員が働きやすい風土・職場環境となっていない。 1) 2) 3) 3. 定量的目標 ① ② 4. 長時間労働の傾向があり、男女を通じて仕事と家庭の両立が困難な状況にある。 年間のパフォーマンス、時間制約を持たない働き方中心のマネジメントであるため、 時間制約のある社員(子育て中の社員など)への負担感がある。 管理職層を中心に男女の役割に偏った意識があるため男性社員の家庭参加が進まず、 両立支援制度は比較的整備されているが男女間で利用状況に差がある。 有給休暇の取得率を 60%以上とする。(将来的に 70%以上を目指す) 男性社員の育児休業(育児休暇を含む)の取得率を 50%以上とする。 (将来的に 100% を目指す) 取組内容 ① 両立支援に向けた柔軟な働き方の選択肢を増やす等の取組を推進する(働き方改革) 1) 3) 4) 平成 28 年 4 月~ 両立を支援する働き方としてのテレワーク(在宅勤務等)、事業所 内託児所のトライアル利用に向けた検討・準備 平成 28 年1 0月~ 妊娠中、産前・産後休業や育児休業からの復職後の社員が相談でき る窓口の設置 平成 28 年1 0月~ 両立支援制度のトライアル利用の順次開始 平成 29 年4 月 ~ 両立支援制度の運用ルールの見直し ② 長時間労働を前提とする職場風土の改善を図る(休み方改革) 1) 2) 3) 4) 5) 平成 28 年 4 月~ 平成 28 年 6 月~ 平成 28 年 7 月~ 平成 29 年 1 月~ 平成 29 年 7 月~ ③ 仕事と家庭の両立に向けて男女が共に貢献できる職場づくり(意識改革) 1) 2) 平成 28 年 4 月~ 両立支援制度を利用しながら活躍することに協力的な職場風土の 醸成に向けた研修等プログラムの検討(マネジメント研修等) 平成 28 年10 月~ 検討した研修等プログラムの順次実施 ④ 労使協調・協働による環境整備に向けた取組(環境整備) 1) 2) 平成 28 年 4 月~ 女性が働きやすい環境整備、新制度の導入等に向けた定期的な労使 対話の場の設定と取組内容の検討 平成 29 年 4 月~ 労使対話により検討した取組の順次実施 ⑤ 女性活躍推進および両立支援制度の社内・社外への積極的な情報発信(広報活動) 1) 2) 3) 4) 平成 28 年 4 月~ 学生向け説明会等における PR の実施 平成 28 年 4 月~ 社外向け HP 上の関連する情報の更新(当社の取組等) 平成 28 年 7 月~ 社内向け専用 HP を開設し定期的な情報の発信 平成 28 年10 月~ マスメディア等を活用した効果的な PR の実施 2) 育児休業(育児休暇を含む)を取得し易くする取組の検討 取得理由によらず有給休暇の半日休暇取得回数制限を撤廃 育児休暇制度の新設 検討した取組の順次実施 運用ルールの見直し
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