塾便り2015年7月分発行しました

北上田塾だより
日本人学校「夏祭り」+夏のイベント!
7月号
7月25日(土)の日本人学校夏祭りに、当塾も出店します。何を出店するかは、当日のお楽しみで
す!講師一同、皆様のご来店をお待ちしております!
また、北上田塾恒例夏のイベント「プール&BBQ」を、今年も8月8日(土)に盛大に実施します!
も申込締切日は6月30日(火)ですので、お早目のお申込をお待ちしております。夏の過酷な勉強の息
抜きに、ひと夏の思い出作りに、皆さんのふるっての参加をお待ちしています!(申込書は配布済みで
月
火
6 月 29 日 6 月 30 日
水
木
金
土
日
7月1日
7月2日
7月3日
7月4日
7月5日
首都圏模試
(小5・6)
7月6日
7月7日
7月8日
7月9日
休講日
7 月 13 日 7 月 14 日 7 月 15 日 7 月 16 日 7 月 17 日 7 月 18 日 7 月 19 日
(中3)
最終日
7 月 27 日 7 月 28 日 7 月 29 日 7 月 30 日 7 月 31 日
夏期講習
開講
夏期講習
→
→
→
い。
また、授業だけでなく、朝から自習室は開放されています。早起きの習慣の為、そして自宅でダラダ
ラ過ごして貴重な時間を無駄にしない為、皆さん毎朝塾に自習に来て下さい!
休講日
7 月 20 日 7 月 21 日 7 月 22 日 7 月 23 日 7 月 24 日 7 月 25 日 7 月 26 日
通常授業
7月27日(月)から8月22日(土)まで、当塾では夏期講習を行います。 この期間は通常授業
はお休みし、特別時間割となります。受験生は、この夏が勝敗を分けます。可能な限り全出席してくださ
アドバンス模試
五ツ木模試
夏期講習について
休講日
7 月 10 日 7 月 11 日 7 月 12 日
(中2・3)
すが、お手元に届いていない保護者様はご連絡下さい)
TJS 夏祭り
休講日
8月1日
8月2日
→
休講日
他学年の生徒も、勉強習慣を継続するため、そして夏休み明けすぐにある期末テストで良い結果を
出す為にも、夏期講習に出来る限り出席してください。主要科目のほか、英検対策や小学生に大好評
の理科実験教室なども開講します。詳しくは別途配布する申込書をご覧ください。
英検1次試験結果 速報
2015 年度第 1 回、当塾の英検対策講座を受講した生徒の合格者は、準 1 級 2 名、2 級 6 名、準 2 級
5 名、3 級 6 名、4 級 1 名でした。最初の受講時には合格点すら取れていなかったのに、最後の最後まで
粘って、本番で驚異的な高得点を出した生徒もいます。大事なのは、絶対に合格するんだという決意と、塾
での勉強、そして家での毎日のコツコツとした学習です。それをきちんとやっていた人は、今回無事に合格を
7月の授業予定
つかんでいました。次回の受検は10月。この3ヶ月で、どこまで自分を伸ばしきれるか、ぜひチャレンジして
みましょう。夏季講習からもカリキュラムを組んで、毎日開講します。計画的にビシバシと指導していきま
7月24日(金)が通常授業の最終日となり、7月27日(月)から夏期講習を開始します。
す!(増田)
今月の請求内容について
前期中間テストを振り返って
①6月1日(月)~6月28日(日)までの通常授業分の料金(4週分)
※金曜日の授業に関しては、19日(金)が休講であったため、3週分です。
休講分の振替授業を取った生徒に関しては4週分請求となります。
②5月18日(月)~6月14日(日)の講座授業料金(英検・数特・TOEFL など)
③テキスト代・模試料金・検定料金 など
前期中間テストの結果が返却されました。結果を集計・確認する中、気持ち良くスタートダッ
シュを切ることのできた生徒、反対に悔いが残る形で走り出した生徒、様々な姿がみえます。
各学年、各科共に出題形式の変更等に捉われず、その中でもやるべきことをしっかりと押さえ
た(その場凌ぎではなく、基本を大切にした)生徒が、確実に結果を残した定期試験だったと感
じます。
