FuzeSeq™ 抗体 多様な抗体レパートリーの最適化 次世代シークエンシング ファージディスプレイは、多様な自然および合成ライブ ラリから特定の標的に対する親和性を有する抗体を検 出します。サンガー法シークエンシングは、抗体のダウ ンストリーム解析および構造解析のためのファージディ スプレイライブラリのスクリーニングに欠かせません。 しかし、サンガー法シークエンシングは出力が限られ るため、どの抗体レパートリーに対しても低解像度の スナップショットしか提供できません。 次世代シークエンシング( NGS )は、複 雑なシステム の特性化には非常に適していますが、サイズの大きな アンプリコンの処理能力は限られています。GENEWIZ は、ファージディスプレイ抗体ライブラリの次世代シー クエンシングを改良する独自の方法を開発しました。こ の方法は、従来のNGSによるアンプリコンのサイズ制限 を克服し、高分解能の抗体レパートリーデータの提供を 可能にします。 FuzeSeq™抗体シークエンシングはファージディスプレイの インサート技術を改良し、Illuminaで読み取り可能な塩基 長の範囲内で、抗体の重鎖可変領域および軽鎖可変領域 ペアのシークエンシングを可能としました。FuzeSeq™は、 サンガー法シークエンシングと比べて100万倍のカバレッジ で抗体ライブラリをシークエンシングし、多様なライブラリ からの検出が困難なエピトープに対して高い親和性を有す る抗体の検出を可能にします。さらに、FuzeSeq™によって シークエンス前のライブラリの質と多様性を確保すること ができます。また、従来のシークエンシング法ではパンニン グを複数ラウンド繰り返す必要があることから生じていた 特有の増幅バイアスを制限します。 特徴とメリット 従来のNGS 従来のNGS シークエンシング バイオパニングのラウンドを 最小化することによって、 対 VHおよび VL領域ペアを分析し、 高品質かつ多量のデータを作成 VL VH VH VL 抗体のワークフローを効率化 頻度の低い サンガー法シークエンシングに 補性決定領域(CDR)の 比べて抗体ライブラリのより深い 検出が可能 カバレッジが可能 包括的なバイオインフォマティクスソリューションを 提供しています GENEWIZ国内お問い合わせ窓口: 技術的なご質問はジーンウィズ・ジャパン プロジェクトマネージメントチームまでご相談ください。 専門科学者による専任チームがお客様のプロジェクトのご相談を承ります。 www.genewiz.jp/public/index.aspx 従来のNGSの インサート長の 限界を克服 ジーンウィズ・ジャパンプロジェクト マネージメントチーム [email protected] FuzeSeq™ 抗体 FuzeSeq™は、より短いインサートを生成する ための独自の方法を使用し、NGSのデータの 質と出力を大幅に向上しました。 Fuze VH C VL VL VH VH C C データの質 および 出力の向上 VL 短い インサート C 従来のNGS VH C VL インビトロ セレクション および/またはナイーブ 抗体ライブラリ VL VH 長い インサート VH 重鎖可変領域 VL 軽鎖可変領域 C 定常領域 FuzeSeq™ 抗体リンカー配列 FuzeSeq™ 抗体 RAWデータの量 データの質 フィルター後の 全配列VH-VLの ペアリング 頻度の低いCDR の検出 Illumina プラットフォーム による従来のNGS + + + _ + + サンガー法 シークエンシング _ コスト (米ドル) コスト (米ドル) FuzeSeq™抗体の利点 ファージライブラリの数 100000000 10000000 1000000 + ファージライブラリの数 100000000 100000 10000000 10000 1000000 1000 100000 10010000 _ + _ 10 1 1000 100 10 1 _ ファージライブラリの数 ファージライブラリの数 FuzeSeq™抗体 FuzeSeq™抗体 サンガー法シークエンシング サンガー法シークエンシング (1ライブラリあたり 384 のコロニーをスク リーニング) (1ライブラリあたり384 のコロニーをスク リーニング) サンガー法シークエンシング サンガー法シークエンシング (1ライブラリあたり96のコロニーをスクリーニング) (1ライブラリあたり 96のコロニーをスクリーニング) サンプルの提出 成果物 • ファージミドベクターDNA • 重鎖可変領域および軽鎖可変 領域を含むアンプリコン RAWデータ バイオインフォマティクスレポート: FASTQ • VH/VLペア、CDR検出と豊富な分析 • VH/VLペア、CDR長の分布とクラスター分析 • カスタムレポート GENEWIZ国内お問い合わせ窓口: 技術的なご質問はジーンウィズ・ジャパン プロジェクトマネージメントチームまでご相談ください。 専門科学者による専任チームがお客様のプロジェクトのご相談を承ります。 www.genewiz.jp/public/index.aspx ジーンウィズ・ジャパンプロジェクト マネージメントチーム [email protected]
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