北上田塾だより 2月号

北上田塾だより
今月の請求内容について
2月号
①1月 5 日(火)~1月 31 日(日)までの通常授業の料金
⇒月曜日の授業は 3 週分/他の曜日の授業は 4 週分のご請求となります
②12 月 7 日(月)~1月 10 日(日)の講座授業料金(英検・数特・TOEFL など)
月
火
水
木
金
土
日
2月1日
2月2日
2月3日
2月4日
2月5日
2月6日
2月7日
春節(休講)
春節(休講)
受験生のみ補習 受験生のみ補習
2月8日
2月9日
2 月 10 日
2 月 11 日
2 月 12 日
2 月 13 日
2 月 14 日
春節(休講)
春節(休講)
春節(休講)
春節(休講)
春節(休講)
春節(休講)
春節(休講)
受験生のみ補習 受験生のみ補習 受験生のみ補習 受験生のみ補習 受験生のみ補習 受験生のみ補習 受験生のみ補習
2 月 15 日
2 月 16 日
2 月 17 日
2 月 18 日
2 月 19 日
2 月 20 日
五ツ木模試
(現中 1~2)
2 月 22 日
2 月 23 日
2 月 24 日
2 月 25 日
2 月 26 日
2 月 27 日
日能研模試
(新小 4~6)
2 月 29 日
3月1日
3月2日
3月3日
3月4日
3月5日
2 月 21 日
休講日
2 月 28 日
休講日
3月6日
振り替え休日
④冬期講習の料金
2月実施の模試について
①日能研模試
実施日
2 月 27 日(土)
申込締切日
2 月 8 日(月)
②首都圏模試
実施日
実施なし
申込締切日
実施なし
③五ツ木模試(中3)
実施日
2 月 20 日(土)
申込締切日
1 月 27 日(水)
④アドバンス模試
実施日
実施なし
申込締切日
実施なし
全ての模試において、上記の日時でご都合が悪い場合は、ご相談下さい。調整いたします。なお、日本からの
問題到着の都合により、日時を変更することがあります。その際は、日時調整にご協力をお願いします。
春節休暇中の予定について
2 月 6 日(土)から 2 月 14 日(日)までは春節休暇のため、休講となります。この期間ですが、塾長の北上田が塾
で常に待機しています。
漢字検定の実施について
1 月 30 日(土)に漢字検定を実施いたします。申し込んだ生徒は、しっかりと準備をした上で、試験に
臨んで下さい!検定開始時刻は、午前 11 時からです。
二二八
和平記念日
③テキスト代・模試料金・検定料金 など
休講日
合格おめでとうございます
(休講)
2月の授業予定
●2 月 6 日(土)から 2 月 14 日(日)までは春節休暇のため、休講です。春節期間中は受験生のみ対象と
して、補習を行います。また 2 月 29 日(月)の二二八和平記念日の振替休日は休講です。
淑徳高校(スーパー特進クラス)
1名
国際基督教大学高校
2名
桐蔭高校(理数科)
1名
成田高校(特進クラス)
1名
立命館宇治中学校(編入)
1名
早稲田渋谷シンガポール校
1名
土浦日本大学高校
1名
同志社国際高校
4名
土浦日本大学高校(特進)
4名
立命館宇治高校
1名
●春節後の中 3 受験生(まだ受験が残っている生徒)の授業に関しては、「北上田塾長の特別授業」が、
19:10~21:10 の枠で週 3 度開講され、全ての教科がそこに集約される形となります。対象の方には直接
ご連絡いたします。
※受験が終了した中 3 生は、数学特訓・高校英語の講座において、高校内容の先取りが可能です!
受験が終わっても、気を抜くことなく、積極的に学習を続けましょう!
誤魔化しではない、そういう正しい物を生徒達にきっちり示したい、私はそう強く思いました。
2016 年春、北上田塾長全教科指導
「特進クラス」発足
けれども、それは非常に困難な事でした。塾には決められたシステムがあり、他の講師と違
う事をやるのは許されません。そして何より、私の思う「教育」とは、知識を詰め込み目先の得
点を劇的に伸ばさせるような物ではない。むしろ逆に、あえて知識を与えない事も多く、短期的
には成績は落ちるかもしれないような物です。
現状結果を出している塾で、現状と大きく違う事をやるのは、非常に困難でした。
そこで私は、自分の塾を作る事を決意しました。
私が台湾に来たのは、もう十年も前の事になります。
仕事もお金も持たずに台湾に飛び込んで来た私は、「とりあえず」という感じで、大学時代・
大学院時代に経験のあった、塾業界へと就職しました。
そこで私は愕然としました。講師陣の学力も、指導内容も、非常にレベルが低かったのです。
それだけならまだしも、これでは生徒の能力はまるで伸びないだろう、入試結果もボロボロに
なるだろう、まず私はそう思いました。
幸い、その私の考え方に賛同してくれる生徒は大勢いました。そして、その中で特に多かっ
たのは小学生です。
しかし、実際はそうはなりませんでした。生徒の成績は良く、合格実績は積みあがる。
理由はすぐに分かりました。優秀な生徒は、どんな指導を受けようが、それなりに伸びるの
です。しかも帰国子女枠の恩恵がある。生徒に優秀な成績を取らせる事、有名な学校に合格
させる事、それらは非常に容易な事だったのです。
考えてみれば、私自身、塾などに一切通わず(しかも高校は文系クラスで)、京都大学に理
系で合格したのです。
指導者が努力しようがしまいが、伸びる生徒はそれなりに伸びるのです。
本当に高い能力を持った講師でなければ、中学受験問題はまともに指導も出来ません。た