<中3>総合得点の塾内平均が430点を越すという健闘ぶりでした!特に国・数・英、主要
三科でそれぞれ三人の生徒が学年首位をマーク、学年全体として今後の受験勉強にもしっか
りと意識が向いていると感じます。各自の目標を明確にした上で、来る勝負の夏に向けて着実
7月実施の模試
①首都圏模試(小5・6)
実施日 7/04(土)
申込締切日
6/12(金)
②アドバンス模試(中2~3)
実施日 7/11(土)
申込締切日
6/22(月)
③五ツ木模試(中3)
実施日 7/18(土)
申込締切日
7/01(水)
③の模試は、今回該当の学年の生徒に申込案内書を同封していますので、ご覧下さい。①
~②の模試の申込案内書は既に配布済みです。全ての模試において、上記の日時でご都合
が悪い場合は、ご相談下さい。調整いたします。なお、日本からの問題到着の都合により、日
時を変更することがあります。その際は、日時調整にご協力をお願いします。
な取り組みを続けていきましょう。
<中2>総合得点が、前回テストから約120点も大幅にアップした生徒を始め、普段の地
道な取り組み・努力が結果を大きく左右するテストとなりました。平均点が落ち込んだ国語・数
学でも学年首位獲得者をはじめ、付け焼刃の学習から脱却した生徒が高得点を出しています。
点数の一喜一憂で終わらせず、各科、自身の答案と向き合い、期末にベクトルを向けていきま
しょう。
<中1>総合得点で学年首位をとった生徒をはじめ、400点オーバーが8名!初の定期テ
ストで緊張感に苛まれながらも、塾内平均も400点という、気持ちの良いスタートを切ることが
できました。しかし、夏休み明けの期末試験は9教科です。ここで気を緩めることなく更なる飛
躍を目指し、通常授業・夏期講習と力をつけていきましょう。
「得点」という目に見える数字を引き合いに出して結果を振り返りましたが、大切なのは勿論
点数だけではありません。当然、結果が全て。しかしながらその結果を生むのはやはり、普段
の(不断の)努力、取り組みです。浮き上がった課題としっかり向き合い、今すぐ次の目標に向
けて走り出しましょう。その主軸はやはり夏休み、夏期講習です。
「夏を制するものは何もかもを制する!」受験生に限った話ではありません。勉強でも、遊び
でも、良い意味で自由に動けるこの機会を生かさないのは、あまりに勿体ないことです。
決まり文句に飽き飽きしたなんて言わず、騙されたと思って北上田塾に身体を預けてみてく
ださい。講師全員、全力で有意義な夏にさせてみせます!
塾長コラム
「手抜き」のススメ
今まで何度かにわたって、私が周囲に数多くの「天才」を見て来た人間だからこそ語れる内容として、本当
に出来る生徒とそうでない生徒の違いについて、色々語ってきました。
今回は、その中でも特に重要な相違点について書きます。
誤解を恐れずに言うと、それはまさしく、「手抜き」の有無だと思っています。
勿論誤解されると思います。この講師は、生徒に「手抜き」を勧めるのか、と。努力を強いなければいけな
い指導者が、手抜きを勧めるとはどういう事か、と。
しかし、何も努力をするなと言っている訳ではありません。努力は努力で絶対に重要です。
ただ、人に与えられた時間、使える能力には、一定の限界があるのは、厳然とした真実です。
大事なのは、ただ闇雲に頑張る事ではない。努力するべき時に、努力するべき事を、効率よく行う。そして
無駄な努力は出来るだけしない。それこそが、何より重要な事なのです。
と書くと、皆さん当たり前だと思うでしょう。何も皆、無駄な努力をしたくてしているのではない。ただ、無駄
かどうかは分からず努力はしてみたけど、結果無駄だったことがあるだけだ、と。
全くその通りです。実りのない努力を好き好んでする人なんている筈がない。
ただ、ここで一つ、はっきりと言える事があります。
出来る生徒とは、その努力が無駄か有効かを見極められる生徒である、と。
そしてそういう生徒は、無駄だと判断した事に関しては徹底的に手抜きをする。しかしだからと言って、そう
いう生徒が遊びまわる訳ではありません。それによって空いた時間を用いて、有効な努力のみを徹底的に
行い、そして優秀な結果を出すのです。
