気分障害の処方調査の協力施設に対する御礼

気分障害の処方調査の協力施設に対する御礼
「抗うつ薬を服用中の気分障害患者における処方調査」には、全国より 10 施設の参加申
し込みがあり、107 件の貴重なデータをご提供いただきました。業務繁多にも関わらず調査
にご協力頂きました先生方、誠にありがとうございました。
調査結果の概略は以下の通りです。尚、詳細につきましては、論文として精神科専門誌に
投稿する予定です。
調査協力施設 10 施設
対象患者
107 名(男 / 女 : 49 / 58)
年齢
49.8±14.7 歳
対象疾患
うつ病 79 名 双極性障害 28 名
処方状況(うつ病 / 双極性障害)
抗うつ薬
87.3% / 64.3%
気分安定薬
15.2% / 71.4%
抗精神病薬
40.5% / 75.0%
評価尺度点数(うつ病 / 双極性障害)
H-SDS
14.8 点 / 13.1 点
H-SAS
14.4 点 / 12.7 点
副作用調査票による副作用発現状況
うつ病
「体のだるさ」>「不安感」>「眠気」
双極性障害
「体のだるさ」>「不安感」>「性欲減退」
精神科臨床薬学(PCP)研究会
世話人代表 吉尾 隆