だ、生徒が中学生よりも幼い分、生徒を「信じさせる」のがより容易であるため、破綻せずに済
んでいる。日本の塾の多くですらそんな有様なのです。
ましてや人材不足の海外塾、そこに中学受験問題をまともに解ける講師は一人もおりませ
んでした。解答を板書するだけの授業。質問受けの時間はあるにはあったが、そこでの講師達
の対応は、時間がかかりすぎる上に、未熟な解法でしかない。
そういう状況だったため、「どんな問題もスラスラ解きこなす」という、講師として最低限出来
なければならない事をするだけでも、私の評価を上げる事が出来ていたのです。
そのような状況下で塾講師に求められる最も重要な仕事は、生徒や保護者を「信じさせる」
事になります。
伸びた生徒には、生徒の力が伸びたのは塾のお蔭だと信じさせる。伸びない生徒には、「い
ずれ伸びる」と信じさせる。その塾の講師の最も大事な仕事は、そして最もすぐれた能力は、
生徒を「信じさせる」ことでした。
それも当然の事で、小学生の勉強は中学生のそれとは大きく違う物です。ある意味、という
よりも、あらゆる意味で、中学入試問題の方が、高校入試問題よりもずっと難しい。中学受験を
経験していなければ、東大生でも灘中入試問題は解けない、とよく言われます。
そして多くの小学生が、北上田塾の最初の生徒になりました。
これではいけない、私は強く思いました。もっと正しい「教育」をしないと、と。
もちろん、私自身、「教育とは何か」というのを完璧に理解出来ている訳ではありません。し
それから二年間、私は北上田塾唯一の講師として、小学生をメインに指導しました。全教科
を、思い通りに指導する。自分の知っている「教育」を惜しみなく行う。
結果は素晴らしい物でした。
それは、筑波大学附属駒場中、開成中、早稲田中等々といった一流校に合格者を出した事
だけではありません。卒業後も彼らは頻繁に私に連絡をくれ、「中学校でも良い点を取れてい
ます」と伝えてくれ、そして東京大学や大阪大学、東北大学・早稲田大学等々といった一流大
かし、いわゆるエリートの世界で過ごして来た人間の端くれとして、教育の「正しい方向性」ぐら
いは分かっているつもりです。
学に合格した報告までくれる。そして卒業後何年経っても、「こうなったのも北上田先生のお蔭
です」というお世辞を繰り返してくれるのです。
これこそ、素晴らしい結果です。
しかし。
多くの方のご要望もあり、中学部を作ってからは、「素晴らしい」と言える結果を残しているか
どうかは、正直に言って疑問です。
無論、合格実勢は素晴らしい物でしょう。毎年のように日比谷高校や早稲田本庄高校等、さ
らにはノースウェスト大学等にまで合格者を出している。
でも。
私には、自分の思う「教育」は出来ている手ごたえがありません。
それも、仕方のない事でした。
私の思う「教育」とは、端的に言ってしまうと、「思考習慣の確立」なのです。
それは「習慣」であるため、一朝一夕で身に着く物ではありません。多くの言葉、多くの叱責、
多くの笑い、そういう物の積み重ねの上に、何年もかけてようやく身に着く物なのです。
しかし、生徒が多くなり、講師も多くなった北上田塾では、私が一人一人の生徒と接する時
間が、非常に短くなってしまっていました。
結果的に。
元々優秀な生徒が、有名な学校に合格する。
私は今、確信しています。自分の思う「教育」は、完璧に正しい物であるかどうかは分からな
いが、少なくとも、間違った物ではなかった、と。
「思考習慣」を身につけさせる事を何より優先する。知識はその後の話。そういうスタイルに
対する確信を、再び持てたのです。
2016 年春、北上田塾は原点回帰を行います。
「思考習慣」を身につけさせ、一生の財産にさせる。その為には、一人一人の生徒と接する
「時間」を、より長く取らねばならない。そして一人一人に、より多くの言葉を投げかけ、より多く
の叱責をし、より多く笑わせなければならない。
この春より新しく発足する、北上田塾特進クラスにて、私は全教科を担当し、生徒一人一人
ときっちり接します。そして全員を、全く違うステージへと、全く違う世界へと、導くつもりです。
是非是非、ご期待下さい!
そういう、普通の塾に成り下がってしまっていました。
この一年、私はある一人の小学生の指導について、考え続けました。
その生徒に関しては、(塾の利益にならないにもかかわらず)ほぼマンツーマンに近い形で、
全教科指導を行っていました。
そしてこの生徒は、11 月、12 月の小 6 日能研模試で、続けて全国 2 位の成績をあげました。
模試にカリキュラムのある時期、小 6 夏までの日能研模試ではそれ程の好成績ではなかった
のに、カリキュラムが終了し、全範囲から出題されるようになり、かつ入試も押し迫った時期に
そのような点を取るのですから、入試結果の如何にかかわらず、その生徒は非常に優秀な能
力を身につけた事は疑いないでしょう。
無論、それが全て私のお蔭だと言うつもりはありません。家庭の指導は素晴らしい上に、何
より本人の資質は本当にたぐいまれな物です。国語に関して言えば、確実に小学生時代の私
よりもはるかに上でしょう。
重要なのは、その生徒は、決して「がり勉」ではない、という事です。塾に通う時間にしても、
そして恐らく家庭学習時間に関しても、同じようなレベルの他の小学 6 年生に比べて、おそらく
ずっと少ない。なのに、こういう結果を出すというのは、どういう事か。
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