結局の所、「ほとんど勉強していないのに点数が高い生徒」というのは、正確に言えば、「勉強をしない」の
ではなく、「無駄な勉強をしない」生徒でしかないのです。
結果、彼らは「手抜き」をしているように見えるし、実際に「手抜き」をしているのです。そして、その分の時
間と労力を他に注いでいるのです。
しかしだからといって「手抜き」を無条件に勧めるべきかと言われれば、勿論そうではありません。しなくて
いい努力をしない内に、しなければならない努力までしなくなってしまう恐れは十分にある。実際、私なども、
中高生の頃は本当に一切努力をしなかった為、定期テストの点等は本当にひどい物でした。ただ、その後
「必要な努力」のみを適切に行った為、大学には合格できましたが、それでも色々無駄な苦労はしてしまった
物です。
やはり、努力は努力で絶対に必要なのです。有効な努力は、絶対に。
優秀な指導者というのは、生徒にとっての、この「無駄」「有効」をしっかり見極め、適切な指示を出せる指
導者です。
しかし、これは非常に難しい事です。何故なら、まずは様々な学習の特性を熟知していなければならない。
それに加えて、何が無駄であり何が有効であるかというのは、一人一人の生徒によって大きく異なっている
為、その生徒自身についても熟知しなければならない。非常に時間と労力のかかる事なのです。
一方、無駄な努力を強制する指導者は、三流です。特に小学生・中学生に対して、勉強の量のみをやたら
に強制する指導者は、三流以下の存在です。
そういう事をしてしまうと、学習範囲が狭い義務教育の間はなんとかカバー出来ても、一気にそれが広が
る高校で必ず行き詰まります。
そして生徒達は、「必死に努力したのに自分は伸びない」という現実に直面する。それが小中学生の間な
ら、そこから自分の勉強スタイルを変えて、やり直す事はまだ可能でしょう。しかし高校生ともなると、もうある
程度の柔軟さは失われている。無暗な努力を繰り返し、無論結果は出ない(特に無暗な努力ではどうにもな
らない教科、数学においては)。そうやって、「自分には能力がない」と思うようになり、自信を失って行くので
す。
ですが、現実問題、目先の「得点」を追い求めて、そして同時に指導者側の負担を減らす為に、「努力の強
制」を行う指導者は大勢いる。
残念な事に、「商売」としてはこの方が正解なのです。特にほとんどが高校受験において生徒との関係が
終了してしまう海外塾においては、「楽して儲ける」という意味で、こういう指導方法こそが、「無駄な努力を省
く」、最善の「手抜き」であるのは確かですから。
「優秀な指導者」と、「優秀な商売人」が一致しない。そこに、今の塾業界のレベルの低下の原因があり、非
常にレベルの低い塾でも生徒を集めてしまえる現状があるのです。
とはいえ、商売を度外視した、熱意のある講師が一定数いるのは確かです。しかし、そういう講師でも、や
はり「努力の強制」に走りがちなのが、どうしようもない事実です。その理由は簡単、自身がそういう無駄な
学習方法しか経験せずに育ってきたからです。「天才は手抜きをしている」というどうしようもない事実を、一
切目の当たりにしていない人達は、「手抜き」の重要性を理解できないに決まっていますから。
では特に公立学校の教師はどうか? 彼らは商売を意識する必要がない分、将来を見据えた指導が出来
る筈です。
しかし現実そうはなっていない。何故なら彼らには、結果を出す必要性そのものがないからです。それなら、
出来るだけ負担を少ない指導を選択するに決まっている。これもまた、賢い「手抜き」なのです。
結局の所、塾だって学校だって、殆ど頼る事が出来ません。
やはり、生徒にとって、子供にとって、一切「手抜きをせず」接する事が出来、かつ、不要な事に関して「手
抜きをするよう」指示出来るのは、保護者だけ、家族だけなのです。
では、家庭では、子供にどう接するべきでしょうか?
どういう部分を頑張らせ、どういう分を「手抜き」をさせるべきでしょうか?
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