お送り頂く分析試料の形態について バイオ産業技術支援センター (公財)かずさDNA研究所 1 分析試料形態 目次 • 指定形状のチューブに入れて御送付下さい →P.3 • 試料重量は50mg~150mg程度(試料間誤差10%程度) →P.4 • 試料重量を記載したリストを御送付下さい →P.4 • 固体試料の場合は予め裁断・粉砕等を行った上でチューブに入れて下さい →P.4 • 試料によっては十分な破砕が出来ない場合がございます →P.4 • 凍結試料送付時はドライアイス等の同梱をお願いいたします →P.5 • 分析開始までの保管方法 →P.5 • 御相談に応じて有料で試料処理を行います →P.6 2 試料容器 エッペンドルフ社製 2ml容 丸底セーフロックチューブ 品番:EP0030120094 画像参考:右端 (赤点線部) (またはそれに類する物であれば使用可能) 注意点 • 5mmビーズによる破砕をチューブ内で直接行いますので、底形状は幅の広 い丸底をお願いします。 • メーカーによりチューブ厚が異なります。特に破砕時にはチューブ蓋部分に 強い衝撃が当たりますので、破損する場合があります。 • エッペンドルフ社製においても破損は保障出来かねます。 画像転載元:http://www.eppendorf.com/ 3 試料について • • • • • 固体試料の場合は、5mm角以下に裁断、粉砕、磨砕等を行った後、指定形状 の2mlセーフロックチューブに入れて御送付下さい。 試料はできるだけ細かい方が化合物の抽出効率が良くなります。 試料量は50mg~150mg程度とし、試料間での重量誤差は10%以内程度に抑 えて下さい。著しく異なる場合、抽出効率に影響を及ぼします。 記載の試料量はあくまでも目安であり、ターゲット及び試料により異なります。 測定する試料は全て秤量し、重量を記載したリストを御送付下さい。 注意点、及び備考 • 著しく硬化な物、及び繊維質の物などはジルコニアビーズで十分な破砕が出来 ず、抽出効率に影響を及ぼす場合があります。 • 御相談に応じて、より破砕効率の高いタングステンビーズによる破砕や、乳鉢に よる前処理を行います。 • タングステンビーズはジルコニアビーズに比べチューブを破損する場合が多くな ります。 4 試料の送付・受領、及び保管方法 • 凍結試料はドライアイスを同梱した上、クール便で御送付願います • 凍結試料は融解等のトラブル回避の為、着日を予め御連絡下さい • 受領後は即時開封し、ドライアイス残量等を御連絡を致します • 分析までの試料保管方法として常温保管・4℃保管・-30℃保管・-80℃ 保管が可能です 御指定下さい 5 固体試料処理 有料オプション • • • • 乳鉢による粉末化、及び秤量処理 : 1万円/試料 試料凍結下での秤量 : 5千円/試料 常温下での秤量 : 3千円/試料 タングステンビーズへの変更:1千円/試料 注意点、及び備考 • 御送付頂いた試料において、粉末化部位や採取部位をご指定下さい。 • 乳鉢による粉末化におきましては、試料の大きさ等により予め裁断等をお願いする 場合がございます。 • 粉末化による均一化を行っていない試料の場合、採取部位により測定値が変わる 場合がございます。 • 試料種類や形状により、細かな採取部位のご要望にお応え出来ない場合がござい ます。 • 試料採取方法や処理部位の選択は分析結果に大きく影響を及ぼします、出来る限 りお客様自身で採取および秤量される事をお勧め致します。 6
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