表紙 - 福井市社会福祉協議会

【発 行】
社会福祉法人 福井市社会福祉協議会
福井 市 ボランティアセンター
No.216
(2015年6月1日発行)
No.163
(2011年2月1日)
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円山小学校の児童(4年生)が「高齢者」について学びました!
5 月 15 日(金)1・2 時間目、円山小学校の 4 年生(72 名)が円山地区社会福祉協議会の方々のご協力を得て、
「高
齢者」について学びました。これは円山地区の敬老事業で、
「住んでてよかった円山地区 小学生との交流事業」と題し、
1 年間を通して小学生(3・4 年生)と高齢者との交流を深めていきます。
この日は、特殊ゴーグル(見えにくくするため)、イアーマフ(聞こえにくくするため)、ひじやひざにサポーター(曲
がりにくくするため)と、手首や足首におもりをつけて、「高齢者」の疑似体験をしました。これらのグッズをつけ
ることによって、身体機能の低下を体感して、高齢者の気持ちを少しでも汲み取れるようになったり、介助するとき
のサポートの方法に気づいたり工夫することを学びました。
この体験で、小さな文字が読みにくい、財布から小銭が出しにくい、階段には手すりがあるとこんなに便利、大き
な声でゆっくり話すとわかりやすい…などと感じて、家庭や地域の高齢者と関わっていくためのコミュニケーション
力を身につけていきました。児童からは、「手を持って歩い
てもらうと安心できるとわかった」「やさしくしようと思っ
た」「案内表示が色によって見えにくかった」「足が上がり
づらくつまずきそうになった」などの感想がありました。
この体験学習を踏まえて、児童は翌週、高齢者について
の講義を受け、6月に円山地区の自治会型デイホームに参
加します。