中央委員会及びトップセミナー開催

中央委員会及びトップセミナー:2 月 19 日~20 日
春の生活改善交渉に向けた方針決定に向け全国から大阪(千里)に代議員、傍聴者が参加。
自動車総連傘下のメーカー組合はすでに 2 月 18 日に要求統一で経営者に要求書が提出され、
3 中旬の妥結に向け、積極的な交渉が推進されます。政府の意向もあり景気回復、デフレ脱却に
向けた目される取り組みです。
中央委員会の後にはトップセミナーも開催され、ダイハツ工業の三井社長は今年の経営の取り
組みをはじめトップとしての考え方を説明いただいた。その際、小生は今年の 4 月にむけての激
励をいただきました。
(三井社長と握手)
(懇親会の中で決意を表明)
(早稲田大学 田村教授の講演:要旨)「平成 26 年の経済動向について」
=要旨=
・税率 8%の消費増税による景気落ち込みは、97 年の 5%への反動減より大きく、4~6 月の成
長率は年率換算で 7.1%減と戦後最大で、これからが本番を迎えることになる。
・春の生活改善交渉の効果は、サラリーマンの約 40%が非正規社員であり、景気回復につな
がらない。あた、金融緩和策によるカネが「不動産ミニバブル」と「資材価格の高騰」につ
ながり、あわせて「建築労働者不足」から公共投資も震災復興事業も停滞している。
・大企業は円安と海外生産および株価上昇により過去最高の利益、これに対してサラリーマン
の 7 割が働く「中小企業」や「下請け企業」は苦しく、被雇用者の平均賃金も下がり続け、
97 年ピーク比 13%減、失業率は実質で 10%を超え、若年労働人口の 6 人に 1 人は定職がな
く、相対貧困率がアメリカに次ぐ 16%に上昇している。
「川上インフレ・川下デフレ」の大企業による「下請け泣かせ」を「公正取引に変え」、同
一価値労働は同一賃金にむけた時短・ワークシェアリングを導入する以外に不況脱出策は無
い。
・日銀が国債を買う「金融緩和策」により、市場への国債が減少し、国債取引の不安定化が「国
債価格」の下落と「長期金利の高騰」が起きやすく、株価上昇に「経常収支の赤字」が加わ
れば、「国債離れ」「株価下落」「円安の昴進」となる恐れがある。
・日本の食糧自給率は主要国中で最低の 39%であるが、TPP に参加するとさらに 10%低下す
る。他方、アメリカの農業危機、途上国の「人口・食糧問題」に加え、世界的な異常気象か
ら「食糧安保」が焦眉の急になった。
(2)ダイハツ部品労働組合連合会(広島)2014 年 9 月 19~20 日
ダイハツ車の生産に関係する部品企業の労働組合の連合体の部品労連の大会に参加し、日
頃のご支援のお礼と、活動の激励とお祝いを挨拶で申し上げまいた。
また、2 月 20 日に開催された「春の生活改善取り組み」にむけた方針決定の中央委員会
に出席し、4 月にむけた支援のお願いと政策の一端を披露いたしました。
(3)ダイハツ労働組合
(大阪)2014 年 10 月 4 日
(議員団長として挨拶)
(ダイハツ議員団)
(挨拶要旨)
国際紛争や環境破壊などの様々な問題が発生していますが、議員における政務活動費の使い方
や議会でのセクハラ発言など、これまでの信頼や信用を失墜させる出来事が出現しています。
しかし、私達は組織や職場の代表として、それぞれの所属する地域の自治体のなかで、責務を
忠実に果たしております。そして、議会報告や市政報告などを通して、その内容をご理解いただ
いているものと思います。
さて、アベノミクス効果は、現状では大変な状況にあると思っています。国会代表質問でも、
賃金が上昇に転じ景気回復、デフレからの脱却が答弁されていましたが、今年度の第一四半期で
の GDP(gross domestic product)は、年率換算で 7%のマイナスといわれています。
この国内総生産は政府支出、民間投資、個人消費支出、輸出などで構成されていますが、日本
の場合は 6 割が個人消費支出で占め、これが前期比 5%の落ち込みと報告されています。住宅投
資、耐久消費財、設備投資も低下し、平均実質賃金は 3%以上下がるなど、このままでは生産の
停滞や給与、雇用の悪化が懸念されます。
それらに対応するためには、国レベルの政策対応として、公共投資の拡大や賃金雇用対策を進
めるべきであり、その為に労働組合においても政治的役割を発揮が求められます。
日本の成長をさせてきたのは、企業内組合の組織が生産性向上を含め、様々な施策に雇用と企
業の存続にむけ協力しながら対応してきた結果であります。海外においては全米自動車労組
(UAW)など横断的な組織の職種別組合で、企業の経営とは関係なく、自分たちの労働条件を追求
することのみの活動とは大きな違いがあります。しかし、自我中心の行動、考え方の徹底のなか
で、他社より優位に立とう、豊になろうとの競争が続けられています。
当然のこととして労働の対価として賃金を得るための業務を私達は進めていますが、大切なこ
とは専門的な領域や仕事内容の異なる組合員が、一つの目的に向かってお互いの人々が協力し、
創造的な活動を行う「共創」
(ともにつくる)が重要であります。経済のグローバル化によって、
会社全体が利益追求のシステムとなっている中で、労働は単なる賃金の対価でしかなく、自らが
喜んで働くよりも「働かされている」状態になっていないのか、職場の点検が必要であると思い
ます。
私たちの会社は目的を遂行するためシステム、数値で縛られた利益追求をすすめていますが、
1990 年代は目的を持った組織で結果の追求がされてきたものの、それぞれが数値に結びつけて
意識をしなかった。しかし、気がつくとシステムに縛られ、個人の意思や多様性を犠牲にして、
人間の幸福とは違う方向に進んできていないのかという疑問があります。
これからは「ギブ & テイク」の発想でなく、常に全体の中で起きる変化に気を配り、全体
のための最善と思える行動を主体的にとっていく、チームの中で己ができることを組織の中で発
揮することが、組織で求められているものと思います。
これまで、労働組合は「お節介」を掲げた活動を推進してきたと思いますが、これまで以上の
取り組みをお願いしたいと思います。