石海小学校だより『いわみ通信』 http://www.town.hyogo-taishi.lg.jp/ 『ものづくり』の真髄 (しんづい) …企業の理念 『 『人 人々 々の の幸 幸せ せな な生 生活 活の のた ため めに に! !』 』 この秋、5年生は、総合学習「いわみの時間」 に、「リスクマネジメント(危機管理)の基本」 や「安心安全の大切さ」を学んできました。 「ようこそ先輩」でもお世話になる首藤俊夫 さん@三菱総合研究所と経済産業省のコーディ ネイトで、製品安全教育プロジェクトを進めて おります。先日 15 日には、「ものづくり」の企 業代表として、LIXIL(リクシル)の品質企画室の 千代(せんだい)さんが出前授業を行ってくださいま した。その中で印象的な言葉があります。「造 り手の企業が安全な製品を世の中に送り出すの は当然ことですが、『人々の幸せ』をめざして 便利で安全な生活になることを一番に心掛けて 製造や販売をしています。」……。 … …造 造り り手 手の の願 願い いが が伝 伝わ わる る一 一言 言が が心 心に に残 残り りま まし した た。。… … それぞれの役目 5 年 前川 史花 使う人、作る人、売る人とそれぞれの役目を果 たすと安全で快適に使用することができます。そ れぞれが例えば、こまめにそうじをしたり、注意書 きの位置に気をつけたり、お客様の質問に正確に 答えたりすることなど、たくさんのことを学びまし た。・・(中略)・・企業の方のお話を聞いて、家で調べ て見るとクローゼットの扉など、すごく安全に工夫 してあることに気がつき、とても驚きました。・・(後略)・・ 学んだこと 5 年 藤尾 純成 この製品安全教育プロジェクトで学んだことは、 製造・販売・消費する人、それぞれでしっかりやる ことがあるということです。…(中略)… ぼくは、使う人 (消費者)なので、使う人の役割をなしとげたいで す。また、家の中で危険な所がないか、もっとチェ ックしたいと思いました。 ・・・(後略)・・・ 『以和為貴』 平成 27 年 11 月 2 日 太子町立石海小学校 発行者:校長 寺村 雅守 No8 祝 祝 「 祝 1 「○ ○ 14 40 0周 周年 年記 記念 念イ イベ ベン ント ト」 」 10 月 30 日(金)には、多くの地域の皆様方のご 参加を得て盛大に秋の音色いっぱいに「140 周年記念 音楽会」を開催できました。さらに 31 日(土)には 「中庭芝生化推進事業」で 6 年生有志に加え、地 域の多くの方々にお世話になりながら、芝生植付 作業を終えました。皆様に厚く感謝を申し上げます。 そして、11/12~13 のオープンスクールで は、チラシ等でご案内のとおり 12 日「ようこ そ先輩:首藤俊夫さん」をはじめ、13 日「親子 で教育講演会(情報モラル学習)」「みんなで人文 字:航空写真撮影」などなど、祝 140 周年イベ ントがめじろ押しです。ぜひ、この機会に皆様 方のご参加をお待ちいたしております。 【 これからの主な行事予定 】(抜粋) 11 月 2 日(月) ・・・ 委員会活動 3日(火)(文化の日)・・あすかふるさと祭 JR 車輛基地公開 5日(木) ・・・ 3年校外学習 5・19・24 日・・・5 年 まほろばの里訪問 7日~8日・・・ 町学童美術展(あすかホール) 9日(月) ・・・ 愛校作業 10 日(火) ・・・ 安全の日・全校朝会 5 年太子高校交流 12 日~13 日・・・祝 140 周年オープンスクール 12 日(木) ・・・ 「ようこそ先輩」 13 日(金) ・・ P TA 講演会:5・6年情報モラル学習 みんなで人文字:航空写真撮影会 16 日(月) ・・・クラブ活動、かけ足開始 19 日(木) ・・・6年チーム Web(車椅子バスケ) 23 日(月)(勤労感謝の日) ・・・ 25 日(水) ・・・ 30 日(月) ・・・ 揖龍陸上大会 保幼小交流会 委員会活動 再掲 十七条の憲法の原文とともに考えてみます。 その8 ※ 聖徳太子の教え 「十七条の憲法」 を小学生向けにアレンジしてみました。 とうと なか <みんなの十七条の憲法> 『 和をもって貴しとなす 』 校訓 『 あかるく 仲よく 力いっぱい 』 今回の一つ目は第十四条です。 「嫉妬心よりも共生の心」を持つことを示しています。 原文は、「十四曰。群臣百寮無有嫉妬。我既嫉人人亦嫉我。嫉妬之患丌知其極。所以智勝於己則 丌悦。才優於己則嫉妬。是以五百之後。乃今遇賢。千載以難待一聖。其丌得賢聖。何以 治国。」 現代語訳「十四にいう。官吏たちは、嫉妬の気持ちをもってはならない。自分がまず相手を嫉妬すれ ば、相手もまた自分を嫉妬する。嫉妬の憂いははてしない。それゆえに、自分より英知がすぐ れている人がいるとよろこばず、才能がまさっていると思えば嫉妬する。それでは500年たって も賢者にあうことはできず、1000年の間に1人の聖人の出現を期待することすら困難である。 聖人・賢者といわれるすぐれた人材がなくては国をおさめることはできない。」 <みんなの十七条の憲法> 第十四条 ほかの人をけなすよりも、みんなで仲よく高め合うことを大切にしましょう。 コメント「みんなで高め合うことで、一人では無理なことが実現可能になることがたくさんあります。」 続いて第十五条です。 「私欲よりも協調が大切」 であることを示しています。 原文は、「十五曰。背私向公。是臣之道矣。凡人有私必有恨。有憾必非同。非同則以私妨公。憾 起則違制害法。故初章云。上下和諧。其亦是情歟。」 現代語訳「十五にいう。私心をすてて公務にむかうのは、臣たるものの道である。およそ人に私心がある とき、恨みの心がおきる。恨みがあれば、かならず不和が生じる。不和になれば私心で公務 をとることとなり、結果としては公務の妨げをなす。恨みの心がおこってくれば、制度や法律を やぶる人も出てくる。第一条で「上の者も下の者も協調・親睦の気持ちをもって論議しなさい」 といっているのは、こういう心情からである。」 <みんなの十七条の憲法> 第十五条 自分の事ばかり考えないで、みんなのことを考えて行動するとさらに良いです。 コメント「自分のことは後回しにしてでも、人の役に立つことを優先する…。そんな人でありたい」 ※[現代語訳:参考出典]金治勇著『聖徳太子のこころ』、大蔵出版、1986 年
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