営農技術情報 畑 作 [大 豆] - - 平成27年 7月29日発行 上川農業改良普及センター名寄支所 ℡01654-2-4524 JA道北なよろ ℡01655-3-2521 マメシンクイガが発生し始めています! フェロモントラップによる成虫捕獲頭数は下表のとおりです。現在の発生はごく わずかですが、大豆は開花期に達していますので莢伸長状況を確認し、防除を開始 しましょう。 マメシンクイガ成虫の捕獲頭数 (7月15日設置) 設置場所 7月21日 7月28日 豊 里 4 3 中 央 1 0 西風連 1 1 智恵文 0 3 マメシンクイガの産卵は大豆の莢長が2~3cmとなる頃(莢伸長始)より始まりま す。莢伸長始に達し、フェロモントラップに成虫の捕獲を確認した6日後頃が1回目 の防除適期となります。 マメシンクイガの防除 ★成虫および莢伸長始の両方が認められてから6日後を目処に防除を開始する。 【1回目】 ・防除時期:成虫および莢伸長始の両方が認められてから6日後 ・散布薬剤:合成ピレスロイド剤 【2回目】 ・防除時期:1回目防除の7~10 日後。 ・散布薬剤:有機リン剤 ※株元や莢に薬剤が十分にかかるように散布する。 【マメシンクイガの防除薬剤例】 散布時期 薬剤名 系統名 使用倍率 使用時期 使用回数 1 回目 ゲットアウト WDG トレボン乳剤 プレバソンフロアブル5 合ピレ 合ピレ ジアミド 3,000 倍 1,000 倍 4,000 倍 7 日前 14 日前 7 日前 3回 2回 2回 2 回目 トクチオン乳剤 エルサン乳剤 サイアノックス乳剤 有機リン 有機リン 有機リン 1,000 倍 1,000 倍 1,000 倍 30 日前 7 日前 7 日前 3回 2回 2回 農薬は散布前に必ず登録内容を確認の上、使用してください。
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