紀行文 茜谷太一 修学旅行で台湾に行ってきました。初めての海外だったので、期待と不安が交錯し、始めは楽しもうという気持ちよりも不安が大きかった です。ですが、台湾に到着すると観光案内の人がお出迎えてくれました。台湾の人は優しい人ばかりだと聞いていたので、その通りでした。 そんな台湾の人々の優しさは初めて台湾に来た自分にとって、とても心地よかったです。 一日目は飛行機での移動がメインでした。台湾に着いたころには、日が暮れていていたので、二日目に備えて早く就寝しました。 二日目からはいよいよ台湾巡りです。 故宮博物館、衛兵交代式、昼食にはモンゴリアンバーベキューなど台湾を満喫した日となりました。 故宮博物館は、歴史を感じさせる中国風な建築物が印象的でした。中に入ると台湾の歴史を物語る品や芸術品の数々が展示されていました。 一つの石から、削り出された芸術。 白菜や角煮、まるで本物かのような艶、色が再現されていまいた。 衛兵交代式は以前 TV でも見たことがあり、どのようなものか知っていました。 しかし、自分の目で直接見る衛兵交代式はまったく違ったものでした。直接肌に伝わってくる緊張感と衛兵の迫力がものすごく伝わってきて、 物凄くパワーのある場所だと感じました。 僕は、なぜ交代式に衛兵が 30 分以上もかけて行う理由がわかりませんでしたが、実際に行ってみて何となくわかった気がしました。 モンゴリアンバーベキューは、そもそもモンゴリアンがわからなかったのでなんとも言えませんでしたが、おいしかったです。モンゴリアン な感じを知ることができたと思います。 3 日目は、龍山寺、中正記念堂、B&S と 2 日目同様台湾を満喫した日となりました。 龍山寺は、入り口にすぐ日本でいう鳥居があるのですが、中国風になっていてとても大きかったです。中に入ると人が大勢いて、神聖な雰囲 気でした。 そんな時、台湾風のおみくじをみつけました。しかし、僕はおみくじの引き方が分からずうろうろしていると後ろから声がしました。 振り返ると、70 代くらいのおばさんさんが片言の日本語で「おみくじの引き方をおしえるよ」と言ってきたのです。 そして、僕はそのおばあさんのおかげでおみくじを引くことができました。 あのおばあさんの優しさに感謝(シェイシェイ)。 中正記念堂は白い壁作りの建物が印象的でした。建物の中には 10 メートルもあろう蒋介石の像が展示されていました。台湾をつくった人物 はやはり像からもその偉大さが伝わってくるようでした。 B&Sは台湾の街中を歩きまわり、より台湾に親しもうというものでした。 その中で、特に印象的だったのが台北 101 でした。台北 101 は日本でいう東京スカイツリーのようなものです。僕は、最上階に登るエレベ ーターに乗るのに必要な搭乗券を買うために列に並ぶことにしました。しかし、残念なことに待ち時間が1時間以上かかってしまうというこ とを知らされたので諦めることしました。いつか、また台湾に行き台北 101 に行き最上階に登ってみたいと思いました。 そんなこんなで、最終日の 4 日目は朝早くに空港にいき台湾から無事、日本に帰ってきました。 貴重な思い出になりました。
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